新卒採用と異なり転職活動では職務経歴書がありますので履歴書が重要視されることはありませんが、いくつか見逃せない書き方のポイントがあります。テンプレートをダウンロードすれば完成されたフォーマットが入手できますのでなるべく手軽に作成しましょう。
テンプレートのダウンロードはページ下部からどうぞ。
履歴書で見られているのはどこか?
新卒採用と異なり中途採用では職務経歴書とセットで提出するのが一般的ですので、履歴書でチェックされるポイントは決まっています。
- 職歴・学歴・年齢
- 誤字・脱字が無いかどうか
- 写真
履歴書で能力が判断されることはありません。定形のテンプレートで、内容がしっかりしていればほぼ問題ございません。
学歴・職歴は正直に記載しよう
この内、「1」はもはや脚色や工夫の仕様がありませんので正直に書きましょう。
念のためお伝えしておきますが、履歴書の経歴詐称は犯罪です。会社は前職調査という方法でこれまでの経歴を確認することが可能です。
そしてもし万が一経歴詐称が発覚してしまった場合、せっかく内定をいただいた会社に懲戒解雇されても文句は言えない、ということになりますので絶対に避けましょう。
誤字・脱字の確認は基本!
続いて、「2」ですがこれも言わずもがな、ですね。人事部には几帳面な方も多いですから誤字脱字がある時点で「この人本当にウチに入社したいのかな?」と思われやすいのです。
ちなみに中途採用の履歴書はPCで作成したものを使用してかまいません。というか使用しましょう。
「手書きの方がやる気が伝わるんじゃないの?」という方もいますが、そんなことはまったくありません。
むしろ常識レベルでOAスキルがあることを理解してもらうためにもWordを用いた方が無難なくらいです。
誤字・脱字も防げて一石二鳥。
写真は明るく!
履歴書の写真はどうしても見てしまいますね。人事の立場で言わせていただければ、ここで見ているのは美男・美女度合いではありません。
「元気がありそうか?」です。
人事といえどやはり人間、やっぱり面接でくらーい雰囲気の方にお会いするのは嫌なものです。
別にカッコつけてきりっとした表情にする必要はありませんし、気張ってお化粧しなくて大丈夫です。口角を上げて、明るい表情で撮影しましょう。時間がなければとりあえず駅前のインスタント写真機でもぜんぜん構いません。
「志望動機」や「自己PR」は不要です。
履歴書では志望動機や自己PRは不要です。中途採用の際、これらの項目は基本的に職務経歴書でチェックされます。そこで、あえて履歴書にこうした項目を記載しないことで、中途半端に履歴書の狭い欄に書いて評価を落とすのを避けるようにします。手間も省けますね。
便利なテンプレートをダウンロードしよう!
転職道では、以上のポイントをふまえてお使いのパソコンからそのまま使えるフォーマットを用意しました。
履歴書テンプレートのダウンロードはこちらからどうぞ
応募種類は転職エージェントに添削してもらおう
応募書類はかならず添削してもらいましょう。ここで頼りになるのが転職エージェント。彼らは何百人もの応募書類を見てきていますから、実践的なアドバイスをいただけるはずです。