C言語プログラマは、転職で何を変えたいかを考えてから動こう!将来性や需要について考えてみた

C言語(C,C#,C++)といえば、取得難易度が高く、専門学校やスクールでガッツリ学ぶ方が多いと言われています。
独学で習得している方はほんの一握りで、インフルエンサーのマナブさんも挫折した言語だそうですね。

この動画でも言及されている通り、C言語を習得して働いている方は、真面目なプログラマさんが多いのではないでしょうか?
とはいえ、C言語スキルを活かして就職した後、自分の好きな環境で活躍できるかはまた別の話のようで…。

僕はとあるSIerで働くC言語プログラマ!今日も満員電車に揺られて職場へ向かう。
最近は、職場へ向かうのが少し億劫だ。人間関係はそれなりに良好で、給料も安定している。残業は多いし、休みも自由に取れるとはいえない。
ネットを見ると、C++プログラマはまだまだ需要がある様子。今の職場に留まるか、転職を考えるか、それともフリーランスで独立するか。

今回はそんな方のために、C言語プログラマの転職についてお伝えします。

 

C言語について簡単におさらい

C言語は、1970年代前半にデニス・リッチーによって開発されたコンピュータ言語です。誕生して50年近く経つ今も、プラットフォームに依存しない汎用性の高さから様々な用途でC言語は使われています。一方C++は、1983年にC言語の拡張版として開発された言語です。C#はマイクロソフトが開発した言語で、今もバージョンアップが続けられています。皆さんもご存じのとおり、C、C++、C#ともに、ロボット/組み込み系、ソフトウェア、OSの3つの分野で用いられるレガシーな言語です。

レガシー(legacy)…「遺産」、「遺物」という意味

ロボット/組み込み系・・・生活に身近な製品で活躍

家電製品や携帯電話を動かすためのプログラムにC言語が用いられています。たとえば電子レンジ、炊飯器、洗濯機など…。
(私たちが毎日ホカホカのご飯を食べられているのは、C言語のおかげですね!)

車などの工業製品、ロボット開発にもC言語が用いられています。家庭用ゲームやオンラインゲームの開発にも使われています。生活に普及する家電や、製造業の現場で活躍しています。私たちの生活における大切な役割を担っていることがわかりますね。

ソフトウェア・・・情報ビジネス、情報インフラを担う

ウィルスセキュリティソフトなど、情報セキュリティに関わるソフトウェアや、通信機器、IP電話を使ったシステム開発や、MySQL、PostgreSQLなどのようなデータベース管理システム、Niginx、ApacheなどのWebサーバーに関わるソフトウェアもC言語での開発です。情報ビジネス社会に必要なソフトウェアやITインフラはC言語により構成されているのですね。

OS(オペレーションシステム)・・・最新バージョンではアプリ開発も

Windows、Mac、LinuxなどのOSもC言語で作られています。C言語のなかで最も新しいC#の最新バージョンは6.0で、今後は.NET Frameworkを用いて、iOS/Androidのクロスプラットフォームの開発が可能となります。C#のプログラマが、Windowsのみではなく、iOSやAndroidなどのスマートフォン向けアプリの開発ができるようになったのは、大きな進歩ではないでしょうか?

C言語は習得難易度が高い分汎用性も高いスキルであるため、情報化社会の幅広い場面で活躍しています。

PCでもスマホでも幅広く活躍しているC言語

C言語プログラマの年収について

2018年におけるC言語の年収は全体の10位である525万です。プラットフォームに依存しない制御系の言語は、誕生から50年近くたった今でも貴重なため、その習得難易度の高さもあいまって評価されやすい傾向にあります。

現在、プログラミング言語として高年収なのはGo,Pythonなど機械学習で活躍する言語ですが、C言語の需要は衰えず、安定して稼いでいけるのではないでしょうか。

一方で、SIerIT業界では、開発環境が古くて思うように作業が進まない受託案件が多くて大変激務でなかなか帰れない場合によっては泊まり込み)といった話が多いです。

C言語に関わる仕事の大変さ

C言語の現場では開発環境が古いことや、単純作業の繰り返しで、「自分は本当にいまのままで良いのだろうか…」とお悩みの方も多いのでは。

古い開発環境

C言語案件の開発環境(.NET Frameworkなど)は(超最新の開発環境と比べれば)古い技術と言われています。また、受託案件が多くなるため、顧客との連絡手段ひとつとっても、若手からすると「非効率的だな…」とストレスを抱える方も多いようです。

下請けプログラマは残業が多い

二次受け、三次受けは残業が多い」説はもはや定番です。

多い人だと残業時間が月に50時間から80時間、あるいはそれ以上あるなんてことも…。月に50時間の残業があると仮に定時が18時だとすると、毎日21時に帰宅、80時間あると毎日22時帰宅になります。残業をしても必ず給料が出るかもわからないです。心身共に大きなダメージを受けるでしょう。

本当は受託ではなく自社プロダクトの開発に関わりたいのに、古い環境下では自分の思い通りのことができない。そう感じられる方も多いのではないでしょうか?

SIerのPMならではの悩みも

下請け企業を回避して大手Slerに就職できれば高給ですが、受託案件が多く、クライアントの要件定義に振り回される毎日。Slerの仕事はプログラマとは別物。仕様書作りや工数管理に忙殺されていつの日か自分自身でコードをかけなくなる人も。このような環境では本当はプログラマとして自らプロダクトに関わりたいのに、新しい技術に取り残される不安がつきまといます。

下請け開発会社→SIer希望の場合

C言語プログラマとして下請け企業やSES経由で客先常駐している方の中には、SIerのPMにキャリアップして辛い労働環境から抜け出したい、年収アップしたい・・・とお感じの方も多いかと思います。

ほとんどの大手SIerは新卒大量採用を実施しており、中途の求人は転職エージェントの非公開求人でしか流通しません
SIerへの転職を希望する方は大手SI企業に強いマイナビエージェントを利用すると元請け企業への紹介が期待できます。

〈自己PRの例〉

新卒入社したSES企業で半年間C++の研修を受け、その後は大手ソフトウェア開発会社の常駐として3年間勤務しました。後半は主にドメスティック系の家電メーカーのIoTプログラムのC#開発に関わっており、IoT開発の全体像をよく理解することができました。
今後はプロマネとして上流工程に携わっていきたいと考えていたところ、IoT案件に実績のある御社の募集について◯◯エージェントから紹介を受け、自分の経験を活かせると考え今回ご応募させていただきました。

PM→プログラマ希望の場合

一方でプロマネというよりプログラマとしてキャリアアップしたいという方は、下請け開発会社を選ばないようにご注意ください。選択を誤るとIT土方と揶揄される下請け開発会社とSIerとの労働環境や福利厚生の差に愕然とすることになります。

PGやエンジニアとして自らコードを書くことに魅力を感じるのであれば、Web系スタートアップ企業をおすすめします。

資金調達や投資により手元資金が潤沢なWeb系スタートアップ企業は年収アップへの最短ルートともいわれ、先端技術の導入にも積極的です。

ただし同じ「IT系」であるとはいえ、SIerのPMからWeb系スタートアップのPGを目指すのは異業種転職に近いです。第二新卒のような形でポテンシャル採用してくれる企業を探すのが基本方針となります。職務経歴書ではこれまでの職歴のみならず、学生時代の取り組みや業務外での開発経験なども盛り込んで意欲をアピールすると良いでしょう。

ちなみにWeb系スタートアップ企業の求人が充実しているのはなんといってもレバテックキャリアです。

〈自己PRの例〉

新卒入社したSIer企業で1年間C#の研修を受け、その後システム基盤系の部署で2年半の間PMとして案件に携わって参りました。学生時代から競プロに参加するなどプログラミングが好きでして、そのために選んだ会社でしたが残念ながら想像以上にPM志向が強くプログラマとしてキャリアアップする道が限られてしまっていたため、自分の働き方を考えるようになりました。
御社はフィンテック企業として日本で唯一のプロダクトを提供されていらっしゃいますので、やはり開発が生命線だと思います。私自身、最初はフレームワークの違いに苦労する部分はあるかと思いますが、本業の傍らgithubの習得などにも取り組んで参りましたので、なるべく早期にプログラマとして戦力になりたいと考えております。

【ちょっと裏技その1】製造業を選択してブラックな職場を回避する



(引用元:Green

こちらは長野県に本社のある製造業の会社で、沖縄県勤務のC言語プログラマの採用情報です。

製造業(メーカー)の組み込みエンジニアで働くメリットは、福利厚生がしっかりとしていて、自社開発案件に携われることです。

製造業では真面目で勤勉な人柄が愛される傾向にありますし、こうした開発案件では年齢も関係なく、実力で判断してくれるような職場も多いです。C言語プログラマさんとは相性が良いのではないでしょうか?

またこの求人にもあるように、沖縄県での勤務という形を取り、地方からでも条件の良い案件に参加できるのもIT業界ならではの働き方ですね。

【ちょっと裏技その2】C言語プログラマ出身の講師業という選択肢も



(引用元:Green

C言語プログラマからC言語の講師業へ転向するのも一つの手です。C言語は、習得するのが難しいことから、専門学校やプログラミングスクールの需要が一定あります。これから学ぶ生徒さんにとって、あなたはC言語を苦労して覚えた先輩プログラマであり、SIerでの勤務経験を伝えることができるのも、強みですね。

こちらの求人は想定年収が 500万円~と、高めに設定されています。その代わり、応募条件が大卒以上で、実務経験が必須と応募資格のハードルは高くなります。講師というのはエンジニアやプログラマとは異なるノウハウの必要な職業ではありますが、「人を育てるのが好き」「関わった人が成長するのが嬉しい」という方にとっては天職といえるのではないでしょうか。

プログラムを書くだけが仕事じゃない

転職で何を変えたいか?が大切

C言語を武器に転職をする上で、自分は何を変えたいか?を考えることは大切です。

客先常駐の働き方を変えたい
上流工程でプロマネを目指したい
田舎に帰ってプログラマを続けたい
エンジニアとしてコードを書くことにやりがいを感じる
むしろ自分のスキルや経験をだれかに伝えたい

様々な考え方があると思います。

もしも方向性に迷うようであればIT系に強いマイナビITエージェントレバテックキャリアに一度キャリア相談をしてみてはいかがでしょうか?
(もちろん、転職エージェントと面談したからといって転職しなければいけないわけではありませんからご安心ください)

C言語の将来性について懸念されている方も多いようですが、制御系の技術は貴重でまだまだ需要のある技術です。

きっとあなたにとっての自己実現を後押ししてくれるはずです。

そして、転職へ・・・

季節は流れ・・・。僕は、C言語を教える講師に就いた。

幼い頃からパソコンに触れていた自分にとっては、当たり前のようにできていたプログラミング。人によっては、プログラミングに対する考え方や理解の仕方が違うことに気付いて面白みを感じている。

今の職場はホワイト企業で定時には帰れているし、生徒の方々の成長を感じることから、やりがいを感じている。転職をして良かった。明日も仕事を頑張ろう。

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