内定につなげるための転職サイトの選び方とは?実体験からアドバイス


ライター:奥野 佑樹
【PR】記事内に商品・サービスのプロモーションを含みます。

転職活動をはじめたばかりの方は、わからないことだらけで不安ですよね。

このページでは、これまでに登録した転職サイトは10サイト以上、大きな回り道を経て、転職サイト経由で内定を獲得した筆者が、内定につながる転職サイトの選び方をお伝えします。

 

そもそも転職サイトとは?

まずは、転職サイトについて簡単におさらいしましょう。

転職サイトとは、転職を検討している方が、中途採用向けの求人を見たり、企業に応募したり、転職にまつわる情報収集をしたりしたいときに、会員登録をすることで全ての機能を使えるサイトのことを言います。

転職者向けの似たようなサービスといえば、一人ひとりにキャリアカウンセラーがつく転職エージェントがあります。転職エージェントも「転職サイト」とする解説サイトも多いのですが、ここでは求人票を見て企業に直接応募できるサービスのみを転職サイトと呼びます。

転職サイトの選び方、間違えがち問題

少し古い情報ですが、採用マーケティング事業を展開するインビジョン社によると、平成29年の求人広告の取扱件数は、1000万件弱!
(出典元:「求人メディアの市場規模ってどのくらい?掲載件数やユーザー数を公開」

求人サイト全体での求人取扱数は、紙媒体の2倍にも及びます。転職サイトを使わない手はありませんね。

そこで、なんとなく転職サイトを選びがちなのですが、選び方を間違えて回り道をする人がすごく多いのです。

私も、これまでに登録した10社中、8社は無駄打ちでした(汗)

【黒歴史】転職サイトの選び方にまつわる失敗

※「エピソードはいいからおすすめを早く」と思う方は「まとめ:転職サイトの選び方はこうする」をお読みください

この転職サイト、なんか思ってたのと違う・・・

私は20代で転職を2回しています。20代で登録した転職サイトは10社、応募した会社数は、合計50社は下りませんので、失敗例も成功例も総なめにしています。代表的なエピソードを紹介します。

レベルが高すぎて応募前に心が折れる⇒不戦敗

新卒1年目で、はじめて「転職」を意識したときのことです。

当時、「とにかく働くのがつらい。なんでもいいから環境を変えたい」と考えていましたので、Google検索で一番上に出てきた、dodaに登録しました。

当時働いていた会社と同業種の同職種を中心におすすめの求人をどんどん見ていったのですが、求められているレベルが高すぎて(〇〇経験5年以上、〇〇に特化した方など)、「どうせ受からないだろうな…」と、応募する前から挑戦するのを諦めました。

後で知ったのですが、当時のdodaはどちらかといえばハイクラスや年収アップしたい方向けの求人を多く扱っている転職サイトでした。

未経験OKの求人が掲載されているリクナビNEXTに登録していたら、別の未来があったかも?と思います。

地元の良質な求人が全然ない⇒即退会

同じく新卒1年目、dodaと平行して、大手サイトの@typeに登録したときのことです。

関東の生活疲れた。地元に帰って転職するのもありかも」と思っていた私は、電車の中吊り広告か何かで見かけた@typeになんとなく登録しました。

しかし、実際に登録して探してみると、全然地元の求人がなかったのです…

当時私は文系専門職として働いていたのですが、当時のtypeに掲載されていたのは、営業とかエンジニア系の職種が中心。「これ以上見てる意味ないわー…」と、速攻退会しました。

地元で求人を探すのは大変

求人情報件数の確認自体は、会員登録をしなくてもできるサイトがほとんどです。事前に希望する地域の求人件数を確認すればよかったです。

地元の転職サイトへ登録⇒地方の現実を知る

地元の求人を多く扱っている!と謳った、地元の会社で運営する転職サイトに登録したときのことです。

地元ならではの求人があるかも!と期待して登録しましたが、そのサイトで扱っている文系の仕事は、非正規雇用(派遣、アルバイト)の求人ばかり…。

地元の会社によって運営しているその転職サイトは、非正規雇用が多い地元の雇用をまるごと反映していました。

当時は独身でもあり、正社員としてやっていきたい、と思っていましたので、速攻退会しました。

その後登録した、マイナビ転職には地方向けの求人も多く掲載されていることがわかりました。

転職サイトの選び方にまつわる成功体験

特化型サイトで良質なスカウトGet

20代後半、海外転職を目指したときのことです。

数々の失敗事例から、自分に合うサイトを使うこと意識して、海外転職に強みのある「カモメアジア」に登録しました。

すると、提携している海外転職に強みのある転職エージェントからスカウトがあり、とんとん拍子で面接にこぎつけ、2次面接まで行けました!

語学力不足から、最終面接で敗退し、最終的に転職成功!とは言えませんでしたが、転職サイト経由で良質な案件を持っている、優良なエージェントからスカウトを貰えたのは大きな自信になりました。

裏技と併用して大手企業の内定Get

2回目(3社目)の転職を決めた時のことです。

リクナビNEXT」で、とある大手企業の求人を見つけました。
(イメージとしては、東京に本社がある大手企業の、関東営業所のポジション、って感じです)

その業界ではネームバリューのある会社でしたので、どうせ受からないだろうな、無理だろうな、と思いながら、とある裏技テクニックを使いながら、記念受験のつもりで応募しました。

転職活動中に出会う大企業の求人は白馬の王子様に見えるよね

すると、なんととんとん拍子で1次面接が決まり、2次面接を経て、内定がもらえました。

裏技について知りたい方はこちら

入社してから知ったのですが、その会社は大手でありながら本社採用以外は営業所に一任されていて、ハローワークに求人を出したりなど幅広く転職活動を展開していました。

まとめ:転職サイトの選び方はこうする

私の経験からまとめると、転職サイトを上手に選ぶ方法はこうです。

1.迷ったら、リクナビNEXTに登録する

どんな方にもおすすめできる、バランスの良い転職サイトは、リクナビNEXTです。リクナビNEXTの魅力はその求人数で、リクルートのブランド力で中小企業ばかりではなく大企業も求人票を出しています。

転職サイト名 求人件数
リクナビNEXT 42,324件
マイナビ転職 10,968件
エン転職 5,189件
doda 4,861件 ※エージェント求人を除く

実際に私がとある大企業から内定をもらったときも、リクナビNEXT経由でした。

2.U、Iターン転職ならマイナビ転職もおすすめ

U、Iターン転職を希望している方は、マイナビ転職もおすすめです。

マイナビ転職は、独自の求人があることを強みとしており、独占求人の割合は、84%!(2020年3月31日時点の情報です)

また、運営するマイナビは、地方で転職イベントを頻繁に開催し、地元の企業とつながりがあります。

しかもマイナビのブランド力で、関東にいながらI&Uターンを希望する転職者の目に留まることもできるので、良質な人材を求める地方企業に人気があります。

I&Uターン転職を目指すなら、地元ブランドの転職サイトよりも、マイナビ転職への登録をおすすめします。

3.大手外資狙いならレジュメバンクがおすすめ

外資系企業からのスカウトを待ちたいあなたは、doda、ビズリーチなど、外資系のリクルーターが常駐しているレジュメバンク機能のある転職サイトがおすすめです。

国内のレジュメバンクは、おもに「ビズリーチ」や「doda」の2社が有力です。

レジュメバンクをおすすめする理由は、大手外資が米国流の採用手法である「ダイレクトソーシング」にこだわりを持っているからです。

日本で行われている採用活動は、求職者が求人を検索して応募してくることを前提とした受動的なものが中心です。一方、ダイレクトソーシングとは「攻めの採用」とも言われており、企業側からレジュメをもとに求職者をスカウトする採用方法です。

Salesforce、Amazon、Oracleなどの日本法人はいずれもダイレクトソーシングを重視しています。

4.職種や属性に特化した転職サイトも併用する

あなたが特別なスキルをお持ちで、今後もそのスキルを高めていきたいと考えているなら、職種に特化したサイトもおすすめです。

属性 代表的な転職サイト
看護師 看護roo!
保育士 保育ひろば
経理 アカナビ
アジアの海外転職 カモメアジア転職

【裏技】転職エージェントに添削してもらった職務経歴書を転職サイトで使い回す

最後に、誰よりも回り道をした私だからこそ、一番おすすめしたい方法を伝えます。

転職サイトのポテンシャルを120%引き出すためには、転職エージェントとの掛け持ちがおすすめです。

転職サイト経由での転職活動の最大の弱みは、職務経歴書などの書類を自分で揃えなければいけないところです。

自分の志望動機を客観的に考えられる方は少数派です。

転職サイトに登録したけれど、職務経歴書の書き方が合っているかわからなくて不安
志望動機が考えられずに1日経ってしまった」という経験をお持ちではありませんか?

そこで輝くのは、転職エージェントのサポートです。

転職サイト+転職エージェント=最強の布陣

転職エージェントとは、登録者一人ひとりにキャリアアドバイザーがついて、キャリアカウンセリング、書類添削、求人紹介などの転職に必要なサポートを提供してくれるサービスです。

※サービスの利用は無料

転職エージェントの魅力のひとつは、職務経歴書を添削してくれるところです。
初回のカウンセリングで、職務経歴書に対して「もっとこうした方がいい」とアドバイスをくれます。

その内容は、転職エージェント経由での応募はもちろん、転職サイトや直接応募などにも使い回せます。

ですから、

転職エージェントのキャリアコンサルタントに、あなたの職務経歴書を、人事の方の目に留まるようにアドバイスをもらい、

並行して、転職サイトの求人に応募し、書類選考を突破する確率を1%でも上げる

これはどの転職サイトを使っても共通する裏技です

転職Doでは、あなたにピッタリの転職エージェントを選ぶ「おすすめ診断」をご用意していますから、ぜひこちらも活用してみてくださいね!

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