Web面接(オンライン面接)のマナー。目線にも気を配ろう


ライター:LeoOkamoto
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就職・転職活動の面接でも頻繁に行われるWeb面接。

画面越しでの会話は実際に会って話すのとは勝手が違い、互いの声が重なって面接官の声が聞き取れなかった、ということもしばしばあります。

今回は会話をスムーズに行うための、Web面接マナーをご紹介します。

Web面接のマナー

面接環境はしっかりと整えておく

Web面接に参加する際には、「周囲の音」「明るさ」「通信環境」を整えましょう。

面接環境が悪いと、顔が見えなかったり、声が聞き取りにくくなる場合もあり、面接官に迷惑がかかることになります。

しっかりと環境を整えることで、好印象を与えることもできますので、面接を受ける環境には気を使いましょう。

周囲の音

GNオーディオジャパン株式会社の実施した「オンライン会議と相手に抱く印象に関する調査」によると、オンラインでの印象に「音」が大きく影響することがわかります。

オンライン会議印象を決めるもの

(引用元:20~50代の日本全国在住会社員に聞いた「オンライン会議と相手に抱く印象に関する調査」|PRTIMES

相手の印象の良さを決める要因として、回答者が最も多かったのが「話している音声がクリアに聞こえるか」で26.8%。「周囲の雑音の少なさ」との回答も15.8%で3番目に多い回答でした。

「音」が整っている相手に対しては良い印象を受けやすいようですね。

オンライン面接の際にはイヤホンを使用して「音」の環境のを整えましょう。

同居人がいる場合は、撮影の間は物音をたてないように依頼したり、難しい場合はレンタルスペースを利用するのもいいでしょう。

また、雑音が入りにくくするために、マイク付きのイヤホンを使用します。

PCやスマホはマイクは周囲の音が入りやすく、相手に不快な思いをさせてしまったり、自分の声が途切れて伝わらなかったりすることしばしば。

自分の声をしっかりと届けるためにも、マイク付きのイヤホンを使用しましょう。

スマホを操作せずに通話などを行える、ハンズフリーモデルなら必ずマイクが搭載されています。

イヤホンを用意する際には、iPhone付属のイヤホンなど、ハンズフリーモデルを選びましょう。

明るさ

実際にWeb面接に参加した方が、最も多く困ることは
「Web面接では表情や雰囲気が分かりづらい。伝えづらい。」だそうです。

Web面接で困ったこと
(引用元:転職サービス「doda」、20代・30代転職希望者の「Web面接」に対する意識調査

影で顔が暗くなり、表情が伝わりにくくなるのを避けるために、

部屋の照明や窓から入る明かりが、顔を照らせる位置で面接に臨みましょう。

また、カメラの奥にライトを設置して臨むと劇的に印象が変わります。

2000円ほどで買える小さめの美顔ライトだけでも、効果は抜群ですのでぜひ試してみてください。

通信環境

通信の不備で、Web面接が中断されてしまうと、面接官にも悪い印象を与えかねません。

Wi-Fiを使える環境を整え、安定した通信環境を作りましょう。

自宅の通信環境に不安がある場合は、レンタルスペースやネットカフェなどの利用が候補に挙がります。

利用の際は防音の個室を選び、ライトも持参できるようにしておきましょう。

入室のタイミング

ツールへのログインと通話の開始が分かれている場合は、面接開始の10分前にはログインしておくようにしましょう。
開始の2~3分前になったら、チャット機能を利用して準備ができていることを伝え、企業側からの着信を待ちます。
催促しているような印象を与えないように、こちらから通話をかけるのは控えましょう。

入室すると同時に通話が始まるタイプのツールの場合は、入室のタイミングは面接開始の2~3分前で問題ありません。
その場合でも、10分前には準備を済ませて画面の前で待機しているようにしましょう。

早すぎると面接官の準備や休憩の時間を削ってしまいますので注意してください。

挨拶、お辞儀は座ったままで

対面の面接と同様に、Web面接でも開始や終了の際の挨拶は基本です。

Web面接の開始の際は、座ったままでお辞儀をして挨拶をします。

ビジネスシーンでは立ち上がってお辞儀をするのが通例ですので、違和感を覚える方もいるかもしれませんが、
カメラのアングルの問題で、立ってお辞儀してもカメラには腰のあたりしか映りません。

丁寧な所作でお辞儀をしているところが見えれば、十分に礼儀正しい印象を与えられますますので、座ったまま明るい笑顔で挨拶をしましょう。

話す際は目線をカメラに向けて

Web面接では目線にも気を配りましょう。

画面越しでも相手も目線はよくわかります。
相手があさっての方向を見ていると、会話しづらいものです。

  • 自分が話すときはレンズを見る
  • 相手が話しているときは画面を見る

この二つを意識することで、対面で話しているのに近い印象を与えられます。

またカメラの高さは目線の高さに合わせるようにしましょう。

カメラの位置が低すぎると、上から面接官を見下ろして上から目線で、逆に高すぎると、上目遣いで話しているような状態になりますので気を付けてください。

話し方 発言が重ならないように一呼吸待って話す

Web面接での話し方は少し注意が必要です。

対面以上に相手の発言と重ならないことを意識してください。

相手の話が途切れてから、一呼吸おいて自分が話し始める、というタイミングで臨みましょう。

多少会話のテンポが悪くなってしまっても、相手の話に割り込んでしまったり、声が重なって聞き直すよりもずっと気持ちよく会話できます。

相槌を打つ際にも、声を出すと聞き取りにくくなってしまいますので、首の振りや表情の変化を少し大げさに行うことで、音を出さずに話を聞いていることをアピールしましょう。

また自分が話す際は、普段より表情が伝わりにくいことを念頭に置いて、身振り手振りを使いつつ少しゆっくりと大きな声で話すように心がけてください。

Web面接(オンライン面接)その他の対策と注意点

今回はWeb面接のマナーをご紹介しました。
Web面接に参加する際には、照明やカメラの設置など、事前に準備すべきことがいくつもあります。

以下の記事では、Web面接参加までに準備する際のポイントをまとめて解説しております。
服装やカンペの作り方など、見逃せない情報ばかりですのでしっかり確認しておきましょう!

Web面接(オンライン面接)の対策と注意点

また、「Web面接参加までにすべきこと」をチェックリストでご用意いたしました。

万全の準備をしてWeb面接に臨みたいという方はもちろん、手早くやるべきことを知りたいという方もぜひご活用ください。

面接対策チェックリスト

  • 必要な準備が一目でわかる。事前準備の抜け漏れを防止
  • 準備の際の注意点も確認。
  • Excelが無くても大丈夫。Googleスプレットシート版で手軽に編集可能

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