ソフトバンクに転職するには?難易度や面接の口コミ・中途採用情報をチェック


ライター:安井ひろみ

はじめに

2016年からキャリア採用に力を入れ、現在は年間300人から500人の中途採用を行っているソフトバンク。中途採用の人数が大幅に増えたことで、ソフトバンクへの転職を考える人も多いのではないでしょうか?

この記事では、ソフトバンクへの転職を考えている人向けに、ソフトバンクの特徴や転職基礎知識などについてご紹介します。

ソフトバンクへの転職についてのまとめ

口コミからの総合評価
3.43

ソフトバンクの転職レーダーチャート


ソフトバンクの特徴

  • KDDI、ドコモと共に日本の大手通信事業会社の1つ
  • 国内外の企業買収を積極的に行い、グローバル展開を行っている
  • 年間300人から500人のキャリア採用(中途採用)を行っている
  • 働き方改革が行われ、残業時間が大幅に減少しワークライフバランスがとりやすい
  • 賞与の水準が高く、仕事へのモチベーションを維持しやすい
  • 実力が適正に評価され、給与に反映されやすい
  • 家賃補助、ボランティア休暇、社内研修など福利厚生などが充実している
  • 2年から3年に1回、ジョブローテーション(異動)がある

ソフトバンクへの転職でおさえておきたいポイント

  • 中途採用ではエンジニアが6割、企画や営業などのビジネスサイドが4割
  • 年間300人から500人の中途採用を行っており、募集職種の種類も多い
  • 中途採用でも新規事業にかかわることができる求人が多い
  • 転職エージェント経由の求人は採用全体の50%、スカウトやホームページからの直接雇用が増えている
  • 希望職種の募集求人がない場合はソフトバンクのキャリア採用から自分のキャリアを登録することで、合致するポジションの求人がある場合に選考の連絡が来る仕組みがある
  • 面接では「ソフトバンクの社風にあっているか」を確認されるため、事前に社風を理解しておくことが大切

ソフトバンクの企業情報

企業情報

基本情報

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事業内容 携帯端末販売、固定通信サービス提供、インターネット接続サービスの提供、移動通信サービスの提供
代表者 宮内 謙
設立 1986年(昭和61年)12月9日
資本金 2,043億円(2019年3月末現在)
従業員数 約17,100人(2019年3月末現在)
所在地 東京都港区東新橋1-9-1

企業理念やビジョン

ソフトバンクの企業理念をご紹介します。

ソフトバンクグループが、何のために事業をしているのか、何を成したいのかといえば、一人でも多くの人に喜びや感動を伝えたい、ということに尽きます。われわれの創業以来の志が、この理念に凝縮されているのです。

コンピューターのパフォーマンスが飛躍的に増大し、超知性のコンピューターすら使いこなせる、今後人類が迎えるそうした情報のビッグバン「情報革命」の無限のパワーを、人々の幸福のために正しく発展させていくこと。

今後もこの志を原動力に、ソフトバンクグループは成長を続けていきます。

(引用元:ソフトバンク公式企業サイト

ソフトバンクは「情報革命で人々を幸せにする・感動させる」という理念通り、日本ではじめにiPhoneやIpadの販売権を獲得するなど人々を感動させる先進的なサービスを展開しています。

また、ソフトバンクグループの代表である孫正義会長は、「生まれたからには、50年、100年先の人が驚くような仕事をしよう」というメッセージを発表しています。「人が驚くようなことを成し遂げたい」、「テクノロジーを使って人々を幸せにしたい」というソフトバンクの社風に共感する人は、ソフトバンクでの仕事が向いているかもしれません。

事業計画・将来性

ソフトバンクは、ソフトバンク、ワイモバイル、LINEモバイルの3つのブランドでモバイル通信サービスを展開し、インターネット市場で圧倒的優位にあるアメリカや中国に対抗して新領域を成長させていく見込みです。

スマートフォン事業を中心に全事業で増収を続けています。
ソフトバンク セグメント別営業利益
(引用元:ソフトバンク株式会社の決算/売上/経常利益を調べ、IR情報を徹底調査|決算LOG

ソフトバンクグループ傘下のヤフー株式会社と連携し、ドコモやKDDIとの差別化を図り、既存顧客の強化と新規顧客の拡大を図ることで業績成長に拍車をかけると予測されます。

また、5Gの実用化に向けて、AI、IoT、スマートカー、ロボットなど先端技術を使ったサービスの実証実験を進め、サービス拡大を狙っています。

特に政府の支援を受けて展開したPaypayは、ユーザー数、決済回数ともに爆発的に増加しており、そのキャッシュレス決算手段としての認知度は、クレジットカードを除けば第1位。他を寄せ付けない普及度であり、非常に好調な事業となっています。
Paypay認知度
(引用元:ソフトバンク株式会社の決算/売上/経常利益を調べ、IR情報を徹底調査|決算LOG

ソフトバンクの転職基礎知識

基礎知識

平均年収

733万円(39.3歳)(四季報調べ)
通信機器業界の平均年収:510万円と比較すると、高くなっています。
(引用元:2019年版 業種別 モデル年収平均ランキング - マイナビ転職

世代別平均年収

ソフトバンクの世代別の平均年収は下記のとおりです。

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年代 平均年収 最高年収 最低年収
20代 450万円 560万円 350万円
30代 500万円 650万円 450万円
40代 800万円 900万円 600万円
50代 900万円 1000万円 666万円

(引用元:転職会議)

労働環境

  • 基本的に午前9時から午後5時45分勤務(実働7時間45分プラス休憩時間)。コアタイムなしのスーパーフレックス制を採用している。部署によってはシフト勤務、交代制勤務などになる。
  • 週休2日制で、年間休日は122日。アニバーサリー休暇、リフレッシュ休暇、産前産後休暇、育児休暇、配偶者出産休暇、キッズ休暇、介護休暇、介護休業、看護休暇、ボランティア活動休暇、ドナー休暇、ハンディキャップ休暇などの休暇が認められる。
  • 時間外勤務手当、深夜勤務手当、通勤手当などの手当てもつく。
  • 新任管理職層研修、各種スキル研修、援護研修、eラーニングを活用したプログラム、OJTなど研修制度が充実している。
  • 賞与は年2回あり、「基本給6ヶ月分+業績によって特別加算賞与」がもらえる。賞与は高いが、退職金はない。

福利厚生

  • 有給休暇の有効期間が過ぎてしまっても最大60日まで「積立年休」として積み立てることが可能。
  • 1口1,000円からソフトバンク株式を購入でき、会社から奨励金(拠出金の10%)がでる。
  • 本社食堂では、有名飲食店や著名料理人とコラボしたメニューやソフトバンクオリジナルメニューを食べることができる。
  • 社員食堂でソフトバンクホークスの野球観戦をしたり、社員でホークス応援イベントを開催されるため、社員同士の交流を深めることが可能。
  • 社内にマッサージルームがあったり、産業医が常駐していたりと健康管理に対する意識が高い。
  • プレミアムフライデーの日は、15時に退社しても1日分の給料がもらえる。

残業時間

口コミサイトでは、29.3時間から31.9時間とばらつきがありました。

残業代は1分単位で支給されます。働き方改革で残業が少なくなり、定時で帰る社員がほとんどのようです。ノー残業デーがあるので、退社時間になると社内の電気をすべて消すなどの取り組みもあります。

部署によっては残業が多い場合があり、特にショップでの販売業務に携わる場合は、年末や卒業シーズンなどの繁忙期は残業が多くなります。

有給消化率

口コミサイトでは、58.2%から62.9%とばらつきがありました。

有給取得が推奨されており、上層部が率先して有給休暇を取得するので部下も有休を取得しやすい雰囲気です。ただ販売員などシフト制の職種では、有休を使った長期休暇を取ることが難しい場合もあるので注意が必要です。

ソフトバンクの中途採用求人情報

求人情報

ソフトバンクにはどのような職種があるのか

ソフトバンクでは、主にビジネス、エンジニア、クリエイティブ、コーポレートの4種類の職種があります。

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ビジネス 営業・企画
新規事業企画・サービス企画
マーケティング
エンジニア インフラエンジニア
開発エンジニア
セールスエンジニア
プロジェクトマネージャー
クリエイティブ クリエイティブ
デザイナー
コーポレート 財務・経理・投資・経営企画
人事・総務・法務・広報

(引用元:ソフトバンク キャリア採用ホームページ

4つの職種の中でもエンジニアの求人が一番多く、中途採用のうち6割はインフラエンジニアや開発エンジニアなどのエンジニア職です。また、希望する職種で求人がない場合はキャリアを登録しておいて、希望に合致する求人募集がある場合には採用担当から連絡が来る仕組みもあります。

求人の傾向・採用している職種

ソフトバンクの中途採用ホームページを確認すると、ソフトバンクの4つの職種すべてで求人があります。ビジネス職とエンジニア職での求人が多いですが、特にビジネス職での「新規事業企画・サービス企画」の求人数が多く中途採用者でも新規事業にかかわることができるのが特徴です。ビジネス職の「営業・営業企画」を除き、東京勤務の求人が多くなっています。

実際の求人情報

転職サイトのdodaリクナビNEXTでソフトバンクの求人を確認したところ、正社員求人はエンジニア職のみで、その他は契約社員の販売員の求人がほとんどでした。

ソフトバンクの中途採用ホームページでは、ビジネス職37件、エンジニア職39件、クリエイティブ職2件、コーポレート職12件の正社員求人が掲載されています(2019年12月時点)。

ソフトバンクは転職エージェント経由ではなく直接雇用率を増やしているので、ソフトバンクへの転職を考えるのであれば、転職サイトや転職エージェントだけでなく、公式キャリア採用ホームページもチェックしましょう。

以前は中途採用は年間20~30人程度を転職エージェント経由で行うののみでしたが、直接雇用を中心に採用枠を拡大し今では年間300〜500人ほどの採用を行っているためチャンスはかなり広がっています。

ソフトバンクの採用方針

ソフトバンクは2016年から「キャリア採用課」を立ち上げ「ユニバーサル採用」を行っています。新卒や既卒にかかわらずチャレンジ精神のある人は積極的に採用しているため、インターンシップや様々な選考プログラムで自己アピールをすることで内定が決まりやすくなるようです。

キャリア採用(中途採用)は即戦力として採用されるため、募集求人のポジションに必要となる資質やスキルを持っていることが求められます。

また、求められる人物像としては、「ソフトバンクの変化を楽しめる人、何事もチャンスととらえられる人」とし、意欲的に働くことができる人を採用する方針です。
参照①:
ソフトバンク キャリア採用 ユニバーサル採用
参照②:
ソフトバンク キャリア採用 求める人物像

以前はソフトバンク年間20~30人程度の採用を転職エージェント経由でのみ行っていたソフトバンクですが、前述の通り2016年以降は直接採用中心に採用枠を拡大し、採用までのルートも多様になりました。

ソフトバンクの選考を受けるために重要なのは様々なチャンネルから情報を入手しそれらを活用することです。
多様な採用経路の中でも、現在もソフトバンクの採用の50%を占める転職エージェント経由のルートは絶対に外せません。

マイナビIT AGENTリクルートエージェントに代表される転職エージェントでは公式の求人票はもちろん、非公開求人もタイムリーにアナウンスしてくれます。

ソフトバンクへの転職の際は転職エイジェントを活用し、自分にあった求人を逃さないようにしましょう。
(その他、各転職エージェントの詳細情報は1106人に聞いた、口コミで評判のおすすめ転職サイト・転職エージェントが参考になります)

ソフトバンクの選考に関する情報

選考

ソフトバンクへの転職難易度

ソフトバンクは年間300人から500人のキャリア採用を行っていて、転職者の数が多い分、転職難易度はそれほど高くありません。求人の数が多いエンジニア職やビジネス職は特に転職がしやすい職種です。

ただ、クリエイティブ職、コーポレート職は求人の数が少なく、特にクリエイティブ職の求人数はかなり少ないため転職難易度は高くなります。

挑戦を楽しめる人」、「1番にこだわる人」、「スピード重視で仕事を行う人」、「ゴールを設定して行動する人」、「諦めずに行動ができる人」はソフトバンクでは評価されるので転職がしやすいでしょう。

選考の流れ

ソフトバンクのキャリア採用ホームページでは、下記のように選考の流れが紹介されています。書類選考は約2週間ほどかかり、面接は複数回行われます。

応募⇒書類選考⇒面接複数回⇒内定⇒入社

ネット上の口コミでは、応募の後に適性検査が行われたという声もありました。職種によって選考の流れは異なるようです。

筆記試験の有無、種類

ソフトバンクのキャリア採用ホームページでは筆記試験の有無は記載されておりません。気になる場合は転職エージェントに登録して担当アドバイザーに聞いてみるのがおすすめです。

必須・推奨される資格

ソフトバンクのキャリア採用ホームページで実際に掲載されている求人から必須・推奨される資格を職種ごとに紹介します。

【営業職】
ネットワーク・サーバー・クラウド分野の基本的な知識、法人営業経験など

【新規事業企画】
新規事業の企画・立ち上げ経験、IT への知見など

【インフラエンジニア】
3年以上のIT インフラ環境設計構築経験・運用経験、Linux によるWeb /DB 系サーバ構築・運用経験など

【開発エンジニア】
プログラミング言語での開発スキル、IT インフラ構築スキル、マネジメントスキル、提案力など

【クリエイティブ】
3年以上の大規模サイトやアプリの設計経験、Adobe VD /Sketch の実務経験など

【財務・経理・投資・経営企画】
3年以上の経理業務経験、日商簿記2級以上、英語能力など

面接で聞かれること

ソフトバンクの面接では、自己紹介、職務経歴、志望動機など一般的な質問の他に下記のようなソフトバンクならではの質問があります。

  • 2年から3年ごとに行われるジョブローテーションに抵抗はないか
  • ソフトバンクの社風を理解しているか
  • ソフトバンクの強みは何か
  • 使っている携帯会社
  • なぜドコモでなくてソフトバンクなのか
  • ソフトバンクの理念についてどう思うか

「なぜソフトバンクを選んだのか」や「ソフトバンクの社風や理念」についてはしっかりと答えられるようにしておいたほうがいいでしょう。

ソフトバンクへの転職に関する口コミや評判

評判

企業評価(安定性・成長性)

・柔軟で自由な社風。強い意思と行動力があれば思い通りにやらせてもらえるチャレンジ精神を応援する企業文化。成果を出せば合理的に評価される。(管理部門、20代)

・技術面はグローバルスタンダードを積極的に採用するので、成長性がある。(エンジニア、20代)

・スピード、コスト、効率化が重視される企業文化。(エンジニア、30代)

・自ら発言し、手を上げないと意見を聞いてもらえないので、積極的に発言できる人に良い環境。(営業、30代)

・社内に派閥や学閥がなく、実力主義の文化のため働きやすい環境である。(営業、30代)

・会社全体が色々な目新しい物に投資していったり、色々な事業に手を出したりして、輝かしい企業理念が響かない事業もやっているので、絵に描いた餅状態になっている。(エンジニア、50代)

・チャレンジングな部署とそうでない部署の差が激しい。衰退していく固定回線を未だに売り上げ伸ばそうと動くところもあれば、PayPayのような新サービスをつくりあげるところもあるので一概にいえない。(企画、20代)

給与・待遇

・賞与が高いので仕事を頑張るモチベーションになる。

残業代も1分単位

でもらえるので理不尽さを感じない。(代理店営業、20代)

・新卒の給与水準がとても高い。能力のある人はきちんと強化され給与に反映される(サーバ設計・構築、20代)

・面談やコアミッション制度、自己申告制度など評価体制が徹底的に行われるので能力を公平に評価してもらえる。能力に見合った収入になるので不満がない。(一般事務、40代)

・報酬はグレード制になっており、グレード昇格によって給与が上がる、年功序列でなく実力主義なのでやりがいがある。(広告、40代)

・同世代と比べても正社員なら給与が高め。(営業、30代)

評価制度

・評価制度や評価項目がしっかりしているので適切に評価される(営業、30代)

・能力はしっかり評価されるが、役職者にならないと大幅に年収アップはしない。(営業、40代)

・年齢や勤務体系に関係なく仕事の能力が評価され、細かく分けられた目標をこなすことで評価が上がっていく。(販売、20代)

・部署によっては年功序列が残っており、評価を上げるために上司へのアピールが必要なこともある。(企画、30代)

・評価はされるが、ある程度のポジションまではあまり年収に反映されない。(エンジニア、40代)

仕事のやりがい

・年功序列ではなく、実力次第で昇進できるのでやりがいを感じる。(企画、30代)

・世界から注目される企業なので、世間に影響を与えているという感覚があり、やりがいを感じる。(マーケティング、40代)

・上層部との壁がなく、やりたいことはやらせてもらえるので充実した仕事ができる。(制作ディレクター、20代)

・企画業務では自由に企画をすることができやりがいを感じた。目標はあるがノルマはないので仕事に専念できる環境である(企画営業、30代)

・頑張ればがんばった分評価されて年収に反映される。革新的な製品をお客様に提案できることにやりがいを感じる(法人営業、30代)

・英語を生かす機会がないため転職。(営業、30代)

(引用元:キャリコネopenwork転職会議カイシャの評判

おわりに

ソフトバンクの特徴や転職情報をご紹介しました。ソフトバンクは実力主義でチャレンジ精神のある人を歓迎する社風です。年間300人から500人の中途採用を行っているため、転職難易度はそれほど高くありません。しっかりと能力を評価されたい人、スピード感のある仕事がしたい人には、ソフトバンクへの転職はおすすめです。今回ご紹介した、ソフトバンクの求人情報、採用方針、口コミなどを参考にし、しっかりと転職準備を進めてくださいね。

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