令和版完全HowTo。女性の転職は、本音との向き合い重視で取り組もう◎

あなたは、転職を考えたことがありますか?
Yesだとしたら、それはどうして?

国の統計によると、2018年、全人口のうち、15~64歳の働く女性の割合は、69.6%。2008年の59.8%と比べて10%以上も上昇し、働く女性が増えているのは一目瞭然。
(出典元:労働力調査(基本集計)平成30年(2018年)平均(速報)結果の要約

そして、女性よりも男性のほうが、転職者の比率が高いようです。

女性は、プライベートや働きやすさを重視したり、人間関係で悩んだり、結婚や出産などのライフイベントを見据えたりして、転職をする傾向が強いんですよ。

過去5年間を遡っても、女性よりも男性の方が、転職者が多いようですね。

 

年齢階級別転職者及び転職者比率の推移(%)

性別 年度 15~24歳 25~34歳 35~44歳 45~54歳 55~64歳
男性 2014 10.2% 5.7% 3.1% 2.1% 3.7%
2015 10.4% 6.0% 2.9% 2.1% 3.8%
2016 10.0% 6.0% 2.7% 2.3% 4.0%
2017 10.0% 6.1% 3.5% 2.3% 3.8%
2018 10.4% 6.0% 3.2% 2.3% 4.3%
女性 2014 12.7% 7.6% 6.2% 4.2% 2.9%
2015 11.9% 8.4% 6.1% 4.8% 3.4%
2016 13.0% 7.9% 5.9% 5.0% 3.6%
2017 12.2% 8.4% 6.0% 4.6% 3.5%
2018 12.2% 8.2% 6.0% 5.2% 4.3%

(引用元:厚生労働省 労働力調査

 

私たちはなぜ転職したいのか?

前職を辞める理由として、労働条件と人間関係を挙げる女性は少なくありません。

厚生労働省が発表している「平成28年雇用動向調査結果の概況」によると2016年の1年間に転職した人の「前職を辞めた理由」として「職場の人間関係が好ましくなかった」と答えた人は、男性で7.2%、女性で12.1%いました。特に女性では、「定年・契約期間の終了」「労働条件が悪かった」に次いで、3番目に多い結果となりました。

(引用元:マイナビAGENT 人間関係が理由で転職したい。そんなときに考えてほしいこと

人間関係の悩みは、人によってケースバイケース。ただ、SNSやインターネットからふんわりと伝わってくる世論によると、女性の社会進出に世の中が追い付いていないのもあり、職場における男女の対立が顕わになったのが平成のトレンドのようで…。

たとえば、
「女性の派閥争いは陰湿」
「女が結託するとやっかい」
「お局社員に常に気を使わないといけない」
「男だけの職場の方が楽」
「やっぱり女は…」

など、どなたでも一度は耳にしたことがあると思います。

…うんうんうん、あるある~。と、他人事のように首を縦に振ってしまいそうな自分がいる、のですが…。

そういえば…。

……今、私の職場には男性の方が多いのだけど、もしかしてコイツとは働きにくいって思われてる!?
だとしたら、それは困る!

自分の働き方以前に、働きやすい女だと思われたい!
働きにくいと思われる機会を撲滅したい!

そうなるためには、当事者に聞くのが一番じゃない?

というわけでわたくし、無謀にも現職の男性社員に本音直撃インタビューをしてみました。

男性に聞く本音「こんな女性とは働きにくい」…でもそれって、<性別>のせい?

皆さん、教えてください!あの~、今、「女性の転職」について記事を書いてるんですけど、これまで、女性と働いていて、やりづらいなぁって思ったことはありますか?

「気分の浮き沈みが激しいタイプはちょっと」
気分が浮き沈みするタイプはちょっとやりにくいなぁと。プライベートで何かあっても、仕事は普通にしてくれると助かる。彼氏ができたときに浮かれている分にはまだ可愛いものだと思いますが。

「自分は権力を持っていると勘違い」
内勤の女性にありがちなのだけど、自分は権力を持っていると勘違いするタイプとはやりづらいかなぁ。僕が、前職で営業部長だった時代、とある内勤の女性課長に、ある時を境に嫌われてしまったようで…。全く業務上の命令を聞かず、話もできない状態に陥りました。

営業会社の内勤って権力を持っちゃうんですね。彼女たちに頭を下げないと、営業は仕事をしてもらえない。だから、すごい権力を持っていると勘違いして、どんどん増長してしまう。その傾向が非常に強かったんです。他の男性陣は従っていたけど、私は諫めていたので余計に嫌われたのかも。彼女に引っ張られて、課の文化がそういう雰囲気になってしまっていました…。

「女性同士の方が厄介でしょ?」
男女問題よりも、女女問題の方が面倒でしょ。私はとあるベンチャー企業の創業期から携わっていたのですが、女性社員が6~7人の時は、下の名前で呼び合ったり、仕事上協力したりなど仲良くなりやすい環境ができていたようです。しかし15人を超えたあたりから、派閥ができ、陰口を言ったり、女性特有のマウンティングや褒め合いカルチャーがはじまったり、うわぁ…!面倒くさそう…!と傍から見て思いました。

やっぱり女性は面倒な存在なんだなぁ…と思ったそこのあなた、ちょっと待ってください。

実はこれって、男性にもあてはまるんですよ。
男性でも、気分屋で職場に影響を与えるタイプ職権=自分が偉いと勘違いするタイプはいる。スタートアップの創業期に良かった人間関係が、人数が増えて悪化するというのもよくある話。

この本音をインタビューした男性社員も、働きにくかった女性社員エピソードを本音でぶっちゃけながら「働きやすいか、働きにくいかは、結局男女関係ないよね~」と口をそろえて言っていました。

(とはいえ、私も気をつけようと思いました笑)

そして何より、今回記事づくりのためとはいえ、同僚、上司のホンネが聞けてよかったです!
周りとホンネで話せれば、周りと関係を築くのも怖くないし、意外と働くのって怖くない。

そしてそのためには、自分の本音と向き合うのも大切です。
なぜなら、働きやすい職場って人それぞれだから、まずは「自分が職場に何を求めているか」をじっくり把握して、納得できる環境で働くのが大事なのではないでしょうか?

というわけで、前置きが超~長くなりましたが、今回は、「令和版!女性の転職を成功させるためにはどうすれば?」をテーマに、

  1. 本音を知れる自己分析の仕方
  2. 令和時代の転職方法
  3. 転職に使えるおすすめサービス

3つのハウツーをお届けします!

1.じゃぁ、私の本音ってどんな?簡単に自己分析してみよう。

というわけで、自分の本音――仕事で何を実現したい?どんな職場が好み?――をひも解いて、前向きに転職活動をするためのTIPSをお伝えします。就活の時に自己分析をした方も多いと思うのですが、今回の記事でおすすめする自己分析方法は、キャリアカウンセラー、松島さん推奨の「選択理論」に基づいた心理学です。

選択理論についてざっくり言うと、「誰もが遺伝的に持っている基本的欲求の強弱と向き合うための考え方」。

選択理論とは?

松島さん
選択理論の基本的欲求とは、グラッサー博士により発表されたもので、人間にはもともと備わっている、5つの基本的な欲求(生存欲求、愛・所属の欲求、力の欲求、自由の欲求、楽しみの欲求)を私たちの誰もが遺伝的に持っているとしたうえで、人によってその強弱と満たし方が異なるという考え方です。

基本的欲求には、「自分は本当はこうなりたい」「こういう職場で働きたい」という欲望が詰まっているのです!

選択理論

愛・所属の欲求とは? 愛し、愛されたい、誰かとつながっていたいという欲求
キーワード:協調、協力、仲間、愛情
力・価値の欲求とは? 自分には力がある、価値ある存在でいたいという欲求
キーワード:競争、承認、達成、貢献
自由の欲求とは? 自分の思うように、自分で決めたいという欲求
キーワード:自己決定、自己選択、移動、自律
楽しみの欲求とは? 新しいことをやってみたい、知りたい、学びたいという欲求
キーワード:好奇心、発見、学習、ユーモア
生存の欲求とは? 食べたり、飲んだり、休みたいという欲求
キーワード:安全、安心、健康、癒やし

↓↓↓引用元↓↓↓

選択理論での自己分析の仕方

①紙とペンを用意して、以下のようなグラフを書く。

②自分はどの欲求が強いかを5段階で評価する。

<例>

③その欲求を満たせる職場はどんな職場か?を知る。

愛・所属の欲求を満たしたいなら

個人プレイではなく、チームワークを重視しているか、互いに気遣ったり、助け合う雰囲気にあるか、愛社精神や帰属意識を持っている社員が多いか

力・価値の欲求を満たしたいなら

褒めたり賞賛する文化にあるか、評価制度は透明性が高いか、業務の目的や意義を都度明確にする風土があるか

自由の欲求を満たしたいなら

積極的に任せるマネジメントスタイルか、自由闊達な風土か、前例重視ではなく、新たな付加価値や自分ならではの持ち味を出すことを求める雰囲気か

楽しみの欲求であれば

ルーティンワークが少なく、変化に富む内容か、仕事に必要な技術や資格を学べる機会があるか、自分の好きなテーマを探求できそうか

生存の欲求であれば

段取りや計画的な仕事の進め方を尊ぶ風土にあるか、安全や健康に配慮する職場であるか、過度な残業がなく、手当が充実しているか

④仕事選びに活かす。

私が選択理論をおすすめする理由は、紙とペンだけさえあればいつでも自己分析ができるから。(今すぐできるから、家から出たくないときにもすごくありがたい)
そして、選択理論による自己分析の結果は、男女による傾向の差は特になく、ひとりひとり違っているそうです。

ライター中村
ちなみに、女性って愛・所属の欲求が大きそうだし、男性は力・価値の欲求が大きそうなイメージがあるんですが、性別によって傾向はあるんでしょうか?
松島さん
そんなことはないんですよ。これまでにキャリアカウンセリングや、企業で研修を行ってきた中で自己分析してもらうと、本当に一人ひとり違っているんです。だからこそ、性別や年齢に捉われず、「自分が本来どの欲求を満たしたいか」にじっくり向き合うことが大事なんです。

これまでは「女性らしく」と、無意識のうちに性別を意識せざるを得なかった私たちですが、転職を機に本音と向きあって、違和感のない会社、職場選びができたら良いと思いませんか?

また、本格的に自己分析をはじめたい場合は、後ほどご紹介するリクナビNEXTの「グッドポイント診断」もオススメです!

2.令和の転職はどうやって進めたらいい?

次は、「転職活動を具体的にどのように進めるか」を考えてみましょう。

転職をするための方法として、

  • 直接応募
  • 転職サイト経由
  • 転職エージェント経由
  • 家族などの紹介
  • フリーペーパーで探す

など、さまざまな応募方法がありますね。
ここでは、多くの方にとって平等にチャンスがある転職サイト転職エージェント、そして直接応募の3つをご紹介します。

超重要な前提:転職サイトと転職エージェントの違いって何?

はじめて転職を考えはじめた方は、転職に使える2大サービス「転職サイト」と「転職エージェント」や、その違いについてご存じないかたも多いでしょう。まずは、この2つの違いをご紹介します。

転職サイトとは?

転職サイトは、求人情報がたくさん掲載されている掲示板スタイルのサービスです。新卒で就活する際、多くの方が情報収集、企業研究のために<リクナビ>を利用したことでしょう。転職サイトには、簡単に言うと、転職者向けのリクナビ「リクナビNEXT」や、それに準じるサービスがあります。

会員登録をして、一度職務経歴やプロフィールなどを登録すれば、自分の好きなタイミングで、空いた時間に求人を探し、興味のある求人に応募することが可能です。一度登録した情報は、何社でも使い回しもでき、修正したいときは何度でも修正が可能です。※応募企業ごとに志望動機を考える必要はあるのでそこは注意

そのため、マイペースに転職先を探したい方や、まだ転職しようかはっきりと決めていない方も使えます。

転職エージェントとは?

転職エージェントは、中途採用の人材を探している企業の求人を、求職者へ紹介し、書類添削、面接サポートなど転職を成功させるためのさまざまなサポートが受けられるサービスです

サポートを申し込むと、一人ひとりに担当キャリアアドバイザーがついて、求人紹介、書類へのアドバイス、面接練習の手厚いサポートが受けられるほか、面接の日程調整や、年収交渉まで代行してくれます。転職に関する疑問や質問を解決してくれるスペシャリストなのです。代表企業に、リクルートエージェントdodaマイナビエージェントがあります。

マイナビの調査によると、なんと転職を成功させた方のうち、76%以上の方が、転職サイト、転職エージェントを利用したとの情報も。

Q.入社した企業への応募で使ったサービスは?

(引用元:転職エージェント(人材紹介)と転職サイトの違いとは? どっちを使う人が多い?

これは利用しない手はありません。ぜひ使ってみましょう。(おすすめのサービスは後述します)

直接応募

もしあなたが、スタートアップ(ベンチャー)企業、中小企業で働いたりするのに興味がある場合は、直接応募もオススメです。もしすでに気になる企業がある場合は、お問い合わせフォームや社員の方のツイッターDM経由で直接応募するのが一番です!

「いきなり問い合わせするなんて、失礼じゃないの?」と思われる方も多いようですが、転職サイトへの掲載には媒体コストがかかりますし、人材紹介会社には採用決定時に報酬を支払う(あなたの年収の20%前後が相場です)仕組みになっているため、採用側としても直接問い合わせが入ることは大歓迎。スタートアップの転職情報はこちらの記事に詳しいので、気になる方はぜひご覧ください。

3.おすすめの転職サービス

グッドポイント診断(リクナビNEXT)
グッドポイント診断は、転職サイトのリクナビNEXTが提供する自己分析用のコンテンツです。あなたの志向を分析する質問を通じて、18種類の強みのうち5つを診断してくれます。

18種類の強み

(引用元:リクナビNEXT

いきなり「転職活動」といわれるとハードル高く感じてしまうものですが、転職の準備をはじめるファーストステップとして、自分の強みを知るためのグッドポイント診断は取り掛かりやすいかと思います。

実際にグッドポイント診断を受けてみた

というわけで自分の強みを知るべく、早速グッドポイント診断を受けてみました!

リクナビNEXTに登録してグッドポイント診断を受けてみる

途中で飽きる

グッドポイント診断は、第1部~3部の3部より構成されています。与えられた設問に対して、答えていくという至ってシンプルな形式。
【画面のイメージ】

というわけではじめてみたのですが、第1部だけで93問あり、序盤で早くも飽きてきました。

しかし、強みを知るためにも諦めない…!
この調子で、第2部、第3部も回答します。

第2部126問、第3部74問にもサクサクと答えていきます。
質問内容が割と重複するというか、「え、これさっき答えたよね?」のような質問もありますが、スピード重視で淡々と答えましょう。

結果…「賞賛の嵐で気分よく転職できそう」

というわけで結果はこちら!
筆者の場合は、「柔軟性」「独創性」「親密性」「自立」「俊敏性」がグッドポイントと出ました。当たっているかどうかはべつとして、褒め言葉の数々!!決して悪い気はしません。

受検した感想ですが、無料で受けられて5つも良いところを褒めてもらえるのは結構悪くないなと思いましたし、実際に転職活動をする際には、自分の強みについて企業に話すときのとっかかりになると思いました。しかもこちらのグッドポイント診断ですが、リクナビNEXT経由での応募に対して、グッドポイント診断の結果を添付出来るのが面白いところです(添付しないことも選べます)。

客観的な強み診断結果を添付することで、よりあなたにマッチした企業に転職する可能性が上がるのではないでしょうか?

「グッドポイント診断」で、自分の強みを見つけてみる

※グッドポイント診断は、リクナビNEXTに登録後利用できるコンテンツです。

転職エージェント「パソナキャリア」

当サイトでもさまざまな転職エージェントをおすすめしているのですが、女性におすすめの転職エージェントを1社だけ挙げて!と言われたら私は迷わずパソナキャリアを推します。
筆者は、これまで多くのエージェントさんにお世話になってきました。リクルートエージェント、doda、マイナビエージェント、グロップ、JACなどです。その中でなぜパソナキャリアを推すかというと、明らかに面倒見が良いからです。

正直に申し上げると、パソナキャリアは、リクルートエージェントやdodaのように圧倒的な求人数はありません。

しかしその分、応募者ひとりひとりに合わせたきめ細やかな対応をしてくれることと、女性のキャリア形成に理解が深いのも特徴です。
人材企業としては珍しく、女性社員の比率が多く『女性の転職ならパソナ』とも言われています。大手サービスでは対応が事務的だったり、希望しない求人を案内したりされてしまう事も多いのですが、パソナキャリアではそのような心配はいりません。希望すれば女性のキャリアアドバイザーに担当してもらう事も可能です。

たとえば、面接前には、応援のメールをくれたり…

面接力が上がるまで、何度も模擬面接をしてくれたりしました。
はじめての転職活動で心細いなか、こういった気遣いが本当にうれしかったです。

「パソナキャリア」に登録する

こちらに詳しい口コミ記事がありますのでぜひご覧ください!

他の転職エージェントも見てみる


まとめ:働きにくさを排除するために

というわけで今回は、「自分の本音に向き合う」「自分を知る」をテーマに、女性の転職についてお伝えしました。
繰り返しになりますが、女性らしさの呪縛から解放されて、自分の本音と向き合い、人として楽しく働きましょう。
それではまた。

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