キーエンスに転職するには?難易度や面接の口コミ・中途採用情報をチェック

はじめに

近年の日本企業の時価総額は、1位トヨタ自動車・2位NTT・3位NTTドコモ・4位ソフトバンクグループでした。しかし、2019年11月1日時点で4位のソフトバンクグループを抜き、キーエンスが4位に躍り出たことが大きな話題となりました。
(参考:マネーポスト

平均年収2000万円超えの大手BtoB企業「キーエンス」に、収入アップやキャリアアップを目的として転職したい方も多いでしょう。この記事では、キーエンスへの転職情報を詳細にご説明していきます。実際に働いている社員や元社員の口コミも併せてご紹介しますので、参考にしてください。

キーエンスへの転職についてのまとめ

口コミからの総合評価
3.8

キーエンスの転職レーダーチャート


キーエンスの特徴

  • 計測機器や自動制御装置のセンサなど、大手FA総合メーカー
  • BtoB企業なので私たち一般の消費者とはあまり関わりはないが、自動車、電子・電気機器、半導体、化学、薬品などの多岐にわたる製造業において取引されている
  • 2016年には世界46カ国210拠点の海外拠点を構え、世界から求められる続けるグローバル企業
  • 年収が高い企業として2018年の四季報では第1位とされている
    (参考:東洋経済オンライン
  • キーエンスはその営業力が強みとされている

キーエンスへの転職でおさえておきたいポイント

  • 営業職の中途採用は行なっておらず、事務職や専門職などの求人しかない
  • 一般には公開されていない求人も多数あることから、転職エージェントを活用することをおすすめする

キーエンスの企業情報

企業情報

ここで、キーエンスの企業情報を公式HPから抜き出してみます。転職を考えている方は、キーエンスがどのような会社なのかを知っておくことが大切です。

基本情報

※スマホの方は横にスクロールしてご覧ください

事業内容 ファクトリー・オートメーション総合メーカー
(センサ・測定器、画像処理機器、制御・計測機器、研究・開発用解析機器、ビジネス情報機器)
代表者 代表取締役社長 中田 有
設立 1974年5月27日
資本金 306億3,754万円(2019年12月末現在)
従業員数 7,941人(連結・2019年3月現在)
所在地 本社・研究所
〒533-8555 大阪市東淀川区東中島1-3-14

企業理念やビジョン

キーエンスでは、「私たちの考え方」という名前の企業理念が設定されています。

  • 最小の資本と人で、最大の付加価値をあげる。
  • 「目的意識」を持って主体的に行動する。
  • 「市場原理・経済原則」で考える。
    (出典元:キーエンスー私たちの考え方

キーエンスでは、時代の変化に流されずに「キーエンスであり続けること」を徹底しています。このように、キーエンスであり続けることができる根底にあるのは、統一された全社員の考え方です。企業理念である「私たちの考え方」を掛け声だけではなく、社内ミーティングなどでも頻繁に使っています。

また、「原理・原則」で物事を考えることを統一することで、人によって異なる判断力のぶれを最小限にとどめています。年齢や経験など関係なく、同じように判断することができるということは、若手にも責任のある仕事を任せられると言うことです。このように、キーエンスでは若手のうちから大きな仕事を任せてもらえて、会社全体の士気を高めています。

キーエンスの転職基礎知識

基礎知識

次に、キーエンスの平均年収や労働環境など、転職に関する基礎知識をご紹介します。

平均年収

2,110万円(35.8歳)(四季報調べ)
精密機器業界の平均年収:638万円と比較すると、3倍以上の高い年収です。キーエンスは年収の高さが有名で、業界は異なりますが平均年収が高いと言われている「外資系金融業界:平均年収1,315万円」よりもさらに高い年収となっています。仕事内容や労働環境はハードかもしれませんが、これだけの年収で社員の満足度も高いようです。
(引用元:2019年版 業種別 モデル年収平均ランキング – マイナビ転職

世代別平均年収

世代別の平均年収を見てみましょう。

※スマホの方は横にスクロールしてご覧ください

年代 平均年収 最高年収 最低年収
20代 650万円 900万円 500万円
30代 800万円 1000万円 600万円
40代 900万円 1225万円 600万円
50代 – 万円 – 万円 – 万円

(引用元:転職会議)

20代から平均年収650万円は、非常に高いです。一般的に、20代の平均年収は「346万円」と言われています。
(参考:dodaー平均年収ランキング
仕事に慣れておらずハードに感じる方も多いかもしれませんが、これだけの年収を若いうちからもらっていればやる気に繋がりますね。

労働環境

  • 働き方改革による残業時間削減に真剣に取り組んでいるため、ほぼ全員が21時頃には退社するようにしている。
  • 土日祝日、GW、年末年始などの大型連休などはきちんとまとまった連休が取れる代わりに、平日は8時半〜21時が定時でみっちり働く。(20時前の退社は許されないと言う感じ)(8時半の始業開始時刻まで仕事は禁止とされている)
  • 休日出勤が半期に1日(年に2日)あり、役職がついている人はそれとは別に四半期に1日(年4日)ある。
  • 接待や生産性のない飲み会などはほとんどない。
  • 有給取得は、3ヶ月に1回認められている。(自由に取れるわけではない)
  • 時短、産休、育休の制度は整っているが、本人が強めに申し出ないと認めてもらえない傾向がある。
  • 事務職の女性でも単身赴任を命じられてたこともある。女性が長く働ける環境ではない様子。

福利厚生

  • 住居手当は最高4万円、交通費全額支給、毎月の目標金額を達成すると飲み会代1人5,000円が支給される。
  • GW前には全員に一律10万円が支給される(扶養家族がいれば、人数分もらえる)、賞与は年4回。
  • 給料が高い分、福利厚生はあまり整っていない様子。
  • 健康診断は、年に1回本社でまとめて行われる。
  • 転勤を命じられると引っ越し代は支給してくれる。
  • 保養所が使えるなどの福利厚生は全くないため、すべて現金で支給される(GW前の10万円とか)。しかし、現金の方が選択の幅が広がるため喜んでいる社員も多い。

残業時間

口コミサイトでは、41.4〜76.3時間とばらつきが見られました。
先にもご紹介した通り、キーエンスでは働き方改革が進められており、全体の残業時間を減らす対策が行われています。主に、21時頃にはすべての社員は退社し、月の残業時間を80時間以内に抑えるように指示されているようです。
ただし、朝の始業開始時刻8時半までは仕事禁止とされていますが、残業を減らすだけで業務改善はされていないため朝残業している方が多くいます。そして、朝早くきて仕事をしている残業時間は、残業として付かないようですので不満を持っている方も珍しくはありません。

有給消化率

口コミサイトでは、32.6〜41.6%と半分にも満たない結果となりました。
有給休暇を取得するには、3ヶ月の中でどこか1日を有給休暇として休日にすることを選ぶシステムのようです。つまり、有給休暇を連続して取得することはできません。冠婚葬祭などの仕方のない理由ならば取得できますが、最低限の有給休暇しか取得できないようになっています。
その代わり、GWや年末年始、お盆休みなども約1週間程度の休みが支給されるため、年間休日は126日程度となっています。
(参考:リクナビ2020ーキーエンス求人情報

キーエンスの中途採用求人情報

求人情報

それでは、キーエンスではどのような中途採用を行なっているのでしょうか。中途採用求人情報をご紹介します。

キーエンスにはどのような職種があるのか

キーエンスでは、2019年12月現在、以下のようなキャリア採用を募集しています。

※スマホの方は横にスクロールしてご覧ください

ソフトウェア関連(開発) 自社商品のソフトウエア開発
ソフトウェア関連(技術) 社内SE(AS400)
社内SE(ITインフラ運用領域)
社内SE(データ基盤/クラウド導入)
社内SE(基幹システム領域)
社内SE(Webバックエンド領域)
ハードウェア関連(開発) 構造/筐体/機構/光学設計
回路設計/システム設計
デザイン関連(開発) プロダクトデザイン
技術関連(事務) 知的財産(特許エンジニア)
特許調査専門職(サーチャー)
生産関連(技術) 生産技術(工場管理・部品管理・生産装置管理・修理解析)
※中国語必須
ソフトウェア関連(生産) 生産および協力工場間のシステムエンジニア
生産関連(事務) 資材購買(調達バイヤー)
国際物流管理(グローバルロジスティクス)
マーケティング関連 Webクリエイティブ・ディレクター
データサイエンティスト
データ集計・分析担当(BIツールを用いた分析のスペシャリスト)
クリエィティブ・ディレクター
(紙媒体のカタログ制作、販売促進、広告宣伝)
営業事務 営業事務 ※現在、募集はありません

(参考:キーエンスーキャリア採用情報

キーエンスでは、「開発職」「技術職」「事務職」がキャリア採用として募集されています。この採用情報を見てもわかる通り、キーエンスでは中途採用での営業職は募集していません。どうしてもキーエンスの営業職で働きたいという方は、他の職種で入社してから営業職に異動希望を出すと良いでしょう。

求人の傾向・採用している職種

キーエンスの公式HPや転職サイトdodaの求人情報を見てみると、開発職と技術職の求人が多い傾向にあります。しかし、生産関連の事務職である「調達バイヤー」などの求人もありました。本社は大阪ですが、東京勤務になる可能性もあるため留意しておきましょう。

実際の求人情報

実際の求人情報から、何件ほど求人募集されているのでしょうか。転職サイトdodaで「キーエンス」を検索してみたところ、全部で18件の求人が見つかりました。(2019年12月現在)本社がある大阪勤務の求人が多い中、東京勤務の求人も数件あります。
求人の内訳は、企画・管理、技術職(SE・インフラエンジニア・Webエンジニア)、技術職(組み込みソフトウェア)、技術職(機械・電気)、クリエイター・クリエイティブ職がありました。

キーエンスの採用方針

キーエンスの「私たちの考え方」から読み取る、求める人物像は以下のように考えられます。

  • 常に顧客に対して最大の付加価値を考えて行動できる人
  • 目的を持って自ら考え、行動できる人
  • 物事を論理的に考えることができ、会社の意志に従順な人

このような、会社が求めている人物像を理解しておくことは、転職活動をする上で非常に重要です。会社の求める人材でなければ、どんなに優秀な人も採用されません。

また、代表取締役社長である中田有氏は、以下のように述べています。

これからも、全社一丸となって持続的な「付加価値の創造」に邁進していきます。

(引用元:キーエンスー持続的な企業価値創造に向けて

これまでに創り出してきた商品の約7割が、「世界初」や「業界初」のキーエンス。これからも、新たなる付加価値の創造に取り組んでいける人材を求めていると考えられますね。

キーエンスの選考に関する情報

選考

キーエンスの選考に関する情報を考察していきましょう。キーエンスへの転職を成功させたい方は、必ず確認しておきたい情報です。

キーエンスへの転職難易度

キーエンスは、労働時間が長いことでも知られていますが、労働時間や残業時間などに見合った給料を支払ってくれるため、非常に人気の高い企業と言えます。そのため、競争率が高くなりますので、転職難易度も高くなるでしょう。

また、事務職よりも開発や技術職の求人が多いため、事務職を希望している方はより倍率が高くなります。キーエンスでは、徹底したマニュアルがあるようですが、倍率が高いということは優秀な人材も集まりやすいため徹底した転職対策が必要です。

選考の流れ

キーエンスの選考フローを口コミサイトである「就活会議」で見てみると、以下のようなパターンがあるようです。

・説明会・セミナー → 1次面接 → 2次面接 → 説明会・セミナー → リクルーター面談・人事面談 → 最終面接
・説明会・セミナー → 1次面接 → WEBテスト・SPI → 2次面接 → 最終面接

この選考フローを見てみると、キーエンスに応募するにはまず説明会やセミナーを受ける必要があります。会社説明などをしっかりと聞き、そのあと面接からスタートです。

また、転職口コミサイト「キャリコネ」では、キーエンスの選考期間は約2週間〜1ヶ月間が多いようでした。大手企業ともなると応募者が多数いるため、選考に時間がかかってしまうことは念頭に置いておきましょう。

筆記試験の有無、種類

先にご紹介した選考フローでは、WEBテストやSPIがあるようです。内容は明かされていませんが、キーエンスの高い開発技術力に合わせて難易度の高い筆記試験が予測されます。しっかりと対策を練っておく必要がありそうです。

どのような対策をしたら良いのか悩んでしまう方は、転職エージェントを活用しましょう。転職エージェントでは、キーエンスのような大手企業の選考フローを把握し、対策を立てています。転職エージェントからキーエンスの情報を聞き、転職対策をしてもらいましょう。

必須・推奨される資格

転職サイトdodaの求人を確認してみると、必須される主な条件は「大学院・大学卒以上」という学歴でした。他には、応募する職種によって異なりますが、以下のようなことが求められています。

  • 自己管理能力の高い方
  • C言語、C++/C#
  • 英語力がビジネスレベル・中級の方など

やはり、世界からも求められているグローバル企業ですので、配属部署によっては高い英語能力が必要です。TOEICなど、英語力をアピールできる方は、最大限アピールしておきましょう。

面接で聞かれること

キーエンスの面接は、一般企業とは少々異なるようです。一般的な質問である「志望動機」などはあまり重視されておらず、営業力を見極めるために「面接官をいかに説得させられるか」を判断しています。

具体的には、

  • IH派の私を、ガスコンロ派になるように説得してみてください
  • 男性が多い職場ですが大丈夫ですか?
  • 映画嫌いの私を、映画好きにさせてください
  • 15秒で自己PRをしてください
  • 私を保険否定派から肯定派に変えてください

などです。このように、商品を購入しないと決めているお客様を、いかに購入に漕ぎ付けるかの能力を見極めています。面接では、予想もできないような質問が行われるため頭の回転の速さが試されているようです。

キーエンスへの転職に関する口コミや評判

評判

最後に、転職口コミサイトからキーエンスの口コミをご紹介します。実際に働いている社員や、現在は退職してしまった元社員の口コミですので、しっかりと参考にしてくださいね。

企業評価(安定性・成長性)

・環境は整っているため、自分の頑張り次第では成長できる(営業職・20代)

・転職する人が多く、仲の良い人以外の退職した話は風の噂で聞くくらいになっている(事務職・30代)

・海外への事業展開が加速していて、重要性とウエイトが高まっているため、伸び代があると感じている(エンジニア職・40代)

・無借金経営で投資にも積極的、安定していると言える(エンジニア職・40代)

・様々な事業部があるが、どの事業部も抜け目なく成長している感じがする(事務職・20代)

給与・待遇

・かなり高額なボーナスで満足している。数ある大手企業の中でも頭一つ抜け出ている(営業職・30代)

・基本給の時点で他を凌駕する額である(営業系・30代)

・年功序列な風習もあるため、売上が高い若手ほど不満を抱くこともある(営業系・20代)

・転職は考えられなくなるほどの額をもらっている(営業系・50代)

・時短や育休、産休制度はあるものの、かなり強気な性格の人ではない限り取りにくい(事務職・30代)

評価制度

・新人へのフォローアップは積極的に行われているが、中途採用へのフォローアップはほぼない(事務職・30代)

・ストレスを多く抱える職場で働いているのに、リフレッシュできる制度がないため不満(事務職・40代)

・評価シートがあるものの、どの会社でも同じだが上司次第で評価が変わる(事務職・30代)

・論理的に仕事ができる人がどんどん出世している(営業職・20代)

・自己申告での成果主義なので、厳しいけども納得できる結果である。また四半期に一度の評価なので、改善点を見つけて行動しやすい(営業系・50代)

仕事のやりがい

・半導体の営業を通して、世界を動かしている実感を持てることがやりがいとなっている(営業職・30代)

・クライアントのニーズを引き出し結果を出すことで、お客様からさらなる仕事をいただける(営業職・30代)

・入社してすぐに自分のテリトリーを持たせてもらえるため、仕事に責任感を強く感じることができる(営業職・20代)

・個人の裁量に委ねられるため、タイムマネジメントが必須(営業職・20代)

・顧客との信頼関係が濃くなっていくことがわかるため、難しさもあり面白くもある。(営業職・30代)

キーエンスの求人に応募する3つの方法

応募

【1】キーエンスの採用サイトから「直接応募」する
オススメ度★★★☆☆

キーエンスの自社採用サイトから応募する方法で、「直接応募」と言われます。採用サイト内に用意している応募フォームに学歴や職歴、志望動機などを入力してエントリーします。

■直接応募のメリット

・志望度や熱意の高さをアピールできる

直接応募には「その企業に対する興味関心があり、働きたい」という意欲や熱意を伝えやすいというメリットがあります。

・企業側は採用コストを削減できる

広告費や手数料がかからない自社サイトからの応募は歓迎されやすい傾向にあります。

■直接応募のデメリット

・自分にマッチした求人がないことも

いくらキーエンスに転職したいと思っていても、自分のキャリアやスキルに適した求人が必ず募集されているとは限りません。直接応募の場合、エントリーできる求人がなければその時点でキーエンスへの転職の道は閉ざされてしまいます。

・ライバルが多くなりやすく埋もれてしまう

キーエンスほどの人気企業では多数の人が直接応募することが考えられます。並のエントリーシート(ES)では埋もれてしまい書類選考すら通過できない可能性が高くなります。

・職務経歴書などの書類や面接対策のサポートがない

一人で転職活動をする直接応募では、業界の知識や企業の内情といった選考を有利に進めるための情報が不足しがちです。

第三者の意見が得られないため自己分析も主観的になりやすく、客観的に評価する企業側との認識に相違が生まれることもあります。

・面接のスケジュール調整から待遇など条件面の交渉も自己責任

直接応募では企業との連絡はすべて自分で行う必要があります。特に在職しながらの転職活動では、自由に動ける時間も限定的なので面接のスケジュール調整ひとつとっても難航する場合があります。

さらに転職にあたって、特に気になる給与をはじめとした待遇に関する条件の交渉も自ら行わなければなりません。

【2】転職サイトからキーエンスに応募する
オススメ度★★☆☆☆

リクナビNEXTやマイナビといった求人情報サイトでキーエンスの求人情報をみつけて自分から応募する方法です。

■転職サイトを利用するメリット

・いつでも、自分のペースで転職活動を始められる

転職サイトは登録直後するだけで転職活動が始められることが最大のメリットです。
誰にも急かされることなく、自分のペースで転職活動を行うことが出来ます。

・地方でも利用しやすい

転職サイトは転職エージェントと異なり地方の求人にも強いです。キーエンスほどの大手企業であれば求人票が掲載されている可能性も十分にあります。

・サイトによってはスカウトメールが届く

転職サイトに登録したあなたの情報が企業の求める人物像に近い場合、スカウトメールが届くことがあります。マッチ率は高くありませんが、自分にキーエンス以外の志望企業を見つけられる良い機会になります。

■転職サイトを利用するデメリット

・転職活動のすべてをひとりでやりきらなければならない

転職エージェントと違い、すべてをひとりで対応しなければなりません。
履歴書の作成から、企業の応募や面接日程のやり取りまで。転職活動は細かな作業も多く、ひとりでやり遂げるにはかなりの労力を費やすことになります。

・客観的なアドバイスがもらえない

転職活動はなにかと客観的なアドバイスが必要になってきます。周りに協力してくれる方がいない場合は、転職エージェントの方を利用することをおすすめします。

・ブラック企業を避けにくい

転職サイトにはブラック企業の求人であってもそのまま掲載されているケースが多いです。
応募先がブラック企業ではないか、自分自身で判断する必要があります。

「リクナビNEXT」に登録する

【3】転職エージェントを通して応募する
オススメ度★★★★★

リクルートエージェントマイナビエージェントdodaといった転職エージェントサービスを利用して転職活動を行う方法です。

■転職エージェントを利用するメリット

・非公開求人に出会える可能性がある

転職エージェントは、企業の自社採用サイトや転職サイトには掲載されていないいわゆる「非公開求人」を多数保有しています。自社採用サイトや転職サイトで、エントリーできる求人情報がなくても、複数の転職エージェントに登録することでキーエンスの求人がみつかる可能性が高くなります。

そもそもなぜ企業は求人を非公開にしたがるのかというと、主に以下のような理由があります。

  1. スキルや経歴など、採用条件に合う即戦力になる人だけを募集したい。
  2. 新規事業にまつわる人材や幹部・役員クラスの人材など、採用していることを他社に知られたくない。
  3. 企業内の別部署ではリストラを進めているなど、採用活動をしていることを自社の社員にも知られたくない

転職エージェントを使わずに転職活動をすることは希望する求人との出会いの可能性をみすみす逃していることになります。非公開求人を多数保有している複数の転職エージェントに登録して転職したい企業の求人有無を確認することは必須です。

・書類選考通過率アップ&面接対策も万全にできる

キーエンスほどの企業であれば転職をサポートした経験があるキャリアアドバイザーがいたり、専任の担当者がついていたりすることも珍しくありません。企業の内情や業界の動向に通じたエージェントは選考を通過するために必要なポイントを熟知していますので、書類や面接でどう表現すればよいかなど、的確なサポートを受けられます。

・給与など待遇の交渉もおまかせできる

転職エージェントなら、個人ではやりにくい給与・年収はじめ諸条件の交渉を自分に代わって企業と調整してくれる可能性が高くなります。特に給与面で現職からのステップアップを目指すなら転職エージェントの利用は必須だといえます。

■転職エージェントを利用するデメリット

・意図しない転職をしてしまう恐れがある

転職エージェントのキャリアアドバイザーは、求職者に寄り添い転職の成功をサポートしてくれる心強い味方である一方で、転職エージェント社内では営業職に近い位置づけという側面もあります。求職者を企業に転職させることで手数料を得ているため、極端なことをいうと求職者を巧みなトークで誘導してどこかの企業に転職させれば仕事を果たしたことになるわけです。いざ転職してからこんなはずじゃなかった!とならないためにも、キャリアアドバイザーと適切にコミュニケーションをとりながら自分はなんのために転職したいのか、転職に求めているものは何かを整理し、自身の意思を明確にする必要があります。

・転職エージェントによっては「合わない」ことがある

担当するキャリアアドバイザーのキャラクターや知識は人それぞれですから、自分に合わない場合はかなりのストレスを抱えながら転職活動をすることになります。

・経歴・スキルの不足により求人の紹介を受けられないことがある

はじめて正社員を目指す場合や現職の年収が低い場合などは希望にあった求人案件を転職エージェントが紹介してくれない可能性があります。

キーエンスへの転職を考えているなら必ず登録すべき転職エージェント

キーエンスへの転職を本気で目指すなら、少なくとも以下3つの転職エージェントには必ず登録するべきです。
※複数の転職エージェントに登録する理由はこちら

■リクルートエージェント

リクルートエージェント

・転職エージェント業界でも最多の30万件を超える求人数

12/9現在、公開求人166,820件 / 非公開求人162,663件の合計30万件を超える求人数を掲載。年収アップや未経験職種への転職にもってこいの転職エージェントです。

・親しい人に最もおすすめしたいエージェントサービス第1位

NTTコムオンラインによるNPSベンチマーク調査で転職エージェント部門第1位を獲得(2018年)。利用者の満足度が高いこともオススメの理由です。

・独自のエージェントレポートは必見です

求人の見方、押さえたいポイントはなかなか自分だけではわからないものですよね。企業の採用支援のプロでもあるリクルートエージェントが実情を踏まえてまとめています。

「リクルートエージェント」公式サイトへ

■マイナビエージェント

マイナビエージェント

・都市圏の求人情報を網羅

他のエージェントに比べると少なくは見えますが、これは同社の求人が東京・大阪・名古屋など都市圏に集中しているためです。首都圏で転職するなら登録しておいて損はありません。12/9現在、公開求人19,335件 / 非公開求人21,494件 の合計4万件の求人数が、首都圏での転職を成功に導いてくれます。

・迷うことのない求人情報紹介

面談を担当したキャリアアドバイザーが厳選して、あなたの希望に合う求人情報しか紹介されません。なので、自分で探すひと手間が省けます。

・IT企業にも強いパイプを持つ

マイナビエージェントの強みはIT・Web・Tech系企業の求人に強いこと。大都市圏に集中して活動しているだけあって、成長性の高いスタートアップ企業やメガベンチャーとのパイプが太いです。

「マイナビエージェント」公式サイトへ

■doda

・豊富な求人数

12/9現在、公開求人77,420件 / 非公開求人118,419件、合計14万件の求人情報を保有。
人材業界ではNo.2の求人掲載数を誇る大手転職エージェントです。

・スキマ時間にアプリで手軽に転職活動

アプリを起動するだけで求人検索や選考状況をすぐに確認することができ、さらにプッシュ通知で新着求人も見逃しません。空いた時間に気軽に見れるため、利用者の満足度も高いです。

・キャリアアドバイザーとの連絡はLINEでOK

担当のキャリアアドバイザーとはLINEで手軽に連絡が取れるため、何でも気軽に相談することが出来ます。転職活動においては貴重な存在です。

「doda」公式サイトへ

転職エージェントを上手に使って転職を成功させるコツ

■転職エージェントへの登録

まずは転職エージェントに登録しましょう。

POINT
登録時の設問で「転職希望時期」を選択する場合はすぐにでも転職したいという項目を選びましょう。登録後の面談でも同様ですが、転職意欲の高さをアピールすることで転職エージェントのサポートもより手厚くなります。

前項でおすすめした

上記3つに登録しておけば間違いありません。
(3つ登録する理由は次の項目でお話します。)

■心構え キャリアコンサルタント、キャリアアドバイザーとの相性・関係性

転職エージェントに登録すると、必ず面談をすることになります。
面談では、

  • 今までの経歴
  • 希望する職種
  • キャリアプランの相談

など、あなたの今までと、これからのことについて深く聞かれることになります。
事前に履歴書やキャリアシートなど、各転職エージェントのフォーマットに沿ったものを用意しておくと、最初の面談がスムーズに進行します。

面談の際はキャリアアドバイザーとの相性も確認するようにしましょう。
少しでも自分と合わないな?と感じた場合は、すぐにキャリアアドバイザーを変更する申請を行うべきです(どのサービスでも担当変更は可能です)

転職活動を納得のいくものにするためには、キャリアアドバイザーとの相性が良くなければ難しいです。話の合うキャリアアドバイザーを見つけることも転職活動を成功させるコツになります。

最初に3つの転職エージェントに登録していれば、変更せずに済む可能性も高まります。

この3社はキャリアアドバイザーも質が高く、変更に至る可能性が低い転職エージェントです。しっかり登録しておきましょう。

■面談

いよいよ面談です。

自分の要望は素直にキャリアアドバイザーに伝えるようにしましょう。
面談後より、キャリアアドバイザーから求人票が紹介されるようになります。そこには、面談で得たあなたの希望の条件にマッチする企業の求人票のみ送られてくることになります。可能であれば職務経歴書やキャリアシートを持参するとその場で添削してもらえますから、スムーズです。

自分の要望が曖昧な場合、かなり手広い求人票が紹介されてしまうため、企業選定にも時間がかかってしまいます。自分の要望を全て伝えておくことで、そのようなミスマッチも起こりにくくなります。

■エントリー・面接

エントリーはキャリアアドバイザーを通じて行われることになります。
その後の書類審査の結果や、面談日程などもすべてキャリアアドバイザーに行ってもらえます。

企業との面談日程の調整も、キャリアアドバイザーが行ってくれるため、あなたは可能な日をキャリアアドバイザーに伝えるだけでOKです。

■内定後

内定おめでとうございます!
ここで忘れてはいけないのは、年収交渉です。
入社が決定した方の年収に合わせて転職エージェントの報酬も決まりますから、交渉には協力的になってもらえます。
内定をもらった後なので、取り消される心配もありません。可能な限り年収を上げてもらえるよう、キャリアアドバイザーに依頼しましょう。

おわりに

世界の企業を相手に、生産性向上のために様々なセンサ等の高付加価値製品を開発している「キーエンス」。キーエンスで働くということは、グローバルな環境に身を置き自分自身も成長できるということです。また、それだけのハードな仕事内容にマッチした収入で、プライベートも充実させることができるでしょう。キーエンスへの転職を成功させたい方は、ぜひ転職エージェントに登録してみましょう。

このページを共有する

企業別転職ノウハウ

  1. 企業別転職ノウハウ
  2. 日産自動車に転職するには
  3. 三菱商事に転職するには
  4. メルカリに転職するには
  5. サイボウズに転職するには
  6. デンソーに転職するには
  7. 日本航空(JAL)に転職するには
  8. 日本マイクロソフトに転職するには
  9. サイバーエージェントに転職するには
  10. 全日本空輸(ANA)に転職するには
  11. キーエンスに転職するには
  12. Amazon(アマゾンジャパン)に転職するには
  13. ソフトバンクに転職するには
  14. トヨタ自動車に転職するには
  15. 楽天に転職するには
Top