注目の海外Webマーケ企業、世界へボカン社CEOが教える『社長が思わず採用したくなっちゃう人』


ライター:奥野 佑樹
【PR】記事内に商品・サービスのプロモーションを含みます。

大企業・中堅以上の企業から、裁量が大きくのびのびと働けるイメージのある、スタートアップ・ベンチャー企業への転職を志す方も増えています。

一方で、その採用の実態や、入社後活躍できる人材像をイメージできる方はそう多くないのでは?

…というわけで今回転職Doでは、いまをときめくベンチャー企業の代表へ、書類選考や、面接を突破できるテクニックについて、直接お聞きしてみました!

ご協力いただいたのは、「日本の魅力を世界へ伝える」というミッションの元、越境EC・海外BtoBマーケティングを専門に行う、世界へボカン株式会社の徳田 祐希(とくだ・ゆうき)社長です。

同社は「日本の魅力を世界に伝える」を企業理念に、これまで、中古車輸出越境ECサイトや、抹茶販売サイトなど、数多くの越境ECサイトの売上アップを支援しています。

Profile


世界へボカン株式会社 代表取締役 徳田 祐希(とくだ・ゆうき)
1986年3月5日生まれ、横浜市出身。
イギリスへの留学時代に、「日本人の魅力って、日本人同士で固まっていると伝わらないなぁ」との想いを抱いたのをきっかけに、<日本の魅力を世界を伝える>ミッションに目覚め、帰国後、海外Webマーケティング企業への扉を叩く。2007年より海外Webマーケティング事業に従事。中古車輸出越境ECサイトで売上14.7倍、抹茶販売サイトで売上20倍等、数多くの越境ECサイトで売上を伸ばしてきた。

2014年に独立し、世界へボカン株式会社を設立。「日本の魅力を世界へ伝える」というミッションの元、日本人、アメリカ人、フランス人、シンガポール人の多国籍スタッフと共に越境EC専門のWEBマーケティングソリューションを提供している。

同社では現在、Webマーケターを募集中。

<自社公式Webサイト>
https://www.s-bokan.com/
<自社採用ホームページ>
https://recruit.s-bokan.com/
<徳田社長個人Twitter>
@yukimeru0305

自分自身をしっかりマーケティングできる人材を通したくなりますね

――徳田社長!単刀直入にお聞きしたいのですが、社長が思わず書類選考を通過させたくなるのは、どのような応募者でしょうか?教えてください!

徳田:
ポイントは2万個くらいあるのですが(笑)、まずは「自分自身をしっかりマーケティングできる方」にお会いしたいと思っています。その判断基準は、<ご自身の経験と、当社への志望動機や、自己PRをどれだけ関連づけられているか?>ですね。

前職でマーケティングを経験なさった方は、過去の経験と志望動機が結び付けやすいと思いますが、たとえ未経験でも、生きてきたなかで関連するポイントは絶対どこかに見つけられるんですよ。

具体的に、これまで未経験でも面接にお越しいただいた方の特徴としては、「Shopifyのサイトを自分で持っていて、こういう成果が見えてきました」とか「今思えばこの取り組みって、マーケティングだったと思います」とか。

自分のバリューをどれだけ訴求できるかで、ポテンシャルの見え方って変わってくると思うんですよ。自分を客観視して、関連付けができて、文章で訴求できる方は、「マーケターの素質アリ!」として、書類選考は通りやすいです。

――たしかに、文章には人柄が現れるとよく言われますね。人物面ではいかがですか?

徳田:
人柄で言うと、僕たちは誠実さを見ているんですよ。その誠実さを判断する基準は、「コピペ書類ではないか」「細部まで詰められているか」というポイントです。

転職活動を進めていくなかで、応募する一社一社に対して、「こういう部分が合ってると思って応募しました」と一筆入れて、カスタマイズするのって手間じゃないですか。

手間だけれど、そこに対して一歩踏み込んだ努力ができる人って、入社していただいた後の姿も想像しやすいですよね。「クライアントとの関係構築やマーケティング施策を真摯に取り組んで、1%でも成果を上げられる確率を上げられるかも」と。誠実で、行動力がある方なのかなという印象を受けます。


「僕たちは、誠実さを大事にしているんですよ」

――ありがとうございます。書類選考が通ったあと、面接で採りたくなる方はどんな方ですか?

徳田:
前提として、会社の理念と個人の理念が重なる部分が多い方に来てもらいたいな、と思うんですよ。その重なり具合を見る方法としては、3つあります。

一つ目は、基本的なことですが「メモを取る」ことです。僕たちが色々説明している時に、「今のメモしていいですか?すごく大事なことなんで!」と、ポケットからメモを取り出してくれるだけで印象アップにつながりますよ!

二つ目は、「自社の採用サイトやブログをしっかり見てくれるか?」です。これから自分が、年単位で関わる環境に対して、情報収集をどれだけできているか。そういうテクニックがすごく大事だと思いますね。

三つ目は、「しっかりと質問してくれること」です。

――「逆質問で印象UP」は、転職活動の定石ですよね。

徳田:
そればかりではありません。
入社後、マーケターとして「与えられた情報だけで勝負する人」と「更に質問して情報を取りに行く人」を比べると、成果が違うんです。

仮に「御社ってこういう取り組みをしてるけど、どうなんですか?」と質問したら、御社のことを見てますよ!というアピールができるじゃないですか。なので、質問してくれる方は貴重だと思いますね。

――世界へボカン社は、海外Webマーケティング事業を展開していますが、英語力は求められていないのでしょうか?

徳田:
語学力はそこまで重視していないんです。 当社は外国籍のスタッフが4割を超えているので、入社後は、英語でコミュニケーションせざるを得ない環境です。自然と話せるようになります(笑)

そもそも、英語が話せてマーケティングに興味がある人って、かなり稀有な存在なので、「いたらいいよね」という感じです。

――ありがとうございます。ちなみに、徳田社長がビビッと来て、とんとん拍子でそのまま採用した方っていらっしゃるんですか?

徳田:
とんとん拍子での採用は、しないようにしてるんですよ。というのも、過去にそれで失敗したことがありまして…。ミスマッチを防ぐために現在は入社までに3回の面接と、1日~1週間のインターン期間を設けています。

――差し支えなければ、その失敗事例について教えて頂けますか。

徳田:
当社は2020年で創業6年目になりますが、採用については、失敗事例を総ナメにしてきました(笑)

僕に限らず、ベンチャー企業の経営者って、<応募してくれる人、皆大好き!>な方が多いのではないでしょうか?

周りからは「社長のフィルターはザル」、「社長のいいね!は意味を成さない」と言われるくらい、応募してくれて嬉しい、と思ってしまうのですよね。

お互い、いいところを探して、過度な期待を持ってしまったこと。応募してくれた方自体はすごく良かったのに、僕らの関わり方が良くなくて、逆にお互いミスマッチ。…そんな失敗をいっぱい重ねてきました。

なので、感覚的な「いいね!」ではなく、客観的にどうかを大事にしています。


「せっかく良い方だったのに、僕たちの関わり方がよくなくて…」

課題を楽しんで、ワクワク取り組める人か?を見ています

――世界へボカン社の選考プロセスについて教えて頂けますか?

徳田:
一次面接では、面談、として比較的フランクに「海外Webマーケティングがどんな世界なのか」をお伝えします。未経験の方にとって、海外Webマーケティング事業は、キラキラした世界に見えるかもしれませんが、北斗の拳に例えると、「一般の民が修羅の国へ行く」感じ。そうお伝えすると、ほとんどの方がドン引きして、辞退をなさいます(笑)

そこで残った方は、二次面接に進んでいただくのですが、二次面接では、取締役が、これまでの取り組みと、人柄を見ます。人柄では、「身近な方を、どれだけ大事にできるか?」「世界へボカンではないといけなさそうな方なのか?」の2点を見ているようですね。

二次面接を通過して頂いた方には、インターンに進んでいきます。

――中途採用に対して、インターンを設けている企業はまだそこまで多くないのではないでしょうか?

徳田:
採用活動をマーケティングにたとえると、そのゴールは、入社していただくことではなく、共にクライアントのプロジェクトで成果を出し、喜びを分かち合うことです。

「長く働こうと考えている会社が良いか悪いか分からないランダムガチャ」って良くないじゃないですか。働いてみて、想像していたのと違ったっていうのがお互いないようにはしてますね。

ですから逆に僕らも、十分ではないところについてもしっかりお見せして、当社を選んでいただくかを判断していただきます。

そして、インターンを経て、採用できなかったとしても、決してネガティブなことではない、と考えていますね。それこそ採用のミスマッチが起こってしまった方が良くないんじゃないかな、と。

――インターンで見ているのは、どのようなポイントですか?

徳田:
インターンでは、海外マーケティングの課題に対して、どう取り組みますか?というお題に挑戦していただきます。

そこで私たちが見ているのは、2つのポイントです。

1点目は、「マーケターとして表現力があるか」。マーケターに求められる表現力とは、文章力と、適切なトーンで話ができることだと僕は思います。

なので、めちゃめちゃ努力してるのに文章力が足りなかったり、言葉遣いが適切ではないせいで、お客様やメンバーに違和感を与えたりしまったりしないだろうか?というのは見ますね。

2点目がより重要なのですが、お渡しした課題に対して、ワクワクして取り組める方であることです。

入社後活躍するマーケターって、どんな課題に対しても、楽しみながら取り組んでいるんですよ。

お客様の悩みを自分事として捉えて、プロジェクトがスタートしたらワクワクできる人に来てもらいたいな、と。もちろん、ワクワクできるような環境をサポートするのは、経営層の仕事でもあると考えています。

――そういった素養はどういったところで感じるのでしょうか?

徳田:
インターン中には課題のほか、納品物に関する軽作業お願いすることもあります。それを単にこなすだけでなく、これをこなすことで、入社後の仕事内容がわかる!と、前向きに捉えてくれる方は良いと思いますね。

中途採用マーケター募集中:世界へボカン社の採用ページはこちら!

――ありがとうございます。ベンチャー企業って、社長の一声や、勢いとスピードで何事も決まるイメージがありましたが、お互いのことを考えて慎重に採用を進めているんだな、というのが理解できました。

海外Webマーケティングは総合格闘技

――世界へボカン社は、外国人のスタッフさんが4割を超えているとのこと。日本人スタッフの方と衝突することはないのでしょうか?

徳田:
ありますよ(笑)ありますけれど、それはお互いプロとしてのこだわりがあるからこそで、必要なコミュニケーションだと考えています。衝突といっても、もちろんケンカをするわけではなく、建設的に意見をぶつけあって結論を導き出してくれるので、代表としては頼もしいです。

また、当社ではコンサルタントについては、一人ひとりに対して、コーチングの先生についていただいているんですよ。

なので、最初は「あいつがうまくやってくれなくて…」と言っていたスタッフも、自然と自らが変わることの重要性に気づいて、物事を考えてくれるようになりますね。


(多国籍スタッフが集まる同社の様子)

――実際に入社した後、活躍しているのはどんな人材ですか?

徳田:
一般的にWebマーケティング業界では役割がはっきり分かれていて、個別の施策の最適化を求められる方が多いと思います。一方で海外向けのWebマーケティングは総合格闘技なんです。戦略立案、調査、サイト構築、集客まで、ワンストップで行います。
そのため、得意分野を持ったジェネラリストが活躍しやすい傾向にあります。例えば「SEOもリスティングも一通り把握しつつ、特にShopifyが得意だし好き!やりたい!」というような方ですね。

――なるほど。スキル以外ではいかがですか?

徳田:
もちろん人柄も大事です。お客様からワンストップでのご支援を期待されている以上、自分でできないことは周囲に協力を仰がなければなりません。
だから自分中心ではなく、今いるメンバーたちに溶け込む力も大切なんです。

いいメンバーと、いいクライアントのために、いい仕事をする

――<日本の魅力を世界に伝える>をミッションとするなかで、徳田代表が大事にしていることを教えてください。

徳田:
僕と取締役が起業した時から大事にしているのは、「いいメンバーと、いいクライアントのために、いい仕事をする」という想いです。

一般的に、「社員100人以上にします」「売上何十億にします」を目標として掲げるベンチャー経営者の方も多いと思うのですが、僕たちはそこはあまり意識してなくて。

どちらかというと「仕事の質」を一つの指標としています。

どんなに大きな予算を動かせるプロジェクトでも、
心の通わない仕事は僕らはしたくないんです。

だから自分たちのプロダクトを世界で使ってもらえたら、いろんな人の生活を豊かにできるよねという想いのあるクライアントさんのために、本気で海外Webマーケティングをしたい、というメンバーと仕事をしたいですね。

――これまで、幅広い業種の海外Webマーケティングを支援してこられた中で、思い出深いことがたくさんあると思います。エピソードを1つ教えて頂けますか?

徳田:
京都にあるお茶屋さんなのですが、もともとご自宅でお茶とか茶器を販売して、売上規模が大きいとは言えない会社さんだったんですね。

お子さんが生まれて、ご自宅が手狭になるなかで、「倉庫を持ちたい」「事務所を持ちたい」というお話をされていまして。

僕たちが支援させていただいた5年間で、売上が20倍ぐらい伸びたんですよ。その結果、滋賀に念願の倉庫と、事務所を持つことができたんです。それってすごくめでたいなあ、と思って、新しい倉庫と事務所に訪問させていただいたんですよ。

その時に奥さんから、「事務所が持てて、倉庫も借りられて、家族が自分たちのスペースも持てるようになって嬉しいです、ありがとう」と言われまして、胸が熱くなりましたね。

この人のために、俺は仕事してるんだ、って。

5年間関わらせていただくなかで、コツコツやってきたし、ご提案した施策もやってくださっていたし、目の前のお客さんを大事にしていらっしゃるお二人で。

お客さんが、プロダクトや仕事を誇りに思って欲しいですし、自分たちの仕事を誇りに思える仕事をしたいって思っていましたし、そういう関係構築が出来て良かったなって思いますね。

――ありがとうございます。最後に、世界へボカン社で働く魅力をアピールしていただけましたらと。

徳田:
繰り返しになりますが、ベンチャー企業でありながらマーケティングの上流から携われることが最大の魅力です。海外向けマーケティングに総合的に取り組んでみたい方には最高の環境だと思います。

営業とコンサルを同時進行していただくので、関われる案件数は多くありませんが、その分、1社1社に思い入れをもって深いお付き合いができます。マーケターとして、めちゃくちゃ成長できると思います。

会社負担でコーチングの先生についていただいたり、毎日のランチにサラダをつけることもできたりなど、独自の福利厚生も、魅力ですよ!ぜひ、自社サイトから、応募していただけたらと思います。

中途採用マーケター募集中!世界へボカン社の採用ページはこちら


毎日のランチにサラダがつけられるのも魅力

――本日はありがとうございました!

徳田さんが代表を務める世界へボカン社は、こちらの応募フォームからWebマーケターのエントリーを受付中です!

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