嘘や経歴詐称をしてまで入社しても、後がつらいだけ


ライター:Sota Katakawa
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どんなに志望度合いが高くても「嘘をつくこと」「経歴を詐称すること」だけはやってはいけません。あまりにもひどいウソをつけば入社後に自分が苦しむだけですし、意外と簡単にバレます。

またウソは転職活動で最も避けなければならないミスマッチを誘発しますし、何より入社後に自分が苦しむだけです。

嘘はバレると思いましょう

嘘には常にバレたときのリスクがつきまといます。

大きな嘘とは「職務経歴そのものを詐称すること」や「できない、やったことが無いことをできるとしてしまうこと」です。能力・経験に関するものが多いです。

社歴の詐称はすぐに発覚する

まず、経験社歴は雇用保険被保険者証を作成する時に簡単に発覚してしまいます。ですので社歴を偽るのは絶対にやめましょう。最悪1ヶ月で懲戒解雇される羽目になり、履歴書に無駄な傷がつきます。

スキル・能力も危険

では、スキル・能力に関する嘘はどうでしょうか?簡単なホームページを作ったことがあるレベルにも関わらず、Webデザインの経験ありとしてしまったり、前職でほとんど売上目標を達成していなかったのに毎月達成!といってしまったりといったものです。

残念ながらこうした嘘もじきバレます。
中途採用に対する即戦力としての期待は高いものです。入社まで時間がある間に、既存社員のメンバーに「こういう経歴の人が来るよ!」と公式・非公式両面から伝えられるのが普通です。

その後「できる、経験がある」と言った以上高い確立でその仕事を任されます。

結果、出来ないことをできると言っているわけですので当たり前ですができません。すると「あの人ホントにそんなにすごい人なの?」という疑念が社内に広まり、非常に居づらい雰囲気になります

私が前職で採用した方の中にも、ビジネスパーソンではエクセルのマクロが完璧に使いこなせるといった方が実はまったくの門外漢で、既存メンバーから大ひんしゅくを買った挙句退職させてしまった苦い経験があります。

「キャラ作り」はどう?

では、職歴やスキルではなく性格の脚色、いわゆるキャラ作りはどうでしょうか?

前述の通り全てを正直にさらけ出す必要はありませんが、あまり自分を偽るのも考えものです。

厳しい転職活動、特に志望度が高い企業が相手であればあるほど、「多少無理をしてでも!」と思う気持ちは理解できます。

しかし過剰な無理はスキル同様入社後に露呈することとなり、結果として企業文化に馴染めなかったり人間関係に亀裂を作ったりする原因となります。

こうした取り繕いがミスマッチを発生させるのです。

若者よ、正直であれ!!

結局のところ、自分に嘘をつくという行為は内定をゴールに考え、過度に自分を飾ろうとしている証明ではないでしょうか。

内定をゴールに考えている限り幸せな職業生活は得難いと思います。

自分をさらけ出して、「人事の方、自分が活躍できるかをどうかよく見てください。活躍できるのであれば入りたい」という姿勢を大切にしてください。

一見遠回りなようですが、これこそがあなたに合った転職先を見つける唯一にして最大の方法なのです。

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