Web面接ではイヤホンを使用すべき!
就職・転職活動の面接でも頻繁に行われるWeb面接。
はじめてWeb面接を受ける方はもちろん何度かWeb面接の経験がある方でもイヤホンやヘッドホンを使用した方がいいか迷う方は多くいます。
結論を言ってしまうとWeb面接ではイヤホンを使用するべきです。
今回はイヤホンを使用すべき理由と、イヤホンを使う際の注意点をお話しします。
イヤホンがおすすめの理由。ヘッドホンはNG?
イヤホンがおすすめの理由は雑音が最も入りにくいというものです。
PCやスマホの内蔵マイクは想像以上に雑音を拾っています。
マイクとの距離が遠いので周囲の音が入りやすいためです。
特にノートPCのマイクはファンの音を拾いやすく、面接中ずっと「サー」という音が聞こえるということもあります。
こういった雑音は、相手に不快な思いをさせてしまったり、自分の声が途切れて伝わらなかったりする原因になります。
イヤホンのマイクは口に近い位置に来ますので、雑音を入れずに自分の声をしっかりと拾ってくれます。
しっかりと音声を届けてくれるという点でイヤホンは最適のアイテムです。
ヘッドホンやインカムでも音質の件はクリアできるのですが少し目立ってしまいます。
黒や白など目立たない色のイヤホンを使いましょう。
オンライン面接で最も印象を左右するのは音声
雑音が入らず、声がしっかり届くことはどれだけ重要なのでしょうか。
GNオーディオジャパン株式会社の実施した「オンライン会議と相手に抱く印象に関する調査」によると、オンラインでの印象に「音」が大きく影響することがわかります。
(引用元:20~50代の日本全国在住会社員に聞いた「オンライン会議と相手に抱く印象に関する調査」|PRTIMES)
相手の印象の良さを決める要因として、回答者が最も多かったのが「話している音声がクリアに聞こえるか」で26.8%。「周囲の雑音の少なさ」との回答も15.8%で3番目に多い回答でした。
「音」が整っている相手に対しては良い印象を受けやすいようですね。
オンライン面接の際にはイヤホンを使用して「音」の環境のを整えておきましょう。
イヤホンを選ぶ際の注意。ハンズフリーのモデルを選ぼう
「音」の重要性が分かったところで、実際にイヤホンを選ぶ際にはどのようなことに気をつければよいのでしょうか。
イヤホン選びで最も重要なことは、必ず「ハンズフリーモデル」を選ぶことです。
多くのイヤホンはマイクを搭載していますが、安価な物や音質のみに特化した高級モデルなど、マイクのついていないものもあります。
マイクがついてないイヤホンを使用すると、PCやスマホの内蔵マイクが使用されます。
これではせっかくイヤホンを使用しても、自分の音声に雑音が入ってしまいます。
高価なものを用意する必要はありませんが、使用する際には必ずマイクの有無を確認するようにしましょう。
スマホを操作せずに通話などを行えるハンズフリーモデルなら必ずマイクが搭載されています。
手に入りやすいハンズフリーのイヤホンとして、iPhone付属のイヤホンがおすすめです!
またワイヤレスのイヤホンは目立ちにくく、マイクが服や手にぶつかる心配も少ないのでWebでもおススメです。
イヤホンを使用する際の注意。マイクを固定しておこう
有線のイヤホンを使用する際、雑音を減らすために、マイク部分をピンやクリップで固定しましょう。
マイク部分が服にこすれたり、手に触れてしまうと大きく耳障りな音が相手に伝わってしまいます。
イヤホンによってマイクの位置は異なりますが、コードの途中にマイクが付いているモデルは、マイクと服がこすれやすいです。
相手に不快な思いをさせないためにも、イヤホンは必ず固定しておきましょう。
事前に試してみる
イヤホンの用意ができたら、家族や友人に依頼して必ず事前に一度リハーサルを行いましょう。
特定のツールでしか起こらない不具合等も考えられますので、当日使うツールを利用して確認します。
聞き取りやすい声の大きさも確認しておけるといいですね。
リハーサルの際には、照明やカメラの位置や背景など、音声以外も合わせて確認するようにしましょう。
リハーサルでの確認事項を含めた、「Web面接参加までにすべきこと」をチェックリストでご用意いたしました。
万全の準備をしてWeb面接に臨みたいという方はもちろん、手早くやるべきことを知りたいという方もぜひご活用ください。
- 必要な準備が一目でわかる。事前準備の抜け漏れを防止
- 準備の際の注意点も確認。
- Excelが無くても大丈夫。Googleスプレットシート版で手軽に編集可能