ウェディングプランナーを辞めたい方におすすめの転職方法は?求人の探し方を詳しく解説

単刀直入にお聞きします…ウェディングプランナーを辞めたい理由は?

「結婚」という人生の門出を祝うサポートをするウェディングプランナー。たとえ結婚件数が減少している、不景気であるとはいえ、特に20代の女性にとって、依然として人気の高い職業です。

かつて「ビリギャル」として注目を集めた小林さやかさんも、2019年3月に発売した著作「キラッキラの君になるために ビリギャル真実の物語」の中で、慶応大学を卒業後、ウェディングプランナーとして働いた経験があると明かしています。

一方で、ウェディングプランナーは、ワークライフバランスの実現のむずかしさから、離職率の高い仕事というお話もよく聞きます。

それでは、なぜ、ウェディングプランナーの離職率は高いのでしょうか?今回は、ウェディング業界の現状をお伝えし、ウェディングプランナーによくあるお悩みを紹介するとともに、現在ウェディングプランナーを辞めるか迷っているあなたに向けて、ベストな転職先などをご紹介します!

ウェディング業界って、いまどんな状況なの?

厚生労働省の「平成30年雇用動向調査結果」によると、ウェディングプランナーが含まれる「宿泊業・飲食サービス業」の入職率は29.3%。離職率は26.9%と、他の産業を引き離してトップの数値を示しています。つまり、「なりたい人も多いが、辞めた人も多い」が、ウェディングプランナーを含めた宿泊業・飲食サービス業の実態です。

(出典元:平成30年雇用動向調査結果の概要

社員が100人のうち、27人が1年間にやめていく産業…。移り変わりが激しいと言ってよさそうです。

また業界動向としては、ウェディングプランナーにとっての未婚の若年層の人口が右肩下がり。
古いデータですが、内閣府の平成25年度「少子化社会対策大綱の見直しに向けた意識調査」報告書によると、39歳以下の未婚の男女では、将来結婚する意志について「結婚するつもりはない」と回答した人は23.5%と2割を超えているとの情報もあり、結婚に対する意識も低いことがわかります。

「見込み顧客」が減少し、一回の挙式ごとの単価が上がった結果、結婚式を開くだけで年収を超えるインフレを起こしています。お客さんにとって、結婚式を挙げることへのあこがれはあるものの、経済的余裕をだれもが失っているなか、これまでの結婚式を提供し続け、売り上げを維持し続けるのはむずかしく、業界としては打開策が見つからない状況です。

そういった中で、「従来よりも挙式費用を抑えながら、独自性の高い、オリジナルの結婚式をプロデュース」したり、既存の建物をリノベーションしたりして、新たな結婚式の価値を提案するウェディングベンチャー・中小企業も増えています。

そのような状況で働くウェディングプランナーにとって、よく聞かれるお悩みはどのようなものでしょうか?

ウェディングプランナーによくあるお悩みとは?

(1)大きな金額が動くわりに、給料が低い

大きな金額が動くわりに、プランナー自身の給料が低いことが挙げられます。こちらは、リクルート ブライダル総研による婚姻件数、挙式、披露宴・披露パーティの総額の推移グラフです。

(出典元:日本政策金融公庫 「縮小市場下で顧客を増やす中小企業~投資を抑え、新たな顧客を創出する中小ブライダル企業」

一方で、大手求人サービスdodaを運営する、パーソルキャリアの調査によると、ウェディングプランナーの全体平均:311万円。(男性:349万円・女性:304万円)です。これは全職業平均の444万円と比べると、100万円以上低く、特に20代平均は300万円を切るとのうわさも。
たとえ、挙式費用が数百万円を超える案件を担当していても、自分の給与への反映は少ないんですね…。

(2)土日は滅多に休めない。休みが不定期。

ブライダル業界は、土日は休めない傾向にあります。なぜなら、土日祝の挙式を希望するカップルも非常に多く、挙式は週末に集中する傾向にあるためです。

「お客様の笑顔を見るためなら、土日祝日に休めなくても大丈夫。むしろ平日休みはありがたい。」

そのように、理想に燃えていたプランナーさんも、徐々に疲れてくるという話もあります。

(3)業界の構造に疑問を持つ

冒頭に挙げた、「キラッキラの君になるために ビリギャル真実の物語」の中でも書かれていましたが、ウェディング業界は、お客様になるべく高額の商品やサービスを契約してもらい、売り上げを上げることで、収益がアップします。

たとえば、式場下見+見積の時点では、100万円代で提示し、「安い」と思わせておいて契約を獲得。ただその内容では質素としか言えない内容で、豪華で見栄えのする結婚式にしようとすると、200万円代、300万円代…と青天井となってしまいます。

~たとえば~

  • 豪華なテーブルフラワーをすすめて、お花代10万円から30万円に。
  • 新郎・新婦の衣装を基本プラン20万円で見積。基本プランは質素なドレスであり、最終的にはより豪華なドレスを契約するように誘導する。
  • 披露宴の会食を、最低限のプランで見積もり。そこから更に高額のコースを進めて、ゲスト一人あたり5,000円アップ…

など、挙げだしたらきりがありませんよね。

これは、言い方は悪いですが、お客様の「ゲストを大切にしたい」「よりよい結婚式を挙げたい」という気持ちに付けこむような営業方法でもあり、お客様も納得の上契約しているとはいえ、理想に燃えるプランナーさんであればあるほど、本質的なおもてなしができないというジレンマに駆られるそうです。

ウェディングプランナーへ、転職先のおすすめは?

それでは、そんなウェディングプランナーさんが転職をして、今よりも自分に合った環境や、納得のいく仕事をするためにはどうすれば良いのでしょうか?

それでもウェディングの仕事が好きなら、大手に行って年収アップを狙う

ウェディングの仕事は好きだけれど、給与が低いのにお悩みの方は、「大手で年収アップを狙う」方法があります。

たとえば、ブライダル業界大手のテイクアンドギヴ・ニーズの平均年収は434万円と、ブライダル業界全体よりも100万円以上高いです。

また、同じくブライダル業界大手のワタベウェディングは470万円、ツカダ・グローバルHDは520万円と、ブライダル業界だけではなく、全職種の平均と比べても、高い給与をもらえそうです。

ただ、これは営業に強ければの話であることと、大手の場合はなかなか求人が出ることも少ないので、まずは転職サイトに登録して、ブライダル求人カテゴリを、毎日チェックするのをお勧めします。また、大手&優良企業の場合は、転職サイトに非公開求人になっているものも多いので、転職エージェントに登録するのをおすすめ致します。

転職サイト&転職エージェントって?ウェディングの仕事にはどうやって活かせばいい?

「ブライダル以外がいい」方は、異業種へ転職する

ブライダル業界以外の仕事にチャレンジしたい方は、未経験で異業種へチャレンジを考えるのもおすすめです。なぜなら、ブライダル出身者(特に、ウェディングプランナー)は、異業界で歓迎されるスキルを多く身に着けている傾向にあるからです。

どうして、ウェディングプランナー(ブライダル出身者)が異業界で重宝されるの?

ウェディングプランナーは、毎日同じことの繰り返しをしているようでいて、実は、多くのスキルを身に着けています。

たとえば、お客様をお迎えする基本的な身だしなみや言葉遣いができるのも、立派なスキルです。

結婚式という晴れ舞台に関わるにあたり、マナーが身についているのも、特に日本の会社では重宝されるスキルです。

大きな金額に携わる、大きな金額の契約に慣れていたり、お客様へのサービスをおすすめしたりする能力がある、というのも、すごいスキルなんです。

スキルの幅が広すぎて、どの仕事が良いかは一概には言えませんが、たとえば商品をおすすめするインバウンドセールス、事務スキルを活かした営業事務、そして接客業などで歓迎される傾向にあるようです。

ウェディングプランナーに戻りたくなったらどうすればいい?

冒頭でお伝えした通り、ブライダル業界を含むサービス業は、離職者も多いですが、入職者も多い仕事です。つまり、ウェディングプランナーは一度離れてもまた戻ってこれるということ。

一度ブライダルから離れて、異業種にチャレンジしてみませんか?

ウェディングプランナーにとって、おすすめの転職先の探し方は?

同業種(ウェディングプランナー)への転職にせよ、異業種への転職にせよ、転職先を探すのにおすすめの方法があります。それは、「転職エージェント」と「転職サイト」を使い、自分にとって最適の仕事を探す方法です。

転職エージェント・転職サイトってどんなサービス?

転職エージェントは、仕事を探したい人と、人材を探す企業の橋渡しをするサービスのひとつです。登録し、キャリアカウンセリングを申し込むと、一人ひとりにキャリアカウンセラー・コンサルタントが個別につき、求人紹介をメインに、転職書類の添削や志望動機の考案、面接の練習など自分に合ったサービスを提供してくれます。

一方、転職サイトは、会員登録を済ませることで、Webサイトに登録されている数多くの求人から、あなたが興味のある求人に自由に応募できる機能を持ったサービスです。
それぞれの求人に応募フォームが設けられており、志望動機や自己PRを記入し送信することで、企業に直接応募できます。また、お気に入り登録機能や、求人比較機能、適職診断サービスなど、転職や自己分析に役立つ多くのコンテンツが用意されています。

転職エージェントも、転職サービスもどちらもすべて無料で利用できますが、「目的」の違いでサービスを使い分けたり、あるいは同時並行で転職を進めたりすることもできます。

それでは、それぞれのサービスのメリット・デメリットはどのようなものが挙げられるのでしょうか?

ウェディングプランナーの転職で、転職エージェントを使うデメリットとメリット

まずはデメリットからご紹介します。

転職エージェントのデメリット

(1)転職を応援してくれるキャリアカウンセラーが、ウェディング業界について、必ずしも知識があるとは限らない。

 →カウンセラー経験や人柄はこちらから選ぶことはできません。そのため、人によっては、自分の仕事内容について一から説明しなければならなかった…ということも。またどうしても人としての相性があるので、苦手なタイプがカウンセラーになった場合、ストレスを抱えてしまうこともあります。

しかし、コンサルタントと合わない場合は、運営に直接申し出て、担当者をチェンジしてもらうこともできるため、必ずしもデメリットとは言えないかもしれません。

(2)連絡がマメすぎる。特に序盤は、急がされることも。

 →転職エージェントに登録すると、最初の段階で応募書類、職務経歴書、キャリアシートなどの準備を早めにするように言われるため、急がされるのが苦手な方にはデメリットかもしれません。ただ、一人では転職のペースをつかみにくい方や、なかなか一人では転職を進められない方にとっては、メリットと言えるかもしれませんね!

転職エージェントのメリット

(1)転職エージェントは、ブライダル業界に少ない、大手の非公開求人を握っている(ウェディングプランナーへの転職の場合)

こちらは、実際にあった某大手企業へ出資しているブライダル企業の求人ですが、これは誰でも申し込めるわけではなく、転職エージェント経由でしか応募ができないものとなっています。

 

(2)未経験職種へ挑戦する場合に重要となる、スキルの言語化や、やりたいことの言語化を手伝ってくれる。→また、それを踏まえたうえで、求人を紹介してくれるため、より、質の高い転職活動が可能。(異業種への転職の場合)

(3)面接日の調整を、企業と直接ではなく転職エージェントがしてくれるので、心理的プレッシャーが少ない。(同業種転職&異業種転職共通)

(4)転職エージェント内にいる企業側の営業担当者が、表に出てこない情報を握っていて、教えてくれる。

 例)「A社はウェディングプランナーの経験者を強く求めている、マネジメント経験があると尚可」(同業種転職の場合)
「B社は接客スキルの高い人材を求めていて、マナー面が見られる。ウェディングプランナー経験者は有利かもしれない」(異業種転職の場合)
「C社は【なぜその企業に入りたいか】を一次面接で多く問われる。」

ウェディングプランナーの転職におすすめの転職エージェントとは?

以下にご紹介するdoda/リクルートエージェント/マイナビエージェントは、人材サービスのなかでも特に大手で、質の高いサービスを提供していることで信頼をあつめ、これまでに多くの転職成功者を出しています。

doda

dodaとは?

非公開求人を含む10万件以上の求人から、あなたに合った求人をdodaの専門スタッフがご紹介します。企業に合わせた応募書類の添削や面接サポート、面接日程の調整、内定後の入社時期の調整なども行い、あなたの転職をトータルでサポートします。(公式サイトより引用)

リクルートエージェント

リクルートエージェントとは?

リクルートエージェントでは、キャリアアドバイザーが業務内容を詳しく伺い、掘り下げて質問することで、一人ひとりの強みを引き出すお手伝いをします。また、企業ごとの特色だけではなく、面接で注目しているポイントや、過去にどんな人がプラス評価・採用されているかなどの情報をお伝えすることも可能です。面接対策が自分一人では難しいと感じる方は、ぜひご活用くさい。(公式サイトより引用)

マイナビエージェント

マイナビエージェントとは?

マイナビエージェントには、各業界の転職市場に精通した「キャリアアドバイザー」 が在籍しており、これまで培った転職のノウハウを基に求職者の皆様を専任制でサポートします。各業界に精通しているとはいえ、ひとつの業界だけに特化しているわけではありません。全てのキャリアアドバイザーは様々な業界の転職市場にも詳しいので、求職者の皆様に他業界・業種をご紹介することも可能です。

マイナビエージェントでは、キャリアアドバイザーだけでなく企業への営業を行う「リクルーティングアドバイザー」も皆様をサポートいたします。リクルーティングアドバイザーは、担当している企業へ足しげく通い、徹底した情報収集を実施。「どのような人材を欲しているのか?」など、企業側の要望はもちろん、社内の雰囲気や働く人の様子なども入念にリサーチしています。求人票だけでは知りえない情報をキャリアアドバイザーに共有させることで、企業が求める人材と転職活動をしている皆様、それぞれの希望がマッチしやすいようにしています。 (公式サイトより引用)

この機会に登録してみてはいかがでしょうか?

ウェディングプランナーの転職で、転職サイトを使うデメリット&メリットとは?

転職サイトのデメリット

(1)なかなか大手&非公開求人に出会えない

ブライダル業界において、高年収&好条件の求人は、あまり転職サイトには出回らない傾向にあるようです。そのため、「今すぐ転職をしたい」という方は、転職サイトよりもエージェントの方が向いているかもしれません。

(2)書類に関するサポートがない

転職サイトにも、志望動機や自己PRの書き方などのコンテンツはありますが、それはあくまで一般論に限った話で、ひとりひとりに合った書き方とは言えません。そのため、忙しい中、自分で書類を作りこんだり、志望動機・自己PRを考えたりしなくてはいけないというデメリットもあります。やはり、オーダーメイド的なサービスが必要な方は、転職エージェントへの登録をおすすめいたします。

転職サイトのメリット

(1)自分のペースで求人を探せる

転職サイトは、ひとりひとりにカウンセラーがつくわけではないので、自分のペースで求人を探せるのが強みです。「まだそこまで転職したいわけではないけど、どんな求人があるか気になる」という方や、着々と転職準備を進めたい方、転職へのアンテナを張っておきたいかたは、ひとまず登録しておくのをお勧めします。

(2)いろんな求人に触れられる(特に異業種転職の場合)

これまでずっとウェディングプランナー一筋だった方は、いろいろな求人を見て、「世間を知る」ことが大事です。そういった意味でも、転職サイトは役に立ちます。

たとえば、大手転職サイトのリクナビNEXTで検索すると…

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おわりに:で、結局どうしたらいいの?

今回は、ブライダル業界の全体像からよくあるお悩み、そして解決方法についてご紹介しました。
ウェディングプランナーは離職率の高い仕事ですが、その分、同業種への転職の門扉も開かれていますし、異業種でも歓迎されるスキルの高い職業です。

今のあなたのスキルや魅力を存分に発揮できる、希望条件に近い職場で働かないのはもったいないと個人的には思います。

転職は、思い立ったが吉日です。まずは転職エージェントに登録&転職サイトに登録して、新しい進路への一歩を踏み出しませんか?

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