ソニー・ミュージックエンタテインメントに転職するには?難易度や面接の口コミ・中途採用情報をチェック


ライター:tomomi

はじめに

知らない人はいないほどに有名な「株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント」は、日本を代表する総合エンタテインメント企業です。音楽事業の印象が強いと感じている人も多いかもしれませんが、ソニーミュージックグループは、アーティスト&ミュージック、ビジュアル&キャラクター、エンタテインメントソリューションの3つのセグメントを柱に多角的な事業展開をし、新たなエンタテインメントの創出にチャレンジしています。

その一つが2020年2月28日に発表した「Be(ビー)」です。Beは、YouTubeやSNSを中心に活動しているクリエイターをサポートするプロジェクトで、音楽活動に限らずメイク・ファッション・料理などさまざまな表現が対象となっています。
(参考:株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメントープレスリリース

数年前からYouTubeやSNSが急速に普及しているため、時代の変化に合わせた経営がされていると言えるでしょう。またアニメ『鬼滅の刃』やスマホゲーム『FGO』、乃木坂46のブレイクなどもあり売上も好調です。このような、柔軟な成長中の企業であるソニー・ミュージックエンタテインメントに転職したいと考える人も珍しくありません。この記事では、ソニー・ミュージックエンタテインメントの転職情報をまとめてご説明します。

決算年度 売上高
2020年 400億4400万円
2019年 403億5000万円
2018年 150億0700万円

※2020年9月更新(参考:株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメントの情報|官報決算データベース

ソニー・ミュージックエンタテインメントへの転職についてのまとめ

口コミからの総合評価
3.44

ソニー・ミュージックエンタテインメントの転職レーダーチャート


ソニー・ミュージックエンタテインメントの特徴

  • 国内トップクラスの総合エンタテインメント企業
  • ライブやアニメ事業を主軸に海外進出も進めている
  • 口コミサイトの平均年収592万円となっており同業他社に比べて低い水準である
  • 社員でもアルバイトでも仲が良くフレンドリーなムードで働ける環境と感じる人が多い
  • 裁量労働制を取り入れており、部署によっては忙しいところもある

ソニー・ミュージックエンタテインメントへの転職でおさえておきたいポイント

  • 2020年3月現在は、公式HPでも求人サイトでもキャリア採用をおこなっていない(契約社員やパート・アルバイトなら求人がある)
  • 一般事務職はなく、どの職種も専門的な分野である
  • 求人が公開されていない以上、正社員としての転職は厳しいため転職エージェントで非公開求人があるかを確認する

ソニー・ミュージックエンタテインメントの企業情報

企業情報

つぎに、ソニー・ミュージックエンタテインメントの企業情報をまとめましたので参考にしてください。

基本情報

事業内容 ・アーティスト&ミュージック
・ビジュアル&キャラクター
・エンタテインメントソリューション
代表者 村松 俊亮
設立 1968年3月
資本金 1億円(2020年3月末現在)
従業員数 ソニーミュージックグループ計 約2,700人(2020年3月末現在)
所在地 〒102-8353
東京都千代田区六番町4番地5

(参考:株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメントー会社情報)

企業理念やビジョン

ソニー・ミュージックエンタテインメントには、企業理念やビジョンはありません。一般企業ならば従業員が同じ方向を向いて働いていけるように、企業理念やビジョンが定められています。

しかし、複数の口コミサイトに書かれているように同社は「自由な社風」です。また音楽をはじめとするエンタテインメント企業なので、「個性の色」を大切にしています。人と変わった思考が他人を楽しませることができ、さらに他人よりもまずは自分が率先して楽しめる人が求められているのです。
(参考:変人、募集中。|ソニーミュージック新卒採用2017

同社に転職したい人は、「みんなと同じ方向に向かなくて良い」ことを理解して個性を出していきましょう。

ソニー・ミュージックエンタテインメントの転職基礎知識

基礎知識

つづいて、ソニー・ミュージックエンタテインメントの転職に関する基礎知識をご紹介します。

平均年収

592万円(38.1歳)(参考:転職会議)
レコード会社業界の平均年収:500〜700万円と比較すると、低い水準です。ただし、これはあくまでも「転職会議」に口コミを書き込んだ人の平均年収ですので、実際にはもう少し高いことが考えられます。
(出典元:2019年版 業種別 モデル年収平均ランキング - マイナビ転職

また、ソニー・ミュージックエンタテインメントと同じくらい大手の同業他社と比較してみましょう。

  • アミューズ…715万円
  • エイベックス…697万円

(参考:四季報)

上記2社と比較しても、ソニー・ミュージックエンタテインメントの平均年収は低いようです。とは言っても、同社で働く人は音楽好きやエンタテインメント好きの人が多く、給与だけではなくやりがいを感じて働いています。

世代別平均年収

それでは、世代別の平均年収をチェックしてみましょう。これは、月収から予測した年収となります。

年代 年収 月収 賞与(2回分)
20~24 ¥6,795,565 - -
25~29 ¥7,942,172 ¥496,385 ¥1,985,543
30~34 ¥9,180,214 ¥573,763 ¥2,295,053
35~39 ¥10,235,387 ¥639,711 ¥2,558,846
40~44 ¥11,257,979 ¥703,623 ¥2,814,494
45~49 ¥12,378,312 ¥773,644 ¥3,094,578
50~54 ¥13,097,175 ¥818,573 ¥3,274,293
55~59 ¥12,849,146 ¥803,071 ¥3,212,286
60~64 ¥9,999,970 ¥624,998 ¥2,499,992
65~69 ¥9,624,774 ¥601,548 ¥2,406,193

(引用元:CLABEL

労働環境

  • 営業では基本的に11時〜19時45分の勤務時間である(これは部署によって異なる)
  • 上司次第でどこまでもホワイトにもブラックにもなりうる
  • 楽曲のリリース前などは忙しく土日出勤もあるが、そのほかの時期は連休も取りやすい
  • この仕事が好きで働いている人が多いため、多少の残業などは頑張ってしまう傾向にある
  • 仕事=遊びと感じている人が多く自由な社風。それが嫌ならこの会社に合わないかもしれない

福利厚生

  • 産休育休制度も整っていて、出産を終えて戻ってくる女性社員も多数
  • 打ち上げ時などはクルー数も多いためかなりの金額になるが、クレジットカードを使用した場合に引き落とし口座に必要分のお金を入れておいてくれるから安心
  • 社食やカフェがあり、おしゃれで美味しい
  • 提携している宿には5,000円で宿泊ができるなど、福利厚生には欠点がひとつもない
  • ハワイ旅行やミュージカルに行ける企画もある

残業時間

口コミサイトでは、31.4〜61.1時間とサイトによってばらつきが見られました。
このような音楽業界は、多忙な時期とそうでない時期が混在しています。忙しい時期は連日残業が続き、体力が保たないと書き込んでいる人もいました。しかし、これも部署によって異なる部分で、裁量労働制で常に自分のペースを守って働くことができる部署もあるようです。配属される部署によって労働環境が変わるため注意しましょう。

有給消化率

口コミサイトでは、40〜60%とばらつきがあります。
風通しも良く有給休暇も快く取得できるような雰囲気のようですが、やはり繁忙期になると休暇を取得している場合ではないようです。これも部署によって異なり、ライブイベントに直接関わるような部署では、イベント自体が土日におこなわれることが多いため必然的に土日出勤になります。
とは言っても、自分でしっかりと有給申請をすれば取得させれもらえることが多いため、あまり心配しなくても大丈夫と言えるでしょう。

ソニー・ミュージックエンタテインメントの中途採用求人情報

求人情報

それでは、中途採用の求人情報について見ていきましょう。

ソニー・ミュージックエンタテインメントにはどのような職種があるのか

はじめに、ソニー・ミュージックエンタテインメントにはどのような職種があるのかを確認しておきましょう。

  • A&R
  • プロモーター
  • デジタルマーケティング
  • ディレクター
  • タレントマネージャー
  • マーケットアナリスト
  • ECマネージャー
  • プロダクトコーディネーター
  • キャラクタービジネス
  • クリエイター
  • ファンコミュニティプランナー
  • グッズクリエイター
  • アニメーションプランナー
  • ゲームビジネスプランナー
  • イベントオーガナイザー
  • デザイナー
  • グローバルプランナー
  • システムエンジニア
  • リーガルプロフェショナル
  • ライセンススーパーバイザー
  • アカウンティングアドバイザー
  • HRコンサルタント

(参考:株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメントー職種一覧

同社では、上記のような職種があります。エンジニア系の技術職が多く、どれも専門的な仕事内容になっているため、「一般的な事務職」というのはないようです。詳しい仕事内容は、公式HPをご覧ください。

技術職でソニー・ミュージックへの転職を目指すならマイナビIT AGENTのご利用をおすすめします。

マイナビIT AGENTは、エンジニアの転職を数多く手掛けている大手転職エージェントです。特に大手やメガベンチャー系安定企業への転職に強みがあります。

また、エージェントを利用する際は、担当者には希望する企業と職種をはっきり伝えましょう。仮にそのタイミングで取り扱いがなくても今後の見込みをアナウンスしてもらえたり、関連企業の求人などを案内してもらえたりする可能性もあります。

その他、各転職エージェントについて詳しく知りたい方は1106人に聞いた、口コミで評判のおすすめ転職サイト・転職エージェントが参考になります。

求人の傾向・採用している職種

冒頭でもお伝えしましたが、現在、正社員の中途採用求人募集はありません。公式HPや転職サイト「doda」「リクナビNEXT」を確認しましたが、グループ会社の求人が少しある程度となっています。

もしもソニー・ミュージックエンタテインメントに転職したい人は、転職エージェントにて非公開求人がないかを確認することをおすすめします。

実際の求人情報

実際の求人情報はありません。

今後、中途採用の求人情報が出るとしたら、専門職や技術職がほとんどだと思われます。それに向けて知識やスキルを高めておきましょう。

ソニー・ミュージックエンタテインメントの採用方針

ソニー・ミュージックエンタテインメントでは、次のような人材を求めています。

”何事も、人よりも率先して楽しめるタイプ”
”具体的なエンタテインメントの未来を熱く語ってくれる人”

(引用元:株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメントー変人募集中

先にも述べましたが、ソニー・ミュージックエンタテインメントには企業理念に準ずるものはありません。そこで働くすべての人の個性を大切にしています。
そのため自由な社風ですが自由すぎる部分もあるようですので、真面目にコツコツ頑張るタイプの人にはおすすめできません。ある程度ゆるくても、自分のペースで仕事を進められる人に向いています。

ソニー・ミュージックエンタテインメントの選考に関する情報

選考

ここで、ソニー・ミュージックエンタテインメントの選考情報をご説明します。

ソニー・ミュージックエンタテインメントへの転職難易度

ソニー・ミュージックエンタテインメントへの転職難易度は非常に高いと言えるでしょう。なぜなら、「就活人気ランキング2020」において200位中48位と高い順位を位置しているほどに人気の企業だからです。

さらに、何回か述べているように現在正社員の中途採用はおこなわれていません。これらの理由から、ソニー・ミュージックエンタテインメントへの転職は難しいでしょう。このような大手企業に転職したい人は、転職エージェントを活用することをおすすめします。

選考の流れ

残念ながら、中途採用の選考フローは公開されていません。以下は、新卒採用の選考フローです。

【総合職】
エントリーシート→筆記試験→1次面接→2次面接→最終面接
(参考:就活会議)

新卒採用の選考フローですのでおそらくこれの通りではありませんが、参考にしてください。

筆記試験の有無、種類

筆記試験についても詳しい情報は公開されていませんので、転職エージェントに登録して情報を得ておきましょう。

必須・推奨される資格

ソニー・ミュージックエンタテインメントに転職される場合には、希望部署の経験やスキルが必要です。もちろん、転職してから経験を積むこともありますが、基本的にはこれまでの経験を元に部署が決められるでしょう。部署に希望がある場合には、配属してもらえるように自分のスキルや経験を持っておく必要があります。また、海外進出を果たしていることから、部署によっては高度な英語力が必要です。

面接で聞かれること

ソニー・ミュージックエンタテインメントの面接では、次のような質問があるようです。

  • 今一番欲しいものはなんですか
  • あなたを文房具に例えると?
  • あなたの故郷の良いところを教えてください
  • 楽器は何ができますか
  • どんな仕事内容か理解しているか
  • 持っているDVDアニメは何か

ソニー・ミュージックエンタテインメントの面接は基本的に私服でおこなわれています。応募者の緊張を解くためなのか、面接の雰囲気自体も柔らかいもののようです。前述のとおり、個性が好まれる企業ですので、例えば「持っているDVDアニメは?」と聞かれても嘘をつく必要はありません。持っていないことを正直に答えましょう。

面接対策に不安を感じる人は、転職エージェントに相談してみましょう。

ソニー・ミュージックエンタテインメントへの転職に関する口コミや評判

評判

最後に、ソニー・ミュージックエンタテインメントで働いていた従業員や現社員の口コミをご紹介します。

企業評価(安定性・成長性)

・やはりストリーミング配信でアップルミュージックやスポティファイが攻めてくる中でキャラクター事業や芸能マネジメント事業など他の事業も発達している。

・ヒットタイトル的なホームランが毎年1本は出ている。(引用

・【中途社員の定着】・人間関係が良好・優しい方が多い・アットホーム・正社員になるのは難しい会社だが雰囲気、人間関係が良いので人の入れ替わりがあまりない(変わったとしても部署異動など)・あまり経験できない仕事ができる・他のレコード会社より働きやすい環境であると噂を聞いたことがある・悩みがあると解決策を考えてくれる上司がいる。上司に相談しづらい環境でも匿名で相談を聞いてくれるシステムがある・忙しく体力勝負の仕事ではあるがフレックス制のため自分のペースで働くことができる時期もある

・親会社のソニーの社長がソニーミュージック出身です。伝統的にソニーとソニーミュージックとの連携は強いです。

・経営方針に問題を感じる。ソニーグループの音楽部門として、中核をなしているのですが、グループ間の交流がほとんどなく、平井社長が掲げるワンソニーには、ほど遠いです。映画、ゲームともセッションを重ねるべきであり、それを逃したので、アップルに先を越された思います。業界大手なので、傲慢さがあるとおもいます。

給与・待遇

・同年代ではもらってる⽅らしい。

・初年度400万スタートし、年50万づつ給与が上がっていくイメージ。

・忙しいわりに多くはなかったと思う。でも今思うと楽しくて忙しくても苦にならない感じがあったので、あまり少ない、多い、で不満を言う人は居なかった。

・【昇給の頻度・金額】20年在籍中に月給制から年俸制へと変動。月給制中は数回の昇給、その後は毎年自己申告、年俸が確定。

・自由な雰囲気で仕事がしやすいです。自分から質問しないと、成長することはできない風土はあるかもしれません。あまり休めないし、自分の時間を仕事につぎ込んでやっとというところです。離職率が高く、疲労してやめていく人も後を絶ちません。報酬の水準を上げようとして出世したい場合は、寝ずにはたらくのが条件といったところです。

評価制度

・定期的に上司とのF2Fでの⾯談機会がある。

・⽇本企業らしい年功序列。

・ソニーグループ全体で共有されている人事評価制度があります。一応定着していると思います。成績が悪けれボーナス(特賞)は無しに近く、良ければたくさん与えられます。分かりやすいと言えばいいでしょう。

・見てないようで、ちゃんと見て評価していたと思う。仕事だけでなく、人間関係や外部とのやりとりが重要なところもあったので。

・徹底的にイエスマンでかつ、ハードワークをいとわず、成果を上げることができる人。ただし、平均3年程度で人事異動があることを考えると、上司は平均1年半くらいしか、同一人物ではありません。従って、同一上司や同一部門長の下で長く働く、スタッフ部門の方が、圧倒的に昇進します。

仕事のやりがい

・環境はととのっていてやりたいことを実現する術やツテはあるので実⼒次第と運があれば恵まれていると感じられると思う。

・芸能⼈を間近で⾒てエクスタシーを感じられるタイプの⼈間は、働きがいというか喜びを感じられると思う

・好きなエンタテインメントの業界で、好きなエンタテインメントに関わる仕事が出来て、給与を貰えるというのは、なかなかない恵まれた環境と思える。ここの会社ならではの強みがあり、多様なエンタテインメントビジネスで売上、利益をあげられているのは、他社に比べるとかなりの強みを持っていると言える。また、様々な業界関係会社とのつながりが出来て、個人としてのネットワークもかなり拡がると言える。いずれにせよ、他社エンタテインメント会社より貴重な経験ができるのは間違いない。

・【一番やりがいを感じる点】好きなエンタテインメントの領域で仕事をして、給与が得られる環境にはやりがい感じる(引用

・様々なアーティストに会えることや、そのアーティストの役に立てるという部分でやりがいを感じた。ただし、部署によっては全くアーティスト等と接点のない部門もあるので、そこを期待して入社する人は注意が必要です。

(引用元:キャリコネopenwork転職会議カイシャの評判

おわりに

株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメントは、日本を代表する総合エンタテインメント企業です。音楽事業やアニメ、ライブなどのイベントにも携わることができるため、刺激的な仕事だと言えるでしょう。ただし、口コミにもあったように部署によっては裏方の場合もあります。そのため、芸能人などに会えることだけを期待しないように注意しましょう。

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