録画面接・動画選考の対策

何度でも取り直して最高のものを提出しよう

Web面接と同様に企業の採用活動で録画面接が行われる機会が増えてきました。

録画面接で最も大切なことは何度でも撮り直すことです。

録画面接と実際の面接の最大の違いは「質問から回答までに時間がある」という点です。

実際の面接では、質問にすぐさま回答できる「対応力」や「コミュニケーション力」も評価されています。

ところが録画面接では、そういった点は撮り直しで補えるため、回答の内容がより重要視されます。

ですので「質問から回答までの時間」を最大限活用し、何度も撮影を繰り返し最高の動画を提出しましょう。

今回は最高の動画を提出するために注意する点をご紹介します。

動画作成時の注意点

撮り直しながら台本をブラッシュアップ

録画面接では各動画の制限時間が定められています。

制限時間を考慮してまずは台本を書きましょう。

台本ができたら試しに撮影して、制限時間に対して長ければ削る部分を、短ければ追加する話を考え台本を修正します。

話すペースも考慮しながら、台本作成→撮影→台本修正→撮影 を何度も繰り返しましょう。

台本が完成したら本番の撮影です。

次項以降の注意点を考慮して何度か撮影したうえで、最もできの良いものを提出しましょう。

撮影環境を整える

動画撮影の場所は指定がない限り自由ですが、環境を整えやすい自宅で撮ることが多いでしょう。

撮影環境としては以下の点によく注意してください。

• 背景
• 雑音
• 照明

背景

撮影の際は、できるだけ何も映らない壁を背景にしましょう。

写真やポスター、カレンダーなどはあらかじめ外しておき、不要な情報はできるだけ入らないようにします。

無地の白い壁がベストですが、逆光や隙間からの光に注意すれば、カーテンの前での撮影もよいでしょう。

雑音

周囲の音にも気を使ってください。

自宅に家族がいる場合は、撮影の間は静かにしておくように依頼したり、難しい場合はレンタルスペースを利用するのもいいでしょう。

照明

動画撮影時に照明にも気をつかいましょう。

影で顔が暗くなってしまうと表情が伝わりにくくなります。
部屋の照明や窓から入る明かりが、顔を照らせる位置で面接に臨みましょう。

また、カメラの奥にライトを設置して臨むと劇的に印象が変わります。

2000円ほどで買える小さめの美顔ライトだけでも効果は抜群ですのでぜひ試してみてください。

服装は基本はスーツ

基本的にはスーツを着用して参加しましょう。

私服を指定された場合にはオフィスカジュアルで臨みます。

また、カメラ越しでも表情の変化を少しでも伝えられるように、

• 影を作りやすい前髪は上げておく。
• メイクは少し濃いめにする

の2点も意識しておきましょう。

目線はカメラのレンズに、表情や身振りはオーバーに

撮影中はカメラのレンズに目線を向けましょう。

動画では表情が伝わりにくいものですので、表情や身振りは少し大げさだと思うくらいでちょうどいいです。

上半身が全て映るくらいの視点にカメラを固定して、体の動きを見切れないようにしておきましょう。

まとめ

質問から回答までに時間がある、という点が録画面接の最大の特徴です。

回答を用意できる分、その場の対応力やコミュニケーション力よりも、回答の内容が重視されます。

回答までに時間を利用して、より良い回答を作りましょう。

その他の点では、通常のWeb面接と大きく異なる点は少ないです。

事前に背景や照明、周囲の音の入り込みに注意して撮影に臨みます。

「Web面接参加までにすべきこと」をチェックリストはこちらからダウンロードできます。

万全の準備をしてWeb面接に臨みたいという方はもちろん、手早くやるべきことを知りたいという方もぜひご活用ください。

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