自己分析でやるべきことは「スキルと経験の棚卸し」


ライター:Sota Katakawa
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「自己分析」が大事だとよく言われますね。
でも実は前のページで目的と目標を切り分けた時点であなたの自己分析は半分完了しているのです。

目的と目標の関係を明確にすることで、これからなぜ、何をやりたいかが明確になったはずです。本当はその気持が何より大切なんです。

ただ、気持ちだけではうまくいかないのが転職活動ですので、もう少しつっこんだテクニックを紹介します。

「スキル」を棚卸しする

自分の目的と目標が決まったら、これからそれを実現するために現在の自分が何ができるかをはっきりさせましょう。つまり、スキルを棚卸しする作業です。

自分のスキルを言葉にしよう

自分のスキルですからなんとなく思い浮かぶと思います。ですが、これから書類選考や面接でそれをアピールしていかなければなりませんのでこの機会に文字におこしましょう。

人間はなんとなく理解しているレベルでは自信を持って話せません。文字にして明文化すれば多少緊張していたとしても伝えられるものです。

すぐに使えるスキルシート

そんな簡単に言われても、おれ大したスキルもってないしな・・・」と感じたあなた、大丈夫です。

そんな方のためにすぐに使えるスキルシートを用意しました。
このシートをダウンロードして必要事項を埋めていけばいろんなスキルが見えてくるはずです。

スキルより先に仕事内容を書く

このスキルシートのポイントは、今保有しているスキルより先に仕事の内容を書くこと。

あなたはどんなスキルがありますか?」と聞かれるよりも「あなたはどんな仕事をしてきましたか?」と聞かれる方が答えやすいですよね。

そこから身に付けたスキルや技術の内容を連想していきましょう。

スキルはエピソードに結びつける

スキルには必ずエピソードを付けましょう。なぜかというと、面接担当者は納得感を求めるからです。
そのためにこのスキルシートには「当該スキルに関する苦労or工夫or結果エピソード」というセルと「当該スキルがその後、役に立った経験」というセルがついています。

この部分が面接対策で生きてくるんです

例えば、

「私は3年間英会話教室の新規開拓の営業職をして結果を出したので、営業力には自信があります。」

よりも、

「私は3年間英会話教室の新規開拓の営業職を経験しました。
最初はまったく結果が出ず、ずいぶん苦悩しました。
そこで成績が良い先輩のことを徹底的に分析しました。
すると彼は教室の魅力というよりも英語ができるようになって何がしたいかをお客様にお伺いし、英語ができるようになるとどんな風に生活が変わるかを語っていることに気づきました。
それから面白いように成果がでました。
その時の経験はリーダーとして後輩を育成するときにもずいぶん役に経ちました。」

と伝える方がずいぶん印象がよくありませんか?

面接官は毎日沢山の人に会っています。だから、誰でも話せる抽象的な話やどこかで聞いたような美談が嫌いです。反対に、あなた自身が体験してきた具体的な話しは大好きです。自分の仕事経験を具体的に語れるよう、スキルシートを使って書面にしておきましょう。

ここでの準備は転職活動のキーアイテムである職務経歴書を書く時に非常に役立ちます。

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