LINE株式会社に転職するには?難易度や面接の口コミ・中途採用情報をチェック


ライター:岡本優河

はじめに

今やメッセージアプリの巨人として、人々の連絡手段のインフラ的な役割を担っているLINE。

私たちの連絡ツールとして浸透している「LINE」のユーザ基盤を活用し、LINE GAMEやLINEマンガ、LINE MUSICなどの事業を展開している「コア事業」の他に、「戦略事業」として金融サービスのLINE Payや、AI技術を利用できるサービス「LINE BRAINS」など、娯楽から金融まで幅広く事業を展開しています。

売上高も毎年増加しているなか、昨年12月には、Yahoo!との経営統合が決まったことで話題になりました。

経営体制はさらに盤石となり、今後ますます資本投下も盛んに行われ、一大企業になっていくことでしょう。
中には「自分もこのタイミングでLINE株式会社に転職したい!」という人も多いのではないでしょうか。
今回は、勢いのあるLINE株式会社に転職したい方に向けて、難易度や面接の口コミなどを紹介していきます。

Line 売上高
(引用元:LINE株式会社の企業データ|Doda

LINE株式会社への転職についてのまとめ

口コミからの総合評価
3.48

LINE株式会社の転職レーダーチャート


LINE株式会社の特徴

  • 韓国最大のインターネットサービス会社であるネイバー(NAVER、1999年設立)の100%子会社として2000年に日本で設立され、現在は東京都新宿区に本社を置いている。
  • 2018年時点で子会社であるLINEはNAVERグループ全体の総資産の40.1%、売り上げ高の37.4%を占めている
  • 元来LINEアプリは、2011年3月11日に日本で発生した震災をきっかけに、モバイルメッセンジャーとして生まれた。
  • 人や情報/コンテンツ、オンライン/オフラインサービスなどあらゆるものとユーザーがいつでも、どこでも、最適な距離でシームレスに繋がっていく、LINEを入り口として生活の全てが完結する世界の実現を目指している。

LINE株式会社への転職でおさえておきたいポイント

  • 面接では、なぜLINEで仕事をしたいのか、何ができるのか聞かれることが多い。
  • 技術部門は、ベテランエンジニアが多い。中途採用が多いことが原因。
  • 入社後の給与は上がりにくいと感じている。入社時にどこまで交渉できるのかが鍵。
  • 裁量を持って業務に携わることができる。社員の成長を意識して仕事を振る傾向がある。

LINE株式会社の企業情報

企業情報

基本情報

※スマホの方は横にスクロールしてご覧ください

事業内容 インターネット関連事業・ウェブサービス関連事業
代表者 出澤 剛
設立 2000年9月
資本金 96,53500万円(2019年9月末現在)
従業員数 2,576名(LINE株式会社単体、2019年10月末時点)
所在地 新宿オフィス/〒160-0022 東京都新宿区新宿四丁目1番6号 JR新宿ミライナタワー23階

企業理念やビジョン

LINE株式会社の公式ページより抜粋した企業理念・ビジョンはこちら。

私たちのミッションは、世界中の人と人、人と情報・サービスとの距離を縮めることです。LINEは、2011年3月11日に日本で発生した震災をきっかけに、モバイルメッセンジャーとして生まれました。家族や友人・恋人など、身近な大切な人との関係性を深め、絆を強くするコミュニケーション手段こそが日本のみならず、世界中で求められていると考え、2011年6月にサービスを開始しました。いまや、LINEは日本を始め、力強い成長を続けるアジア地域を中心に、世界で数億人に利用されるモバイルメッセンジャーへと成長を続けています。私たちは、単に世界共通に画一化されたグローバルサービスではなく、各国毎の多種多様な文化・慣習を尊重し、”サービスをカルチャライズ(文化化)“していくことこそがその国で、その土地で、サービスを真に根付かせ、成長させていくために大切なことだと強く信じています。これから、モバイルメッセンジャーとして誕生したLINEは、モバイル上のユーザーニーズを統合的に解決していく、スマートポータルへと進化していきます。人や情報/コンテンツ、オンライン/オフラインサービスなどあらゆるものとユーザーがいつでも、どこでも、最適な距離でシームレスに繋がっていく、LINEを入り口として生活の全てが完結する世界の実現を目指していきます。LINEは、あなたと世界をつなぎ、毎日を共に過ごしてくれる、そんな、家族や友人のような存在になりたいと思っています。

(引用元:LINE’s Mission | 会社情報 | LINE株式会社

LINEは元々、東日本大震災の時に連絡手段の距離を縮めることを目的として開発されました。

2011年からスタートしたLINEも今年で、9年目を迎え、これからはサービスを文化として、人々の生活に根付かせて行くことを目的としています。

LINE株式会社の転職基礎知識

基礎知識

平均年収

631万円(35歳)(四季報調べ)
通信関連業界の平均年収:544万円と比較すると、およそ100万円近く高い年収になっていることがわかります。
(出典元:2019年版 業種別 モデル年収平均ランキング – マイナビ転職

世代別平均年収

※スマホの方は横にスクロールしてご覧ください

年代 年収
20~24歳 596.6万円
25~29歳 631.1~681.1万円
30~34歳 665.3~765.3万円
35~39歳 753.1~857.1万円
40~44歳 797.3~918.3万円
45~49歳 811.7~933.7万円
50~54歳 839~949万円
55~59歳 800.7~910.7万円
60~65歳 519.9~910.7万円

(引用元:平均年収.jp

労働環境

  • 割と自由にやらせてくれる会社。何かを決める際のスピードも非常に早く、仕事の進め方や対応に関しても、とても早く感じました。
  • 良くも悪くも業務のルールや仕組みがきちんと整備されていないため、自ら率先して業務整理ができる方であれば、必ず働きがいがある。
  • ワークライフバランスは非常に良い。作業は自分次第なのでリモートワークも可能。チームのマネージャーも有給に対しての理解がかなりある。
  • 管理部門の観点からは、組織としてまだまだきちんと体制が整っていない部分はある。人数が増え会社自体の規模は拡大しているが、曖昧な部分の整備をどうするか。
  • 様々なビジネスを展開しているため、部門によるが、色々な商売のイロハを教えてもらうことが出来る。

福利厚生

  • 朝勤務の人が多いため、朝食が無料で提供されている。カフェではドリンクなどのメニューが豊富に取り揃えられているため、非常にお得。
  • 福利厚生がかなりしっかりしており、休みの希望も確実に通ります。急な用事が出来た時には有給を当てられるため、プライベートの時間も確保出来る。
  • ジム割引や無料での英会話などが福利厚生で充実している。正社員になると、株が配当されて退職時の退職金の代わりになるのが魅力的。
  • 勤怠はかなりわかりやすく管理されていて、間違えてしまった場合も不正が無いように、確認することが出来る点がよかった。
  • 入社と同時に10日くらい有給が付与された。業務に支障がなければいつでも堂々と有給をとることが出来る。

残業時間

口コミサイトでは、残業時間が28時間〜30時間となっていました。
部署にもよりますが、基本的にはワークライフバランスが整っているという評判・口コミが多く、長時間労働の懸念はほとんどありません。

フレックス時間制を採用している部署もあり、コアタイムのミーティングに出さえすれば、何時に帰っても良いという仕組みを採用しています。

有給消化率

口コミサイトでは、60~80%ほどの有給消化率である人が多かったです。
基本的に、有給は積極的に取らせてもらえて、上司や会社としての有給休暇への理解もかなりあるという声も。
部門によっては、長期での休暇が認められるところもあり、日系なのに外資系企業のような働き方が出来るという口コミもありました。

LINE株式会社の中途採用求人情報

求人情報

LINE株式会社にはどのような職種があるのか

LINE株式会社は、大きく分けて以下の4つ部門に分かれて、それぞれのポジションを募集しています。

技術・研究

サーバーサイド /iOS /Android /フロントエンド /プロジェクトマネジメント /QA /インフラ /プライベートクラウド/ ネットワーク/ データベース /データセンター /SRE /社内システム /DevOps/ セキュリティ /機械学習 /自然言語処理 /データサイエンス /R&D /ゲーム開発 /アドテクノロジー /ブロックチェーン /テクニカルライティング /テクニカルサポート/ Developer Relations /その他(技術職)

デザイン

UI/ グラフィック/ イラスト/ 空間・インテリア/ 映像/ その他(デザイン)

企画・マーケティング

プロダクト企画/コンテンツ企画/編集・ライティング/運用企画/調査・データ分析/マーケティング/広報・PR/営業/事業開発・アライアンス/コンサルティング/その他(企画・マーケティング)

コーポレート・ビジネスサポート

IR/ 投資/ 経営企画/ 財務経理/ 法務/ 知財/ 監査/ コンプライアンス・リスク管理/ 情報セキュリティ/ 行政対応/ 通訳・翻訳/ 総務/ 購買/ 人事/ その他(コーポレート・ビジネスサポート)

LINEでは、以上の職種を募集しています。
プロダクトファーストの会社でもあるため、やはりエンジニア職の募集はかなり多いですが、デザインやコーポレートなどまで幅広く採用しています。

求人の傾向・採用している職種

募集している求人の傾向としては、やはり圧倒的に技術職の人材が多いです。
LINEというメッセージアプリを媒介として、様々なサービスを展開しているため、プロダクトやシステムを作る優秀なエンジニアが必要です。

加えてLINEはLINE PayやLINE NEWSのように多くの新事業を展開しており、今後も新しい事業や製品を展開していくでしょう。そのために、営業・企画・マーケティングなどの職種も当然募集しています。

さらにLINE Payの立ち上げの際には、金融の知識を持った人材を複数採用したという話もあります。現時点でLINEの事業と関わりのない業務をされている方も、今後展開していく事業によっては強く求められる人材になる可能性は大いにあります。

若いIT企業ゆえに事業展開も早いため、いつそういった機会があるかわかりません。しかし新事業の情報公開前の段階では公に募集するができず、転職エージェントを経由した非公開の求人になることも多いです。

少しでもLINEへの転職に興味がある方は転職エージェントなども活用して、情報を常に入手できるようにしておきましょう。

技術職としてLINEへの転職を目指すなら、IT系の転職に強いマイナビIT AGENTを利用して自分に合った求人を探すのがおすすめです。

企画・マーケティングや事務系職としてLINEへの中途入社を目指す場合はリクルートエージェントがおすすめです。

リクルートエージェントは、中途採用業界においては最大手のエージェントで、特に大手企業からの信頼は絶大なものがあります。また、人事部だけでなく事業部から非公開求人の依頼を受けているケースもあり、目当ての求人が得られる可能性が高いです。

また、LINEではLINEPayの事業が立ち上がって金融関係の知識を持つ人材が必要になったように、新規事業の立ち上げに伴う新たな募集も不定期に発生しますので、それらにアンテナを張る意味でも転職エージェントへの登録はおすすめです。

実際の求人情報

では、実際にはどのくらいの求人が出されているのでしょうか。
LINE株式会社の採用情報ページで、求人を検索したところ、なんと462件もの求人がありました!(2020年1月調べ)
転職サイトのdodaでも、やはりエンジニアを募集する傾向があり、ポジションに適した技術をお持ちのエンジニアの方であれば、チャレンジする価値がありそうです。

LINE株式会社の採用方針

LINE株式会社では、とにかく裁量権を持って仕事をさせることを意識しており、個人が力を発揮できる会社を目指しています。

LINEでは「入社後に何をしたいのか」について深く聞かれたり、プロジェクトをまとめるリード力のある人材を求めています。
技術力には投資を惜しまない特徴もあるため、社内にはベテランの優秀なエンジニアも多く、若い人材の育成にも力を入れている印象があります。

LINE株式会社の選考に関する情報

選考

LINE株式会社への転職難易度

結論から言うと、LINE株式会社への転職難易度は高いです。
LINEの福利厚生や勤務形態などは、会社で働いている人であれば、誰もが憧れる理想の形態ですよね。
サービス自体が、広く知られているということもあり、超人気の企業であることは間違いありません。
日々、多くの選考が行われており、応募者が殺到していることが予想されます。
LINE広告の法人営業、エンジニア・デザイナー職などは、中途でも積極的に採用していますが、狭き門であることは理解しておきましょう。

選考の流れ

LINE株式会社における、基本的な選考の流れは、以下の通りです。
応募→書類選考→面接(2~3回)→内定
技術職の採用では、面接での技術的な質問にも答えられるように、予め用意しておく必要があります。

筆記試験の有無、種類

LINEでは、明確に筆記試験の有無は、明らかにされていません。
一部のポジションでは、課題の提出を求められるケースや、状況に合わせて複数回の面接が行われることもあります。

必須・推奨される資格

LINE株式会社において、必須・推奨される資格などは特にありません。
基本的に、これまでのスキルを元に選考を行っており、職種ごとに求められる資質も異なります。
学歴などの記載はありませんが、「実務経験〇〇年以上」と指定されていることが多く、基本的に一定年数の経験が求められます。

面接で聞かれること

面接で聞かれることは、

  • なぜLINEなのか
  • 今持っているスキルでどのようにLINEに活かせるのか
  • 3年後、5年後のビジョンはあるか

など、LINEに入った後にどのように活躍するビジョンがあるのかについて聞かれることが多いようです。
面接の方法もLINEらしく、カフェでの面接やスカイプでの面接が行われることも多いです。

LINE株式会社への転職に関する口コミや評判

評判

企業評価(安定性・成長性)

・先行きがどうなるか不安だが、優秀な社員もすでに多く会社にいるため、まだ生き残れる土壌はあると思う。(一般事務・30代)

・多角的に業務を広げているため、ビルドアンドスクラップで、どんどん事業が増えている状況。非常にチャンレンジングで良い。(CS・30代)

・全ての事業が上手くいっている訳ではなく、何かのタイミングで瓦解するかもしれない。(エンジニア・30代)

・今後伸びる事業に関われればいいが、そうでないとかなり不満を抱えることになりそう。(一般事務・20代)

・色々な業態に手を出しすぎているため、集中すべき。そうでないとこの先生き残れないと思う。(販促企画・30代)

給与・待遇

・年収は決して高い方ではない。残業を良しとしていないため、残業代もほぼ無い。昇給に関してはマネージャー次第。(WEBコンテンツ企画・30代)

・入った時にきっちり交渉しておけば、それなりのスタートは切れる(経理・30代)

・エンジニアの年収は、周りの日系IT企業に比べるとかなり高いと思う。ただGAFAとは比べ物にならない。(エンジニア・30代)

・サービス立ち上げ時から参画していた方が年収が高い。年棒制なので、月々も高い。(エンジニア・30代)

・競合に比べると、かなり良いと感じている。福利厚生も充実しており、不満に感じることは特になかった。(Webディレクター・30代)

評価制度

・360度評価なので、上司だけでなく、同僚や部下からも評価がもらえる。概ね満足している。(Web編集・30代)

・全方向から評価があるとはいえ、どこまで第三者の意見が評価に影響しているかは不透明。(エンジニア・30代)

・評価がよかったとしても、給与が伸びないフェーズがあり、給与をモチベに働くには辛い。(販促・20代)

・最初に入った時の年収がレンジ幅なので、なかなか上がらない。(事業開発・30代)

・年2回の評価制度がある。比較的にきちんと昇給させてもらえるように感じた。(Webディレクター・30代)

仕事のやりがい

・成長するマーケットにはどんどん投資していくため、異動してキャリアを形成していきたい方には向いている。(Web編集・20代)

・若い社員が多く、風通しが非常に良い。チャレンジしたい人にはおすすめ。(経理・20代)

・やることに対する評価としては、割に合わない。やりがいはそこまでなかった。(SEM・20代)

・事務職はかなり楽。マイペースに仕事ができるので好きだった。バリバリ働きたい人には向かない。(事務・20代)

・スピード感がある。企画に対するロジックが通っていたら自分主導でビジネスを起こすことができた。(新規事業開発・30代)

(引用元:キャリコネopenwork転職会議カイシャの評判

おわりに

今回は、LINE株式会社に転職する際の難易度や、面接の方法、口コミ、中途採用など様々なことをご紹介してきました。
これから成長していくLINE株式会社には、今後も多くの応募者が殺到することが予想されます。
年収の口コミに関してはイマイチでしたが、福利厚生の充実や働き方に関しては、非常に良い評判・口コミが見られました。
これからLINE株式会社に応募する方は、ぜひ本記事を参考にして、しっかり面接の準備をしてから、臨むようにしましょう。

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