高年収のフロントエンドエンジニア求人と最短で出会うには?需要・転職ルートを徹底解説


ライター:コミヤマ タカフミ
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フロントエンドエンジニアのあなたにお聞きします。
あなたは今のお給料や仕事のやりがいや、働く環境に満足していますか?自分が100%正当に評価されていると実感できていますか?

おそらく、ほとんどの方がNoと答えると思います。(Yesの方は大変失礼しました、この記事を閉じてしまって大丈夫です。今日もコーディング頑張りましょう!)

今回は、フロントエンドエンジニアのあなたに向けて、年収を上げるための作戦や、よりよい仕事に出会うための方法をお伝えします。

まずは、フロントエンドとは何か?を、簡単におさらいしましょう!

 

フロントエンドエンジニアについて簡単におさらい

フロントエンドエンジニアは、Web制作においてマークアップ言語(HTML/CSS)でWebページをレイアウトしたり、プログラミング言語(JavaScript/PHP)でより動的なWebページを作ったり、CMSの構築をしたりなど、「ユーザーの目に入る部分の作業」を担当するWebエンジニアです。

バックエンドエンジニアとの違い

フロントエンドの対義語は、バックエンドです。バックエンドエンジニアは、データベースやサーバーからWebサイト制作に関わります。フロントエンド/バックエンドの両方のポジションのエンジニアはフルスタックエンジニアといわれています。

以前はWebデザイナーが担っていた役割

フロントエンドエンジニアの役割は、Webデザイナーが担っていました。しかし、Webデザインの領域が広がった影響もあり、現在ではフロントエンドエンジニアの仕事は、Webデザイナーのようにデザイン性を持ったページを作成することよりも、Webサイトを作成するエンジニア色が強くなっています。

フロントエンドエンジニアに資格は必要?

IT職には基本的には資格は必要ありません。雇用のさいには、主に技術や実績があるかを問われます。しかしながら、情報処理の資格勉強は無駄にはならないと思います。業界で働く上での共通言語を学ぶことができるのがITパスポートと基本情報技術者です。ただこれは、持っていれば話のネタになるくらいで、転職のためという視点では優先度が低いでしょう。

フロントエンドエンジニアからのキャリアアップ・キャリアチェンジ

ここからはフロントエンドエンジニアからキャリアをアップしたい方、キャリアチェンジで少し進路を変更していきたい方向けの情報をお伝えしていきます。バックエンドエンジニアの能力、マネジメントスキルをつけるなどが考えられるでしょう。

フロントエンドエンジニアの年収は?

フロントエンドエンジニアの年収は、平均年収は385万円(20代:313万円、30代:457万円)と言われています。全世代の平均年収が410万円であるのをふまえると、特に20代の平均313万円は、高いとはいえませんね。都内で生活する場合は、これくらいの給料水準では生活するのがやっとです。
フロントエンドエンジニア 年収
(引用元:マークアップエンジニア・フロントエンドエンジニアの平均年収・給料(給与)を紹介|マイナビエージェント

これはどちらかというと、Web制作のスキルが珍しいものではない背景が影響していると思われます。たとえば習得しやすいHTMLやCSSは、リファレンスタグが無料で公開されており、大学生、高校生ばかりではなく、小学生や中学生でも扱う人が増えています。

そのため、「フロントエンドに求められる能力のうち、スキル単体だと、アマチュアとの差別化がしにくく、給料が上がりにくい」のが実情です。

そのため、給料アップを狙った転職も活発な業界です。
マイナビエージェントの調査によれば、ほぼすべての方が1度は転職を経験しており、転職後に年収が上がった割合も75%と高い数値となっています。加えて20代平均313万円から、30代平均457万円に大幅に伸びていることからもおわかりいただけると思います。

フロントエンドエンジニア 転職率
(引用元:マークアップエンジニア・フロントエンドエンジニアの平均年収・給料(給与)を紹介|マイナビエージェント

それでは、給料をアップするためには、どのようなキャリアパスを描けば良いのでしょうか?2つの道があります。

フロントエンドエンジニアに求められる能力は何か?ジェネラリストとスペシャリストのどちらを選ぶか

フロントエンドに限らず、どの技術職もそうですが、キャリアを積むにつれ、技術のスペシャリストとしてスキルを磨くか、Web制作のジェネラリストとして上流工程に行くかの選択を迫られます。

スペシャリストとジェネラリストの意味

(1)Web制作のスペシャリスト(エンジニアリング能力で出世する)

フロントエンドエンジニアに求められるマークアップ、プログミング能力に加え、更に技術を高めれば、付加価値の高いスペシャリストのようなポジションで働いていくことができます。ただHTMLやCSSだけをやりこむのはおすすめしません。これらは習得難易度が低いと評価される傾向にあり、競争が激しい職場では、若手やインターンにポジションを奪われていくと考えられるからです。

スペシャリストとしてスキルを高めるには、2つの方向性があります。

バックエンドのスキルを加える

バックエンドのスキルを加えることです。フロントエンドに加え、サーバーサイド(PHP、Ruby)、データベース(MySQL)の知識を加えることで、プログラマとして大幅な年収アップが見込めます。

最新の技術を極める

典型的な例だとAMPSigned HTTP Exchange(SXG)CDN構造化データ(schema)PWA(Progressive Web Apps)など、スマホデバイスの普及とSEOが呼び水となってフロント側の技術も日進月歩で進化しています。大規模サイトであればあるほどこれらの技術を取り込みたいと思いつつ、大規模サイトであるがゆえの機動力の低さから二の足を踏んでいるもの。これらの内1つでも実装の経験があれば、転職では大きな武器になります。

(2)ジェネラリスト(Webディレクター/Webマーケター)

技術のスペシャリストと対照的なのが、Web制作のジェネラリストとして成長することです。ここで言うジェネラリストとは、「Webディレクター」あるいは「Webマーケター」の2つの方向性があります。

Webディレクター

Webディレクターとは、Webサイト制作や更新をするチームの、進行管理や企画提案、デザインなど包括的に管理をする仕事です。

Webディレクターに向いているのは、Webで表現したい世界観がある方です。一つのサイトのディレクションを任されるため、やりがいの大きい仕事と言えるでしょう。

Webディレクター業界では、エンジニア出身者も多く活躍しています。応募資格に、コーディングの基礎知識を上げている求人も少なくありません。この場合、ライバルはWebデザイナー出身者になります。

Webマーケティング

Webマーケティングは、インターネットを窓口に売り上げを拡大するための手法や、施策そのものをいいます。Webサイトを通じて、より売り上げを拡大したいと考える方におすすめの職種です。

Webマーケティングは、マーケティング施策の結果を数値で管理しやすい特徴があります。ただサイトを構築するだけではなく、物を売る流れについて知っているフロントエンドエンジニアは強いといえるでしょう。

Webマーケティングの中には、フロントエンドで培った知識が活かせるものもあります。たとえば、SEO対策(検索エンジン最適化)では、検索エンジンに評価されるためのコーディングの知識が必要です。

エンジニアからマーケッターになりたい方は、まずはSEO対策など、エンジニアの知識が活きるところから挑戦し、徐々にマーケティングスキルを伸ばしていくキャリアパスが理想です。

技術のスペシャリスト/Webのジェネラリストを目指すうえで、一番良いのは、今の会社で経験を積み、年収を上げていくことです。しかし会社の規模や組織体制によっては、実現が難しいこともあります。

そこでおすすめなのは、転職で環境を変えることです。新しい環境でスタートすれば、人間関係などはゼロからの構築になりますが、キャリアチェンジが可能です。

環境を変えるには転職しかない

それでは、フロントエンジニアにはどのような転職方法があるのでしょうか?

フロントエンジニアにおすすめの転職方法

(a)転職エージェント

スペシャリスト系、ジェネラリスト系いずれの場合でもおすすめです。転職エージェントの良いところは自身のキャリアプランをよく聞いてから求人の案内してくれるところと、スタートアップ、どちらの転職にも強いところです。

とはいえ転職エージェントによって得意な業界や職種、企業規模などが異なります。スタートアップ系ならばGeekly、大手企業ならばマイナビIT AGENTがいいでしょう。

またスペシャリストを目指す場合は、技術に特化したエージェント。ジェネラリストを目指す場合は、大手総合系のエージェントを利用するのがポイントになります。

(b)転職サイト

どちらかと言えば「Webディレクター」「Webマーケター」を目指す方におすすめです。多くの情報の中から自分に合った条件の仕事へ応募をできるという良さがあります。また、どれくらいの規模の会社なのか?所在地は何処か?スタッフの平均年齢はいくつか?ということがわかりやすくまとめられているので、空いた時間に自分のペースで求人を探せる強みがあります。

(c)SNSを使って直接応募してしまう。

スペシャリスト志望の方におすすめです。WantedlyTwitterを使って興味がある企業に直接DMを送って応募をしてしまいます。スタートアップ企業では、直接応募者はむしろ歓迎される存在で、話を聞いてくれるでしょう。例えばECサイトに対するAMP適用など目新しい技術を取り込んだ経験がある場合はTwitterの場合はプロフィールにポートフォリオを記載しておくとダイレクトリクルーティングの可能性もあります。採用先としてはスタートアップが中心となるので、大企業の中で管理職コースを進むたいという進路希望には不向きです。

フロントエンドエンジニア職の転職体験記

転職方法を整理したところで、実際に転職したフロントエンドエンジニアの方の転職体験記を見てみましょう。

(参考:高い技術力を求めてSaaS企業へ。転職のプロと拓いたフロントエンドのキャリア ―― 松崎大輝さん(26歳・男性) | マイナビクリエイター

こちらの松崎さんは、初めての職場ではサーバサイドのエンジニアとして入社し、途中からフロントエンドも担当していました。

職場の先輩からの紹介で一度目の転職をし、フロントエンドエンジニアとして案件に携わっていましたが、経営方針の変化に納得できず、再度の転職を決めました。

一度目は知人からの紹介だったため、自力での転職活動ははじめてでしたが、転職エージェントを利用して転職活動を始めました。

「BtoBのシステムは機能面を優先して管理画面のUIのような、フロントエンドの担当範囲にあまり注力していないことが多いなか、SaaSは使いやすさを追求するために管理画面を作り込んでいるところが多い」というエージェントのアドバイスもあり、これまでの職場で経験してきたBtoCの仕事だけでなく、BtoBのSaaS企業も含めて検討。

入社までの速度感と希望していた「技術力の高さ」が条件に一致するBtoBのSaaS企業への転職が決まりました。

入社後はフロントエンドエンジニアとして活躍するなかで、フロントエンドエンジニアという領域が広がりつつあると感じているといいます。

フロントエンドとデザイナーのあいだを埋める新しい職種である「UXエンジニア」の採用を進める企業が増えていること、フロントエンドでサーバサイドまで含めたアプリケーション開発ができるフレームワークが登場していることを理由として述べてたうえで以下のように語りました。

「サーバサイド」「フロントエンド」という境界がなくなり、フルスタックになりつつある印象ですね。「フロントエンドエンジニア」の中でも、複数の職種を兼任するといった職種ごとの垣根がなくなっていくのではないでしょうか。

松崎さんのスムーズな転職にも、一社目でのサーバサイドのエンジニアとしての経験が関わっていたとも考えられます。

フロントエンドエンジニアの枠組みが変わりつつあるなか、Web制作のスペシャリストを目指すにせよジェネラリストを目指すにせよ、フロントエンド以外の知識も身に着けておくことが、今後のキャリア形成には重要になりそうです。

フロントエンドエンジニア職の面接を受ける際のポイント

繰り返しになりますが、フロントエンドエンジニア職からの転職で重要なのは、「エンジニアから何を目指すか」のゴールを設定すること。そして、その理由や適性を論理的に語ることです。

自己PR①

(フロントエンジニアの他業種転職の例)
私は大手新聞社が運営するWebメディアのフロントエンドエンジニアとして勤務しております。このメディアではSigned HTTP Exchangeを使ったAMPの適用をCloudflareによって実現し、スマホのレスポンス速度を大幅にアップしました。私はその中で要件定義とAMP側のマークアップを担当いたしましたので、大規模サイトに対するAMP実装を上流から下流まで経験できたことは大きな自信となっています。
個人的に、ニュース系以外のBtoCサイトではAMPの普及が遅れていると感じております。その中でも御社はPWAなどフロント側の先進技術の取り込みに積極的だと以前から感じておりましたため、現職での経験が活かせるものと考え応募させていただきました。

自己PR②

(フロントエンジニア→Webディレクターの例)
前職では、フロントエンジニアとしてコーディングやWeb構築手掛けて参りました。比較的業務範囲の広い会社でしたので、スケジュール調整や制作フローの管理なども担当しています。特に自信があるのがUIデザインの部分で、モバイルサイトのカテゴリとページ遷移設計は私の得意分野です。例えば◯◯◯の設計と構築を手掛けた経験があります。こういった業務に携わる中で、よりお客様に近いディレクター職としてキャリアアップしたいと考えるようになりました。そんなか御社の求人をお見かけし、大規模不動産サイトの開発を手掛ける中でエンジニアリングの知識をもったディレクターを求められていると感じましたので、ご応募致しました。

ただ、自己PRや志望動機は、客観的な視点や他の転職志望者との差別化が重要であり、一人では良い文章ができにくいです。(これはどの求職者にも言えることですね。)特にこれまで転職したことのない方は、一度は転職エージェントの客観的なアドバイスがあったほうが、転職が進めやすいといえるでしょう。

まとめ

フロントエンジニアは、まだまだ需要があります。転職を考えるのであればキャリアアップ、年収アップのために以下を意識してください。

  1. マネジメントかスペシャリストか、自分の進路をしっかり判断しましょう。迷ったらエージェントに相談しましょう。
  2. スキルを言語化し、論理的に語ること。(ここでもエージェントに相談するのがおすすめ)

フロントエンジニアの皆さんの転職成功をお祈りしています。

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