楽天に転職するには?難易度や面接の口コミ・中途採用情報をチェック

はじめに

楽天は、エアアジア・ジャパン株式会社をはじめとするエアアジア・グループの航空券予約サイトにて「楽天ペイ」を使用した決済が可能になったことを、2019年12月9日に発表しました。

楽天ペイとは、楽天が提供しているオンライン決済サービスです。今後、現金の電子化が進みオンライン決済が主流になると考えられています。そこで楽天は、今後も楽天ペイが使用できる場所を拡大していく方針です。

このような日本のトップを走り続けている「楽天株式会社」に転職することを考えている方のために、企業情報や転職難易度などの採用情報をお伝えします。

さらに、実際に楽天で働いていた社員や現社員の口コミも併せてご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

楽天への転職についてのまとめ

口コミからの総合評価
3.59

楽天の転職レーダーチャート


楽天の特徴

楽天の特徴を以下にまとめてみました。

  • 楽天市場、楽天銀行、楽天トラベル、楽天モバイルなど様々な事業展開を行なっている
  • 社内公用語を「英語」にすることで、グローバル企業に発展しつつある
  • 残業は一般的な範囲だが、配属部署によって大きく異なる
  • 四季報によると、平均年収は「720万円」と高めである

楽天市場」と言えば、知らない人はいないほどに有名なECサイトです。楽天では、日本最大級のECサイトを運営しているほかに、「楽天銀行」や「楽天トラベル」といった金融やレジャーなど様々な事業に進出しています。

残業時間は一般的な数字ですが、楽天本社勤務の方は見込み残業代として40時間が含まれているため、月40時間の残業を超えないと残業代は支払われないようです。

楽天への転職でおさえておきたいポイント

楽天への転職を成功させたい方は、以下2点のポイントを押さえて転職活動を進めましょう。

  • 配属される部署によって、仕事や労働環境が激務になるか否かが決まるため注意する
  • エンジニアなどの専門職は特に、非公開求人も多く出されているため「転職エージェント」を活用しながら求人を探す

特に、2つ目のポイントは大切です。楽天のような大企業は、どのような面接なのか、どのような筆記試験なのかなどの情報が多く出回っています。そして、その情報を網羅して対策を立ててくれるのが「転職エージェント」の仕事でもあるのです。転職エージェントをうまく活用し、楽天への転職対策を万全に整えておきましょう。

楽天の企業情報

企業情報

ここで、楽天の企業情報を以下にまとめました。楽天へ転職したいと考えている方にとっては重要な情報ですので、目を通しておきましょう。

基本情報

※スマホの方は横にスクロールしてご覧ください

事業内容 インターネット情報サービス、金融サービス(FinTechサービス)など
代表者 三木谷 浩史
設立 1997年2月7日
資本金 205,924百万円(2018年12月末現在)
従業員数 単体:6,528人
連結:17,214人(2018年12月末現在)
※使用人兼務取締役、派遣社員、アルバイトを除く
所在地 〒158-0094
東京都世田谷区玉川一丁目14番1号
楽天クリムゾンハウス

企業理念やビジョン

楽天の企業理念は以下の通りです。

楽天グループは、「イノベーションを通じて、人々と社会をエンパワーメントする」ことをミッションとしています。

ユーザーや取引先企業へ満足度の高いサービスを提供するとともに、多くの人々の成長を後押しすることで、社会を変革し豊かにしていきます。

「グローバル イノベーション カンパニー」であり続けるというビジョンのもと、企業価値・株主価値の最大化を図ってまいります。

(引用元:楽天株式会社 公式企業サイト

冒頭でも述べた通り、楽天は楽天市場以外にも、楽天トラベル・楽天銀行・楽天ペイなど新たな技術革新を続けています。それは、この企業理念でも述べられている通り「人々や社会を能力開化(エンパワーメント)」していると言えるでしょう。

さらに、楽天では以下のようなビジョンを立てています。

グローバル イノベーション カンパニー

私たちは世界中の人々が夢を持って幸せに生きられる社会を創るために

知力と創造力と想いを結集し、何事をも成し遂げていく企業文化のもと

常識をくつがえすイノベーションを生み出し続けることを目指します

(引用元:楽天株式会社 公式企業サイト

楽天のビジョンでは、全世界に向けて技術革新を生み出し続けることを目指しています。それを実現するために、知力・創造力・想いを合わせて何事も成し遂げていくことが大切です。

楽天では、2014年に海外版の通販サイトの売上を伸ばすことを決意しましたが、2016年に欧州3カ国の通販サイトを閉鎖。新たにフリーマーケット事業を展開しました。その時代に合わせた考え方で柔軟に対応し、楽天という企業を世界に知らしめています。

楽天の転職基礎知識

基礎知識

ここからは、楽天に転職したい方が気になっている待遇や労働環境などの基礎知識をご紹介していきます。

平均年収

前述の通り、楽天の平均年収は「720万円(34.4歳)」(四季報調べ)です。

通信関連業界の平均年収:544万円と比較すると、高いものとなっています。
(引用元:2019年版 業種別 モデル年収平均ランキング – マイナビ転職

楽天へ転職すれば、キャリアアップと同時に収入アップも測れますね。

世代別平均年収

「転職会議」という口コミサイトで、楽天の世代別の平均年収を抜き出してみました。以下の通りです。

※スマホの方は横にスクロールしてご覧ください

年代 平均年収 最高年収 最低年収
20代 460万円 550万円 400万円
30代 600万円 700万円 500万円
40代 715万円 900万円 600万円
50代 880万円 1200万円 700万円

(引用元:転職会議)

転職会議の口コミによると、楽天に勤めている社員は20代でも「460万円」の年収をもらっていることになります。厚生労働省のデータによると、25〜29歳の男性は「約248万円」、女性は「約256万円」の平均年収です。
(引用元:平成 29 年賃金構造基本統計調査の概況 – 厚生労働省

この調査結果から楽天へ転職することは、キャリアアップだけではなく収入アップも同時に叶いそうですね。

労働環境

楽天では、ダイバーシティーを推進しています。社内のカフェテリアでは、ベジタリアンやハラル対応のメニューも準備され、礼拝所も併設されているのです。そして、仕事と育児を両立させることを支援する制度があります。他にも、障がい者、LGBTにも深い理解を示していて、人種や性別を超えた「ひとりの人間」として働く環境が整っているのが楽天のダイバーシティーです。

これ以外の労働環境の特徴、口コミサイトから以下にまとめてみました。

  • 毎週月曜日は全社員朝礼があるため、1時間前倒しの「8時出社」になる(その分、1時間早く退勤になる)
  • お昼休憩を取るタイミングが自由に決められる
  • 全体的にフレンドリーな社風
  • グローバルな大企業のため、意識が高い人が多く言葉に自信を持ちすぎている人もいる
  • 才能だけではなく、努力もしっかり評価してくれるオープンな会社

福利厚生

食堂であるカフェテリアでは3食無料となっており、社員の健康をサポートしています。仕事の合間に体や頭をリフレッシュできるジムが併設されているため、ストレスを発散させながら仕事をすることができますね。
楽天では、社員を金銭的にサポートするだけではなく、心身の健康も支える仕組みを福利厚生として提供しています。大手企業とだけあり、充実した福利厚生だと言えるでしょう。

【楽天の福利厚生】

  • 通勤交通費
  • 従業員持株会制度
  • スポーツクラブ法人会員
  • ビザサポート
  • リロケーションサポート
  • 仕事と育児・介護の両立支援サポート
  • カフェテリア(朝食・昼食・夕食無料)
  • ライブラリ(個人学習スペース)
  • コンビニエンスストア
  • クリムゾンクラブ(有料レストラン)
  • フィットネスジム「Rakuten Fitness Club &Spa」(有料)
  • ヘアサロン「Rakuten Hair Salon」(有料)
  • ランドリーサービス「Rakuten Cleaning」(有料)
  • マッサージ&鍼「HARI-UP」(有料)
  • クラブ活動
  • ファミリーデー など

残業時間

口コミサイトでは、残業時間が月36.4〜50.2時間と幅が広く、配属部署によって違いがあることが分かりました。

冒頭でも述べた通り、楽天の給料はみなし残業が40時間含まれています。口コミにある残業時間はあくまでも時間です。50.2時間などの残業が発生した場合は、10.2時間分の残業代が支払われます。40時間を越さない限り、残業代は支払われません。

また、事務系の職種では月10〜15時間程度の残業でしたが、営業職は残業が多いようです。毎日のように遅い時間まで残業している風景が当たり前という口コミもありました。何度も述べますが、配属部署によって忙しさが大きく左右されますので、自分の希望している部署が定まっているのなら面接時に強くアピールしましょう。

有給消化率

口コミサイトでは、楽天の有給消化率は55.2〜56%と約半分ほどでした。
楽天では、タイミングさえ合えば有給休暇を取得できるようです。ただし、楽天スーパーセールやお買い物マラソンなどのセールイベントがある時期は、有給休暇を取得することはできません。仕方のない理由以外は、時期をずらして休暇の申請をしましょう。
また、上司によって有給を100%取得できていたという口コミもありました。自分の直属の上司が誰になるのかによっても、有給休暇をスムーズに取得できるか否かが決まりそうです。

楽天の中途採用求人情報

求人情報

次に、楽天に中途採用求人情報をご紹介します。楽天に転職したい方は、まず自分がどの部署で働きたいのかを明確にしておきましょう。

楽天にはどのような職種があるのか

楽天には、大きく分けて4つの職種があります。

※スマホの方は横にスクロールしてご覧ください

ビジネス 戦略・経営企画
新規事業企画・サービス企画
営業・コンサルタント
マーケティング・PR
データサイエンティスト・データアナリスト
金融専門職
物流・SCM・その他
カスタマーサポート・運用管理
コーポレート 人事・総務・コーポレートコミュニケーション
法務・知的財産・内部監査
財務・経理
クリエイティブ プロダクトマネージャー/プロデューサー
プロジェクトマネージャー/ディレクター
UX
デザイナー
フロントエンドエンジニア
プロダクト開発
/ エンジニア
プロダクトマネージャー
アプリケーションエンジニア
インフラエンジニア
セキュリティーエンジニア
データサイエンティスト
リサーチャー
テクノロジーマネジメント
開発サポート

楽天では、一般的に事務職と呼ばれる職種は「ビジネス」と「コーポレート」、エンジニア職と呼ばれる職種は「クリエイティブ」と「プロダクト開発/エンジニア」に分けられています。
特にエンジニア職は、自分が得意とする技術で求人を探せるほどに細かく分類されていますので、転職したい方は自分の強みや前職で培った知識や技術を活かせる求人を探してみましょう。

求人の傾向・採用している職種

転職サイト「doda」で楽天の求人を検索してみると、現在(2019年12月時点)は事務職系の求人が多いようです。また、新しく始まったばかりの事業「楽天モバイル」関係の求人も多数ありました。

「楽天銀行」「楽天カード」などに関する求人、楽天の子会社関連の求人も多数あり、本社の求人は少ないように思えます。本社勤務を希望する方は、倍率が高くなることを留意しておくと良いでしょう。

実際の求人情報

引き続き、実際の求人情報を詳しくご紹介していきます。

転職サイト「doda」で楽天に関係する求人を正社員で絞って調べたところ、691件の求人が見つかりました。(2019年12月時点)

先にも述べた通り、全体的に事務職の求人が多い傾向にあります。
営業職135件、企画・管理職274件、販売・サービス職53件、事務・アシスタント43件などです。

また、エンジニア職の求人は細分化されております。
SE・インフラエンジニア・Webエンジニア112件、組込みソフトウェア3件、機械・電気35件、化学・素材・化粧品・トイレタリー7件、食品・香料・飼料7件、建設・建築・不動産・プラント・工場35件、コンサルティングファーム・専門事務所・監査法人17件、クリエイター・クリエイティブ職73件などです。

楽天の採用方針

楽天の社長である三木谷浩史氏は、企業トップメッセージで以下のように述べています。

「どうすれば達成できるか」を考え、そしてまた挑戦する。そこに、ビジネスの面白さがある。

(引用元:楽天株式会社 公式企業サイト

楽天という会社は、日本にとどまらず全世界に活躍の場を広げているグローバル企業です。次々に新しいビジネスが誕生する中で、自ら挑戦できる主体性のある人材を求めていると言えます。

楽天の選考に関する情報

選考

楽天の選考情報を考察していきます。楽天への転職を考えている方は、ここに書かれている内容を理解・準備しておくことで、万全の状態で転職活動に臨めますよ。

楽天への転職難易度

楽天は、人気の高い大手企業ですので、多くの求人が出されていますが転職難易度は高いと言えます。

また、楽天の社内公用語は英語ですので、日常会話やビジネス会話レベルではなく「TOEIC800点以上」が目安です。そして、基本的には大学卒以上が応募対象となっています。

楽天では「未経験者」をあまり募集しておらず、営業職ならば営業の経験、マネジメントならマネジメントの経験などを必要としています。そのため、まずは前職の経験を活かしてアピールし、入社してから経験を積んで希望の部署に異動させてもらうのがおすすめです。

選考の流れ

楽天の選考プロセスを口コミサイトである「転職会議」から推測しました。

書類選考→Webテスト→3〜4回の面接→内定

面接は多くて3回程度あるようです。1回目は1対3のグループ面接、2回目は1対1の個人面接(人事の方を相手にする)、3回目も1対1の個人面接(役員の方を相手にする)、4回目は社長との面接です。英語経験が豊富の方は、最終面接で「英語で会話する」ことが求められるかもしれません。
(参考:転職会議)

また、楽天の選考で有名なのが、社長である三木谷浩史氏の著書を読み感想文を提出することです。2冊程度の感想文を求められるため、時間はかかりますが楽天に入社したい方は準備しておきましょう。

筆記試験の有無、種類

楽天では、書類選考の他に「SPI試験」や「Webテスト」、前述の通り読書感想文を提出しなければいけません。

Webテストに関しては、楽天独自のテストのようですので前もって準備しておくことは不可能です。しかし口コミからは、そこまで難易度の高いテストではなかったということが述べられていました。さらに、内定し入社後にWebテストの結果を確認したらあまり良くなかったそうです。それでも内定をもらえたことから、テスト結果の良し悪しだけで判断しているわけではないようですね。

必須・推奨される資格

転職サイト「doda」で楽天の求人を見ていると、以下のような資格が必要です。

  • 大学卒、大学院卒以上の学歴
  • 希望部署の経験
  • 英語力中級以上

特に、学歴と英語力はどの求人票にも記載されていることから、必須の項目だと言えます。

面接で聞かれること

口コミサイトによると楽天では、一般的な質問(志望動機・転職理由・自己PRなど)の他に、以下のような質問がされるようです。

  • 他人からどんな人間だと言われますか?
  • 最近のマイブームは何ですか?
  • 君はどうなりたいですか?
  • 楽天に入社して何がしたいですか?
  • このようなケースの場合、あなたらなどう対応しますか?
  • 英語はしゃべれますか?
  • 日本のECについてどう思いますか?

どこの企業に転職するのも同じですが、「なぜ楽天でなければならないのか?」「楽天に入社して何をしたいのか?」などの目的をはっきりと面接官に伝えることが重要です。

楽天への転職に関する口コミや評判

評判

最後に、口コミサイトから実際に働いている社員や元社員の口コミをご紹介します。

企業評価(安定性・成長性)

・自分が所属していた部署はユニークで優秀な人が多く、一緒に働けていい経験になった。(クリエイティブ系・30代)

・常に他分野へ投資が行われており、多角的な経営を高レベルで実践しているため非常に刺激を受ける。(広告・宣伝・プロモーション・30代)

約半年間の研修期間が設けられているため、若いうちからリーダーとしての責任を持たせてもらえ活躍の場がある(営業職・40代)

・中途採用や異動が多いため、常に新鮮な雰囲気で働くことができる。地域採用もあり、月給は減るが希望も通りやすい会社。(事務職・30代)

・市場と金融が安定していることから潰れることはないです。携帯も他社より使いやすいので、これからに期待できそう。(事務職・30代)

給与・待遇

・入社で3年目で額面530万円ほどである。残業時間は毎月20時間に満たないほどで、同学年の人たちからしたら良い待遇。(事務職・20代)

・ボーナスは毎回、給与の2ヶ月分(年間で140万円ほど)(事務職・20代)

・初任給の高さは有名だが、その後は実力次第で伸びるか止まるかが決まる(営業職・20代)

・年収の構造から改善されることが多く、年々評価も上がっている(販促企画・20代)

・大手グローバル企業の割には高い水準ではないが、福利厚生としてカフェテリアがあるため食費は浮く(マーケティング・30代)

評価制度

・会社全体に目標設定があり、自己評価や個人の目標設定も行い、上司によって大きく評価が異なるということは起こりにくい(広告・宣伝・プロモーション・30代)

・パフォーマンスや結果をコンスタントに出せれば、半年ごとの評価時に昇給できる(法人営業・30代)

人事制度が複雑すぎて理解しにくい(商品企画・30代)

・近年、評価制度のなかに上司との1対1の面談も加わり、アイディアや不満を言いやすくなった(エンジニア・20代)

・研修制度や評価制度がしっかりしていて、周囲もやる気のある人ばかりだから、自分も行動しなければ置いていかれる(事務職・30代)

仕事のやりがい

・BtoB全般的に言えることだが、先方から感謝された時にやりがいを感じる(営業・20代)

・ある程度自分の判断で決められるポジションまで上がれば、裁量権があるためスキルアップが可能。(事務職・40代)

・全体的に若い人も多く、若手でもやる気と行動力でチャレンジしていける(営業企画・20代)

・業種や国籍を超えた連携で仕事を進めることができるため、非常に面白い(人事・30代)

・周囲もやる気や熱量があり、働くことに対して前向きになれる環境である(マーケティング・20代)

楽天株式会社の求人に応募する3つの方法

応募

【1】楽天株式会社の採用サイトから「直接応募」する
オススメ度★★★☆☆

楽天株式会社の自社採用サイトから応募する方法で、「直接応募」と言われます。採用サイト内に用意している応募フォームに学歴や職歴、志望動機などを入力してエントリーします。

■直接応募のメリット

・志望度や熱意の高さをアピールできる

直接応募には「その企業に対する興味関心があり、働きたい」という意欲や熱意を伝えやすいというメリットがあります。

・企業側は採用コストを削減できる

広告費や手数料がかからない自社サイトからの応募は歓迎されやすい傾向にあります。

■直接応募のデメリット

・自分にマッチした求人がないことも

いくら楽天株式会社に転職したいと思っていても、自分のキャリアやスキルに適した求人が必ず募集されているとは限りません。直接応募の場合、エントリーできる求人がなければその時点で楽天株式会社への転職の道は閉ざされてしまいます。

・ライバルが多くなりやすく埋もれてしまう

楽天株式会社ほどの人気企業では多数の人が直接応募することが考えられます。並のエントリーシート(ES)では埋もれてしまい書類選考すら通過できない可能性が高くなります。

・職務経歴書などの書類や面接対策のサポートがない

一人で転職活動をする直接応募では、業界の知識や企業の内情といった選考を有利に進めるための情報が不足しがちです。

第三者の意見が得られないため自己分析も主観的になりやすく、客観的に評価する企業側との認識に相違が生まれることもあります。

・面接のスケジュール調整から待遇など条件面の交渉も自己責任

直接応募では企業との連絡はすべて自分で行う必要があります。特に在職しながらの転職活動では、自由に動ける時間も限定的なので面接のスケジュール調整ひとつとっても難航する場合があります。

さらに転職にあたって、特に気になる給与をはじめとした待遇に関する条件の交渉も自ら行わなければなりません。

【2】転職サイトから楽天株式会社に応募する
オススメ度★★☆☆☆

リクナビNEXTやマイナビといった求人情報サイトで楽天株式会社の求人情報をみつけて自分から応募する方法です。

■転職サイトを利用するメリット

・いつでも、自分のペースで転職活動を始められる

転職サイトは登録直後するだけで転職活動が始められることが最大のメリットです。
誰にも急かされることなく、自分のペースで転職活動を行うことが出来ます。

・地方でも利用しやすい

転職サイトは転職エージェントと異なり地方の求人にも強いです。楽天株式会社ほどの大手企業であれば求人票が掲載されている可能性も十分にあります。

・サイトによってはスカウトメールが届く

転職サイトに登録したあなたの情報が企業の求める人物像に近い場合、スカウトメールが届くことがあります。マッチ率は高くありませんが、自分に楽天株式会社以外の志望企業を見つけられる良い機会になります。

■転職サイトを利用するデメリット

・転職活動のすべてをひとりでやりきらなければならない

転職エージェントと違い、すべてをひとりで対応しなければなりません。
履歴書の作成から、企業の応募や面接日程のやり取りまで。転職活動は細かな作業も多く、ひとりでやり遂げるにはかなりの労力を費やすことになります。

・客観的なアドバイスがもらえない

転職活動はなにかと客観的なアドバイスが必要になってきます。周りに協力してくれる方がいない場合は、転職エージェントの方を利用することをおすすめします。

・ブラック企業を避けにくい

転職サイトにはブラック企業の求人であってもそのまま掲載されているケースが多いです。
応募先がブラック企業ではないか、自分自身で判断する必要があります。

「リクナビNEXT」に登録する

【3】転職エージェントを通して応募する
オススメ度★★★★★

リクルートエージェントマイナビエージェントdodaといった転職エージェントサービスを利用して転職活動を行う方法です。

■転職エージェントを利用するメリット

・非公開求人に出会える可能性がある

転職エージェントは、企業の自社採用サイトや転職サイトには掲載されていないいわゆる「非公開求人」を多数保有しています。自社採用サイトや転職サイトで、エントリーできる求人情報がなくても、複数の転職エージェントに登録することで楽天株式会社の求人がみつかる可能性が高くなります。

そもそもなぜ企業は求人を非公開にしたがるのかというと、主に以下のような理由があります。

  1. スキルや経歴など、採用条件に合う即戦力になる人だけを募集したい。
  2. 新規事業にまつわる人材や幹部・役員クラスの人材など、採用していることを他社に知られたくない。
  3. 企業内の別部署ではリストラを進めているなど、採用活動をしていることを自社の社員にも知られたくない

転職エージェントを使わずに転職活動をすることは希望する求人との出会いの可能性をみすみす逃していることになります。非公開求人を多数保有している複数の転職エージェントに登録して転職したい企業の求人有無を確認することは必須です。

・書類選考通過率アップ&面接対策も万全にできる

楽天株式会社ほどの企業であれば転職をサポートした経験があるキャリアアドバイザーがいたり、専任の担当者がついていたりすることも珍しくありません。企業の内情や業界の動向に通じたエージェントは選考を通過するために必要なポイントを熟知していますので、書類や面接でどう表現すればよいかなど、的確なサポートを受けられます。

・給与など待遇の交渉もおまかせできる

転職エージェントなら、個人ではやりにくい給与・年収はじめ諸条件の交渉を自分に代わって企業と調整してくれる可能性が高くなります。特に給与面で現職からのステップアップを目指すなら転職エージェントの利用は必須だといえます。

■転職エージェントを利用するデメリット

・意図しない転職をしてしまう恐れがある

転職エージェントのキャリアアドバイザーは、求職者に寄り添い転職の成功をサポートしてくれる心強い味方である一方で、転職エージェント社内では営業職に近い位置づけという側面もあります。求職者を企業に転職させることで手数料を得ているため、極端なことをいうと求職者を巧みなトークで誘導してどこかの企業に転職させれば仕事を果たしたことになるわけです。いざ転職してからこんなはずじゃなかった!とならないためにも、キャリアアドバイザーと適切にコミュニケーションをとりながら自分はなんのために転職したいのか、転職に求めているものは何かを整理し、自身の意思を明確にする必要があります。

・転職エージェントによっては「合わない」ことがある

担当するキャリアアドバイザーのキャラクターや知識は人それぞれですから、自分に合わない場合はかなりのストレスを抱えながら転職活動をすることになります。

・経歴・スキルの不足により求人の紹介を受けられないことがある

はじめて正社員を目指す場合や現職の年収が低い場合などは希望にあった求人案件を転職エージェントが紹介してくれない可能性があります。

楽天株式会社への転職を考えているなら必ず登録すべき転職エージェント

楽天株式会社への転職を本気で目指すなら、少なくとも以下3つの転職エージェントには必ず登録するべきです。
※複数の転職エージェントに登録する理由はこちら

■リクルートエージェント

リクルートエージェント

・転職エージェント業界でも最多の30万件を超える求人数

12/9現在、公開求人166,820件 / 非公開求人162,663件の合計30万件を超える求人数を掲載。年収アップや未経験職種への転職にもってこいの転職エージェントです。

・親しい人に最もおすすめしたいエージェントサービス第1位

NTTコムオンラインによるNPSベンチマーク調査で転職エージェント部門第1位を獲得(2018年)。利用者の満足度が高いこともオススメの理由です。

・独自のエージェントレポートは必見です

求人の見方、押さえたいポイントはなかなか自分だけではわからないものですよね。企業の採用支援のプロでもあるリクルートエージェントが実情を踏まえてまとめています。

「リクルートエージェント」公式サイトへ

■マイナビエージェント

マイナビエージェント

・都市圏の求人情報を網羅

他のエージェントに比べると少なくは見えますが、これは同社の求人が東京・大阪・名古屋など都市圏に集中しているためです。首都圏で転職するなら登録しておいて損はありません。12/9現在、公開求人19,335件 / 非公開求人21,494件 の合計4万件の求人数が、首都圏での転職を成功に導いてくれます。

・迷うことのない求人情報紹介

面談を担当したキャリアアドバイザーが厳選して、あなたの希望に合う求人情報しか紹介されません。なので、自分で探すひと手間が省けます。

・IT企業にも強いパイプを持つ

マイナビエージェントの強みはIT・Web・Tech系企業の求人に強いこと。大都市圏に集中して活動しているだけあって、成長性の高いスタートアップ企業やメガベンチャーとのパイプが太いです。

「マイナビエージェント」公式サイトへ

■doda

・豊富な求人数

12/9現在、公開求人77,420件 / 非公開求人118,419件、合計14万件の求人情報を保有。
人材業界ではNo.2の求人掲載数を誇る大手転職エージェントです。

・スキマ時間にアプリで手軽に転職活動

アプリを起動するだけで求人検索や選考状況をすぐに確認することができ、さらにプッシュ通知で新着求人も見逃しません。空いた時間に気軽に見れるため、利用者の満足度も高いです。

・キャリアアドバイザーとの連絡はLINEでOK

担当のキャリアアドバイザーとはLINEで手軽に連絡が取れるため、何でも気軽に相談することが出来ます。転職活動においては貴重な存在です。

「doda」公式サイトへ

転職エージェントを上手に使って転職を成功させるコツ

■転職エージェントへの登録

まずは転職エージェントに登録しましょう。

POINT
登録時の設問で「転職希望時期」を選択する場合はすぐにでも転職したいという項目を選びましょう。登録後の面談でも同様ですが、転職意欲の高さをアピールすることで転職エージェントのサポートもより手厚くなります。

前項でおすすめした

上記3つに登録しておけば間違いありません。
(3つ登録する理由は次の項目でお話します。)

■心構え キャリアコンサルタント、キャリアアドバイザーとの相性・関係性

転職エージェントに登録すると、必ず面談をすることになります。
面談では、

  • 今までの経歴
  • 希望する職種
  • キャリアプランの相談

など、あなたの今までと、これからのことについて深く聞かれることになります。
事前に履歴書やキャリアシートなど、各転職エージェントのフォーマットに沿ったものを用意しておくと、最初の面談がスムーズに進行します。

面談の際はキャリアアドバイザーとの相性も確認するようにしましょう。
少しでも自分と合わないな?と感じた場合は、すぐにキャリアアドバイザーを変更する申請を行うべきです(どのサービスでも担当変更は可能です)

転職活動を納得のいくものにするためには、キャリアアドバイザーとの相性が良くなければ難しいです。話の合うキャリアアドバイザーを見つけることも転職活動を成功させるコツになります。

最初に3つの転職エージェントに登録していれば、変更せずに済む可能性も高まります。

この3社はキャリアアドバイザーも質が高く、変更に至る可能性が低い転職エージェントです。しっかり登録しておきましょう。

■面談

いよいよ面談です。

自分の要望は素直にキャリアアドバイザーに伝えるようにしましょう。
面談後より、キャリアアドバイザーから求人票が紹介されるようになります。そこには、面談で得たあなたの希望の条件にマッチする企業の求人票のみ送られてくることになります。可能であれば職務経歴書やキャリアシートを持参するとその場で添削してもらえますから、スムーズです。

自分の要望が曖昧な場合、かなり手広い求人票が紹介されてしまうため、企業選定にも時間がかかってしまいます。自分の要望を全て伝えておくことで、そのようなミスマッチも起こりにくくなります。

■エントリー・面接

エントリーはキャリアアドバイザーを通じて行われることになります。
その後の書類審査の結果や、面談日程などもすべてキャリアアドバイザーに行ってもらえます。

企業との面談日程の調整も、キャリアアドバイザーが行ってくれるため、あなたは可能な日をキャリアアドバイザーに伝えるだけでOKです。

■内定後

内定おめでとうございます!
ここで忘れてはいけないのは、年収交渉です。
入社が決定した方の年収に合わせて転職エージェントの報酬も決まりますから、交渉には協力的になってもらえます。
内定をもらった後なので、取り消される心配もありません。可能な限り年収を上げてもらえるよう、キャリアアドバイザーに依頼しましょう。

おわりに

世界を舞台にしている日本の大手企業「楽天株式会社」。大手企業ならではの大変な部分ももちろんありますが、働きながら様々な経験ができ主体性を育てることのできる環境と言えます。

楽天のような大手企業へ転職したい方は非常に多く、倍率が非常に高いです。もしも、「絶対に楽天で働きたい」と固く心に決めて転職活動をされているのであれば、必ず「転職エージェント」を活用してくださいね。転職エージェントでは、楽天の採用城を基にした対策を立ててくれているはずです。しっかりと企業分析をして、楽天への転職を成功させましょう。

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