大手転職エージェント「リクルートエージェント」について、特徴や登録方法、どんな人の転職活動に向いているのか?など、気になる情報をまとめました。
転職活動を円滑にすすめるためには、自分に合った転職エージェントを選ぶことが重要です。
自分に合う転職エージェントを見つけるために、登録前に情報を確認しておきましょう!
リクルートエージェント3つの特徴
(1)圧倒的な求人数
2020年11月03日現在、公開求人100,898件 / 非公開求人111,635件もの求人掲載があります。
この求人掲載数は、転職Doで紹介している転職エージェントの中でも最多です。
リクルートエージェントでは、営業・販売系の総合職やエンジニア系の専門職まで、幅広い求人を扱っています。求職者は、豊富な求人から、あなたの希望に合う企業を見つけることができます。
(2)転職支援実績No.1
リクルートエージェントは、厚生労働省調査「人材サービス総合サイトにおける無期雇用および4ヵ月以上の有期雇用の合計人数」において、2019年度実績でNo.1を獲得しています。
※詳細のデータはこの記事の下部で解説しています。
この調査から、求人掲載数が多いだけではなく、転職サポート力も備えるサービスであることが読み取れます。
(3)転職成功のための独自サービスが充実
求人票のチェックや選考の進捗管理ができる「Personal Desktop」の評判が高いです。
Personal Desktopにはスマートフォン専用のアプリもあり、外出先で求人チェックやメールの対応が可能となります。
職務経歴書をお手軽に作成することができる「職務経歴書エディター」も利用できます。
さらに、面接の通過率を高める「面接力向上セミナー」も随時開催中。手厚いサポートが人気の転職エージェントです。
リクルートエージェントを利用すべき人の特徴
ここでは、リクルートエージェントの利用が向いている人の特徴を解説します。
たくさんの求人票から自分に合う企業を見つけたい方
リクルートエージェント最大の特徴は「求人数がとにかく多いこと」。
初回の面談から大量の求人票を紹介するのがリクルートエージェントの転職支援スタイルです。
その中には有名・大手企業の求人も含まれています。
リクルートエージェントは、公開・非公開を合わせ20万件近い求人票を保有しています。
求人票が多いということは、その分自分に合う企業を探す手間が増えるということです。幅広い可能性から、じっくり企業を選定して転職活動を行いたい方には向いています。
手厚いサポートを受けながら転職活動したい方
リクルートエージェントは、転職活動が初めての方でも安心のサポートを提供しています。
初回の面談では、転職活動の進め方などを話してくれますし、不安なことがあれば相談しちゃっても構いません。
転職活動そのもの以外にも、家族ブロックや退職交渉についてなど不安なことを相談しても構いません。
キャリアアドバイザーが親身になってあなたの転職活動に寄り添ってくれます。
その後は書類作成のサポートや面接対策、企業とのやり取りも間を取りもってくれたりと、何から何まで手厚いサポートを行ってもらえるので、初めての転職活動でも安心して進められます。
筆者が実際に初回面談サポートを受けたレポートや感想を掲載しています。
面談の内容や会話内容が気になる方はぜひご覧ください。
3ヶ月以内に転職したい方
リクルートエージェントはサポートに3ヶ月の制限を設けています。
リクルートエージェントのサービスはいつまで受けられる?
リクルートエージェントの転職支援サービスの提供期間は、面談から転職先が決まるまでの約3カ月を目安としています。約3カ月を目安にしている背景のひとつに、実際に多くの方が約3カ月程度で転職先を決定していることが挙げられます。
ただしこれはあくまで目安であり、ご本人の置かれている立場や求人の状況によってはこの限りではありません。
リクルートエージェントでは、転職を希望している方の目標にできるだけ沿ってサービスを提供しています。サービスを受けるにあたり、ご不明な点や不安をお持ちの方は、ぜひキャリアアドバイザーにご相談ください。
(引用元:転職エージェントの登録時期 | リクルートエージェント)
最後の記述にある通り、転職者の希望に沿ってサービス提供をしているので「頑張っても3ヶ月で転職を決められなかった…」という方は、3ヶ月目以降もサポートしてもらえますのでご安心ください。
ただし、キャリアアドバイザーにはこまめに連絡・相談をするようにしましょう。転職活動を全く行わない場合、サポートが早く打ち切られることもあります。
リクルートエージェントをオススメできない人の特徴と解決策
第二新卒やフリーター、就業経験がない人
就業経験がない方や第二新卒にあたる方の場合、別の転職エージェントを利用することをオススメします。
リクルートエージェントは、一定の経験を積んだビジネスパーソンを対象としたサポートを得意とするエージェントです。
そのため未経験が応募できる求人票が少なく、キャリアアドバイザーから紹介される求人票も限られてしまいます。
実際にフリーターの方が利用した際の口コミでは、面談すらしてもらえなかったという話もありました。
フリーターや第二新卒の方、未経験職を志望する方には、専用の転職エージェントがあります。
フリーター歓迎、未経験OKの転職エージェント「ハタラクティブ」
掲載している企業はフリーターを歓迎、未経験OKの企業のみの転職エージェントが「ハタラクティブ」です。
ハタラクティブの解説記事はこちらからご覧ください。
第二新卒特化型エージェント「マイナビジョブ20's(トゥエンティーズ)」
大手マイナビグループの第二新卒特化型エージェントが「マイナビジョブ20's(トゥエンティーズ)」です。
マイナビジョブ20's(トゥエンティーズ)の解説記事はこちらからご覧ください。
今すぐに転職活動をする予定の無い方はまだ登録しないように
リクルートエージェントのサポート期間は3ヶ月間しかないため、情報収集中の方や、3ヶ月以内に転職しようと思っていない方はまだ登録しない方が良いと思います。
サポート自体は受けられますが、キャリアアドバイザーから急かされたり、動きが鈍くなるとサポートが打ち切られてしまう可能性があるからです。
「今すぐに転職したい」というわけではない方は、まずは転職サイトを利用してみてはいかがでしょうか。
リクルート系列には、人気No.1の転職サイト、「リクナビNEXT」があります。
情報収集や求人票を見るだけなら転職サイトが適しています。
リクナビNEXTの解説記事はこちらからご覧ください。
キャリアアドバイザーに連絡しない日が続くと、最短1ヶ月ほどで担当から外れてしまいます。
(これは他の転職者もサポートしているため、仕方のないことですが…。)
再開する場合は、再度面談を行う必要があり、場合によっては拒否される可能性があります。
もし再開できても、担当のキャリアアドバイザーも変わってしまうため、今まで話していた内容も再度話す必要が出てしまいます。
実質的に転職活動が振り出しに戻ることとなってしまうので、登録のタイミングには気をつけましょう。
リクルートエージェントはどんな職種の求人が多い?
2020年10月現在、リクルートエージェントにログイン後検索できる職種別求人数を確認しました。
職種 | 求人掲載数 |
---|---|
営業 | 87,248件 |
SE | 20,687件 |
インターネット専門職(Webエンジニア含む) | 7,388件 |
建設エンジニア | 11,188件 |
マーケティング | 2,621件 |
経営企画・事業企画・業務企画 | 3,954件 |
機械エンジニア | 7,693件 |
電気エンジニア | 5,354件 |
化学エンジニア | 791件 |
メディカルエンジニア | 1,266件 |
組込・制御ソフトウエア開発エンジニア | 2,750件 |
経理・財務 | 3,328件 |
人事 | 1,894件 |
法務・知財 | 1,037件 |
内部監査・内部統制 | 233件 |
総務・広報 | 1,066件 |
金融専門職 | 739件 |
不動産専門職 | 1,460件 |
流通専門職 | 277件 |
資材購買・物流・貿易 | 1,255件 |
接客・販売・店長・コールセンター | 3,827件 |
オフィスワーク事務職 | 1,183件 |
デザイナー | 540件 |
制作・編集・ライター | 393件 |
翻訳通訳・テクニカルライター・教材開発 | 69件 |
品質管理・品質保証/認証・品質分析 | 1,490件 |
生産管理・生産管理コンサルタント | 653件 |
食品エンジニア | 213件 |
医療技術者 | 579件 |
光学設計 | 579件 |
生産ライン・土木建設作業者 | 627件 |
その他研究(コンサルタント含む) | 233件 |
その他サービス従事者 | 685件 |
特に営業、SE、建設エンジニアの3つが多くなっています。
それ以外の職種も、他の転職サービスに比べると求人掲載数は圧倒的に多いです。
転職エージェントはなぜ無料で利用できる?人材サービス業の背景
リクルートエージェントをはじめとした転職エージェントは、無料で利用することができます。それはなぜなのでしょうか。まずは転職エージェントのビジネスモデルについて解説します。
転職エージェントのビジネスモデル
「転職エージェント」と言われているサービスは、人材サービス産業の事業形態の中では「職業紹介会社」に当たります。
(引用元:2020年の労働市場と人材サービス産業の役割 - 人材サービス産業の近未来を考える会)
職業紹介会社は、求人企業と転職希望者の間に、キャリアコンサルタントが介在することに特徴があります。そのため、転職希望者が気づいていないような、スキルや能力を生かせる求人の紹介も行われることもあります。その結果リクルートワークス研究所が行った「ホワイトカラー正社員の転職プロセス調査2010」によれば、紹介会社を利用したことで「希望条件にあった求人がみつかった」と回答した転職者の約4割が、「意外性のある求人案件がみつかった」と回答しています。
一方で、インテリジェンスが2007年に行った調査では、8割以上の紹介会社を利用する企業が「質の高い人材が採用できる」という回答をしました。その理由は、求人企業に就業希望者を紹介する際も、就業希望者の意欲や組織風土との相性、入社後に想定されるキャリアパスと就業希望者のキャリア志向の合致度など、職種経験や学歴などの募集要件にとどまらないスクリーニングによってマッチングの精度を高めていることにあります。
(参考:2020年の労働市場と人材サービス産業の役割 - 人材サービス産業の近未来を考える会)
なぜ無料で利用できるのか?
転職エージェントが無料で利用できるのは、「企業からの成功報酬」で成り立っているからです。
これは企業に人材が入社した時点で「企業→転職エージェント」に支払われる報酬のことです。
企業と転職エージェントのやりとりは、以下のような流れになっています。
(参考:転職エージェントは「企業からの報酬」で成り立っている - 転職サイトや転職エージェントはどうして無料なの?転職サービスのビジネスモデルとは(内部リンク))
人材サービス産業の市場規模
今や人材サービス産業の市場規模は、電力や鉄道に次ぐ規模になっています。
(引用元:2020年の労働市場と人材サービス産業の役割 - 人材サービス産業の近未来を考える会)
転職希望者数の推移は明らかに増加傾向にあり、今後も人材サービスのニーズは上がっていくと予想されています。
(引用元:増加傾向が続く転職者の状況 ~ 2019 年の転職者数は過去最多 ~ - 総務省統計局)
転職者数の推移は2019年に過去最多の351万人となっており、男女ともに増加傾向にあることがわかります。
さらに、「より良い条件の仕事を探すため」に前職を離職した転職者が増加しているとの情報もあります。
(引用元:増加傾向が続く転職者の状況 ~ 2019 年の転職者数は過去最多 ~ - 総務省統計局)
「より良い条件の仕事を探すため」で離職、転職活動を行う方が増加しているため、今後も人材サービス産業における転職エージェントの需要はより一層高まっていくと予想されます。
リクルートエージェントの登録方法
「リクルートエージェント公式サイト」にアクセスします。
右上の「転職支援サービスに申し込む(無料)」ボタンを押します。
必要事項を記入し、次へ進んでいきます。
最後のリクナビNEXTのスカウトサービスは任意ですが、登録しておくことをおすすめします。
(※スカウトサービスに登録することで、あなたにピッタリの求人が見つかる可能性が広がります!)
これで登録は完了となります。
リクルートエージェント登録後の流れは?
リクルートエージェント登録後から、転職活動終了までの流れを説明します。
面談
登録後、下記画像のメールが届きます。
記載のURLより、キャリアアドバイザーとの面談予約を行います。
筆者が面談を受けた際は、リクルートエージェントの本社ビルにお伺いしましたが、現在は電話・Webでの面談も可能です。
希望する日時を入力し、面談予約を行いましょう。
実際の初回面談の様子はこちらでレポートしています。ご参考になれば幸いです。
求人紹介
面談時に伝えた希望条件を元に、キャリアアドバイザーがあなたに合った求人票が渡されます。
私の場合は事前に希望する職種等を入力していたため、初回面談時にものすごい量の求人票を頂きました。
面談後も新規求人などの情報が随時送られてきており、求人数の多さを体感しました。
たくさんの求人票が送られてきます。より良い求人票を見つけるためにも、こまめに確認しましょう。
書類作成・面接対策
応募企業が決まったら書類の作成、面接対策に入ります。
リクルートエージェントでは、採用担当者が思わず読みたくなるような職務経歴書の書き方や、「採用したい!」と思わせる面接テクニックなどのサポートが受けられます。
個別でのアドバイスの他、面接成功のノウハウが詰まった「面接力向上セミナー」も開催しています。
応募・書類選考・面接
応募はリクルートエージェントを通して行います。
書類の提出もキャリアアドバイザーに行い、キャリアアドバイザー経由で企業に送られることになります。
書類選考に通過すると、いよいよ面接です。
面接日程の調整は、キャリアアドバイザーに希望する日時を伝えるのみでOKです。
日程に無理のない形で選考を進めることが可能となります。
リクルートエージェントでは転職活動の専用ページ(Personal desktop)で、応募企業の進捗管理や応募の意思確認の連絡も簡単に行うことができます。
内定~入社まで
無事に内定が決まると、最後の調整に入ります。
内定が決まった後、入社日の調整や円満退社するための手続きに関するアドバイスなども行ってもらえます。
内定先の人事担当者には直接言い出しづらい年収や待遇の交渉、入社日の調整もキャリアアドバイザーにすべてお任せできるので、自分は退職に向けた社内調整を行うことに集中できます。
以上が転職活動の一連の流れになります。
リクルートエージェント利用時のコツ・注意点
リクルートエージェントを利用する際のコツと注意点を解説します。
面談前に職務経歴書を完成させない
職務経歴書は1人で完全に書ききってしまうのではなく、キャリアアドバイザーと一緒に完成させましょう。
事前に管理画面から入力しておくと面談がスムーズに進むことは間違いありませんが、すべて完成させてしまうと、その経歴を元に大量の求人票が渡され、選別するのに一苦労です。
あなたの経歴を元に出力されているため、希望よりも経歴に近い企業が紹介されている可能性が高いです。
実際に筆者が初回面談の前に職務経歴書を完成させてしまった時は、とても分厚い印刷された求人票を渡されることになりました。
更に、もう一つ別の理由があります。
これは直接キャリアアドバイザーの方から聞いた話ですが、最初から職務経歴書を完璧に完成させられる人はほとんどいないそうです。
(それほど企業の選考に通るレベルの職務経歴書を作成することが難しいということですね。)
職務経歴書はある程度必要な情報を入力するだけにして、面談時に職務経歴書の書き方のアドバイスを聞きつつ、一緒に完成させていきましょう。
希望する条件はハッキリさせておく
初回面談の際に自分の希望する条件をハッキリと伝えましょう。
リクルートエージェントによくある評判の1つとして、「自分の希望通りの求人が紹介されなかった」という口コミがあります。
これは初回面談で自分の希望を明確に出来ていない、または話せていないことから起きてしまう事象です。
面談前に自分の中で希望条件を明確にし、初回面談の際にハッキリと伝えることを意識しましょう。
それでも合わない場合はキャリアアドバイザーを変える
ここまで行った上で、それでも希望する求人票がまったく来ない場合はキャリアアドバイザー変更の申請をしましょう。
キャリアアドバイザーの変更自体はよくあることなので、気にせず変更申請を行ってしまって大丈夫です。
転職を成功させる秘訣の1つに、「相性の良いキャリアアドバイザーと転職活動を行う」というのがあります。
あなたの人生がかかっている転職活動なので、相性の良いキャリアアドバイザーが見つかるまで根気強く粘りましょう。
連絡はこまめに取る
連絡が遅れたり、連絡をしなくなってしまったりすると、キャリアアドバイザーのあなたに対する優先度も下がってしまいます。
サポートを積極的に行ってもらえなくなり、求人票も志望度が低いものしか届かなくなります。
忙しくてもその旨を伝え、連絡だけはこまめにとるようにしましょう。
リクルートエージェントの利用者数は?どんな人が転職に成功しているの?
リクルートエージェントから、転職を実現した方は累積37万名以上にのぼり、2015年度のデータでは約3万人の方が転職を実現させています。
リクルートエージェントで転職した人が多い職種は?
(引用元:転職実績データ - リクルートエージェント)
最も多い職種は営業(26.8%)で、続いてIT・通信系エンジニア(14.2%)、事務系スペシャリスト(12.9%)となっています。
これは、リクルートエージェント経由での転職に適している職種を表したものとも捉えられます。
自分の希望する職種の比率が少ない場合は、その職種を得意とする転職エージェントや、専門的な転職エージェントに登録したほうがいいでしょう。
リクルートエージェントで転職した人の年齢は?
(引用元:転職実績データ - リクルートエージェント)
26歳~35歳で転職に成功する方が全体の約7割を占めています。
25歳以下の方は、26歳~35歳と比べ1/3程度です。
25歳以下の方は、第二新卒専門の転職エージェントを利用した方が成功率が高いでしょう。
36歳以上はハイクラスになる場合が多く、年収UPを目指す方はハイクラス専門の転職エージェントを利用しましょう。
リクルートエージェントで年収UPした人の割合は?
(引用元:転職実績データ - リクルートエージェント)
リクルートエージェントを利用した62.7%の方が年収UPに成功しています。
リクルートエージェントの評判は?実際に利用するとどんな感じ?
リクルートエージェントの評判や実際に利用した体験談も記事にまとめました。
評判についてはこちらの記事を
体験談についてはこちらの記事をご覧ください。
「リクルートエージェント」だとなかなか動けない…という方は、キャリアアドバイザーから積極的な連絡をもらえる「doda(デューダ)」もおすすめです。
「doda(デューダ)」も実際に使用してみた記事を書いておりますので、ぜひ一度ご覧ください。
リクルートエージェントと他の転職サービスの比較
取り扱っている求人が総合型の転職サービスで、
- 経験者(即戦力)or未経験
- 手厚いサポートor自分のペースで動きたい
の2軸で比較してみました。
リクルートエージェントは経験者向けで、手厚いサポートが特徴の転職エージェントです。
リクルートエージェントを利用して、もう少し○○したいと思った方は他の転職エージェントとの併用してみてはいかがでしょうか。
タイプ別のオススメをご紹介いたしますので、どんなサービスなのか気になる方は解説記事を読んでみてくださいね。
リクルートエージェントと同等のサポートを受けつつ、ハイクラス求人を求める方
同様の求人掲載があり、自分のペースで転職活動を行いたい方
→doda
手厚いサポートを受けながら未経験職種への応募を行いたい方
→マイナビジョブ20's(トゥエンティーズ)、ハタラクティブ
自分のペースで転職活動したい、求人掲載も未経験向けが欲しい方
1つの転職エージェントのみではそのサービスの良し悪しはわからないと思います。
自分に合った転職サービスを見つけられるよう、様々な転職サービスを利用してみることをオススメします。
転職サービスでどれぐらいの人が転職に成功している?
厚生労働省の「人材サービス総合サイト」の職業紹介事業検索より、平成29年度~31年度の無期雇用および4ヵ月以上の有期雇用の合計人数を調べました。
代表的なサービス (会社名) |
平成29年度 転職者数 |
平成30年度 転職者数 |
平成31年度 転職者数 |
累計 |
---|---|---|---|---|
リクルートエージェント、リクナビNEXT (株式会社リクルート) |
42,725人 | 52,435人 | 57,617人 | 152,777人 |
doda (パーソルキャリア株式会社) |
33,041人 | 34,379人 | 36,886人 | 104,306人 |
ナース専科、ナース人材バンク (株式会社エス・エム・エスキャリア) |
20,621人 | 26,489人 | 31,322人 | 78,432人 |
薬剤師WORKER、保育士WORKER (株式会社ティスメ) |
9,220人 | 13,798人 | 19,814人 | 42,832人 |
パソナキャリア (株式会社パソナ) |
16,449人 | 15,055人 | 11,249人 | 42,753人 |
マイナビエージェント、マイナビ転職 (株式会社マイナビ) |
11,013人 | 12,808人 | 18,178人 | 41,999人 |
転職サービスを利用して転職した人の定着率は?
同サイトでは離職者数も公開しています。
サービス別の離職率についてもまとめてみました。
無期雇用の人数と無期雇用のうち6ヶ月以内離職者数で離職率を算出しています。
※無期雇用の人数が表示されていない場合、全ての人数から算出しています。
※離職人数が表示されていない場合、表記無しとしています。
代表的なサービス (会社名) |
平成29年度 離職者数 |
離職率 |
平成30年度 離職者数 |
離職率 |
平成31年度 離職者数 |
離職率 |
---|---|---|---|---|---|---|
リクルートエージェント、リクナビNEXT (株式会社リクルート) |
- 人 | - % | 2,430人 | 4.6% | 3,168人 | 5.5% |
doda (パーソルキャリア株式会社) |
- 人 | - % | 2,249人 | 7.3% | - 人 | - % |
ナース専科、ナース人材バンク (株式会社エス・エム・エスキャリア) |
- 人 | - % | 4,613人 | 17.4% | - 人 | - % |
薬剤師WORKER、保育士WORKER (株式会社ティスメ) |
- 人 | - % | 1,739人 | 12.6% | 1,916人 | 9.7% |
パソナキャリア (株式会社パソナ) |
- 人 | - % | 1,063人 | 10.6% | - 人 | - % |
マイナビエージェント、マイナビ転職 (株式会社マイナビ) |
- 人 | - % | 606人 | 5.9% | - 人 | - % |
考察
株式会社エス・エム・エスキャリアと株式会社ティスメは専門職特化型サービスで、取り扱っている職種も入れ替わりの激しい職種のため、離職率が高まる傾向にあります。
(参照:産業別入職・離職状況 - 厚生労働省)
ここで離職率の指標として、厚生労働省「平成29年上半期雇用動向調査結果の概要」より、こちらのグラフをご覧ください。
(引用元:入職率・離職率の推移(各年上半期) - 厚生労働省)
離職率の平均が8.5%となっているので、平均以下だと転職者と企業のミスマッチが少ないサービスとして安心したサービスを提供しているものと考えられると思います。
リクルートエージェント
リクルートエージェントのココがおすすめ
圧倒的な求人数
常時30万件以上の求人を掲載。求人数が多いので地方にも強い。
利用者の口コミ
- 34歳 男性
最大手だけあって面談にいくといきなりすごい量の求人票を提出されます。
- 28歳 女性
やっぱり求人数は魅力的。地方にも営業所があって対応が良いのは他と違うところ。
- 30歳 男性
求人票はたくさんいただけるのですが数が多すぎて、吟味するのに少し時間がかかりました。