今回は、海外の転職動向と、海外転職におすすめの転職エージェントについてまとめます。
海外での就業を目指す場合知っておきたいこと
日本人が海外での就業を目指す場合、3つの方法があります。
駐在
週末は欧州駐在中の友人と食事
リアルな情報を聞きました・給与は日本と現地の通貨毎に支給され約2倍
・現地の税金は会社負担
・現地の家賃・光熱費も8割会社負担
・年に1度会社負担で帰国可
・自動車支給
・通常18時には退社駐在員の待遇はよく話題になりますが
どうやら本当みたいです
神すぎる— たらお🇬🇧イギリス大学院留学 (@tarao1214) November 25, 2019
駐在とは、日本法人から現地子会社、海外支店に出向して働くことを言います。日本で採用され、日本の仕事を覚えた後に海外へ行きます。
駐在員になる王道パターンは、日本の大企業(商社、メーカー、物流、金融etc)へ新卒採用された後に現地へ赴任することです。日本での給与に加え海外赴任手当が加わるため、給与相場は日本の1.5倍~2倍になり、住居手当、ハウスキーパーなど福利厚生も手厚いです。
待遇の良さから駐在員は花形のポジションでステータスも高いと言われています。
プロパー(生え抜き重視)の文化をもつ有名企業では、中途採用向けの海外駐在求人はわずかで競争も激しいです。
一方で中小企業、BtoB向け知名度がやや劣る企業で駐在ポジションがあります。また近年では、海外進出を視野に入れるスタートアップ系企業でも駐在ポジションが求められています。
駐在員として海外へ赴任する場合、海外の就労ビザは基本的に会社が手配しますので、ビザの対応で苦労することが少ないのもメリットです。
駐在者枠に求められる条件は、語学力よりもビジネススキル、経験です。一方、日本での仕事をしっかり覚えてから海外赴任になりますので、入社してすぐに駐在することは稀なので気をつけましょう。
現地採用
海外に移住する方法
① 日系会社に入り駐在員になる
②現地の会社から直接採用される
駐在員と現地採用では給与や待遇面が全然違うので、自分のキャリアを見据えた上で判断するべき。
— れい -ray vlog- (@0823_Ray) April 6, 2020
現地採用とは、海外にある法人(日系企業の現地子会社、支店)と直接雇用契約を結ぶ働き方です。現地法人での採用となりますから条件面は現地のスタッフと同じ水準です。
日本本社から手厚い福利厚生が貰える駐在員と比べると懐事情はさみしくなりがち。現地採用ですとほとんどの場合、日本に一時帰国するチケットも自腹になります。
現地採用を目指すなら自分のキャリアを考えたうえで慎重に選びましょう。
先にお伝えしておくと、日本から安全に現地採用を目指すなら、アメリカもしくはアジア地域でのご就業をおすすめします。日本法人が営む転職エージェントを頼れるからです。
現地採用のメリットは、働く国を選べることです。駐在員のように会社の命令に帰国時期が左右されることもありません。デメリットは、ビザの取得難易度が景気、失業率などに左右されることです。現地国としてみれば、本来であればその国の人が働けるかもしれないポストを外国人が奪うわけですから、審査は厳しくなります。
現地採用スタッフに求められているのは日本の顧客対応です。日本本社や駐在員と現地スタッフ、日本人顧客(や、駐在員)の橋渡し的な役割を求められることも多いとのこと。
そのため面接では語学力が重視されます。現地の第一言語もしくは英語がある程度流暢でないと、日本での就業経験があっても不採用になりますので気をつけましょう(私の話です)。
ワーキングホリデー
アルバイトについてですが、ワーホリには制限があることを忘れてはいけません。WHビザは仕事をするためのビザではありませんから就労はあくまでも滞在期間中の補助的な時間の過ごし方である必要があります。そこでワーホリビザでは同じ会社で6ヶ月以上の就労が認められないなど制限があります。
— オーストラリア留学ワーホリ情報局 (@australiainfoo) April 11, 2020
ワーキングホリデーとは、日本と協定を結んでいる国や地域の文化や一般的な生活様式を理解することを目的として、その国に長期滞在できるビザが発給される制度です。
協定を結んでいる国は現在26ヶ国で、日本に住む18歳~30歳までの方が利用できます。
ワーキングホリデーの趣旨はあくまで「その国の文化を理解すること」ですので、本格的な就業はできませんが、現地での滞在費を賄うためにアルバイト程度の仕事をすることは認められています。
とはいえワーキングホリデーの方が就業できるアルバイトといえば、軽作業系の仕事であまりキャリア的にはプラスになりませんので気をつけましょう。
海外転職エージェントを使うべき層
上記3種類の中で、海外転職エージェントで扱っている案件数の多い順に並べると、
(2)現地採用>>>>(1)駐在>>(3)ワーキングホリデー向け案件です。
ワーキングホリデー向けのアルバイトは、インターネット上のアルバイト募集サイトで探したり、友人/知り合いからの紹介で探すことが多いです。
現地の転職エージェントも、ワーキングホリデービザでも働けるスポットの案件を保有していることもありますが、安定収入が見込めるものは少ないため、アルバイト探しを目的に転職エージェントに登録するのはおすすめしません。
ですので今回は、(1)駐在員(2)現地採用向けの転職エージェントをおすすめします。
駐在員を目指したい方
駐在員ポジションを目指す方が使うべき転職エージェントは、リクルートエージェント、doda、ビズリーチです。
リクルートエージェント
国内No.1の案件数を持つ転職エージェントです。自動車業界のBtoBメーカー、電子部品メーカー、IT系を中心に常に駐在案件の求人票があります。
私が以前登録していたときは、どちらかと言えばメーカー系の求人が多めでした。
doda
dodaは、老舗の人材系サービス企業パーソルキャリア(旧インテリジェンス)が運営する転職エージェントです。リクルートエージェント同様、海外駐在案件、海外駐在候補案件を保有しています。
ビズリーチ
ビズリーチは転職エージェント、転職サイト、スカウトの3つの機能を持った、ハイクラス向けの転職サービスです。日本で唯一、登録者、ヘッドハンター、求人の審査制度を儲けているため、登録していれば待っているだけで良質な求人の紹介を受けられます。
ビズリーチでは、海外勤務特集ページがあり、世界のエリアごとに高待遇の駐在案件を探すことができます。
現地採用を目指したい方
日本在住の日本人が安全に目指すとしたら、しっかりした日本法人が営んでいる転職エージェントを利用しましょう。
まずは世界のなかで、日本法人が営む現地採用に強い転職エージェントのあるなしを下表にまとめます。
アメリカ | あり |
---|---|
アフリカ | なし |
ヨーロッパ | なし |
オセアニア | なし |
アジア | あり |
アフリカ、ヨーロッパ、オセアニア方面で現地採用をしたい方は一度ワーキングホリデーやノービザで入境できる範囲内で滞在しながら、仕事探しをすることをおすすめします。
国・地域別のおすすめ転職エージェント
地域・国 | 転職エージェント |
---|---|
アメリカ | 米国パソナ |
中国 |
英創人材 RGF |
台湾 |
パーソル台湾 RGF |
香港 |
パーソル香港 RGF |
マレーシア | REERACOEN(ネオキャリアグループ) |
インドネシア | |
フィリピン | |
タイ | |
シンガポール |
海外転職で重要なこと何が最もあなたにとって幸せか?
海外転職で重要なのは、あなたにとって叶えたいことは何か?ということです。
海外就業を通してキャリア的に箔をつけたいのであれば駐在員を目指すべきですし、日本の文化が合わない、住みたい国に住みたいのであれば現地採用がおすすめです。
あなたがもしまだ20代前半なら、ワーキングホリデーで一度旅行も兼ねて現地に滞在しても良いでしょう。
いずれにしても自分で仕事を探すのはハイリスクですので、まずは転職エージェントで詳しく話を聞くことをおすすめいたします。
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