5月の求人・求職状況
トピックス
3月の有効求人倍率が発表。
求人倍率は昨年4月からの緩やかな増加傾向が続いており1.22倍でした。求人数は増加したのに対し求職者数は減少しています。
先月に続き、前年同月で見た新規求人数が増加(7.5%増)。
産業別では、「製造業」が高水準を維持しているのに対し、教育・学習支援業が2カ月続けて減少している。
教育・学習支援業を志望する方にはやや向かい風な状況か。
データ詳細
一般職業紹介状況(厚生労働省)
- 有効求人倍率は1.22倍、前年同月の0.12p増
- 求人数は前月の0.2%増、前年同月の12.3%増
- 求職者数は前月の0.6%減、前年同月の0.6%増
(引用元:一般職業紹介状況(令和4年3月分)について - 厚生労働省)
求人数は増加したのに対し求職者数は減少していますが、どちらも前月と比較ではわずかな変化にとどまっています。
また、有効求人倍率もわずかに増加しました。
3月の新規求人数は前年同月と比較すると7.5%増でした。
また新規求人を産業別に見ると、
製造業(22.0%増)、情報通信業(16.9%増)運輸業、郵便業(12.6%増)などで増加、教育・学習支援業(1.6%減)でわずかに減少となりました。
5月の転職ニュース
年収 コロナ前後での決定年収の上昇率は?
転職サービス「doda」、コロナ前後での「決定年収上昇率ランキング(職種版)」を発表 1位のクリエイティブ系は、コロナ前から決定年収が約7%上昇(PRTIMES)
(引用元:転職サービス「doda」、コロナ前後での「決定年収上昇率ランキング(職種版)」を発表 1位のクリエイティブ系は、コロナ前から決定年収が約7%上昇(PRTIMES))
る転職サービス「doda」は、2019年1月~12月末と2021年1月~12月末までの間に「doda」経由で転職に成功した20~65歳の男女の「決定年収(転職を受入れる企業が採用決定時に個人に提示する年収)」の変化に関する調査を行いました。
調査によると、職種大分類11のうち8つで、コロナ前より決定年収がアップしており、全体では約3%の上昇しています。
中でも、クリエイティブ系の職種は、全職種で最大の約7%の上昇を記録しました。
これはコロナ禍によって、あらゆる業界でサービスをWebやアプリに移行する動きが進み、人材確保のために年収を引き上げて採用を行う企業が増えたためだと考えられます。
このようにクリエイティブ系職種の転職は売り手市場がつついていますので、転職活動を行う中で年収等の交渉を行う際は、多少強気の引き上げも視野に入れることができるでしょう。
また、そうした交渉が不得手な方は、転職エージェントを利用して、希望の年収水準を伝えるのも良いでしょう。
働き方 フリーランスの案件獲得状況
【2022年最新】【フリーランスの不安を解消したい!】フリーランスエンジニアに聞いてみた、シニア層になって感じる将来の不安とは(PRTIMES)
(引用元:【2022年最新】【フリーランスの不安を解消したい!】フリーランスエンジニアに聞いてみた、シニア層になって感じる将来の不安とは(PRTIMES))
株式会社Miraieは40代〜60代でフリーランス歴が10年以上のエンジニアを対象に、「シニアエンジニアの将来への不安」関する調査を実施しました。
調査によると、現在の案件の平均月単価は、40万円~50万円未満が31.0%で最多、次いで40万円未満が28.7%、50万円~60万円未満が23.6%となりました。
40代以降になると、年齢を理由として仕事を断られたり、単価を引き下げられたりするケースが多いようで、ベテランのフリーランスエンジニアでも案件の獲得に『とても苦労している』『やや苦労している』と回答した方が8割を超えていました。
また、以前の比べて単価に変動があったかどうかに関しては、『かなり減った』『やや減った』との回答が7割を超えています。
年齢とともに、実績と経験を積み重ねていても、案件の単価が下がり、案件の獲得もしづらくなっていくのを避けることは難しいようです。
現在20~30代でフリーランスとしての独立を考えているエンジニアの方は、独立したさらに先のことも視野に入れておくようにしましょう。