公務員からの転職大全。公務員別おすすめの職種とは


ライター:奥野 佑樹
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公務員から民間企業への転職は多い?

人事院の「令和元年度 一般職の国家公務員の任用状況調査」によると、令和元年の離職率は約5.1%で、一般企業の離職率より大幅に低くなっています。
(※在職者281,427人に対し、定年退職や任期満了を除いた離職14,375人から算出)

しかし、年代別に見ると、20代の離職率は約6.4%で、60歳以上を除くと、若い公務員ほど転職を考え、実行に移す傾向が強いことが分かります。

年代 在職者数 定年退職や任期満了
を除いた離職者数
離職率
20代 46,702人 2,999人 約6.4%
30代 56,149人 2,682人 約4.8%
40代 81,572人 2,925人 約3.6%
50代 82,773人 4,198人 約5.1%
60歳以上 13,224人 1,414人 約10.7%

(引用元:令和元年度 一般職の国家公務員の任用状況調査 - 人事院

民間企業へ転職するデメリットは大きい。転職するかはよく考えよう

公務員として働く最大のメリットは、安定性です。業績次第で倒産することもある民間企業とは違い、公務員は定年までリストラされることなく安定して働き続けることができます。

この「安定性」から、クレジットカードや賃貸契約などの審査では、景気に左右されにくい、失業リスクが少ない、年功序列で毎年給与が上がるなどの理由から、公務員が有利と言われています。

しかし、転職することでこれらの条件を満たせなくなり、社会的評価が低くなってしまい、クレジットカードや賃貸契約の審査に影響する可能性があります。

また、人によっては、親や恋人の親などからの評価が低くなるリスクもあります。一般的に、公務員に対して世間は「安定した収入」というイメージを持ちがちだからです。

公務員からの転職先は前職と親和性の高いものを狙う

大学職員

大学職員は国公立大学や私立大学において学校法人の経営・運営を担う仕事です。
大学職員の仕事内容は教務課などで行う学生対応や学校法人の運営に必要な人事・経理・総務など多岐にわたります。

大学は多様性のある職場のため、関わる人々も学生・教員・卒業生・保護者・地域の方々など様々です。
公務員としていろいろな背景をお持ちの方々と接してきた方は前職の経験を十分に活かせる職業です。
大学における職場内の風土は民間企業よりも市役所などの雰囲気に近いため、公務員の方は転職後、すぐに活躍しやすい職業といえるでしょう。

出典:大学職員になる
あなたが知らない大学職員の仕事内容を紹介!業務で活きる意外なスキル3選

「大学職員」著者:土岐 光

大学職員になる
関東の私立大学に勤務する現役の大学職員。大学職員への転職・就職を支援するメディア「大学職員になる」を運営。
大学職員に関するWebコンテンツを多数のメディアに寄稿し、記事監修も行いながら大学職員の情報を発信中。
「大学職員について相談できる相手がいない」という当時の自身の悩みを解消するためにオンライン相談を実施しており、累計相談者数は40名を突破。
運営メディア:Webサイト「大学職員になる
YouTubeチャンネル「大学職員になる

地方自治体職員

公務員試験予備校の講師

公務員試験予備校は、公務員試験受験を目指す人のための予備校です。

公務員試験予備校は、TAC、LEC、大原の3大予備校があり、いずれも日本全国に校舎や支部を構えています。

そのため、就職先も豊富で、地方公務員試験合格の経験も活かせることから、公務員試験予備校の講師になる方も多くいらっしゃいます。

(未経験採用が豊富)営業職、IT業界

未経験者を採用することが多く、常に人材を募集している営業職やIT業界も狙い目です。

今までの経験やスキルは活かしにくいですが、営業職は不動産関係の求人が多くあるため、不動産関係の手続きに携わった景観があれば多少なりとも活かせる部分が出てくるかもしれません。

また、IT業界は常に人手不足で、20代、30代の未経験者を積極的に採用している企業が多くあります。

最近では、IT業界への転職を支援するプログラミングスクールが無料で受けられることも多くあり、未経験からスキルを身につけたい方には最適です。

未経験から営業職への転職については、こちらの記事で解説しています。

また、IT業界にも営業職があり、向き不向きがあるため自分に合う営業職を見つけるのも転職への近道となります。

プログラマーやエンジニアを目指す方は、こちらをご参照ください。


警察官

詳しくは、「警察官からの転職 - 転職Do」で解説しています。

自衛隊

詳しくは、「自衛隊からの転職 - 転職Do」で解説しています。

教師

詳しくは、「教師からの転職 - 転職Do」で解説しています。

公務員からの転職は必ず転職エージェントを利用すること

基本的に公務員から転職する際は、転職エージェントを利用することをおすすめします。

公務員で働きながら転職活動を自分一人で行うには、時間が足りなかったり調整が難しかったりするため、プロの転職エージェントのサポートが欠かせません。

また、応募先企業とのコミュニケーションを円滑にすることも、転職エージェントをおすすめする理由の一つです。

転職エージェントは、以下のようなサポートを無償で行っています。

  • 転職の可否について、キャリアプランに関するアドバイス
  • あなたの経験や強みを活かせる仕事の紹介
  • 履歴書の書き方・添削、面接の練習・アドバイス
  • 企業とのやりとりの代行
  • 労働条件の交渉

転職エージェントでは、これらのサービスをすべて無料で利用することができます。

転職エージェントを利用して転職活動を円滑に

転職活動に利用する転職エージェントは、求人数が豊富でサポートが手厚い「リクルートエージェント」と「マイナビエージェント」をおすすめします。

地方企業を狙いたい人は「リクルートエージェント

リクルートエージェント

リクルートエージェント最大の強みは、圧倒的な求人掲載数
常時30万件以上の求人を掲載しているので、他のエージェントにありがちな地方の求人掲載が無いということはほとんどありません。
地方で転職活動を始める方は、まずはこちらに登録してみてはいかがでしょうか。

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都市部の企業を狙いたい人は「マイナビエージェント

マイナビエージェント

サポートが手厚く、都市部での求人数が多いマイナビエージェント。
専属のキャリアアドバイザーが厳選した求人情報のみを紹介してくれます。
関東や都市部での転職活動を始める方は、こちらに登録することをおすすめします。

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自衛隊からの転職

           

陸上自衛隊、海上自衛隊、航空自衛隊それぞれの転職について解説。おすすめの転職先や自己PR例などを掲載。

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警察官からの転職

           

警察官からの転職について。離職率やおすすめの転職先など、警察官からスムーズに転職できる方法などを解説。

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教師からの転職

           

教師からの転職は一般的に難しいと言われていますが、昨今では転職者も増えており、元教師の人材需要も豊富になっています。教師の経験やスキルを活かした転職先について解説します。

教師からの転職

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