未経験からWebデザイナーになるには?スクール・独学など転職方法を徹底解説

未経験から鮮やかにWebデザイナーデビューしましょう

昔から絵を書くのが好きで
デザインの仕事に憧れがある!
でもどうやってなればいいのかわからない……
Twitterで今日も現役デザイナーの華やかな仕事報告が流れてきた。つらい
第一線で活躍しているWebデザイナー、どうやってなっているか謎すぎ

そんなお悩みをお持ちの方は多いかもしれない。しかし、実は「初動」さえミスしなければ、学歴や職歴は関係なく、未経験からWebデザイナーになるのはいくらでも可能である

ここでは、Webデザイナーという職種について簡単に紹介し、実際の求人動向を踏まえ、未経験からWebデザイナーになる攻略方法を紹介する。

Webデザイナーとは?学歴関係なしの世界

Webデザイナーは、Webサイトのデザインを担当する仕事だ。クライアントの要望に応じて、「Illustrator」や「Photoshop」などのグラフィックソフトを用いて背景やロゴ、アイコンを作成して配置を決める。それに合わせて「HTML」や「CSS」、「JavaScript」などを用いてコーディングを行っていく。また、サイトの完成後も修正や更新作業といったアフターサービスを担う場合もある。

学生時代に、デザインの特別な教育を受けていないけど、今からでもなれるかな…?と悩む方はいるかもしれない。しかしWebデザイナー界隈では、大卒をはじめとし、高卒の多くのデザイナーが第一線で活躍している。

高卒どころか、知り合いには中卒のWebデザイナーもいるが、在宅フリーランスでバリバリと活躍し、独立した生計を営んでいる。

学歴は関係ない!

Webデザイナーの求人数。半分が未経験を歓迎

Webデザイナーの求人数は、88件(2019年8月調査)

(引用元:マイナビ

Webデザイナー × 未経験の求人数は40件(2019年8月調査)

(引用元:マイナビ

大手求人サイト・マイナビで検索したところ、全国のWebデザイナーの求人数は84件。うち、40件が未経験者を歓迎している

未経験OKの求人票(一例)

(引用元:マイナビ

こちらは、未経験OKの、求人票の一例だ。応募要件にPhotoshop、premiere、Illustrator、AfterEffect、HTML、CSS、Javascript~とあり、ある程度Webデザインに必要なスキルを持っている人材を求めているのがわかる。
つまり「未経験者OK」と言ってはいるが、企業側しては、「業務経験は未経験でも良いから、ある程度スキルがある人材がいいな」が本音だ。
もちろん、「完全未経験者OK」の求人もある(詳しくは後述)。

Webデザイナーの働き方

Webデザイナーの働き方は、3つに大別される。

インハウスのWebデザイナーとして働く

一般企業に所属して自社サイトを開発するインハウスのデザイナー。
メリット:ブランドに近い位置でデザインができる。長期的にサービスに関われる
デメリット:モノづくりよりもWeb更新やサービスの改善が主な仕事であり、ゼロから作り出す喜びが得にくい可能性がある。

広告代理店・制作会社のWebデザイナーとして働く

クライアントから依頼されてWeb制作を行うデザイナー。

メリット:案件ごとに作るWebサイトが変わるため、様々な案件に関われる。
デメリット:顧客の要望により何度も修正が求められるケースもあり、納期前は修正対応に追われがち。

フリーランスとして働く(個人事務所を立ち上げる)

特定の企業に所属せず、フリーランス・在宅で活躍するデザイナー。
メリット:納期・品質さえ担保できれば、働き方は自由。嫌いな仕事を受けなくていい。
デメリット: スケジュール管理・体調管理に気を遣う。

3つの働き方の共通点

会社に雇用されるスタイルのWebデザイナーは、多くの場合、複数の案件のデザインを同時に抱えることが多いうえに、納期がタイト。そのため、労働時間が長くなりがちだ。一方で、専門職としての年収はそれほど高くはない(後述)。ただ、成果を出せばディレクターやプロデューサーへのキャリアアップが可能だ。場合によってはフリーランスとしての展望も開ける。

ディレクター?フリーランス?

しかし、どれだけ対策を重ねても、「未経験から正社員」というのは相当に厳しいことを認識しておこう。Webデザイナーの現場は、正社員登用にあたって、業界未経験であることが許される期間が20代前半までしかない。逆に正社員を目指すならば、20代後半の転職の時点で、ほぼ必ずポートフォリオを求められる。「向いていること」よりも「やってきた」ことのほうが極めて重視されるのだ。

Webデザイナーのキャリアパス

Webデザイナーのキャリアパスのサイクルは、速い。
Webデザイナーにとって、未来を決定づけるのは30代での仕事だ。30代のデザイナーは、リーダーとして現場を引っ張るか、業界でも名の知れたスペシャリストを目指すことになる。そこで実績を残せれば、さながらスタープレイヤー扱いだ。その場合はWebディレクターへの転身、より多くのインセンティブを求めて移籍、個人事業主として活躍する、独立して会社を立ち上げるなど、様々な道を選べる。

特に働き方が多様化するにつれ、フリーランスデザイナーの仕事の幅は年々広がっている。

逆に、自身の価値を高められず、いわば競争に破れてしまった場合は転職が難しくなり、40代の時点で身の振り方を考えさせられることとなる。まるでスポーツ選手のような生存競争がWebデザイナーを取り巻いているのだ。

将来的にフリーランス・独立を目指す方へのアドバイス
Webデザイナーは一般的に給与水準が上がりにくい職種と言われているが、一度インハウスや制作会社で、デザイナー経験を積んだフリーランスとしてうまく立ち回ることができれば大幅な年収アップも可能だ。そのためには、会社員時代には問われにくい提案力やプレゼン力が重要となるため、サイト制作の上流工程に意識的に触れるようにしよう。
フリーランスになると営業活動に時間を割きにくくなるため、自分のデザインの魅力を理解して代理店的に立ち回ってくれるパートナーの存在やSNS(特にTwitter)やブログを使ったセルフブランディングも重要だ。

SNSをはじめるのに速いに越したことはない。フリーランスになってからはじめても、手が回らないケースがあるからだ。そこで未経験のうちから、SNSで自分なりに、デザインについてつぶやくことで、フォロワーを獲得したり、トレンドを押さえることで、徐々に知り合いを増やすのも可能となるだろう。

それでは、未経験から、Webデザイナーの世界に飛び込むには、どのような覚悟を持てばよいのだろうか。

Webデザイナーへのなり方には3つの方法がある

Webデザイナーになるためには、大きく分けて3つの方法があり、「初動」をどうするかでなり方が決まる。
以下に、3つの方法をステップ制で紹介するので、どれが自分に合うか、ぜひ検討してみよう。

独学の方法

STEP1・必要なモノをそろえ、学ぶ環境を整える
Webデザイナーになるためには、インターネットに接続できるパソコンや、専用のソフトウェアが必要だ。

主なソフトウェア
(1)Illustrator
Adobe社によるグラフィックツール。世界でもっとも使われているグラフィックツールで、WebデザイナーになるためにはIllustratorを使いこなすのが欠かせない。

(2)Photoshop
Adobe社による画像編集アプリケーション。こちらは作成したイラストやバナー画像、写真素材を編集するのに必要なソフトウェアだ。

(3)テキストエディタ
作成したデザインを、実際に、Web上で見れる形にするためには、HTMLやCSS、JavaScriptと呼ばれる、「Webデザインの言語」に翻訳する必要がある。そこで必要になるのが、テキストエディタだ。
テキストエディタは、フリーのソフトウェアで使いやすいものがいくつかあるので、その中から自分に合うものをいくつか使ってみるのをおすすめする。

パソコンに求められるスペック
これからパソコンを買う場合は、「CPU」「メモリ」の値に気を付けて購入しよう。
実際私もPhotoshopを使うことがあるが、CPUは、インテルのi5以上であればサクサクと動く。
メモリは、CPUとハードディスクの間に立って、データの受け渡しをする装置だ。これはできれば16GB以上あることが望ましい。

今、家電量販店に行けば、さまざまなスペックのパソコンが売っている。安さに惑わされて低性能なパソコンを買わないように気を付けよう

スペックの高いパソコンは超重要

STEP2・勉強とモノづくりを同時進行する
本やインターネットで知識を吸収し、勉強しながら、サイト作りやボランティア活動により「モノづくり」の経験を積もう。「素人でもいいからお願いしたい」という依頼元はいくらでもある。また、自分の個人サイトを作るのもおすすめだ。
過去に実績はなくとも、フリーランスで活躍していたり、会社やお店を立ち上げたりした友人に声をかけて、無料でサイト制作を請け負うことはできるだろう。

STEP3・ポートフォリオ(作品集)を作る
ポートフォリオはWebデザイナーの転職には絶対必須となる。これは、未経験からの転職でも変わらない。

ポートフォリオとは?…自分の作品集のこと。
STEP2で製作した製作例を、2点、3点と増やし、個人Webサイトで簡単に見られるようにしておこう。

STEP4・就職活動をする
ポートフォリオを携えて、就職活動をしよう。

STEP5・Webデザイナーデビュー!

独学のメリット・デメリット

メリット:会社や学校に行きながらでも、都合の良い時に学びながらスキル習得ができる。ボランティア案件が獲得できれば、学びながら経験を積める。
デメリット:初期費用がかかる。わからないところがあれば自力で解決しなければならない

この方法がおすすめなのは、現職が忙しい方や子育てなどで忙しい主婦の方だ。一方で、教えてくれる人がいないことや、デビューするまでに根気が要るのに注意したほうが良いだろう。

スクールで知識を身に着けて、Webデザイナーになる方法

STEP1・スクール情報を調べる
「Webデザイナー スクール」で検索して、スクール情報を調べよう。費用はカリキュラムによりさまざまだ。また通学制から通信講座までいろいろなものがある。

STEP2・スクールに通いスキルを獲得する
スクールの講座から、スキルを獲得しよう。フルサポートのスクールでは、独学の場合自分でやらなければいけない制作例やポートフォリオの作り方も、一から指導してくれるかもしれない。

STEP3・就職活動をする
スクールで得たスキルを武器に就職活動をしよう。この場合も、独学の時と同様、ポートフォリオを忘れずに。ポートフォリオの作り方までサポートしていないスクールの場合は、自力で作る必要がある。

STEP4・Webデザイナーデビュー!

スクールに通うメリットとデメリット
メリット:基礎を1から教えてもらえる。求人あっせん制度があるところも。
デメリット: スクール費用がかかる(国から教育訓練給付金が受けられるケースも)

この方法は、「基礎をゼロから教えてほしい」方や、トレンドを押さえたうえでデビューしたい方に向いている。ただ多忙になり途中からカリキュラムが継続できない方や、飽きっぽい方は、注意が必要だ。

完全未経験者OKの会社へWebデザイナーとして就職する方法

STEP1・完全未経験OKの求人を探す
マイナビやdodaなどの求人サイトで、完全未経験OKの求人を探そう。

STEP2・入社する

STEP3・Webデザイナーデビュー!

メリット:会社が教育してくれるため、勉強コストがほぼゼロ
デメリット:人物重視の採用になるため、研修期間中は、契約社員のスタートになりがち。年収が低く抑えられるケースも

完全未経験OKの企業への転職活動をする方にアドバイス
未経験でもWebデザイナーの業界に入ることは可能だ。
ただ、Webデザインに関する知識が何もなく、丸腰で転職活動をしても企業からの興味は得られないので、「Illustrator」、「Photoshop」の基本操作を覚え、「HTML」や「CSS」について勉強しておこう。

またデメリットでも触れた通り、未経験から入る場合は、非正規雇用(契約社員やアルバイト採用)になりがちなので、その点を覚悟しておこう。


(引用元:マイナビ


(引用元:マイナビ


(引用元:マイナビ

Webデザイナーのキャリアパス

キャリアパスとしては、プロジェクトの中でWebデザイナーをまとめるチームリーダー、あるいはサイトデザインを含めたプロジェクトの全体を統括するWebディレクターを目指す事が多い。また、広告業との親和性も高いことから、プロデューサーやプランナーを目指すこともある。

Webデザイナーの平均年収

具体的な年収は以下の通り。

全体平均:357万円

男性:396万円
女性:334万円

20代:319万円
30代:378万円
40代:425万円
(情報元:doda「平均年収ランキング 最新版」)

ここまでざっと、Webデザイナーがどんな仕事なのかをまとめてきた。ここからは、どのような人がWebデザイナーに向いているのかなどを紹介する。

Webデザイナーに向いている人

アーティスティックなセンスと職人的な根気の両方を備えた人材が強い

大企業から個人サイトまで、Webサイトのデザインに携わることになるWebデザイナー。最大の魅力は、自分が作り上げたWebサイトが世に公開され、多くの人の目に留まることだろう。また、Webサイトの制作には常に最新の技術を用いる。日進月歩で進化するWebの世界の最前線に携わり、知識をアップデートしやすい環境にあるのも魅力だ。

一方で、Webデザイナーの仕事はあくまでクライアントありき。クライアントの意向が二転三転し、そのたびにプロジェクトが後退することも。納期に追われて残業も多くなりがちで、心身ともにストレスがたまりがちな職種である。

この仕事に向いているのは、アーティスティックなセンスと職人的な根気の両方を備えた人物だ。Webデザイナーは、「Illustrator」や「Photoshop」を使った芸術性を求められる業務と、地味で地道な作業が続くコーディングの業務の両側面を持つ。会社によっては片方だけを任されることもあるかもしれないが、長くWebデザイナーを続けていくならば、両方できることに越したことはない。

また、デザインやコーディングのスキルもさることながら、プラスアルファの知識・技術を持っているとなおよい。「HTML」にSEOの知見を反映させることができたり、ライティングや動画作成をはじめとしたコンテンツを作ることができたりすると、より幅広い案件に携わることができる。

昨今、機運が高まっているコンテンツマーケティングの動きに合わせて、WordPressをはじめとしたCMSのスキルもあれば高く評価されるだろう。さらにクライアントやチームメンバーなど、関わる人の数が大きい職種でもあるので、仕事を進めるにあたってコミュニケーション力は欠かせない。

Webデザイナーに有利な資格

取得していると有利な資格としては、ウェブデザイン技能検定Webデザイナー検定HTML5プロフェッショナル認定資格などがある。これらの資格は現場で長く仕事を続けていれば身につくものだが、未経験からの転職者にとっては貴重なアピールポイントとなる

Webデザイナーはどうしても下積みからのスタートになる

繰り返すようだが、転職にあたって、大前提として求められるのは「Webデザイナーとしての経歴」。20代後半という、かなり早い段階から即戦力であることが求められる一方で、即戦力にならない未経験はどうしても非正規からの下積みにならざるを得ない。

しかし、「Web業界ではないがデザインには携わっていた」「営業職としてクライアントとの交渉を日々行っていた」「マーケターとして利益に貢献した」など、一芸をアピールすることはとても大事だ。企業に「この人は足りないところを補えば、すぐにでも戦力になる」と思ってもらうことが何よりも重要である。

面接にあたっては、希望する会社が過去にどのようなデザインを行ってきたのかをまずはチェックしておこう。そこで感じたことを伝えると同時に、自身の過去の経歴と照らし合わせて「自分ならばこういった要素を加えられる」ということをアピールしよう。

またこれらの作品について、「なぜこのデザインにしたのか」という意図を、背景込みで説明しよう。どのような経緯で制作をしたのか、その際にどのようなコミュニケーションをクライアント(この場合は友人や知人)ととったのか。そのうえでどのように競合を意識してデザインしたのかなどを解説できれば、立派な実績と言えるだろう。

下積みから…成り上がる!

自己PR例1

■求人票で求められるスキル(実際の求人票から抜粋)
HTMLを使ったコーディング作業、およびプログラミング作業

■あなたのスキル
知人が立ち上げた企業のWebサイトを制作

■言い換え
前職での業務の傍ら、Webデザイナーへの転身を意識して、知人が所属、または、立ち上げた企業のWebサイトの制作をいくつか手がけました。ポートフォリオとして持参いたしましたので御覧ください。

自己PR例2

■求人票で求められるスキル(実際の求人票から抜粋)
Webプロモーション業務全般

■あなたのスキル
事業会社にてSEOマーケターとして活躍

■言い換え
SEO対策担当者として新規ECサイト立ち上げに参加。目標としていた会員登録数に当初の予定より3ヶ月早く到達し、利益120%達成に貢献しました。Webデザイナーへの転身にあたっては、前職にて培ったコーディングの技術に加えてSEOの知見を活かしていきたいと考えています。

まとめ

Webデザイナーという職種は、未経験であることへの間口は広いものの、とにかく未経験者と経験者の壁が高くて分厚い。それでも数多の最新技術を駆使しつつ、他の職種と比較するのが難しいほど多くのユーザーに自分が作ったサイトを見てもらう経験ができるのは、Webデザイナーならではの魅力だ。どうしても憧れが止められず、未経験からWebデザイナーになりたいのならば、一刻も早く動くことがなによりも重要だ。

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