株式会社オリエンタルランドに転職するには?難易度や面接の口コミ・中途採用情報をチェック


ライター:岡本優河

はじめに

東京ディズニーランド、ディズニーシー、ディズニーリゾートを運営しているオリエンタルランド。
夢と魔法の国には、全国、世界中から毎日多くの人々が訪れ、園内を楽しんでいます。
2019年の2月には、パートで採用している人材の2割ほどを、正社員として採用し、パーク内の質を高める取り組みをするなど、採用面でも積極的な動きを見せています。
誰もが1度は行ったことのある、ディズニーランド。
訪れたことのある方の中には、ディズニーを運営している企業に転職してみたい!と考える方も多いのではないでしょうか。
そこで、この記事では、株式会社オリエンタルランドへ転職する際の、難易度や面接のやり方、中途採用情報などを解説します。

株式会社オリエンタルランドへの転職についてのまとめ

口コミからの総合評価
3.81

株式会社オリエンタルランドの転職レーダーチャート


株式会社オリエンタルランドの特徴

  • 米国のウォルト・ディズニー・カンパニーとフランチャイズ契約により東京ディズニーランド(TDL)、東京ディズニーシー(TDS)を中心とする東京ディズニーリゾート(TDR)を運営する事業持株会社の基幹企業であり、不動産業も兼ねる。
  • 会社自体は京成電鉄の持分法適用関連会社として京成グループに名を連ねているが、「K'SEI GROUP」ロゴは使用していない。
  • 東京ディズニーランドパーク内には、2020年4月にニューアトラクションをオープンすることを発表しており、ますますの増益見込み。
  • 2019年は、周年イベントによって顧客が増加し、過去最高の利益を生み出した。

株式会社オリエンタルランドへの転職でおさえておきたいポイント

  • 面接では「何回入園したことがあるか?」「好きなディズニー映画は?」など、ディズニーランドへの愛を聞かれることが非常に多い。
  • 本社は、外資の雰囲気が全くなく、日系大企業由来の縦のコミュニケーションが非常に印象的。自由な風土は特にない。
  • 年齢の高い層が管理職など上位の役職に居座っているため、若年層の人材はかなり面食らうこともあるかもしれない。
  • オペレーションが完璧に組み込まれていて、キャストの教育、連絡系統に到るまで、ほとんど非の打ち所がないマニュアルが用意されており、業務の監視も厳しい。

株式会社オリエンタルランドの企業情報

企業情報

基本情報

※スマホの方は横にスクロールしてご覧ください

事業内容 テーマパークの経営・運営および、不動産賃貸等。
代表者 上西京一郎
設立 1960年(昭和35年)7月11日
資本金 632億112万7千円( 2019年 1月末現在)
従業員数 社員 3,411名 準社員19,697名 (2019年4月1日現在)
所在地 本社/千葉県浦安市舞浜1番地1
OLC新浦安ビル/千葉県浦安市美浜一丁目8番1号

企業理念やビジョン

オリエンタルランドの企業理念は、以下の通りです。

自由でみずみずしい発想を原動力にすばらしい夢と感動ひととしての喜びそしてやすらぎを提供します。

(引用元:企業理念 | オリエンタルランドについて | 株式会社オリエンタルランド

ディズニーを運営している会社なだけあって、自由な発想力を持って、お客さまに安らぎと喜びを提供することを企業理念としています。

ディズニーに代々受け継がれている、「顧客ファースト」な考え方は、常にオリエンタルランドの精神に息づいていることが分かります。

東京ディズニーランド、東京ディズニーシーを展開するテーマパーク事業を中心に、ゲストの滞在先となるホテルは、日本で唯一、ディズニーホテルとして経営、運営する権利を有しており、グループ全体の売上にも貢献しています。

オリエンタルランド 事業別売上高
(引用元:事業領域 2019年度実績|株式会社オリエンタルランド

株式会社オリエンタルランドの転職基礎知識

基礎知識

平均年収

519万円(32.7歳)(四季報調べ)
同じサービス業界の平均年収:487万円と比較すると、約30万円ほど高いことが分かります。
ディズニーの運営元なだけあって、薄給と言われがちな業界にあっても、若干高い年収となっていることが分かります。
(出典元:2019年版 業種別 モデル年収平均ランキング - マイナビ転職

世代別平均年収

※スマホの方は横にスクロールしてご覧ください

年代 平均年収 最高年収 最低年収
20代 350万円 500万円 250万円
30代 500万円 600万円 360万円
40代 600万円 800万円 455万円
50代 - 万円 - 万円 - 万円

(引用元:転職会議)

労働環境

  • 園内の社員はシフト制で、休日の希望はほぼ100%通すことが可能。しかし、繁忙期は必ず出勤しなければならないため、現場配属だとお盆や正月などは無いことも。
  • テーマパークのオペレーション管理の部署は、キャストの労務管理を行わなければならないため、部署の人たちもなるべく残業しないようにしている。
  • 本社に勤務していたが、残業時間が短く、フレックスタイム制を採用していた。コアタイムが10時〜15時だが、15時に帰っても特に何もお咎めがないのが嬉しい。
  • 総じて時間外の労働は少ない。仕事の裁量もある。
  • アルバイト(キャスト)は意外と自由に働きやすい環境づくりが出来ている。ボーナスが年1回支給されるのも学生には嬉しい。

福利厚生

  • シフト制で融通もちゃんと聞くし、体力的にも無理なく働くことができる環境が整っている。
  • ディズニーの商品が本当にびっくりするくらい破格の値段で買える。安い時には9割引きしてくれることも。子供がいる方はかなり魅力的。
  • 社員の福利厚生には、保養所やベネフィットワンの利用、イクスピアリでの割引など様々なものが整っている。
  • 年間パークチケットを10枚ほどもらうことが可能で、大型のアトラクションや周年イベントがある年には更に枚数をもらうことが可能。
  • 福利厚生がディズニー特待に集中しすぎていて、住宅手当や退職金などの手当てが比較的に薄い。

残業時間

口コミサイトでの残業時間は、10~16時間となっていました。
オリエンタルランドは、残業や退勤の管理に非常に厳しいという意見が多く、基本的に特別な部署を除いては残業はあり得ないということでした。
特に残業を課されたり、無理強いされることもないため、残業時間に関しては、納得できる内容になっています。

有給消化率

口コミサイトでの有給消化率は、70%~80%を占めていることが分かりました。
有給も繁忙期以外にはしっかり取得することができ、日本の大企業と比べても、かなり有給消化率は高いです。
しっかり休みを申請すれば、休める環境が整っている点は、素晴らしいですよね。

株式会社オリエンタルランドの中途採用求人情報

求人情報

株式会社オリエンタルランドにはどのような職種があるのか

株式会社オリエンタルランドには、以下のような職種が存在します。

総合職

戦略立案部門、マーケティング部門、コンテンツ開発部門、人事・労務部門、営業部門、経理部門など

テーマパークマネジメント職

スーパーバイザー(エンターテイメント本部/運営本部/商品本部/フード本部)、ファイアー業務、ステージマネージャー

専門職

パタンナー、造形コスチューム製作者、栽培管理者(北杜農園)、社会保険業務、ナース、建築技術者(建築全般)、建築設備技術者(機械設備)、建築設備技術者(電気設備)、土木技術者、ランドスケープ(植栽・造園)技術者、グラフィックデザイナー、スーシェフ

総合職では、ビジネスサイドの事業を拡大、運営する役割として企画や管理を行っています。
テーマパークマネジメント職の方は、パーク内で仕事をすることになり、各部署での監視や指導役員として滞在することになります。
その他専門職の方は、園内の設計やデザインなどを行う際に、業務に携わる仕事を行います。

求人の傾向・採用している職種

求人は、テーマパークマネジメント職が1番多く募集がかかる傾向にあります。
オリエンタルランドの収益の主軸となっているのは、テーマパークで顧客への体験提供であるため、人員を割きたいと考えており、採用する職種が多いです。
また、経験者採用とはいえ、本社配属する人材を採用する時期は決まっているため、時期を見計らって応募する必要があります。

実際の求人情報

では、オリエンタルランドでは、実際にどんな人材を求めているのでしょうか。
求人検索エンジンのIndeedで「オリエンタルランド」と検索したところ、165件もの求人がヒットしました。
特にアルバイト・パートの人は、パーク内でかなりの求人を募集しているため、非正規を希望したい方にも、おすすめです。

株式会社オリエンタルランドの採用方針

株式会社オリエンタルランドの採用方針は、とにかくディズニーに対して愛情はあるのかをまず最初に問われます。
特にパーク内の管理などを任される場合は、愛情や情熱があればあるほど、やりがいを感じることができ、責任感を感じれるからです。
本社勤務の場合は、スペシャリストというよりは、ゼネラリストであることを求められるため、複数部門にまたがって仕事をすることも多いでしょう。

株式会社オリエンタルランドの選考に関する情報

選考

株式会社オリエンタルランドへの転職難易度

株式会社オリエンタルランドへの転職難易度は、パーク内のスタッフであれば、そこまで高くはありません。
園内のスタッフとして働きたい場合、現場に配属されることになるため、よりゲストの方と近い距離感で仕事をすることが可能です。
ただ、本社の総合職を希望する場合は、転職難易度が比較的に高いです。
募集時期も年によって異なるため、募集を見逃さないように、ホームページや求人サイトはチェックするようにしましょう。募集を見逃さないためには、転職エージェントを利用するのもいいでしょう。

転職エージェントで担当者に希望する企業と職種をはっきり伝えておくと、仮にそのタイミングで取り扱いがなくても今後の見込みをアナウンスしてもらえたり、関連企業の求人などを案内してもらえたりする可能性もあります。

オリエンタルランドへの転職の際には、大手企業やメガベンチャーとも強いパイプをもっているリクルートエージェントマイナビエージェントがおすすめです。
どちらも中途採用業界においては最大手のエージェントで、特に大手企業からの信頼は絶大なものがあります。さらに、人事部だけでなく事業部から非公開求人の依頼を受けているケースもあり、目当ての求人が得られる可能性が高いです。

その他の転職エージェントの詳しい情報は1106人に聞いた、口コミで評判のおすすめ転職サイト・転職エージェントが参考になります。

選考の流れ

アンケート・およびOLCチャレンジシートの提出→一次面接〜最終面接(2・3回)→内定
オリエンタルランドでは中途採用の場合でも、選考が5次面接まであり、本採用まで時間がかかることは覚悟しておく必要があります。
総合職採用の人材に関しては、5月〜翌年2月初旬までが多く、1年スパンで選考に臨まなくてはなりません。

筆記試験の有無、種類

筆記試験は、特にありませんが、OLCチャレンジシートと呼ばれるESのようなものを書くことになります。
一次面接に進む場合、総合能力の検査と呼ばれる項目があり、この工程で筆記試験が課されることがあるようです。

必須・推奨される資格

オリエンタルランドの採用で、必須・推奨されている資格は、職種によって異なります。
パタンナーであれば、服飾系の学校を出ていることが望ましいですし、造園技術系の採用であれば、経験年数などが求められます。
総合職に中途採用で入る場合には、「4年制の大学の卒業」が必須条件となるため、大学は最低限出ていないといけないかもしれません。

面接で聞かれること

面接で聞かれることは、基本的に、

  • 何度パークを訪れたことがあるのか
  • 理想とするキャスト像はあるか
  • あなたはどんな子供だったか

などを聞かれることが多いです。
ディズニーへの理解や愛情がどれくらいあるのかを、選考の際の判断基準に設定されることが多いため、必ず準備しておきましょう。
キャストとして園内での勤務を希望される方は、出来るだけ笑顔でハキハキ話すように心がけると好印象です。

株式会社オリエンタルランドへの転職に関する口コミや評判

評判

企業評価(安定性・成長性)

・ディズニーはオリエンタルランドしか契約していないため、ライバル会社もなく、パークがあるかぎり安全(30代・サービス関連)

・常に成長し続けており、お客も増え続けているため、スタッフの募集は常にある。人の入れ替わりも激しい。(30代・営業)

・不況や天災に関わらず、なぜか業績が伸び続けている。ディズニーの事業自体が良質すぎる。安心して見ていられる。(30代・経営企画)

・アメリカとのライセンス契約がある限りは絶対に不滅。(50代・経理)

・新規事業への投資や関連ホテル事業への幅広く投資しているため、将来性はかなり見込める。(30代・接客)

給与・待遇

・アルバイトやパートにも賞与が出るところは素晴らしいと思う。(20代・接客)

・ホワイトな会社ではある。ただ実力が年収にしっかり反映されているとは到底思えない。年功序列。(30代・経営企画)

・残業が少ない割には、年収はいい方だと考えている。残業がもしあった時は、5分単位で支給してもらえる。(30代・サービス関連)

・金額は可もなく不可もなく。同じ業種の一般職に比べればかなりいい方なのかなと思う。(40代・事務職)

・前よりフードの時給が上がっていて働きやすくなった感じはある。年収は一般社員と同じくらいと考えていい。(20代・接客)

評価制度

・せっかく頑張ってもあまり認められていない感覚がある。評価制度をなんとかして欲しい(20代・法人営業)

・長く続けていれば、仕事ができなくても出世できる年功序列式に少し疑問を感じる。(30代・経理)

・パートでも責任者職についたところで時給が一緒である点にはがっかりした。正当に評価して欲しい。(20代・接客)

・評価制度が相対評価すぎる。結果よりも日々のコミュニケーションに目がいっている印象。(30代・オペレーション)

・どこを評価されているか不明確。非常に疑問が残る評価制度だった。(20代・接客)

仕事のやりがい

・接客が好き、子供が好きな人にとってはこの上なく幸せな仕事かもしれない。(30代・接客)

・ゲストの笑顔を見れることが1番の生きがいだった。現場に出勤する時はテンションが上がる。(20代・接客)

・調理という職種だがお客さんとのコミュニケーションも取れて、職場も円滑。やりがいしかない。(30代・調理)

・ディズニーで働けているということ自体を誇りに思う。総合職は色々な仕事を経験できる。(30代・経営企画)

・どこの部署でも人数が少ないので、忙しいが、やりがいはあるように感じる。(20代・営業)

(引用元:キャリコネopenwork転職会議カイシャの評判

おわりに

今回は、オリエンタルランドに転職するためには何が必要なのか、難易度や面接で聞かれること、評判や口コミについて解説してきました。
中途採用で携わりたい方は、選考フローにかなり時間がかかるということを理解しておきましょう。
評判や口コミからは、ディズニーで働けることを誇りに思って働いている方が多くいることが分かりました。
オリエンタルランドへの転職に興味がある方は、自身のディズニーへの愛を語るエピソードを用意し、選考に臨むようにしてください。

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