ベネッセに転職するには?難易度や面接の口コミ・中途採用情報をチェック


ライター:安井ひろみ

はじめに

「こどもちゃれんじ」や「進研ゼミ」などで有名なベネッセ。進研ゼミは国内だけでなく海外でも展開しており、グローバルに事業を展開しているベネッセに転職したいと考えている人は多いのではないでしょうか?この記事では、ベネッセへの転職を考えている人向けに、企業情報や転職方法をご紹介します。

ベネッセへの転職についてのまとめ

口コミからの総合評価
3.59

ベネッセの転職レーダーチャート


ベネッセの特徴

  • 「進研ゼミ」や「こどもちゃれんじ」など教育サービスを展開する企業
  • 進研ゼミ会員は国内で245万人、海外では135万人おりグローバル展開している
  • 「よく生きる」を企業理念とし、人に役立つサービスを提供している
  • 平均年収は、945万円(41.2歳)(四季報調べ)で、教育業界の平均年収511万円と比較すると高い
  • 育児休暇制度が整っており、子育て中の女性も男性も働きやすい環境

ベネッセへの転職でおさえておきたいポイント

  • どちらかというと、事務職よりも技術職の求人が多め
  • デジタルサービスに関する求人が多い
  • 面接では、「教育に関する情報」や「教育に関する考え」を問われる

ベネッセの企業情報

企業情報

※スマホの方は横にスクロールしてご覧ください

事業内容 教育事業
代表者 安達 保
設立 1955年(昭和30年)1月28日
資本金 13,661百円
従業員数 2万387人
所在地 岡山市北区南方3-7-17

企業理念やビジョン

ベネッセグループの企業理念はこちら。

Benesse=「よく生きる」
Benesse。それは、「志」をもって、夢や理想の実現に向けて
一歩一歩近づいていく、そのプロセスをも楽しむ生き方のこと

私たちは、一人ひとりの「よく生きる」を実現するために人々の向上意欲と課題解決を生涯にわたって支援します
そして、お客様や社会・地域から支持されなくてはならない企業グループとして、いまと未来の社会に貢献します

(引用元:株式会社ベネッセ企業理念

ベネッセは教育事業を通し、人々が「よく生きる」ために貢献していくとしています。また、常に挑戦し、日本国内だけでなくグローバルに活動する企業を目指しています。

ベネッセの転職基礎知識

基礎知識

平均年収

945万円(41.2歳)(四季報調べ)
教育業界の平均年収:511万円と比較すると、高いものとなっています。
(出典元:2019年版 業種別 モデル年収平均ランキング - マイナビ転職

世代別平均年収

※スマホの方は横にスクロールしてご覧ください

年代 平均年収 最高年収 最低年収
20代 465万円 585万円 320万円
30代 600万円 700万円 500万円
40代 800万円 900万円 700万円
50代 1000万円 1025万円 753万円

(引用元:転職会議)

労働環境

  • 勤務時間は9:30から17:30で、1日の所定労働時間は7時間
  • スーパーフレックス制と裁量労働制を採用している
  • 土日祝日は休みになっており、もし出勤した場合は平日のどこかで振り替え休日を取る決まりになっている
  • フレックス制を利用すれば、朝早く出社し夕方には帰宅することが可能
  • 裁量労働制度のため、自分で業務時間の調整ができる

福利厚生

  • カフェテリアプランという福利厚生プランで毎年23.8万円もらえ、財形貯蓄や家賃などに使える
  • 能力開発ポイントという制度があり、毎年10万円分を書籍購入やスクール通学などに使うことができる
  • 家賃手当は、東京勤務で28,000円、岡山勤務で8,000円もらえる
  • 女性だけでなく、男性の育児休暇も取りやすい環境である
  • 限度額はあるが、市販薬の購入補助がでる

残業時間

口コミサイトでは、36.5時間から45.7時間とばらつきがありました。
ベネッセの公式中途採用ホームページでは、残業の月平均時間は30時間との記載がありました。口コミによると部署によっては残業が多く、終電近くまで仕事をしていることも多いようです。ただ、長期休暇は取りやすいため普段残忙しい分、海外旅行などに行ってリフレッシュする人が多い印象です。

有給消化率

口コミサイトでは、43.1%から53%と若干ばらつきがありました。
自分の仕事の都合がつけば基本的には有給を取ることができるようですが、業務量が多い部署や長時間労働が評価される部署では有給の取得が難しいケースもあるようです。有給促進日があり、その日はほとんどの社員が休みを取っているという口コミがありました。

ベネッセの中途採用求人情報

求人情報

ベネッセにはどのような職種があるのか

ベネッセには、大きく分けて事務職と技術職の2職種があります。

事務職 企画・編集
マーケティング
営業
技術職(IT・システム) 社内SE
インフラエンジニア
アプリ開発
デジタルサービス開発

(引用元:ベネッセ中途採用ホームページ

この中でも、中途採用に力を入れているのは技術職です。近年、教材のデジタル化を進めているため、アプリ開発やデジタルサービス開発などのIT・システム職の求人が多めです。

求人の傾向・採用している職種

ベネッセ中途採用ホームページと転職サイトのdodaでベネッセの求人を確認したところ、どちらかと言えば事務職よりも技術職の求人のほうが多めですが、それほど求人数に差はありません。事務職でも技術職でも、近年力を入れているデジタルサービスに関する求人が多くなっています。本社のある岡山勤務の求人もありますが、ほとんどの求人が東京勤務です。

実際の求人情報

転職サイトのdodaでベネッセの求人を調査したところ、事務職が2件、技術職が2件、契約社員の求人が2件ありました(2020年2月時点)。
また、ベネッセの中途採用ホームページを確認すると、企画・編集職が4件、IT・システム職が8件、マーケティング職が2件、人材開発などのスタッフ職が2件となっています。

全体的に求人数は多いとは言えませんがベネッセのような大手企業は、一般公募での応募の殺到を避けるために、転職エージェントに非公開で求人が出されている場合が多いです。

エージェントでは希望の企業や職種を伝えておくと、もしそのタイミングで募集がなくとも、求人が公開されたタイミングで連絡をもらえますので、登録して確認できるようにしておくといいですね。

ベネッセのような大手企業への転職の際に利用するエージェントとしては、大手企業とも強いパイプをもっているマイナビIT AGENTリクルートエージェントがおすすめです。

ベネッセの採用方針

教育のデジタル化が進んでいるため、事務職も技術職もデジタルサービスに関する募集が多くなっています。そのため、デジタルサービス分野での経験やスキルがある人はベネッセへの転職において有利になるかもしれません。
また、ベネッセの応募要件を確認すると、「役に立つことに喜びを感じられる人」、「複数の人とコミュニケーションを取ることができる人」、「チャレンジ精神のある人」などを求める人物像としています。「多くの人とかかわりながら、役に立つサービスをつくること」にやりがいを感じる人に向いている企業といえます。

ベネッセの選考に関する情報

選考

ベネッセへの転職難易度

ベネッセは公式中途採用ホームページでも、一般的な転職サイトでも、通年中途採用を募集しているため、転職難易度はそれほど高くありません。ただ、近年募集している職種のほとんどがデジタルサービスに関する求人なので、デジタルサービスに関する経験やスキルがないと転職は難しくなるでしょう。
また、教育事業を行っている企業のため、「人のために何かしたい」、「人の役に立ちたい」という思いを持っているかどうかはが重要視されます。面接では「なぜ教育事業を選んだのか」、「自分にとって教育とはどんなものなのか」が問われるため、事前に準備をしておきましょう。

選考の流れ

ベネッセの選考の流れはこちらです。

応募⇒書類選考⇒WEBテスト⇒面接2回⇒内定です。
(出典元:高等学校向けデジタルサービス企画 | 株式会社ベネッセコーポレーション

口コミによると、WEBテストでは適性検査と処理能力を測定するテストが行われるようです。また、「面接では小学生向けの教材を作るとしたら」という題で企画書を作成する実技試験が行われた人もいました。

筆記試験の有無、種類

ベネッセの中途採用ホームページでは、筆記試験の有無は記載されておりません。ただ、口コミによると筆記による実技試験が行われた人もいるようなので、転職エージェントで事前に情報を入手しておくといいでしょう。

必須・推奨される資格

ベネッセに転職する場合、必須の資格は特にありません。転職サイトのdodaを確認すると、「大学院、大学、短期大学、専修・各種学校卒以上」が応募対象となる求人と学歴不問の求人もあるので、必ずしも学歴重視ということではないようです。特に、技術職の場合は学歴不問の場合が多く、実務経験やスキルが重視されます。また、応募職種によって求められるスキルや経験は異なるため、応募を考えている求人で必要な経験やスキルはしっかりと確認しましょう。

面接で聞かれること

ベネッセの面接では、志望動機や自己PRなど一般的な質問が多いですが、中にはベネッセらしい質問もあるため、いくつかご紹介します。

  • 営業職としてどのように学校をサポートしたいか?
  • 教育業界において気になったニュースは?
  • あなたにとって「よく生きる」とは?
  • なぜ教育事業をやりたいのか?
  • 教育とは何だと思いますか?

ベネッセは教育事業を行う企業のため、「教育業界のニュース」や「教育に対してどう考えているか」ということは問われるようです。教育に関する自分の考えをしっかりアピールできるように事前に準備をしておきましょう。

ベネッセへの転職に関する口コミや評判

評判

企業評価(安定性・成長性)

・教育会社としての歴史が長いので、商品開発のノウハウは他社の追随を許さないと思う。(営業・30代)

・教育企業としてはナンバーワンの会員数を誇っているので影響力が大きい。(企画・20代)

・紙教材やダイレクトマーケティングで成長してきたノウハウがあるので、安定性がある。(企画・20代)

・ネームバリューがあるので、業績が急に下がることはないと思う。(商品企画・40代)

・子供の教育費を惜しまない家庭が増えつつあるので、伸びしろはあると思う。(営業・20代)

給与・待遇

・残業代がきちんと支払われるため、残業代を含めると給与水準は高い。(事業開発・30代)

・ボーナスや夏と冬に月給の3ヶ月分がもらえる。(営業・20代)

・売り上げの低い部署に配属されると、評価されても収入が上がりにくい。(編集・30代)

・年を取るほど年収は上がり、他の企業と比べても年収が高い方である。(カウンセラー・20代)

・基本給がそれほど高くないので、残業をして残業代で給与を上げる人が多い。(マーケティング・30代)

評価制度

・評価制度はしっかりしているものの、その制度にそって評価できている管理者が少ない気がする。(企画・30代)

・評価の基準となる等級テーブルで月給や夏冬ボーナスの金額が決まる。(営業・20代)

・評価は相対評価で、同じ等級の社員同士を比較して、どの人が期待以上の仕事をしたかで評価される。(マーケティング・30代)

・上長との相性はあるが、頑張っていればきちんと評価される。(編集・30代)

・目立つことをやる人が評価され、コツコツ仕事する人が評価されにくい傾向にある。(企画・30代)

仕事のやりがい

・教育事業を通して人の人生を豊かにすることができるのでやりがいを感じる。(販促企画・20代)

・学校のサポートを通じて多くの中高生の教育に触れることができるのが魅力。(営業・30代)

・職場環境や人間関係がいいので働きやすい。(営業・30代)

・「子供のためになる」という価値観が大切にされているのでやりがいを感じる。(商品企画・30代)

・若いころから裁量権を持って仕事ができるので、仕事へのモチベーションが維持しやすい。(編集・30代)

(引用元:キャリコネopenwork転職会議カイシャの評判

ベネッセのやりがい

ベネッセホールディングスは2019年度には売上高4,394億円を記録し、2位の学研ホールディングス(売上高1,070億円)に大きく差をつけています。

教育業界 売上高ランキング
(引用:教育業界売上高ランキング|業界動向search.com

「こどもちゃれんじ」や「進研ゼミ」を中心にベネッセの教材は子ども達に最も利用されているといえます。

openworkでは「自分の関わる教材やサービスが、大学受験を目指す60万人の高校生に利用されていることを肌で感じることができる。」という口コミがあるように、多くの子供たちの教育に役立つ仕事ができることにやりがいを感じている人が多いようです。

しかし、なかには「子ども達と接することなく、子どもについての会議をして商品企画をしている」ことに違和感を覚え、「子ども達と過ごす時間」を求めてベネッセを離れる方もいるようです。
(参考:「元ベネッセコーポレーション、現在はこうゆう」で働く、佐々木汐莉さんのキャリアストーリー)

ベネッセの仕事は、日本で最も多くの子ども達に利用される教材を作るというやりがいのある仕事です。しかし、「子どもと直接関わる時間」はありません。ベネッセを志望される方は、自分が教育業界に何を求めているかを考えてみてください。

おわりに

「進研ゼミ」、「こどもちゃれんじ」などの通信学習サービスの名前は、一度は耳にしたことがあるという人が多いと思います。ベネッセは近年、デジタルサービスに力を入れ、さらなる成長を目指しているようです。事務職、技術職ともに求人募集があるため、それほど転職難易度は高くありませんが、教育業界においてブランド力が強いためライバルが多くなります。ベネッセの中途採用ホームページや転職サイトをチェックするだけでなく、転職エージェントにも登録して、スムーズに転職活動を進めましょう。

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