1月の求人・求職状況


ライター:LeoOkamoto
【PR】記事内に商品・サービスのプロモーションを含みます。

1月の求人・求職状況

トピックス

11月の有効求人倍率が発表。
求人倍率は1.15倍で前月と同水準。求人数、求職者数はともに増加しました。

先月に続き、前年同月で見た新規求人数が増加(12.3%増)。

なかでも、4月からの半年間にわたり30%以上の水準をキープしている「製造業」に注目。

データ詳細

一般職業紹介状況(厚生労働省)

一般職業紹介状況(厚生労働省)より

  • 有効求人倍率は1.15倍、前年同月の0.11p増
  • 求人数は前月の12.3%増、前年同月の4.1%増
  • 求職者数は前月の0.9%増、前年同月の0.2%増

2022年1月の求人求職状況

(引用元:一般職業紹介状況(令和3年11月分)について - 厚生労働省

求人数、求職者数はともに、前月と比較してわずかに増加しました。
有効求人倍率はわずかに増加しました。

11月の新規求人数は前年同月と比較すると12.3%増でした。

また新規求人を産業別に見ると、

製造業(38.0%増)、情報通信業(19.5%増)、教育・学習支援業(19.4%増)、宿泊業・飲食サービス業(23.3%増)で増加しました。

1月の転職ニュース

賞与 大企業よりも中規模企業が賞与は安定?!

賞与が転職を考えるきっかけになると回答した20代が7割を超える。「賞与の支給額が想定より低かったので、年収を上げるために転職したい」の声/20代転職希望者アンケート(PRTIMES)

賞与の増減

(引用元:賞与が転職を考えるきっかけになると回答した20代が7割を超える。「賞与の支給額が想定より低かったので、年収を上げるために転職したい」の声/20代転職希望者アンケート(PRTIMES)

株式会社学情は、20代の仕事観や転職意識をひも解くために、「冬の賞与」に関してアンケート調査を実施しました。

20代の冬の賞与支給状況は、「減った」「支給されなかった」がそれぞれ約2割、「増えた」「昨年と同水準」の回答がそれぞれ約3割となりました。

また、 賞与が転職を考えるきっかけになると回答した20代は7割を超えたとしています。

経団連の発表によれば、従業員規模別にボーナス支給状況を見ると、規模が大きくなるにつれて支給割合が高くなる傾向があるものの、
「300 人以上」は2期連続で 100%を維持していましたが、冬季は 91.7%にとどまった。そのため、100%の支給率を維持した「100 人以上~ 300 人未満」が支給割合は最高となりました。

また、支給額に関しても、増加した企業が19%にとどまった「300 人以上」に対し、「100 人以上~ 300 人未満」では50%が支給額を増加させています。

賞与を基準として転職を考える場合は、大企業ではなく中規模企業を選ぶ方が、希望に沿える可能性が高い状況といえます。

(参照:「2021年冬季ボーナス支給予定に関するアンケート調査」集計結果(経団連)

IT職種への転職 若年層の平均年収は下がるも、未経験者は今がチャンス!

転職サービス「doda」、「IT職種の平均年収ランキング2021」を公開 IT職種の平均年収は438万円。昨年から14万円減(PRTIMES)

全職種合計とIT職種の平均年収推移

(引用元:転職サービス「doda」、「IT職種の平均年収ランキング2021」を公開 IT職種の平均年収は438万円。昨年から14万円減(PRTIMES)

今年のIT職種の平均年収は438万円で、昨年から14万円減少しました。IT職種の平均年収額の推移をみると、2019年から2021年にかけて減少傾向にあります。

しかし、全職種の平均年収と比較すると、IT職種の年収のほうが35万円高く、需要が高い職種であることが分かります。

また、減少の最大理由は、IT関連企業がポテンシャル採用を強化したことにあります。

従来のITエンジニア不足に加え、コロナによってデジタル人材の需要がさらに高まったことから、IT関連企業では未経験者・若手を対象としたポテンシャル採用を強化しています。ポテンシャル層や若手層は年収水準が低めのため、IT職種全体の平均年収が減少しているのです。

平均年収が減少しているとはいえ、依然として多職種よりも平均年収が高水準なままであることを考慮すると、若年層や未経験者の採用を強化している今が、IT職種への転職のチャンスといえます。

このページを共有する