参加場所は自宅でOK?
Web面接への参加は、自宅からの参加が望ましいです。
理由は環境の整えやすいという点にあります。
実際にWeb面接に参加した方が、最も多く困ることは。
「Web面接では表情や雰囲気が分かりづらい。伝えづらい。」だそうです。
(引用元:転職サービス「doda」、20代・30代転職希望者の「Web面接」に対する意識調査)
多くの参加者が、表情や雰囲気を伝えられず苦労するなかで、はっきりと表情が伝わってくる参加者がいたなら、その参加者の印象は他の参加者よりも良くなりやすいでしょう。
他の参加者に差をつけるためにも、表情や雰囲気を伝えやすくする工夫は重要です。
表情や雰囲気を伝えやすくする工夫として、最低限整えておく3つの要素があります。
自宅での参加なら事前に準備することで、次項で紹介するこの3つの要素を整えやすいのです。
自宅で環境を整えるのが難しい場合は、レンタルスペースやネットカフェなど、外部からの参加するのがいいでしょう。
最低限整えたい3つのポイント
Web面接に参加する際には、
- 明るさ
- 周囲の音
- 通信環境
の3点を必ず整えておく必要があります。
それぞれどのような点に気をつける必要があるのか確認していきましょう。
明るさ
影で顔が暗くなり、表情が伝わりにくくなるのを避けるために、
部屋の照明や窓から入る明かりが、顔を照らせる位置で面接に臨みましょう。
また、カメラの奥にライトを設置して臨むと劇的に印象が変わります。
2000円ほどで買える小さめの美顔ライトだけでも、効果は抜群ですのでぜひ試してみてください。
周囲の音
PCやスマホのマイクは想像よりも雑音を拾いやすいです。
面接に時には音の鳴る機器は設定を切り替え、同居人がいる場合は部屋に入らないように依頼しておきましょう。
そのうえでマイク付きのイヤホンを利用して声を拾いやすくするように努めましょう。
通信環境
通信の不備で、Web面接が中断されてしまうと、面接官にも悪い印象を与えかねません。
Wi-Fiを使える環境を整え、安定した通信環境を作りましょう。
自宅の通信環境に不安がある場合は、レンタルスペースやネットカフェなどの利用が候補に挙がります。
利用の際は防音の個室を選び、ライトも持参できるようにしておきましょう。
面接時に好印象を与えるための工夫
背景
撮影の際はできるだけ何も映らない壁を背景にしましょう。
写真やポスター、カレンダーなどはあらかじめ外しておき、不要な情報はできるだけ入らないようにします。
無地の白い壁がベストですが、逆光や隙間からの光に注意すればカーテンの前での撮影もよいでしょう。
バーチャル背景を設定できるツールもありますが特別な理由がない限り使用は避けましょう。
あくまで遊び用のツールという印象があり面接に相応しくないですし、通信が途切れる原因にもなります。
事情があって使用する場合は初めに面接官に使用の旨を伝え、無地で落ち着いた色の背景を使いましょう。
カメラの位置
Web面接では画面越しの会話になるため、表情が伝わりにくいということを意識しましょう。
照明に気を使うのも少しでも表情を伝えるためです。
同じようにカメラの位置にも気を配ります。
表情が伝わりにくいので、面接中は身振りを使った話が有効です。
体の動きが見切れないように、上半身がしっかり映る距離に。
上目遣いや見下ろしている印象にならないように目線の高さにカメラの位置を合わせます。
当日や本番中に調整することはできませんので事前に確認してカメラの位置を決めておきましょう。
リハーサルで映りをチェック
照明や背景など、Web面接に参加する環境が整ったら、友人や家族に依頼して、必ず事前にリハーサルを行いましょう。
当日使うツールでの映り方を確認することはもちろん、音声の聞こえ方なども確認します。
リハーサルでの確認事項を含めた、「Web面接参加までにすべきこと」をチェックリストでご用意いたしました。
万全の準備をしてWeb面接に臨みたいという方はもちろん、手早くやるべきことを知りたいという方もぜひご活用ください。
- 必要な準備が一目でわかる。事前準備の抜け漏れを防止
- 準備の際の注意点も確認。
- Excelが無くても大丈夫。Googleスプレットシート版で手軽に編集可能