マツダに転職するには?難易度や面接の口コミ・中途採用情報をチェック


ライター:安井ひろみ
【PR】記事内に商品・サービスのプロモーションを含みます。

はじめに

2020年1月30日に創立100周年を迎えたマツダ。創立100周年にともない2020年3月のジュネーブモーターショーへの出展、5月には「マツダオープンデー2020」が開催される予定です。
(参考:マツダニュースリリース

近年、自動車業界は変革期を迎え「車の電動化」は避けられない状況となっています。マツダはトヨタ、日産などと異なり量産EV車を国内で販売していませんでしたが、2019年10月の東京モーターショーではマツダ初の量産EV車である「MX-30」を公開しました。また、2030年にはすべての生産車両に電動化技術を搭載するとしており、着々と電動化を進めています。
(参考:採用メッセージ

自動車業界での売上ランキングでは6位ですが、売上高10兆円を超える、トヨタ、日産、ホンダに次ぐ、3~4兆円の4位グループに位置しています。その中でもマツダは直近で売上高を大きく増加させており、4位グループから単独で抜け出す日は近いかもしれません。

自動車業界 売上ランキング
※2020年3月更新(引用:自動車業界売上高ランキング|日本経済新聞
マツダ売上高
(引用:業績について|株式会社マツダ

マツダは「独自路線」を追求しながらも、柔軟に業界やユーザー目線での車づくりを行うマツダへ転職をしたいと考えている人は多いのではでしょうか?この記事では、マツダへの転職を考えている人向けに、マツダの企業情報や転職方法をご紹介します。

マツダの求人が掲載される転職エージェントはココ!

マイナビエージェント

掲載される求人例


マイナビエージェントに掲載されているマツダ求人例

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タイミングによっては希望の求人票がないこともありますが、マイナビエージェントに登録しておくことで募集開始時にお知らせを受け取ることができます。
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マツダへの転職についてのまとめ

口コミからの総合評価
3.41

マツダの転職レーダーチャート


マツダの特徴

  • 広島県に本社を置く、自動車メーカー。日本での販売台数シェアは6位
  • 海外での売り上げが全体の9割になるグローバル企業
  • プロ野球球団の広島東洋カープ、Jリーグ所属のサッカークラブサンフレッチェ広島のスポンサー
  • 平均年収は676万円(41.1歳)(四季報調べ)で、輸送用機器業界の平均年収530万円と比較すると高い
  • 有給消化率が73%から77.5%と高めで、ワークライフバランスがとりやすい

マツダへの転職でおさえておきたいポイント

  • 事務職よりも圧倒的に技術職の求人数が多い
  • 必ずしも学歴重視ではなく、募集職種で求められる経験やスキルが重要
  • マツダのキャリア採用ホームページだけでなく、一般的な転職サイトでも求人がある

マツダの企業情報

企業情報

基本情報

※スマホの方は横にスクロールしてご覧ください

事業内容 乗用車・トラックの製造、販売など
代表者 丸本 明
設立 1920年1月30日
資本金 2,840億円(2019年3月末現在)
従業員数 23,087人(2019年3月末現在)
所在地 広島県安芸郡府中町新地3番1号

企業理念やビジョン

マツダ株式会社の企業理念はこちら。

私たちはクルマをこよなく愛しています。
人々と共に、クルマを通じて豊かな人生を過ごしていきたい。
未来においても地球や社会とクルマが共存している姿を思い描き、
どんな困難にも独創的な発想で挑戦し続けています。
1. カーライフを通じて人生の輝きを人々に提供します。
2. 地球や社会と永続的に共存するクルマをより多くの人々に提供します。
3. 挑戦することを真剣に楽しみ、独創的な“道(どう)”を極め続けます。

(引用元:コーポレートビジョン

マツダの特徴である「独自性・独創性」を大切にし、人々が利用して豊かになになるような車づくりを行っていくとしています。また、独自性とともにチャレンジ精神も持ち、柔軟に発展していくことを目指していることが分かります。
また、ブランドエッセンスとして「走る歓び」をあげ、車を単に移動するための道具としてだけでなく、「走っていて楽しい」という人々の思いも大切にし、運転を通して「感動」を届けることを大切にしています。

マツダの転職基礎知識

基礎知識

平均年収

676万円(41.1歳)(四季報調べ)
輸送用機器業界の平均年収:530万円と比較すると高いものとなっています。
(出典元:2019年版 業種別 モデル年収平均ランキング - マイナビ転職

世代別平均年収

マツダの世代別平均年収は下記のとおりです。

※スマホの方は横にスクロールしてご覧ください

年代 平均年収 最高年収 最低年収
20代 400万円 450万円 300万円
30代 500万円 600万円 425万円
40代 600万円 745万円 500万円
50代 800万円 1000万円 600万円

(引用元:転職会議)

労働環境

  • 勤務時間は9:00-17:45で、休憩時間は45分。標準労働時間は1日8時間、コアタイムなしのフレックスタイム制を採用している
  • 年に3回、9連休があり休みはしっかりとることができる
  • 繁忙期は休日出勤が多くなる傾向にあるが、基本的には有給がとりやすくプライベートを充実させやすい環境
  • 在宅勤務制度、「早くかえろう運動」などがありワークライフライフバランスを促進している
  • 子育て支援に積極的に取り組む企業として厚生労働省が認定する「くるみんマーク」を2007年に取得し育児中の社員が働きやすい環境を整えている

福利厚生

  • 技能研修、リーダー向け研修、グローバル研究、異業種交流研修など様々な研修が充実
  • 住宅手当制度はないが、福利厚生メニューの「住宅費用補助」を利用すると賃貸物件の家賃やローン返済の補助を受けられる
  • 独身者は月2万円の家賃で独身寮を利用することができる
  • ポイント制の福利厚生プランを利用し、マツダの新車を社員価格でお得に購入可能
  • カープやサンフレッチェ広島のチケット優遇があるので、安くスポーツ観戦ができる

残業時間

口コミサイトでは、15.9時間から22.5時間となっており残業時間は少なめです。
部署によって残業時間に差があります。トラブル対応が必要になる制御部署や車両部署は残業が多めですが、事務系の部署は比較的残業が少なく早めに帰宅できるようです。定時退社日が週に1回あるので、その日は部署にかかわらず定時に退社できます。

有給消化率

口コミサイトでは、73%から77.5%となっており、有休消化率は高めです。
会社としては有給消化率100%を目指しています。労働組合の影響が強いため、月に1回以上有給を取得することが義務となっており、消化していないと取得するように注意を受けるようです。有給が取りやすく、各部署によって有給取得目標日数が設定されています。

マツダの中途採用求人情報

求人情報

マツダにはどのような職種があるのか

マツダには、大きく分けて事務職と技術職の2職種があります。

事務職 ・法務
・購買/調達
・財務/経理
・生産管理/物流
・カスタマーサービス
技術職 ・IT戦略/企画
・IT(アプリ)
・IT(インフラ)
・デザイナー
・研究開発(技術研究所)
・研究開発(統合制御システム開発)
・設計開発(パワートレイン開発)
・NVH性能開発(車両開発)
・設計開発(車載ECU開発)
・設計開発(車載システム制御開発)
・品質保証
・生産技術
・プラント技術

(引用元:マツダ事務・技術系キャリア採用募集職種一覧

募集職種の中では、事務職よりも技術職の採用に力を入れています。特に、IT(インフラ)、設計開発(パワートレイン開発)の求人が多めです。

求人の傾向・採用している職種

マツダの事務・技術系キャリア採用ホームページと転職サイトのdodaを確認したところ、事務職よりも圧倒的に技術職の求人の方が多くなっています。dodaではマツダのほとんどの求人が技術職向けです。勤務地は、本社がある広島県です。

実際の求人情報

転職サイトのdodaでマツダの求人を調査したところ、55件の求人がみつかりました(2020年2月時点)。ほとんどの求人が技術職です。
マツダの事務・技術系キャリア採用ホームページで技術職の求人を見ると、IT/企画が3件、IT(アプリ)が3件、IT(インフラ)が8件、デザイナーが5件、研究開発(技術研究所)が2件、研究開発(統合制御システム開発)が3件、設計開発(パワートレイン開発)が8件、NVH性能開発(車両開発)が1件、設計開発(車載ECU開発)が3件、設計開発(車載システム制御開発)が2件、品質保証が6件、生産技術が1件、プラント技術が3件となっています。事務職は、法務が1件、購買/調達が2件、財務/経理が1件、生産管理・物流が2件、カスタマーサービスが4件となっています(2020年2月時点)。

マツダの採用方針

マツダは2030年の全車両電動化に向けて電気駆動システム関連、EV/PHEV開発関連の採用を積極的に行っています。そのため、設計開発(パワートレイン開発)やIT(インフラ)分野の求人が多く、ネットワーク運用経験、電気電子/機械/流体などの知識を持っている人が求められます。
また、募集職種によっては英語スキルが「歓迎要件」となっており、グローバル展開する職種に応募する場合、カスタマーサービスなど様々なお客様とかかわる職種ではビジネス程度の英語力が求められます。
マツダは自動車製造会社ですが、「自動車業界経験がないと応募ができない」というわけではありません。応募職種での実務経験やスキルがあれば応募可能ですので、自分が応募したい求人の必須要件をしっかりと確認して応募しましょう。

マツダの選考に関する情報

選考

マツダへの転職難易度

マツダは通年キャリア採用を行っており求人数も豊富なため、そこまで転職難易度は高くありません。ただ、技術職よりも圧倒的に事務職の求人が少ないため、事務職への転職は狭き門といえます。
また、マツダのキャリア採用ホームページでは求める人物について「新しいことを学び続け、常に革新を目指すチャレンジ精神あふれる人、高い倫理観と協調性を持ち、チーム協働の姿勢を持っている人」を歓迎すると記載されています。
新しいことにチャレンジする意欲があり、さらに協調性があり高いコミュニケーション能力を持っている人が求められます。面接では、これまでの仕事の実績やスキルだけでなく、しっかりとコミュニケーションが取れること、チャレンジ精神があることをアピールできるようにしましょう。

選考の流れ

マツダのキャリア採用の選考の流れは、

応募⇒書類選考⇒適性検査、面接⇒採否連絡⇒内定です。
(出典元:【MAZDA】募集要項 | 中途採用(キャリア採用)サイト

書類選考の合否は2週間以内に合否にかかわらずメールで連絡が来ます。面接は基本的に1回行われますが、ポジションによっては面接が2回行われることもあります。また、面接までにWEB上で適性検査を受検する必要があり、面接の際にはマツダ規定の交通費が支給されるようです。

筆記試験の有無、種類

書類選考の後にWEB上での適性検査は行われますが、筆記試験の有無はマツダのキャリ採用ホームページには記載がありませんでした。筆記試験についての詳しい情報は、転職エージェントに登録して収取しましょう。

転職エージェントは数多くの転職事例から、企業ごと採用過程や面接の特徴なども情報を持っています。

それらをもとに、履歴書の添削や面接対策も含めしっかりとサポートしてくれますので、転職エージェントを活用し万全を期して転職活動に臨みましょう。

マツダへの転職の際には、大手企業やメガベンチャーとも強いパイプをもっているリクルートエージェントマイナビエージェントがおすすめです。
どちらも中途採用業界においては最大手のエージェントで、特に大手企業からの信頼は絶大なものがあります。さらに、人事部だけでなく事業部から非公開求人の依頼を受けているケースもあり、目当ての求人が得られる可能性が高いです。

その他の転職エージェントの詳しい情報は1106人に聞いた、口コミで評判のおすすめ転職サイト・転職エージェントが参考になります。

エージェントを利用する際、担当者には希望する企業と職種をはっきり伝えましょう。仮にそのタイミングで取り扱いがなくても今後の見込みをアナウンスしてもらえたり、関連企業の求人などを案内してもらえたりする可能性もあります。

必須・推奨される資格

マツダでのキャリア採用において、必須の資格は特にありません。求人で求められる学歴は大学卒以上や高専卒以上、学歴不問など様々で、必ずしも高学歴でなければならないということではありません。学歴よりも、募集職種で求められる経験やスキルが重要になります。

面接で聞かれること

マツダのキャリア採用面接では志望動機、退職理由など一般的な質問をされることが多いようですが、中にはマツダらしい質問も行われるようなのでいくつかご紹介します。

  • 自動車製造でのやりがいとは?
  • 今後どうやったら車業界は成長できるのか?
  • マツダ車以外にデザインがいいと思う車は?それはなぜか?
  • 広島で勤務することになるが、本当に大丈夫か?
  • ジョブローテーションがあるが大丈夫か?

「自動車業界の成長方法」や「車のデザイン」などの質問は、自動車メーカーであるマツダらしい質問といえます。基本的に本社のある広島での勤務になるため遠方に住んでいる人には面接で確認されるようです。部署異動が多いため、「ジョブローテーションがあっても大丈夫か」という質問も行われる傾向にあります。

マツダへの転職に関する口コミや評判

評判

企業評価(安定性・成長性)

・同業他社と比べて、他と違うチャレンジングなことをしていこうという気概は感じる。自社の持つ内燃機関の技術を信じて、それを伸ばそうと必死に取り組んでいく愚直さが強みである。(機械設計・20代)

・新しいことに常日頃からチャレンジしようというメンタリズムが根付いており、既存のものに満足せず常に新しい価値を提供しようという気概がある。(ソフトウェア開発・20代)

・昔から一貫した社内方針があり、それらに基づき商品開発やマーケティングを行っている。それらを支える量産販売体制を築いていこうとしている。(研究・20代)

・コスト、人、ものが絶対的に不足していながら無茶なチャレンジに走ることがしばしばで、結果的に品質悪化につながることが多い。(ソフトウェア開発・20代)

・自動車業界は、世の中に必要な産業なので、今後も成長できると思います。開発力もあるので、他社に取り残されることも考えにくいです。(サービス関連・20代)

給与・待遇

・景気がいい時は、残業も36協定内であれば目いっぱいできる。その分給料はかなり見込める。(営業・40代)

・年功序列で給与は上がっていく。ミスなく平々凡々と業務をこなしていくだけでも生きていくうえで困ることはない。(営業・30代)

・年齢別平均給与と比較しても十分すぎるぐらいの給料をいただいています。ここ最近は業績がいいので、賞与もたくさんいただいている。(企画・30代)

・年数に応じて通常レベルの仕事ができれば等級は上がるため、年相応の給与はもらえる。年収については非常に安定しているといえる。(品質管理・30代)

・他の同業者に比べると、給与は少ないと思う。ただ、県内では安定した優良企業に属すると思います。(営業・30代)

評価制度

・半期に一度のキャリアミーティングや360度評価があるため、成果を出した人はそれなりに評価され、給与にも反映されていると思う。(研究・40代)

・成果主義。頑張れば頑張る分だけ昇給やボーナスに影響する。(機械関連・30代)

・等級制度があり、ある程度上がれば年収も他者と同等以上になる。等級が上がったすぐは昇給係数も高くどんどん年収が上がる。(生産管理・30代)

・仕事のできる人が適切に評価され、上に上がっている環境ではある。また、評価が普通でも収入に極端な差がつくわけではないため、落ち着いた雰囲気で仕事が可能。(研究・20代)

・個人の評価は上司が決めるが高い評価ランクには人数制限があるため、上司同士の力関係に大きく左右されるように思う。(品質管理・30代)

仕事のやりがい

・車が好きな方はやりがいを感じやすいと思います。キャリアについても個人の希望をよく聞いてくれ、できる限り叶えようとしてくれていると感じます。(海外営業・30代)

・少人数での開発をするので上位工程から下位工程まで携わることができる。(研究・30代)

・万一自分の合わない部署に配属になったとしても、社内公募とかありますし、そうでなくても異動の機会は多々ありますので、合わないから転職になるリスクは少ないと思います。(生産管理・50代)

・忙しい時期が基本的に決まっているので、特定の時期のこの業務をこなせばいいという仕事の仕方が慣れている方にはいいかと。あとはフレックス勤務が浸透しているおかげで、自分の勤務時間を自分の思うようにコントロールできます。(経理・20代)

・上司次第で環境が大きく左右されるため、自らの考えがない人にとっては、つらい仕事になりえる。(研究・40代)

(引用元:キャリコネopenwork転職会議カイシャの評判

マツダの求人票を探すならマイナビエージェント

マイナビエージェントでは、「マツダ株式会社の中途採用・求人情報特集」としてフロントエンドエンジニアやクラウドアーキテクトなどの様々な職種・ポジションの求人が掲載されています。

掲載される求人例


マイナビエージェントに掲載されているマツダ求人例

タイミングによっては希望の求人票がないこともありますが、マイナビエージェントに登録しておくことで募集開始時にお知らせを受け取ることができます
マツダに勤めたい方はぜひ登録しておいてはいかがでしょうか。

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おわりに

海外での売り上げの割合が高く、海外に多くの生産拠点を持つマツダ。子育て支援に積極的な企業に対して厚生労働省が認定する「くるみんマーク」を2007年に取得しており、子育て中でも働きやすい環境を作っています。キャリア採用求人は通年行われており求人数も豊富ですが、有名企業のためライバルが多くなります。スムーズに転職活動を進めるためにも、転職エージェントで担当アドバイザーに相談しながら選考を受けるのがおすすめです。

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