経理未経験者は必読!経理転職お役立ち情報ー仕事内容・資格は必要?ほか

年々進化するビジネスシーン。なかでも、管理系の仕事は、情報システムの台頭による効率化やRPAによる自動化、外注サービスの普及により、オフィスワークの人材市場は過渡期を迎えています。

このような状況でも、求人サイトに求人票が絶えず掲載され、需要がある職種といえばなんでしょうか?

それは、企業の生命線の【お金】を扱う仕事――経理業務――です。
確かに、フリーペーパーや転職サイトで経理求人を見かける機会が多いかも。私も未経験から経理を目指せるかな?

本稿では、経理業務に興味のある方向けに、その仕事内容や実態やりがいや苦労を紹介し、未経験から経理担当者を目指すための面接必勝法や企業選びの方法をお伝えします!

それでは本編へ。

会社の規模により「仕事の幅」が異なる経理業。共通点は、「お金の出入りの管理」と捉えよ

  1. 経理の仕事は、会社の規模によって担当領域の幅が異なる
  2. 上場会社では会計監査対応がある
  3. 中小企業では、事務担当と経理担当を兼ねること
  4. そのため、「どんな仕事がしたいか(経理のエキスパートor事務も兼ねた経理担当になりたいか)」をイメージしながら、求人票を観察するのが吉◎

さて「経理」の仕事と言っても、その業務内容は、会社の規模やビジネス領域により異なります。

全ての経理担当者にとって、基本的な業務といえば、出納管理・支払業務・伝票の作成や原価管理です。経理担当として入社した場合、まず任されるのはこれらの基本的な作業ではないでしょうか?

出納管理とは?
毎日行う仕事。請求書、領収証当の伝票と引き換えに、現金の出し入れを記録して現金出納帳の残高と実際の現金残高が一致していることを確認する業務
支払業務とは?
材料やサービスの仕入れ代金を、請求書に基づいて支払いをする業務

加えて、中級以上の仕事といえば、企業や株主にとって重要な月次・年次決算業務(貸借対照表・損益計算書)やその他報告書の作成、予算統制などが挙げられます。海外企業と取引がある企業では、外貨送金や、国際会計など国際的な仕事まで多くの種類があります。

また上場会社の経理担当者にとって重要な仕事といえば、監査対応です。第三者機関による会計監査では、貸借対照表/損益計算書の確認・売掛/買掛金の残高確認など企業の財務状態に関するあらゆる監査が行われます。

日ごろから正確性が問われる経理の仕事ですが、会計監査は、企業の社会的信用と大きく結びついているため、準備期間・本番ともに気が抜けない重要度の高い業務と言えるでしょう。

ここまでは経理担当の業務の幅広さに触れましたが、実際のところ、日常的に経理担当者の仕事が多くない中小企業では、事務担当が経理の仕事を兼ねていることもありますし、逆に経理担当が総務的な仕事を兼ねる企業もあります。中規模の会社では、一人の担当者が現金出納や月次・年次決算業務まで幅広い業務を担当し業務負荷が高くなる傾向です。

これが大企業になると、担当業務がより細かく設定され、ポジションごとに担当領域が決まるところも多いようです。

そのため、未経験の方は、まず「どんなレベルの経理担当者になりたいか」「それはどの規模の企業で叶うか」を念頭に置きながら、求人票をじっくり観察するのがよいでしょう。

経理担当の仕事の大変なところ、やりがい

上段では、経理の仕事の内容や、企業規模による仕事内容の違いをお伝えしました。ここからは仕事内容を踏まえて、経理の仕事の大変なところや、逆にやりがいのあるところをお伝えし、面接ではどのようなポイントを掴めばよいかをお伝えします。「面接の逆質問をどうしよう」とお考えの方のお力になれば幸いです!

【大変なところ・1 「経理が細かい・うるさい」と言われる~自分だけがしっかりしてればよいわけではない~】

経理の仕事で大変なところとして挙げられるのは、「正確さが要求されるところ」に加え「正確さを周りの方にも求めなければいけないところ」です。

この記事をお読みの方は、経理への転職に興味がある方でしょうか?だとすれば、ある程度の正確さや几帳面さは備わっていることでしょう。しかし、会社では、一緒に働く方がみんな几帳面化と言われるとそうではないのです…。

「営業担当者から上がってくる請求書が伝票に抜け・漏れがあり、何度もやり直しをお願いしなければいけない」(50代・経理・女性)
「事業部門からの支払伝票が遅くなり、取引先への支払がいつもギリギリに!しかも何度も注意しても直らないんです…」(30代・経理・女性)

など、経理担当者にとって、「他の部門が非協力的に見えてしまう」のは日常茶飯事です。なかでも、営業担当者と経理担当者が対立してしまい、社内の空気が悪くなるというエピソードは鉄板です。

営業担当者は、会社のなかでも売り上げを生み出す花形の仕事です。一方、経理担当者は、お金の動きを細かく把握し、企業の社会的責任を担う守りの仕事。立場の違いが生み出すスタンスにより、社内で摩擦が生まれてしまうことも。そこでどう器用に立ち回るかも、経理担当者に求められる資質ではないでしょうか?

経理担当者には、正確性や高い注意力に加え、経理部門以外の社員とも上手に付き合える柔軟性」が求められるでしょう。

また、面接などでは「経理部門と他の部門の人間関係」を、逆質問の時間を使ってさりげなく探るのが、社内の人間関係や、他の部門のスタンスを察するための一歩と言えるでしょう。

【大変なところ・2 決算前・監査前は残業の嵐】

もうひとつ、経理担当者にとって大変なのは、月次・年次決算前や、会計監査前は、労働時間が長くなる傾向があるところです。

  • 月次決算は、当月分を1日~30日(31日)まで、最終的な締め作業を翌月初に実施
  • 年次決算は、日本の慣習から毎年3月締めのところが多いです。(企業によって異なるため面接時に確認が必要です)

そのため、たとえば、「月末・月初めに休暇を取得したい」という希望は通りにくいことも…。

ワークライフバランス重視の方は、面接で、忙しい時期がいつなのか?をあらかじめ確認するのが、自分にとってよい転職へとつながるでしょう

ここからは、経理業務の魅力を紹介します!

【魅力・1 会社の経営やビジネス規模を俯瞰的に知れる】

経理職のやりがいといえば、会社の経営やビジネス規模を俯瞰的に知れることです。企業にとって「生命線」となるお金の管理をする仕事ですので、月次決算・年次決算では、会社のお金の流れを全体的に把握できるのが魅力と言えるでしょう。

【魅力・2 経理は、管理系のなかでも「つぶし」の効くスキル!】

経理職のもうひとつのやりがいは、「つぶし」の効くスキルということです。

たとえ今は未経験でも、比較的難易度の低い仕事(たとえば、伝票処理や支払業務)から徐々にステップアップし、高いスキルを身につけることで、経理のエキスパートを目指せます。また経理は、業界や、時代に左右されないスキルと言えるため、たとえば転居などライフスタイルの変化があったとしても、「食いっぱぐれにくい」仕事のひとつです。

苦労もやりがいも大きい経理の仕事ですが、平均給与の相場はどうなっているのでしょうか?

給与や年収の相場・キャリアパスは?

大手人材サービス会社・パーソルキャリア(Doda)の調査によると、経理職の給与や年収の相場は、平均491万円(生涯賃金:2億4512万円)です。性別ごとの年収相場は、男性 534万円、女性 411万円。年代別の平均賃金は、20代 378万円、30代 486万円、40代 587万円50代~ 672万円とされています。

とはいえ、これはあくまで平均値での相場となるため、未経験の場合は、平均年収よりも低い金額でのスタートとなるのを覚悟しましょう。

転職Doが独自に行った調査によると、実際に転職サイト「リクナビ」に合った求人では、経理経験5年以上の中途採用者の場合、月給22万円以上が保証されているのに対し、未経験の場合は17.5万円スタートと、4.5万円の差がついている企業も。


(実際の求人票から抜粋。未経験者は厳しい目で見られているのが伝わります)

ただこれは言い換えれば、未経験で入社したとしても、経験を積めば給与アップが見込めるということでもあります。

そのため、未経験の場合はまずポストを得るのを優先し、経理のエキスパートとして成長していくなかで、給与アップを目指すのがあるべき姿と言えるかもしれませんね。

それでは、未経験者が経理職への転職を叶えるためには、どのように進めれば良いのでしょうか?

未経験者が経理職への転職を叶えるには?

未経験者が経理職への転職をかなえるには、

  1. 転職活動と並行して、簿記検定を取得する
  2. これまでの経歴から、経理につながる部分を企業にアピールする

この2つが重要です。詳しく見ていきましょう。

1・【進め方のコツ】経理担当者として有利な資格を取る(日商簿記検定2級・3級)

未経験からの経理転職をめざす場合は、平行して日商簿記検定の2級、3級を取得しておくと良いでしょう。

経理の求人票を少し見てみればわかる通り、多くの企業では経理に必要な知識を問う試験の「日商簿記検定」保持者を優遇しています。

(すべて実際の求人より抜粋)

特に2級以上を取得している方は大きく歓迎される傾向にあるようですが、いきなり2級に挑戦するのは難しくても、まずは3級からでもやる気をアピールするのが大事です!

2・【書類・面接のコツ】これまでの経験から経理につながる部分をアピール

もうひとつの方法は、これまでのあなたの経験から、「お金」を扱った経験や、経理職につながるスキルを、自己PRや志望動機でアピールする方法です。

具体的にどう話せばよいのでしょうか?表にまとめてみました。
(一例)
求人票で求められるスキル
(実際の求人票から抜粋)
あなたのスキル
(例)
書類や面接での伝え方
(例)
仕訳・支払業務 一般事務として、仕訳や支払など経理補助の経験がある 経理専門職は未経験ですが、現職では一般事務職として、会計システムへの仕訳入力や外部への支払対応を3年間行っていました。御社の求めるスキルに、仕訳・支払業務が含まれているため、この経験がお役に立てると思い応募致しました。
総務・人事・経理担当者を総合的に担当できる人材を必要としている 人事担当としての経験がある 現職では、人事担当者として出退勤の管理や、保険関連・勤怠管理・給与計算なども担当していました。

給与計算ではお金の計算に関わる業務も多く、今後は人事の仕事をつづけながら、経理としてステップアップし、スキルの幅を広げたいと考えております。

そこで御社は総務・人事・経理をバランスよく見られる人材を必要としていると感じましたので、人事経験をお役に立ちながら、経理としてもステップアップしたいという思いと重なると思い、志望致しました。

どの職種にも共通するかもしれませんが、未経験者から経理を目指す場合は、「今の自分のスキル」と、「相手企業が求める人材」を結びつけて、しっかりと企業研究をしているのをアピールするのが最善と言えるでしょう。

どうやって探せばいい?未経験OKの経理求人

経理の仕事や、アピールの仕方についてなんとなくわかってきました。
それでは実際に、未経験者OKの経理求人を探すためには、どうすればいいのでしょうか?
結論から言うと、今はリクナビNEXTがおすすめですよ!

未経験に絞り込んで探せる!リクナビNEXT


リクナビNEXTは、株式会社リクルートが運営する国内最大級の求人検索サービスです。

「求人がたくさん集まっていて、応募手続きまでできちゃう掲示板」と言い換えると、イメージしやすいかもしれませんね

求職者は無料ですべてのサービスを利用でき、勤務地、職種をはじめとした細かい条件で絞り込んで、求人を検索できます。会員登録すると、応募手続きや求人のお気に入り登録、更にプロが監修した適職診断などのコンテンツが使い放題。

なるほど、便利に使えそうなサービスですね…。実際に、未経験者OKの経理求人はどのくらい掲載されているのでしょうか?

リクナビNEXTで、経理×未経験OKの求人を検索してみた。



リクナビNEXTで未経験OKの経理求人を探したところ、全国で1,189件ある経理求人のうち、276件が未経験者OKの求人でした。(2019年10月時点)

時期によってバラつきはあるかもしれませんが、大体1/5くらいの企業が、未経験の経理転職者を歓迎してくれているんですね。実際の求人票も見てみましょう!

リクナビNEXTに掲載の、実際の求人票を見てみた

こちらはリクナビNEXTに実際されていた経理の求人です。月23万円以上、経理業務を中心にサポート系の仕事を幅広く任せてもらえるようです。
毎月会計士が来社するので、難しい業務については質問できるとあります。業務難易度も高くないし、量も多くないと求人票ではっきり言っているのは正直珍しいのではないでしょうか…?未経験からでも、チャレンジしやすそうですね!

このような求人に出会えるのは、大手サービスのリクナビNEXTならではの強みですね~。

あなたもぜひ、リクナビNEXTに登録して、未経験から経理のエキスパートを目指してみませんか?


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未経験から経理へのチャレンジは、早めが吉。求人票をじっくり観察しよう

今回は、未経験から経理への転職に興味がある方へ、仕事内容の簡単な紹介や、やりがいと苦労、そして転職お役立ち情報をお伝えしました。繰り返しになりますが、ただ憧れの気持ちだけで動くのではなく、企業から出ている求人票をじっくり観察して、何が求められているかを研究するのが重要です。まずはさまざまな求人票に触れて、経理市場の動きを見てみませんか?

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