「とりあえず自己紹介をお願いします」面接での自己紹介の答え方


ライター:Sota Katakawa

面接時に最初に聞かれることが多い自己紹介。あまり長くなってはいけませんし、タンパクになりすぎるのもちょっと・・・どこまで話していいか悩みますね。印象が良く聞こえる自己紹介の答え方をまとめました。

 

最大1分30秒を目安に構成する

最大1分30秒を目安に構成する

面接の第一印象を左右するのは「自己紹介」です。

面接官は、第一印象からその人となりや既存スタッフとの相性を判断します。

「自分の魅力やアピールポイントを知ってもらいたい!」と長々話すのはNGです。1分~1分30秒以内に収めるよう、台本を作って練習しましょう。

ハードルが高いように感じますが、1時間も練習すれば必ずできるようになります。

話す順番は、

  1. 氏名を名乗り、面接官にお礼を伝える
  2. 職務経歴、実績、応募企業で活かせそうなスキルを伝える
  3. 「本日はよろしくお願い致します」で締める

この順番がおすすめです。

【Good回答例】

転職太郎と申します。本日は面接のお時間を頂きましてありがとうございます。
学生の頃からITの世界に興味があり、新卒で株式会社〇〇に入社致しました。法人営業部にて約5年間、大手機械メーカー様向けに業務効率化のためのパッケージソリューションや、基幹システムの販売を担当致しました。営業部でフィールドセールスを2年間担当した後、3年目からは営業戦略策定やサービス企画にも携わっております。年間売上はxxxxxxx万円、利益率はxxx%です。これまでのフィールドセールスと営業戦略、企画の経験を活かし、今後は貴社の経営企画職として貢献させて頂けましたらと考え、応募致しました。どうぞよろしくお願い致します。

【Good Point】

  • 5W1Hが明確
  • 経歴と応募先企業、応募理由を関連づけられている
  • ゆっくり読んでも60秒以内

【NG回答例】

転職太郎と申します。〇〇県出身で、高校を卒業した後上京し、大学は〇〇大学〇〇学部に入学、卒業致しました。新卒で〇〇株式会社に入社し、現職では法人向けのIT営業を〇年間担当しています。趣味は大学時代から続けているテニスで、週末は大学時代の仲間と一緒に地元のテニスコートに通っています。家族は妻と子どもが一人、犬を飼っております。本日はよろしくお願い致します。

【NGポイント】

  • 転職に関係ないエピソードが散見されている
  • 聞いた後に、面接官の記憶に「結局どんな人なのか」が残らない

趣味や家族については、自己紹介の段階では求められていません。
面接はあくまで、「選考の場」「キャリアの情報交換」としてとらえ、テーマを絞ってスマートに話しましょう。

【その他気を付けたいポイント】

  • 緊張して早口になりがちなので、心持ちゆっくりを心がける。
  • 面接官の目を見て話す。
  • 「えー」「あのー」など、言わないように気を付ける。

さらに、余裕があれば、「面接官がどこまで求めているか」、をよく観察した上で、回答の長さを調節するのも一つの手です。

「面接官がどこまで求めているか」を見極める

自己紹介をするときに確認すべきなのは、面接官がいったいどこまでの答えを求めているか、です。

そのためには面接官があなたに自己紹介を促す際にどういった聞き方をするかによく耳を傾けましょう。

「簡単に自己紹介をお願いします」と言われた場合

この場合はあまり詳細な経歴紹介を求められておらず、あくまで最初の緊張感をほぐす狙いで聞かれている可能性が高いです。そのためあまりくどくどした内容せず、以下のようにコンパクトにまとめましょう。

どこまでの応答が求められているか判断がつかない場合もこちらを採用します。

◯◯と申します。現在◯歳、前職では株式会社◯◯◯にて◯◯◯の営業を◯年努めており、◯◯◯に自信持っています。
本日はどうぞよろしくお願い申し上げます。

「これまでの職務経歴をふまえて自己紹介をお願いします」と言われた場合

具体的な経験の説明を求められています。前者の場合よりもう少し話をふくらませるようにしましょう。

◯◯と申します。現在◯歳、新卒で株式会社◯◯◯に入社し、◯◯◯を◯年間勤めました。その後株式会社◯◯◯に転職し、◯◯◯の営業として◯年間勤務し、現在在職中です。
この時は◯◯◯に苦労したのですが、◯◯◯を工夫することで◯◯◯を達成しました。
そのため◯◯◯のスキルには自信をもっており、今回御社でも◯◯◯に優れた人材を募集していらっしゃるということでこれまでの経験を活せるのではないかと考え応募いたしました。本日はどうぞよろしくお願いします。

似たようなパターンとして「自己PRを兼ねて自己紹介をお願いします」と言われた場合でも同じように答えていただいて大丈夫です。

自己紹介は明るく、ゆっくりと

最初に自己紹介を求められる場合はこの時の間合がその後の面接の雰囲気を決めてしまいます。どのような内容を語るにせよ、明るく答えるようにしてください。

また意外と重要なのが話すスピードです。マンツーマンの会話の場では最初にスピーチした人の話す速度がその後の展開速度を決めるといいます。そのため最初の挨拶は自分が思っているよりもゆっくり話した方が以降の面接をゆったりとしたペースで進めることができやすくなります。

経験社数別!自己紹介の例

面接で自己紹介をするときによくあるお悩みは、「経歴が多すぎてまとめられない」というお悩みです。

経験社数が1社だけであれば、そこでの業務経験を話せばよいのですが、2社目以上経験しているのあれば何をどのくらい話せばよいのか迷いますよね。

そんな時は、「応募先企業/職種と関連しているところを多く話す」のをおすすめします。

面接官が興味があるのは、「この人は自社でどれくらい活躍してくれそうか?」という一点です。

経験社数別に、まとめかたのサンプルを幾つか紹介します。

経験者数2社の場合

転職太郎と申します。本日は面接のお時間を頂きましてありがとうございます。
新卒で都内のWeb制作会社にて2年間勤務した後、20xx年に株式会社〇〇に入社し、〇年間、自社Webサイトの運用を担当致しました。デザイン・コーディング経験とともに、記事ライティングや経営層への企画提案、Webマーケティング業務も経験。20xx年に自社ECサイトのリニューアルを担当した際はSEO対策を徹底し、PV数がリニューアル前と比べ150%を実現致しました。
今後はこの経験を活かしながら、より多くの大規模Webサイトの成長に関わりたいと考えておりまして、今回は御社ではECサイトの運営に携わった経験社をお求めと拝見し、応募致しました。どうぞよろしくお願い致します。

GoodPoint

  • 製作会社にいたことをサラッと流しつつ、1社目で身に着けたスキルについても話している
  • 「どんな人か」が端的にわかりやすい
  • ゆっくり読んでも60秒以内

経験者数3社の場合

転職太郎と申します。本日は面接のお時間を頂きましてありがとうございます。
私はこれまでに食品業界にて3社を経験しております。
1社目の〇〇株式会社では、飲食店の接客担当、2年目からは店長として店舗運営業務に幅広く携わりました。
その後20xx年に、食品卸売業を営む〇〇社へ転職し、ルート営業担当として、〇〇地域の飲食店、スーパーへの提案営業を5年間経験致しました。
そして現職では、20xx年より5年間、輸入食品卸売会社の営業担当として、法人営業の他、海外拠点、仕入先との交渉に従事しております。
これまでのキャリアで、飲食店の現場から食品営業、輸入入まで経験しておりますため、店舗でのオペレーションを考えた販売や営業戦略策定には自身があります。
今回御社は量販店に対して加工食品やグロッサリーの営業経験をお持ちの人材をお求めとお聞きし、この経験を活かせましたらと考え応募致しました。
どうぞよろしくお願い致します。

GoodPoint

  • 冒頭で「食品業界で〇社経験」というわかりやすいキャッチフレーズを伝えられている
  • これまでの経歴がストーリーとしてまとまっており、応募先企業との関連も伝えられている
  • ゆっくり読んでも90秒以内にはおさまる

面接官が優しくなる(かもしれない)テクニック

どんなに対策していても、当日飛んだり、つっかえたりしがちです…。

どうしても不安なあなたには、おすすめのフレーズがあります。

それは、氏名を名乗り、お礼を伝えた後に

「御社への志望度が高く、緊張しております」

と伝えることです。

この一言を伝えれば、応募熱意などの気持ちも伝わりますし、あえて先に弱みを見せることで、優しく見てもらえる可能性があります。面接官も人ですので…。

「自己紹介」だけにとどまらず、面接はコミュニケーションの場ですから、最終的には気持ちよいやりとりができるよう心がけましょう。
そして、笑顔と明るさをご自宅からお持ちになるのも、忘れないで下さいね!

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