7月の求人・求職状況
トピックス
5月の有効求人倍率が発表。
求人倍率は昨年4月からの緩やかな増加傾向が続いており1.24倍でした。求人数、求職者数とおもに増加しています。
先月に続き、前年同月で見た新規求人数が増加(17.2%増)。
産業別では、「製造業」は引き続き高水準を維持、「宿泊業・飲食サービス業」が54.3%増と大幅な回復を見せた。
データ詳細
一般職業紹介状況(厚生労働省)
- 有効求人倍率は1.24倍、前年同月の0.14p増
- 求人数は前月の1.9%増、前年同月の14.0%増
- 求職者数は前月の1.1%増、前年同月の1.0%増
(引用元:一般職業紹介状況(令和4年5月分)について - 厚生労働省)
求人数、求職者数ともに増加しています。
また、有効求人倍率もわずかに増加しました。
5月の新規求人数は前年同月と比較すると17.2%増でした。
また新規求人を産業別に見ると、
宿泊業・飲食サービス業(54.3%増)製造業(23.9%増)学術研究・専門・技術サービス業(18.4%増)サービス業(他に分類されないもの)(18.4%増)
などで増加となりました。
7月の転職ニュース
採用基準 面接時に評価する点は「人柄・社風との相性」が最多!
20代中途採用の面接で重視するポイントは、「経験してきた業務内容・実績」を抑え、「人柄・社風との相性」が最多に。採用時に重視する能力は「コミュニケーション能力」/人事担当者アンケート(PRTIMES)
(引用元:20代中途採用の面接で重視するポイントは、「経験してきた業務内容・実績」を抑え、「人柄・社風との相性」が最多に。採用時に重視する能力は「コミュニケーション能力」/人事担当者アンケート(PRTIMES))
株式会社学情は、企業の人事担当者に「20代中途採用における選考のポイント」についてアンケート調査を実施しました。
調査によると、面接時に評価する点は、「経験してきた業務内容・実績」「転職理由」を抑え、「人柄・社風との相性」89.3%が最多となりました。
一方で、 スカウト送付や書類選考時に評価する点は、「経験職種」が最多。次いで、「転職理由」46.5%、「転職回数」44.2%が続きました。
スキルや能力があるかどうかは、書類選考の段階である程度確認されており、面接まで進んだ場合は、「人柄・社風との相性」といった自社で長く働けるかどうかに注目されているようです。
この傾向は未経験者の採用時にはより顕著になっており、88.8%で最多の「人柄・社風との相性」に次いで「身だしなみ・ビジネスマナー」44.2%。「志望動機」42.1%、「学習意欲」40.7%と続いています。
転職活動で面接をされる際は、このことを意識して、アピールポイントを考えましょう。
勤務年数 新卒で入社した企業での勤続年数は10年未満が約75%
【一社で定年まで?】すでに定年退職している51.4%が「一度も転職していない」(PRTIMES)
(引用元:【一社で定年まで?】すでに定年退職している51.4%が「一度も転職していない」(PRTIMES))
キャリアバイブルは、新卒入社した会社に勤めた年数についてアンケートを実施しました。
調査によると、新卒で入社した企業での勤務期間は「3年~5年未満」17.2%、10年未満の回答者の合計は74.5%となりました。
退職理由には、「もともと違う仕事に就職したいと思っていた」「もっと希望する会社に転職するチャンスがあった」「自分の性格に合っていなかったので生涯続けられないと思った」などがあります。
新卒で入社した企業では三年は働いてみろといわれますが、全体の3分の1以上が3年以内に転職していますし、10年以内にほとんどの人が転職しています。
必要以上に、転職に抵抗を持たなくて良いのです。
そもそも自分の適性や興味も見えていない学生の段階で、生涯働き続けたい企業と巡り会えるというのは本当に稀なことです。
はじめての転職に悩んでいる方は、自分がこの先何年今の企業で働き続けるのかを想像してみてください。
自分が長く活躍し続ける姿が想像できないのなら、転職してみるのもいいでしょう。