人事のキャリアアップにおすすめの転職サイト・転職エージェント


ライター:奥野 佑樹
【PR】記事内に商品・サービスのプロモーションを含みます。

人事としてご経験を積んできた方は、採用担当として、転職エージェントサービスを企業側として利用したご経験もあるのでは?

今回はそんな人事の方が、転職エージェントに「求職者側」になった際に登録すべきエージェントについて解説します。

 

【結論】人事におすすめの転職エージェント

結論から言うと、リクルートエージェント+1社を利用して転職すると、各エージェントの特性を最大限に活かした転職活動を進められます。

表にすると以下の通りです。

活かしたい経験 1社目 2社目
a)労務管理 リクルートエージェント
転職SYNCA
doda
b)採用/教育 MS-Japan(日系)
ビズリーチ(外資)
c)制度設計/組織作り ビズリーチ
d)未経験 マイナビジョブ20’s

※表の解説を読みたい方はこちらをクリック

人事が転職エージェントを利用すべき理由

一定規模以上の企業であれば、かならず置かれている人事職。転職市場でも、需要は安定しており、転職サイトでも公開求人を見つけられます。

また、人事のなかでも採用業務に携わってきた方は、「採用する側」の気持ちや動きを理解しており、自分のやり方で選考を受けられる方もいらっしゃるでしょう。

人事の方にとって、転職エージェントを利用する本質的なメリットは何でしょうか?

人事が転職エージェントを利用するメリット2つ

(1)解像度の高い転職活動をすすめられる

転職エージェントのを利用する1つ目のメリットは、1枚の求人票に対して、より深堀りした情報をあつめられることです。

一般的に、転職サイトの求人からは、本質的にどんな役割を求められているか、見えてこないことがあります。

転職サイトと転職エージェントの情報量の差

本来、戦略人事をやりたい方が、「人事業務全般」と書いてある求人に応募し、面接でよく話を聞いたところ、労務管理と単純作業をこなせる人材が求められていた…という悲しいミスマッチも起きがちです。

一方転職エージェントでは、1枚の求人票に書かれている情報密度が濃いため、その企業が中途採用者に何を求めているかがわかります。

リクルートエージェントなら、求人票の他に「AGENT REPORT」という書類があって、独自の企業分析、業界トレンド、おすすめポイントなど背景情報の情報提供を受けられますよ。

(2)採用に対して前向きな企業/業界を教えてくれること

転職エージェントを利用する2つ目のメリットは、企業だけではなく、産業別の情報を入手できることです。

私が以前転職エージェントに登録していたとき、「コロナショックの影響で中途採用を控えた業界」「逆に採用に力を入れた業界/企業」についての情報を詳しく教えてくれました。

市場トレンド情報の提供

汎用性の高いスキルをお持ちの人事の方は、「同じ仕事をするなら、なるべく労働環境に余裕があって、待遇の良い業界、会社で働きたい」というお考えがあると思います。

その点、転職エージェントでは、採用マーケットを把握していていますから、不景気下でも採用を継続している企業について教えてくれます。

転職エージェントは2社利用するのがおすすめ

転職エージェントは同時に2社利用することをおすすめします。

理由は、

  • レジュメの完成度を極限まで高められるから
  • エージェントの担当者、求人傾向との相性があるから

この2つです。

ちなみに3つ以上の転職エージェントとお付き合いすると、単純に面談量/作業量/見るべき求人量がぐっと増えて忙しくなるため、状況を考えながら進めていきましょう。

1社目はリクルートエージェント

どのようなご経歴の方にもおすすめなのは、リクルートエージェントです。

リクルートエージェント


リクルートエージェント

リクルートエージェントのココがおすすめ

圧倒的な求人数

常時30万件以上の求人を掲載。求人数が多いので地方にも強い。

利用者の口コミ

34歳 男性

最大手だけあって面談にいくといきなりすごい量の求人票を提出されます。

28歳女性

やっぱり求人数は魅力的。地方にも営業所があって対応が良いのは他と違うところ。

30歳男性

求人票はたくさんいただけるのですが数が多すぎて、吟味するのに少し時間がかかりました。

 


 

リクルートエージェントは、リクルート社のブランド力により、大企業/上場企業からスタートアップ企業までさまざまな求人を扱っています。

首都圏はもちろん、地方求人も充実しています。求人の網羅性の高さでは、日本トップクラスです。

リクルートエージェントは、キャリアアドバイザーの質がまちまちですが、仕組みがかなり安定しているため、情報収集としてサービスを利用するのに価値があります。

たとえば、企業への営業担当者による独自の「AGENT REPORT」から、求人票だけではわからない、さらに一歩深堀した情報がわかり、応募する前に社風やカルチャーについてわかります。

さらに、個人管理画面の「Personal Desktop」からは、自分で求人を検索して見られる機能があるところもポイントです。その画面も、大手系エージェントのなかでは一番見やすく、探しやすいと評判です。

リクルートエージェントなら、人事の方に人気の、労働環境に余裕があるメーカー、商社の求人も見つけられますよ。

「リクルートエージェント」公式サイトへ

2社目は「経験」で選ぶ

2社目のエージェントは、これまでのあなたの経験や、今後伸ばしていきたいスキルで選びましょう。

以下の表をご覧ください。

業務経験 選ぶべきエージェント
a)労務の経験あり doda
b)採用業務の経験あり MS-Japan(日系)
ビズリーチ(外資)
c)組織・制度作りの経験あり ビズリーチ
d)未経験 マイナビジョブ20’s

こちらは、転職Doオリジナルの考え方で、人事としての業務経験からあなたが登録すべきべきエージェントの方向性をまとめたものです。

a)労務の経験あり

労務の経験を活かしていきたい方は、dodaが方向性として合っています。

doda


doda

dodaのココがおすすめ

国内最高峰のエージェントであり、レジュメバンク。

「オファー待ち」も「キャリアカウンセリング」も選べる転職活動。登録するだけで有名外資系企業からオファーが届く事も。

利用者の口コミ

33歳 男性

外資のリクルーターがダイレクトソーシングに利用していたようでオファーを受けた。見られることを意識してレジュメはしっかり登録すべきかと思います。

31歳 男性

求人の数が多く、かなり高年収のものもあった。職務経歴書の添削を受ける事もできるのが良い。

27歳 女性

エージェントサービスを利用しました。キャリアアドバイザーとLINEで手軽に連絡取れるのはよかったです。

 


 

dodaは老舗人材サービス会社、パーソルキャリアによる大手系転職エージェントです。

労務管理のご経験を今後活かしたい方が会社選びをするポイントは2つです。

  1. なるべく労働環境に余裕のあるメーカー、商社を選ぶ
  2. 単純作業をアウトソーシングしている会社を選ぶ

理由は、労働環境に余裕がないと、数千人もの給与管理を数名で回しながら退職者のトラブル対応をしながら法令改正にも対応する…という余裕がないスケジュールになりがちだからです。
※人事部門を「コスト」と見ている業界だとそのようになりがち。

dodaであれば、大手、一部上場企業をはじめとした求人の取扱いがあるので、人事担当者として安定した環境でステップアップできますよ。

「doda」公式サイトへ

b)採用業務の経験あり

転職先で、採用担当としてのスキルを発揮したい方は、2つの方向性があります。

1つ目は「日系大手企業で採用担当者として安定する方向性」
2つ目は「外資企業のリクルーターとしてキャリア&年収アップする方向性」

前者の場合はMS-Japan、後者の場合はビズリーチがおすすめです。

MS-Japan

MS-Japan

MS-Japanは、管理部門と士業特化型エージェントとして25年間の実績があり、決定率No.1に選ばれている転職サービスです。

MS-Japanは、これまで人事・採用担当を含む管理部門への転職を成功させた人、失敗した人も多く見てきています。また、採用担当の方が抱えがちなお悩みもよく理解していて、カルチャーの合う会社を提案してくれますよ。

「MS-Japan」公式サイトへ

ビズリーチ


ビズリーチ

外資系企業のリクルーターとしてキャリアを形成したい方におすすめなのは、ビズリーチです。

ビズリーチは、転職サイト、転職エージェント、スカウトの3つの機能を兼ね備えたハイクラス向けの転職エージェントです。

従来、日系企業の採用活動待ちの採用活動が多いなか、大手外資系企業では、企業側が転職サービスにあるレジュメバンクを活用して候補者に直接声をかける「ダイレクトリクルーティング」という手法を採用しています。

そのレジュメバンクとして使われているのは、日本ではdodaとビズリーチと言われています。

ビズリーチであれば、大手外資系の採用担当の求人に出会える確率がUPしますよ。

「ビズリーチ」公式サイトへ

c)組織・制度作りの経験あり

組織・制度作りは、人事業務のなかでも専門性の高いスキルです。転職活動の進め方次第では、大手/優良企業の戦略人事担当者など、1つ上のレイヤーへの転職を叶えることができます。

そんな方におすすめなのは、ハイクラス転職に強みがあるビズリーチです。

ビズリーチ


ビズリーチ

ビズリーチは、転職サイト、転職エージェント、スカウトの3つの機能を兼ね備えた転職サービスです。日本の転職サービスとして唯一、候補者、求人票、ヘッドハンターの3者へ審査を設けています。

ビズリーチに登録すれば、審査を通過した質の高いヘッドハンターと、二人三脚で転職を進められますよ。

「ビズリーチ」公式サイトへ

d)人事未経験

これから人事のお仕事に挑戦したい方におすすめのエージェントは、マイナビジョブ20’sです。

マイナビジョブ20's


マイナビジョブ20’s

マイナビジョブ20'sは、マイナビエージェントの20代や第二新卒枠向けの専門部隊です。

人事職は人気の高い職種です。

未経験からキャリアチェンジを目指す場合、人事兼総務部門を置いている中小企業への転職が、現実的なラインになってくるかと思います(それでも競争が激しいです)

マイナビジョブ20'sでは、未経験OKの求人票も多く取り扱っていますから、あなたの話をよく聞いたうえで、マッチングしてくれますよ。

「マイナビジョブ20's」公式サイトへ

人事転職におすすめのメディア

ここからは、人事担当者の方が、トレンドをチェックできるメディアを紹介します。

日本の人事部

日本の人事部

https://jinjibu.jp/

経営者、人事担当者、管理職をはじめとする全国のビジネスパーソンと、
HR(Human Resources)に関連するサービスや
ソリューションを提供する企業をつなぎ、
良質な情報を提供する日本最大のHRネットワークです。

(引用元:はじめての日本の人事部 - 『日本の人事部』

「日本の人事部」は、人事にまつわるソリューションやセミナー情報が収集できるメディアです。

トップページから見られるさまざまな記事では、トレンドを反映したコラムや、現役の人事担当者によるエッセイなどが無料で読めます。日ごろ忙しくてあまり情報収集ができない方も、「日本の人事部」で情報収集をすることで、面接での話題や、逆質問のアイディアが思い浮かぶかもしれませんよ。

HRプロ

HRプロ

https://www.hrpro.co.jp/

日本最大級の人事ポータルHRproは、人事のプロを支援するポータルサイトです。

「採用」「教育・研修」「労務」「人事戦略」などに携わる方ならどなたでもご登録いただけます。プロフェッショナルを支援するポータルメディアとして、役立つ情報配信から課題解決に導く厳選された商品サービスや各種セミナー・体験会をご紹介いたします。

(引用元:HRプロでできること | HRプロ

HRプロは、日本の人事部と同様に、人事の方向けの情報を発信するメディアです。

「日本の人事部」と比べると、どちらかといえば堅めのニュースやインタビュー記事を多く読めます。レガシーな業界への転職を目指している方は、こちらで情報収集すると良いかもしれません。

まとめ

今回は、転職エージェントについての情報をまとめました。

ご自身のキャリアの方向性と一致するエージェントを選ぶことで、満足度の高い転職活動に一歩近づけると思います。

最後にまとめ表を掲載しますので、ぜひご自身のキャリア観に合うエージェントに登録してくださいね。

活かしたい経験 1社目 2社目
a)労務管理 リクルートエージェント doda
b)採用/教育 MS-Japan(日系)
ビズリーチ(外資)
c)制度設計/組織作り ビズリーチ
d)未経験 マイナビジョブ20’s

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