野村不動産に転職するには？難易度や面接の口コミ・中途採用情報をチェック

Contents

はじめに
野村不動産の求人が掲載される転職エージェントはココ！
野村不動産への転職についてのまとめ
野村不動産の企業情報
- 基本情報
- 企業理念やビジョン
野村不動産の転職基礎知識
野村不動産の中途採用求人情報
野村不動産の選考に関する情報
野村不動産への転職に関する口コミや評判
野村不動産の求人票を探すならdoda
おわりに

はじめに

野村不動産は2020年3月6日に、従業員10人未満の小規模企業のためのオフィス第2弾として「H¹O（エイチワンオー）西新宿」をオープンさせました。H¹O とは「Human First Office」を略したものです。

日本に存在する全企業のうち約8割が従業人10人未満の少数精鋭企業だと言われているなかで、大きすぎず小さすぎずにちょうど良いオフィスの需要が高まっています。しかし、オフィスの供給が追いついていませんでした。

H¹O西新宿では、「自分らしさ」「心身の健康」「心地よさ」「豊かな感性」を高められるオフィスとして、空気環境対策や自然との調和を取り入れています。
（参考：野村不動産株式会社ｰお知らせ）

このように、時代の変化に伴い建物も変化させていく野村不動産は不動産業界でも売上高第5位に位置する上位企業です。海外進出も進めている野村不動産で活躍したいと考えている人も多いのではないでしょうか。この記事では、野村不動産への転職情報をご紹介していきます。

（引用：不動産業界売上高ランキング｜Strainer）

野村不動産の求人が掲載される転職エージェントはココ！

doda

掲載される求人例

dodaでは、野村不動産の様々な職種・ポジションの求人が掲載されています。
タイミングによっては希望の求人票がないこともありますが、dodaに登録しておくことで募集開始時にお知らせを受け取ることができます。
野村不動産に勤めたい方はぜひ登録しておいてはいかがでしょうか。

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野村不動産への転職についてのまとめ

口コミからの総合評価: 3.55

野村不動産の転職レーダーチャート

野村不動産の特徴

不動産業界では売上第6位に位置する大手企業
ベトナム、フィリピン、タイなどの新興国を中心に海外展開している
平均年収1,022万円と業界内では高い水準
オンオフの切り替えができる社員が多数で、風通しの良い社風である
夏休みや有給休暇などの休暇関連の福利厚生が充実している

野村不動産への転職でおさえておきたいポイント

体育会系の上司も多く、人によっては辛い環境に感じることもある
中途採用は「総合職キャリア採用」と「プロフェッショナル採用」に分けられている
非公開求人を探すために、転職エージェントを活用する

野村不動産の企業情報

ここで、野村不動産の企業情報をまとめましたので参考にしてください。

基本情報

事業内容	マンション分譲事業戸建分譲事業法人仲介事業投資・開発事業ビルディング事業建築・設計事業資産運用事業など
代表者	宮嶋誠一
設立	1957年4月15日
資本金	20億円（2019年4月1日現在）
従業員数	1,976人（2019年4月1日現在）
所在地	東京都新宿区西新宿1丁目26番2号

（参考：野村不動産株式会社ｰ会社概要）

企業理念やビジョン

野村不動産株式会社の企業理念はこちら。

あしたを、つなぐ
私たちは、人、街が大切にしているものを活かし
未来あしたにつながる街づくりとともに
豊かな時を人びとと共に育み
社会に向けて、新たな価値を創造し続けます。

（引用元：野村不動産株式会社ｰグループ企業理念・行動指針）

野村不動産グループの企業理念である「私たちの約束」では、安心・安全な住まいや環境を提供することで、そこに住む人々の暮らしを豊かにしてより良い明日を作ることを目標に定めています。このような企業理念を理解しておくことは、転職活動をするにあたって重要なことですので事前に覚えておきましょう。

野村不動産の転職基礎知識

次に、野村不動産への転職基礎知識についてご紹介します。

平均年収

1,022万円（45歳）（四季報調べ）
不動産業界の平均年収：751万円と比較すると、非常に高い水準です。
（出典元：2019年版　業種別モデル年収平均ランキング - マイナビ転職）

今度は、同じ不動産業界でも大手企業に分類される企業の平均年収と比較してみましょう。

社名	平均年収
三井不動産	1,263万円
三菱地所	1,247万円
東急不動産ホールディングス	1,113万円
野村不動産ホールディングス	1,022万円
大東建託	870万円
住友不動産	661万円

（参考：四季報）

この結果からも、野村不動産の平均年収は高い方であることがわかりますよね。

世代別平均年収

続いて、世代別の平均年収をチェックしてみましょう。

年代	平均年収	最高年収	最低年収
20代	500万円	600万円	360万円
30代	600万円	940万円	443万円
40代	900万円	1000万円	570万円
50代	- 万円	- 万円	- 万円

（引用元：転職会議）

企業口コミサイトである「転職会議」によると、野村不動産では20代の頃から平均年収500万円です。これは、転職サイト「doda」の「平均年収ランキング」と比較しても150万円以上高いことになります。

労働環境

18時以降は空調がストップ、21時以降は完全に消灯する仕組みを構築し働き方改革に努めている
不動産なので店舗や現場は水曜日と木曜日が固定休になっている
個々にゴミ箱が支給されてオフィスは清潔を保っている
部署によっては女性が少なく、育休制度など整ってはいるが取得しにくい雰囲気がある
女性の従業員は派遣が多い様子

福利厚生

女性が働きやすい制度など、福利厚生は大手企業とだけあり整っている
結婚した社員には手厚い家賃補助があり、マイホームを購入する際にも割引がある
保養所やホテルなどを格安で利用できる（海外にも保養所がある）
健康診断や人間ドックなどは毎年無料で受けられる
正社員と同様に契約社員も福利厚生を利用できる

残業時間

口コミサイトでは、30.7〜37.3時間と一般的な残業時間となっています。
口コミでは、「21時には完全消灯」と書かれていたため、残業したくてもできない状況になっているようです。部署によっては朝の出勤時間が遅いため、帰りの時間も必然的に遅くなります。そのため、残業はしていなくても仕事の日にプライベートを充実させることは難しいようです。

有給消化率

口コミサイトでは、49.7〜53%と半分程度の有給消化率でした。
基本的に有給休暇は取得しやすい雰囲気のようです。上司も積極的に取得している人が多いため、部下も申請しやすくなっています。しかし、繁忙期の有給取得は難しいと感じている人がほとんどです。この点に関しては、野村不動産に限らずほかの企業でも有給休暇の取得は難しいでしょう。

野村不動産の中途採用求人情報

次に、野村不動産の中途採用情報をご説明します。

野村不動産にはどのような職種があるのか

野村不動産には、次のような職種があります。

総合職	・建築系・営業系・事務系・複合開発/再開発のプロジェクト推進・ホテル・新規企画開発・法人営業など
専門職	・マンションアフターサービススタッフ・ハウジングアドバイザー・地権者対応業務・アフターサービスCSスタッフ・建替推進担当・オフィスビル顧客満足推進担当・エリアマネジメント企画/運営など
特別専門職	・監査・商業施設（ショッピングセンター）MD企画・ホテル・新規企画開発・社内情報システム開発/企画・ビジネス(サービス)システム開発/企画・リート＆ファンドの会計/税務担当など

（参考：野村不動産株式会社ｰ募集要項）

求人の傾向・採用している職種

現在、公式HPでも求人を募集していますが、転職サイトでも数十件の求人がありました。転職サイト「doda」では28件の求人がヒットしています（2020年4月4日現在）。

また公式HPや転職サイトに掲載されている求人の多くは「専門職」や「特別専門職」でした。非公開求人を確認して、良い条件・良いポストに転職できるように転職エージェントに相談してみましょう。

実際の求人情報

それでは、実際の求人情報を見てみましょう。

【福岡】総合職-法人営業＜銀行・信託銀行等の法人営業、または売買仲介経験者＞

【仕事内容】
総合不動産事業において、事業会社の保有不動産に対する活用・売却ニーズ、投資マーケットにおける不動産経営戦略・不動産投資の提案などをおこなっていただきます。

【学歴】
学歴不問

【必須経験】
銀行・信託銀行での法人営業経験、または売買仲介営業経験

【勤務地】
福岡支店

野村不動産の採用方針

野村不動産では、行動指針として「私たちが大切にすること」を定めています。

お客様第一の精神
私たちは、創業から大切にしてきた「お客様第一」の精神と、信頼や期待に応えていく姿勢を、これからも変わらず守り続けます

独創的発想による新たな価値創造
私たちは、未来を見据えた先見性や、グローバルな視点を大切に、これまでにない自由な発想で、新たな価値を生むことにこだわります

挑戦者であり続ける姿勢
私たちは、常にチャレンジャーであることを忘れずに、謙虚さと向上心を持って、新しいことに挑戦していきます

社会と共に成長していく自覚
私たちは、人や街の未来をつくる責任と誇りを忘れずに、社会に貢献し、常に必要とされる存在であり続けます

活き活きと働く、ウェルネスの実現
私たちは、活き活きと働くことが会社と自らの成長の源泉であることを認識し、心身の健康を何よりも大切にします

（引用元：野村不動産株式会社ｰグループ企業理念・行動指針）

野村不動産は、お客様と固い信頼関係を築ける人材を求めているといえるでしょう。お客様を第一に考え行動することが信頼につながるわけですから、それを真っ先にできる人材でなければ関係を築いていけません。

また、新しいことにチャレンジする姿勢も大切にしています。このような行動指針に沿って野村不動産の社員は仕事をしているので、野村不動産に転職を希望するなら必ず理解しておきましょう。

野村不動産の選考に関する情報

ここで、野村不動産の中途採用に関する選考情報をご紹介します。

野村不動産への転職難易度

野村不動産への転職難易度は高いといえるでしょう。なぜなら、野村不動産のような大手企業には多くの応募者が集まるため書類選考の時点で足切りされてしまう可能性があるからです。まったく求人が公開されていないわけではありません。応募すらできないという状況ではないので勇気を持って応募してみてくださいね。
足切りを回避するためには、転職エージェントのような転職のプロに相談して書類対策を施しましょう。

マイナビIT AGENTやリクルートエージェントのような転職エージェントは、一般に公開されてない非公開求人も多数保有しています。

求人の紹介はもちろん、書類選考や面接についても、多数の経験から応募する企業に適した対策を一緒に考えてくれます。

とくにリクルートエージェントは、中途採用業界においては最大手のエージェントで、大手企業からの信頼が厚いので、野村不動産への転職をお考えの方にはおすすめです。

(その他の転職エージェントについて詳しく知りたい方は1106人に聞いた、口コミで評判のおすすめ転職サイト・転職エージェントが参考になります。)

選考の流れ

選考の流れは明確ではありませんが、公式HPの「総合職建築系」の職種の場合、次のような内容となります。

■面接：2～3回
■筆記試験：有
■その他：面接時に履歴書と職務経歴書の提出有

（参考：野村不動産株式会社ｰ【総合職】建築系）

新卒採用の選考フローでも2〜3回程度の面接があるようですが、中途採用でも同じような流れになると考えられます。

筆記試験の有無、種類

野村不動産では、中途採用でも筆記試験があるようです。内容までは書かれていませんが、事前に対策をしておくことをおすすめします。詳しい内容を知りたい人は、転職エージェントに相談してみましょう。

必須・推奨される資格

野村不動産へ転職する際に必要になる資格は、希望する職種のスキルや経験です。例えば、先ほどご紹介した「総合職建築系」に求められる経験は、次の通りです。

【必須】
意匠設計経験と事業推進のご経験がある方(目安5年以上)

【尚可】
事業主側での開発のご経験

（参考：野村不動産株式会社ｰ【総合職】建築系）

「目安5年以上」と記載があることから、野村不動産では”経験豊富な人材”を求めていることがわかります。ただし、目安ですのでこれよりも経験年数が短い人は、その他の部分をうまくアピールしましょう。

面接で聞かれること

野村不動産の面接では次のような質問があるようです。（参考：転職会議）

前職の業務内容は何ですか
きつい仕事だけど大丈夫ですか
入社後にやりたいことは何ですか
住宅営業に必要なことは何だと思いますか
親に感謝していることは何ですか

野村不動産の面接では、一般的な質問が多いようです。なかには「この仕事はきついが大丈夫か？」というような心配の声もありました。圧迫面接ではありませんが、適度な緊張感の漂う雰囲気だと感じる人が多くいます。面接対策をしたいという人は、転職エージェントと一緒に対策を練りましょう。

野村不動産への転職に関する口コミや評判

最後に、野村不動産の現社員や元社員の口コミをご紹介します。

企業評価（安定性・成長性）

・チャレンジ精神を持っている会社で、⾃社でノウハウがない事業に対しても、臆することなく積極的に投資や、挑戦をしようという⽂化がある

・住宅ブランドを確⽴している。新しい取り組みを他社共同で⾏なっている。資本があるので新規事業を⾏いやすいと思う。

・都市開発事業や、中規模ビル建設なども手掛けて幅広く社会に貢献点や、機能性の高いマンションや住宅の供給、またその不動産の仲介業務をおこない広く社会に知られていること。いろいろな分野に強みが有るので、顧客のニーズに幅広くこたえることができること。

・PROUDのブランドが確立しているし、ファンもいるから余程のことがない限り存続していくのかなと思います。

・業績・将来性に問題を感じる。マンション事業の次の基幹事業を育てることが急務、と言い続けて何年経ったか。過去の成功体験が大きく、幹部社員もそれに誇りを持っているため、明らかにリソース配分が偏っており他の事業が育っていなかった。無駄にプライドが高い社風があり、デベロッパー業ではトップ5社に入れていない現状を直視せず、新規事業も他社の動向を見ながらの二番煎じがほとんど。不動産銘柄の株価が右肩上がりの中、一人もたついているのがすべてを物語っている。社員は優秀な人が非常に多いが、トップに戦略が欠けているため活かしきれていない。下手なプライドを捨てて、トップの一角に食い込む戦略を真面目に立てて努力をしていかないと、10年後20年後の展望がないと思う。

給与・待遇

・7年間勤めたら⾃動で1000万円もらえるので、給与⾯ではかなりよい。若年時だとそこまで多くはないが、寮制度など福利厚⽣がしっかりしているので、お⾦に困ることはない。

・給与は⾼い。総合職はかなりの額を稼いでいるのではないか。ただし少数精鋭をうたっているので、⼈数は少ない。給与は安定した⽉額+残業代が⽀払われている。営業職は営業⼿当といった⼿当もでるもよう。

・平均より高いので、とても満足のいく給与体系です。ただ、女性にはありあまるほどなので、ここまで必要ないとも感じます。給与に関しては安定しているので、そこも良いところです。残業代はきちんとでます。(総合職のみ)

・黙っていても昇給していくし、ボーナスも複数月分出るので、高収入なのではないでしょうか。若いうちからマンション購入する人も多いです。

・報酬は基本的には年功序列適に上がっていく。同年代と比べると良い方ではあると思うが、勤務時間が比較的長く、報酬に対しての満足感は十分とは言えない。査定制度に関しては、半期に一度目標を設定しその達成度合いで賞与が決まるが、査定をする上司の判断に由るところが大きい。

評価制度

・半期に⼀度、上司との⾯談の機会があり、そこで業務改善や待遇改善について話ができる。

・住宅部⾨はヒリつく程の結果⾄上主義。オフィス部⾨はチーム意識が強くフラットで⽐較的働きやすい。仲介部⾨はノルマこそあれど達成することに対してシビアではない。スタッフ部⾨は繁忙期以外とてもゆるい。全社共通の⽂化は何も無く、共有の価値観や理想等も全く無い。他の部署が現在何の仕事をしているのか知らない社員がほとんど。

・課長クラスまでであれば、年功序列で誰でもなれる。部長クラスになると、実務能力と人格がそれなりに備わっている必要がある印象。たまに上からの覚えがいいためにそれらが伴わずに昇格してしまう人もいるが、あまり長続きしない（子会社出向、異動により降格などでいなくなる）。

・評価に関しては、⾮常に明確でした。やった分だけの⾒返りはあると思います。ただ、物件の当たり外れによったり、市況によって販売状況が左右されたりすることがあるが総じて他社と⽐較しても⾼待遇であるとは思う。

・部下の失態は上席の責任になるので、何かとかばってくれる。失態あれば訓戒まで無くとも飛ばされることも有るだろう。反面、逆派閥だと風当たりが強い事も。良い意味でも悪い意味でもサラリーマン。良い点が思い付かない。

仕事のやりがい

・デベロッパーのため、再開発などを⾏えるのはやりがいもあり社会貢献度も⾼いと思う。上司の当たり外れがあるが、きちんとした上司にあたればやりがいをもって仕事に取り組める。

・現場への裁量は⼤きく、⾃分次第では若年次から活躍可能。また、新⼊社員を中⼼とする若⼿社員も随時⼊社してくる為、後輩育成や、チームマネジメントを⾏う機会も、若年次でありながらも得られることは素晴らしい機会があると⾔うことである。

・エンドユーザーと直接話せ、かなりプライバシーに立ち入るため、真摯な対応が求められます。お客様の為にと良いこともキツいことも言わなければなりませんが、お客様に想いが伝わり、感謝されることもしばしば。直接お言葉頂けると、お仕事の励みになります。

・大きな会社との、取引や、契約などが経験でき、自分自身だけでは、知りえない方々との交流ができること。また、自分自身がいままで経験していない業界の知識や経験ができることは何物にもかえがたいと考えています。

・住宅販売の営業がきつい。ノルマをクリアしていかないと会社にいづらい。うちの会社の営業部隊はそこそこの激務名だけあってかなりタフだと思う。しかし上司は厳しい反面、面倒見がよく、風通しはいい。しかしプラウドの完成度はさすが。他のマンションにない高級感があると思う。報酬は十分。

（引用元：キャリコネ、openwork、転職会議、カイシャの評判）

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