Appleに転職するには?難易度や面接の口コミ・中途採用情報をチェック


ライター:安井ひろみ
【PR】記事内に商品・サービスのプロモーションを含みます。

はじめに

2019年、AppleはApple Arcade、Apple TV+、Apple News+、Apple Card、Apple PayなどAppleオリジナルのサービスを新たに開始しました。Apple TV+はAppleオリジナル作品のみを配信するサービスで、初年度に複数のゴールデングローブ賞や全米映画俳優組合相にノミネートされています。また、Apple CardやApple Payが利用できるようになったことで、iPhoneやApple Watchで支払いができたり、交通機関を利用できるようになりました。
その結果、iPhoneやMacなどを抑え、Apple WatchやAirPodsなどのウェアラブルデバイスや、Apple TV+やApple Arcadeなどのサービス部門が大きく売り上げを伸ばしています。

apple 事業別売上高
(引用:Appleの決算は過去最高の増収増益 最新iPhoneとウェアラブル、サービスが好調|ITmedia News

このように、時代の流れに合わせて新しいサービスを展開するだけでなく、「Appleオリジナル」であることを大事にするAppleに転職したいと考えている人は多いのではないでしょうか?この記事では、Appleへの転職を考えている人向けに、Appleの企業情報と転職方法をご紹介します。

Appleへの転職についてのまとめ

口コミからの総合評価
3.97

Appleの転職レーダーチャート


Appleの特徴

  • アメリカ合衆国カリフォルニア州に本社を置くAppleの日本法人。Apple製品の輸入や販売が主な事業
  • 近年は法人向けサービスや異業種との提携を拡大している
  • 平均年収は596万円(34.1歳)(転職会議調べ)で、ソフトウェア・情報処理業界の平均年収:527万円と比較すると若干高い
  • 残業が少なく、有給消化率も高めでワークライフバランスがとりやすい
  • 社員とその家族も1人につき年間4万円の医療補助があり、健康管理に対する意識が高い

Appleへの転職でおさえておきたいポイント

  • 様々な職種で通年求人募集をしており、求人数も豊富
  • ほとんどの求人は英表記となっているため、英語力が必要になる

Appleの企業情報

企業情報

基本情報

事業内容 iPhone、iPad、iPod 、Mac、Apple Watch、Apple TV、
HomePod、macOS、iOS、watchOS、tvOS、App Store、
Apple Music、iTunes、Apple Pay、iCloud、AirPods、
Apple Cardの開発、販売等
代表者 ティム・クック
設立 1976/4/1
資本金 US$128.249 billion (2016)
従業員数 132,000人(2018年末時点)
所在地 東京都港区六本木6-10-1六本木ヒルズ

企業理念やビジョン

Apple Japanには言語化された企業理念はありません。企業理念やビジョンがないものの、先代のCEOであったスティーブ・ジョブズの言葉がAppleの理念を表していました。代表的な言葉に、「テクノロジーとリベラルアーツの交差点」というものがあります。この言葉は、「技術を追いかけるだけでなく、豊かな教養を提供することがAppleという企業である」ということを表現しています。特定の企業理念やビジョンがないということが、Appleの特徴と言えます。
(参考:Appleが発信し始めた 「実りある豊かな生活」という理念|MacFan

Appleの転職基礎知識

基礎知識

平均年収

596万円(34.1歳)(転職会議調べ)
ソフトウェア・情報処理業界の平均年収:527万円と比較すると、若干高いものとなっています。
(出典元:2019年版 業種別 モデル年収平均ランキング - マイナビ転職

世代別平均年収

年代 平均年収 最高年収 最低年収
20代 500万円 600万円 375万円
30代 500万円 600万円 450万円
40代 600万円 1000万円 500万円
50代 - 万円 - 万円 - 万円

(引用元:転職会議)

労働環境

  • 残業はほとんど発生せず、残業した場合は1分単位で残業代が出る
  • 職種によっては休日が土日以外であったり、祝日も関係なく出勤することがあるので注意が必要
  • 有給や代休申請はシステム上で行うので、システム上に空きがないと希望日に休みを取ることができない
  • 在宅勤務の職種では、通勤がなく比較的自由に仕事がしやすいので、ワークライフバランスがとりやすい
  • 事前に忙しい時期が分かっているので、繁忙期を避けて長期休暇を取ったりしてうまくリフレッシュする社員が多い

福利厚生

  • 眼鏡やコンタクトレンズ代、フィットネス補助などユニークな福利厚生がある
  • Apple製品を大幅な割引で購入することができるので、普段からApple製品を使っている人にはうれしい制度
  • 社員だけでなく、社員の家族も1人につき年間4万円の医療補助がある
  • 外資系企業で英語の利用が必要となるため、英会話スクールの補助がでる
  • 自由参加の社内コンテストがあり入賞すると賞品をもらえたり、社内公募で興味のある職種に異動できる制度がある

残業時間

口コミサイトでは、8.3時間から14.7時間と若干ばらつきがありました。
残業時間はかなり少なく、定時で退社することも多いようです。部署によっては残業が多めであったり、新製品リリースなどの繁忙期には残業が多くなるようですが、基本的には残業が少なくワークライフバランスがとりやすい環境です。

有給消化率

口コミサイトでは、79.9%から88%と若干ばらつきがありました。
有給は非常にとりやすく、休みに対して理解のある企業です。ただ、有給は会社のシステムを使って取得する必要があり、空きがなければ希望日に有給を取ることができないので注意しましょう。

Appleの中途採用求人情報

求人情報

Appleにはどのような職種があるのか

Apple Japanでは職種が10種類に分けられており、それぞれの職種の中でも細かく業務が分けられています。

機械学習とAI 機械学習インフラストラクチャ
自然言語処理・音声技術
応用研究
ディープラーニングと強化学習
コンピュータビジョン
ハードウェア アコースティックテクノロジー
アーキテクチャ
カメラテクノロジー
エンジニアリングプロジェクトマネージメント
ヘルステクノロジー
機械エンジニアリング
シリコンテクノロジー
ワイヤレスハードウェア
アナログ・デジタルデザイン
バッテリーエンジニアリング
ディスプレイテクノロジー
環境テクノロジー
マシンラーニング
プロセスエンジニアリング
センサーテクノロジー
システム設計&テストエンジニアリング
ソフトウェアとサービス アプリケーションとフレームワーク
コアオペレーションシステム
エンジニアリングプロジェクトマネージメント
マシンラーニング
ソフトウェア品質、オートメーション&ツール
クラウド&インフラストラクチャ
DevOps&サイトリライアビリティ
情報システム&テクノロジー
セキュリティ&プライバシー
ワイヤレスソフトウェア
デザイン インダストリアルデザイン
コミュニケーションデザイン
ヒューマンインタフェースデザイン
オペレーションとサプライチェーン ビジネスインテリジェンス&アナリティクス
需要管理&NPI準備
ロジスティクス&サプライチェーン
調達
品質エンジニアリング
プログラムマネージメント
ビジネスプロセスマネージメント
リテール&eコマースのフルフィルメント
セールスプランニング&オペレーション
製造&オペレーションエンジニアリング
サプライヤー責任
マーケティング サービスマーケティング
マーケティングコミュニケーション
プロダクトマーケティング
コーポレートコミュニケーション
コーポレート部門 情報システム&テクノロジー
法務
ラーニング&能力開発
情報セキュリティ
ポリシー&政府関連業務
飲食サービス
財務
人事
グローバルセキュリティ
環境&ソーシャルイニシアティブ
不動産と開発
総務
Apple直営店 セールス
リーダーシップ
サポート
セールスとビジネスデベロップメント ビジネスデベロップメント
Apple Storeセールス
販売計画および運営
アカウント管理
リテールパートナーセールス
フィールド&ソリューションエンジニア
サポートとサービス オンラインサポート
Apple直営店のサポート
サービスチャネルの管理と運営
テクニカルサポートとカスタマーサポート
AppleCareビジネスデベロップメント

(引用元:Apple採用ホームページ

Appleでは偏りなく様々な職種で求人募集を行っていますが、求人情報を確認すると10つの職種の中でも、Apple直営店職とハードウェア職の採用に力を入れているようです。

求人の傾向・採用している職種

Appleの採用ホームページと転職サイトのdodaを確認したところ、Apple直営店職とハードウェア職の求人が多めでした。技術職、事務職にかかわらず、広く人材を募集しているようです。勤務地は、Apple直営店職の場合は銀座、川崎など日本各地での勤務となり、ハードウェア職は横浜での勤務となるようです。

実際の求人情報

転職サイトのdodaでAppleの求人を調査したところ、アノテーションアナリスト1件のみ求人がみつかりました(2020年3月時点)。
また、Apple採用情報ホームページでは、105件の日本勤務の求人があり、Apple直営店が20件、オペレーションとサプライチェーンが4件、コーポレートが5件、サポートとサービスが8件、セールスとビジネスデベロップメントが16件、ソフトウェアとサービスが11件、デザインが2件、ハードウェアが22件、マーケティングが11件、機械学習とAIが6件でした。

Appleの採用方針

Appleでは通年求人募集があり、中途採用を積極的に採用しています。募集している職種はあまり偏りがなく、様々な人材を広く募集している印象です。ほとんどの求人はが英語表記となっているため、英語での求人内容を理解できる人が求められています。また、Appleの採用情報ホームページでは「条件登録」という仕組みがあり、履歴書を送信すると条件に合う職種での求人が出た時に連絡をもらうことができます。

また詳しくは後述しますが、ダイレクトリクルーティングを重視しているため一般には非公開の求人も多く、重要なポジションの求人はほとんどが非公開のためその対策として、ビズリーチdodaのようなレジュメバンクへの登録も重要です。

Appleの選考に関する情報

選考

Appleへの転職難易度

Appleは通年中途採用募集を行っており、求人数も豊富なため転職難易度が「非常に高い」ということはありません。ですが、Apple採用情報ホームページで公開されている求人のほとんどが英語表記となっているので、英語で求人内容を理解できる人材が求められているといえます。また、応募条件を確認したところ、応募職種での実務経験や高い専門性が必要となるので、求人数は多くても応募するハードルは高めです。Apple直営店職の求人は日本語で記載されているものが多いので、「英語が苦手」という人は直営店職に応募してみるのもいいかもしれません。

選考の流れ

Appleの採用情報ホームページでは選考の流れが記載されていなかったので、転職サイトdodaの「選考の流れ」をご紹介します。

Appleの中途採用の選考の流れは、
応募⇒書類選考⇒面接(人事部)⇒面接(採用部門)⇒内定です。
(出典元:転職サイトdodaに掲載された募集内容

筆記試験の有無、種類

Appleの採用情報ホームページや転職サイトdodaでは筆記試験に関する情報が見つかりませんでした。筆記試験の有無に関する情報は転職エージェントに登録して、担当アドバイザーから情報を入手するのがおすすめです。

必須・推奨される資格

Appleの中途採用に応募する際に、必須の資格は特にありません。ただ、募集求人によって求められる実務経験やスキル、学歴が異なるので、希望する職種で何か求められるかをしっかりと確認しましょう。外資系企業であるため、ほとんどの職種で英語力は必要となります。

面接で聞かれること

Appleの面接では志望動機や長所などの一般的な質問の他に「Appleらしい」質問も行われるため、いくつかご紹介します。

  • ダウンロードとインストールの違いを説明
  • 困難にぶつかった経験と解決した方法
  • iPhoneが動かなくなったときの対処法
  • アップルの何が好きか?

口コミを確認すると「困難にぶつかった経験と解決方法」という質問をされたという人が多いので、質問されたときにうまく答えられるように事前に準備しておきましょう。また、テクニカルな知識やスキルが必要になる職種では、「ダウンロードとインストールの違い」や「iPhoneが動かなくなったときの対処法」といった具体的な質問もされるようです。

Appleへの転職に関する口コミや評判

評判

企業評価(安定性・成長性)

・名の知れた会社ではありますし将来性は抜群だと思います。日本だけにとらわれず、グローバル的な活躍をしていきたいという方には特におすすめです。(一般事務・20代)

・Apple企業としては、iPhoneというキラーデバイスを持っている以上しばらく安泰でしょう。(サービス関連・40代)

・製品力、ブランド力ともに影響力があり、今後も数々のエキサイティングな製品を出し続けることで企業としても安定性が高いといえると思います。(Webマーケティング・40代)

・世界の注目が集まる企業であり、製品力があるので成長を続けると思います。(営業・20代)

・成長期に比べるとマンネリ化していると思う。プロの集団は必要なく、誰でもできるマニュアルみたいなものがあるので、今は特別な人材を求めていない。(映像関連、40代)

給与・待遇

・年収は同年代と比較するとかなりいい。年収がいいにもかかわらず残業は自分次第で減らすことができるうえ、有給や振り替え休日、病気休暇など休みが非常に多く、また消化率も非常に高い。(営業・20代)

・成果主義である。入社年次にかかわらず、同等な立場として扱われ、フェアな仕事環境である。(光学技術・20代)

・年収は年俸制で、年に数回の自分での評価と所属長の評価で額が決まる。(営業・20代)

・同業他社に比べて同等かそれ以上の給与が保証されている。外資系企業のため、現地給与のほかに、ボーナスとしてRSUが付与されるため、株価上昇に合わせて総報酬も高くなる。(営業・20代)

・ボーナスはなく、昇給は年に1回のためモチベーションが上がらない。(カスタマーサポート・30代)

評価制度

・評価は会社や仲間、そして自分自身にとっていかに貢献できたかを基準にしている。日本の会社とは違い、自分が頑張ればしっかりと評価をしてくれる会社です。(営業・20代)

・実力と周囲からの評価次第で年収は大きく変わる。(販売・20代)

・評価基準は明確化されており、分かりやすいです。上司とその上の上司から評価に対するコメントをもらうことができます。(コールセンター運営・40代)

・年に1回査定があり、同僚、上司、本人の3つのフィードバックにより決まる。(営業・20代)

・自分がやってきた仕事について相当な量を書き、アピールしなければ評価があまりつかない。(営業・20代)

仕事のやりがい

・年齢にかかわらず希望すればいろいろなことに挑戦させてもらえる点は面白いと思う。(営業・20代)

・忙しいがグローバルな事業展開をしている会社なので世界経済を動かすダイナミックでやりがいのある仕事をたくさん任され、クリエイティブかつドラマティックでワクワクする毎日を過ごしています。(営業・20代)

・ネームバリューがあり、それだけでモチベーションはあがる。(カスタマーサポート・30代)

・1番の面白みはユーザーに素晴らしい体験をしてもらい、感謝の言葉をもらえた時です。どんな難解な案件であった時も、感謝の言葉をもらえたらつらさなんて一瞬で吹き飛びます。(テクニカルサポート・20代)

・事務系は売り上げに貢献したなどのことが言いづらいので、なかなか給与が上がらないのではと思う。(一般事務。30代)

(引用元:キャリコネopenwork転職会議カイシャの評判

Appleに転職するには

Appleのようなグローバル大手企業への転職ルートは特殊です。

なぜなら大手の外資系企業はダイレクトリクルーティング(ダイレクトソーシング)を重視しているからです。

ダイレクトリクルーティングとは転職エージェントの仲介を受けずに、必要な人材を自社で発掘し、アプローチすることです。

そのため例えばリクルートエージェントのような大手エージェントに登録しても、有力な外資系企業の求人票を受けることは困難です。

外資転職のポイントはリクルーターを味方につけること

外資系企業ではダイレクトリクルーティングのためにリクルーターと呼ばれる専門部隊を組織しています。

リクルーターの役割は現場サイドからの要望に合う人材(転職予備軍)を発掘し、採用プロセスへ導くことです。

大手外資系企業の日本法人では、社内に10~30人のリクルーターを配置しています。

Appleへの転職の最短距離は彼らリクルーターの目に留まる事です。

リクルーターに接触することができれば、「どんな求人票(Job Description)があるのか」「合格するにはどんなアプローチが有効なのか」を知ることができます。
(リクルーターの評価は「内定に足る人材を何人紹介したか」で決定されるため、彼らもあなたの良さを引き出すために全力でアドバイスをしてくれます)

リクルーターとの接点を多く確保するためのルートとしては以下のようなものがあります。

レジュメバンク

外資のリクルーターが人材の発掘に利用しているのが、レジュメバンクと呼ばれる転職サービスです。

これは一般的な転職エージェントと異なり、あなたが登録した履歴書が人事やリクルーターに匿名で閲覧されるサービスです。

ビズリーチdodaはレジュメバンクの最たるものです。

中でもビズリーチはGAFAのリクルーターも利用しているといわれています。
外資への転職をお考えなら登録しておく価値は十分あります。

ビズリーチ

ビズリーチ

外資系リクルーター・ヘッドハンター多数

登録ヘッドハンター約3,800人。中にはGAFAなど大手外資のリクルーターも。

利用者の口コミ

36歳 男性

外資のリクルーターがとにかく多い。レジュメはしっかり書くことをおすすめする。

30歳 男性

自分のタイミングで転職活動を進められるのは良い。転職が決まるとお祝いが貰える。

28歳 女性

大手企業の人事もかなり見ているようなので一定以上の経験がある方には向いていると思う。私には不向きだったかな。

LinkedIn

もうひとつ、外資への転職で必須になるのがLinkedInです。やはり外資のリクルーターが多数利用して、人材を探しています。

もしまだアカウントをお持ちで無いようでしたら、すぐにプロフィールを登録すべきです。

おわりに

Appleは残業が少なく、有休もとりやすいためワークライフバランスがとりやすい企業です。社員とその家族に医療補助があったり、Apple製品を格安で購入できたりと、働く社員にとってうれしい福利厚生もあります。中途採用求人の数は豊富ですが、ほとんどの求人が英語表記となっています。英語が苦手という場合には転職エージェントに登録し、担当アドバイザーに相談しながら転職活動を進めるのがおすすめです。

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