間接部門・バックオフィスの転職は「スキルと経験の棚卸し」が転職のカギ


ライター:奥野 佑樹
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間接部門の転職は、採用人数が少ないため、優良求人も出にくい傾向にあります。

間接部門といっても人事や総務など、職種やポジションも多種多様に存在し、求められるスキルも企業によって異なります。

そこで、自分の経験やスキルを職務経歴書に書くことになりますが、ここでひとつの壁にぶち当たります。

経験した業務、スキルが多すぎてアピールしきれない

この記事では、間接部門における転職活動で障害となる「スキルと経験の棚卸し」に焦点を当て、どのように転職活動を進めるべきなのかを解説します。

 

間接部門の細かい業務スキルをどうやって言語化するか

たとえば、あなたが現在経理職で働いており、同じ経理職を希望、別の業種やスキルアップのために大手企業への転身を目指しているとします。

今までの業務スキルを職務経歴書に書く場合、このようなスキルをまとめなければなりません。

経理の業務スキル

これらのスキルは日常業務だけではなく、単体決算や連結決算、開示関連などの経験があればアピールポイントになるので抜けなく書きたいところですが、細かい情報も多くまとめにくく伝えづらい問題があります。

さらにアピールポイントは業務スキルにはとどまらず、マネージメント経験や、使用経験のあるツール、語学力、資格もすべて書く必要があります。

経理のツール・資格

間接部門の経理だけを見ても情報量が多く、この情報を抜けが無いようにまとめるにはかなり大変な作業になります。

そこで、これらの情報を整理するために、間接部門に強い転職エージェントを利用することをおすすめします。

間接部門に強い転職エージェントを利用して「スキルと経験の棚卸し」を行う

まずは、大手転職サービスの「リクナビNEXT」を例として見てみましょう。

登録できる情報はこのようになっています。

リクナビNEXTの職務経歴書欄

このように、すべての情報を手入力する必要があり、白紙の職務経歴書に書き込むことと変わりはありません。

これでは登録の段階で非常に手間がかかってしまい、さらに登録するスキルや業務にも抜けが発生してしまう可能性があります。

そこで、管理部門特化型の転職サービス「SYNCA(シンカ)」のプロフィール入力欄を見てみましょう。

SYNCAのプロフィール入力欄

SYNCAの場合、職務経歴書とは別にプロフィールの入力時点で画像にあるプロフィール作成が行なえます。

ここに載っている業務スキルやツールはすべて選択肢を選ぶだけで入力されています。

これならプロフィールを作成していくだけでスキルと経験の棚卸しを抜けがなく行えます。

職務経歴書を作成するためだけに登録する価値があるSYNCAですが、他にも利用価値がある部分があります。

SYNCAに所属しているエージェントの担当者は、上場企業のCFO経験者などのエキスパートが揃っているため、管理部門の転職マーケットを熟知し、スキルを的確に把握してもらえます。

スキルをすべて把握した上で採用企業に伝えることができるため、一般の転職エージェントよりもミスマッチを減らしてくれます。

しかし、サービス開始間もないSYNCAはまだ求人掲載数が少なく、転職の選択肢が狭まってしまうのも事実です。

そこで、管理部門・士業特化型転職エージェントの「MS-Japan」にも登録することをおすすめします。

「MS-Japan」との併用で選択肢を増やす

SYNCAの求人票は2021年6月現在、都市部の求人票のみ掲載されています。

地方の求人票は一切見当たらないため、地方で転職に利用したい場合は管理部門・士業特化型転職エージェントの「MS-Japan」を利用しましょう。

MS-Japanの特徴として、職種での検索のほか、持っている資格からマッチする求人票を検索することができます。

MS-Japanの求人票検索

使いやすい機能としての「SYNCA(シンカ)」+求人票を探すための「MS-Japan」の併用をおすすめします!

より多くの求人票を手に入れるために大手転職エージェントを利用する

SYNCA(シンカ)」のような間接部門に特化した転職サービスでは求人票が少なく、物足りないという方もいらっしゃると思います。

良い求人に出会うまでとことん探したい方は、大手転職エージェントである「リクルートエージェント」や「マイナビエージェント」に登録することをおすすめします。

リクルートエージェントは公開求人数112,758件、非公開求人数166,405件(2021年6月2日現在)を保有する大手転職エージェントです。

管理部門に絞って検索しても公開・非公開合わせて13,000件を超える求人票を保有しています。

同様にマイナビエージェントも管理部門のみで7,000件を超える求人票を掲載。

専門の転職エージェントのデメリットである求人票の少なさをカバーするには十分な量の求人票の掲載があります。

職務経歴書の作成や専門的なキャリアの相談には間接部門に特化した転職エージェントを、求人票を探すなら大手転職エージェントといった形で併用することをおすすめします。

間接部門の転職におすすめな転職サイト・転職エージェントまとめ

専門性の高い転職サービス

MS-Japan

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