JR東日本に転職するには?難易度や面接の口コミ・中途採用情報をチェック

はじめに

古くから日本の鉄道交通網を担ってきたJR東日本。
もともとは、日本国有鉄道として政府の公的な事業でしたが、1981年に事業を引き継ぎ、民営化されて株式会社となりました。
交通インフラ事業ということもあり、事業自体の安定性が抜群で、福利厚生も充実していることから、転職先として人気があります。
この記事にたどり着いた方の中にも「JR東日本に転職したい!」と考えている方が多いのではないでしょうか。
そこで、この記事では、JR東日本に転職したい方に向けて、面接の難易度や社内の雰囲気、働いた人の口コミなど中途採用情報について解説します。
JR東日本に転職したい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

JR東日本への転職についてのまとめ

口コミからの総合評価
3.35

JR東日本の転職レーダーチャート


JR東日本の特徴

  • 日本国内では東北地方、関東地方、甲信越地方を中心とした地域に鉄道路線を有するほか、多様な関連事業を展開している。
  • 国外事業として、英国ウェストミッドランズ鉄道の運行、バンコク・メトロへの車両供給など、国際業務部が他社やグループ企業と連携して、海外事業も展開している。
  • 日本の人口の3割強が住んでいると言われている、東京をはじめとした首都圏の通勤輸送を主力としている。
  • 1日の平均輸送人数は、1,500万人以上であり、まさに日本の交通インフラを担っている。
  • 近年はスタートアップと共同して新しい事業を作っており、新規事業への投資にも積極的。

JR東日本への転職でおさえておきたいポイント

  • 面接は非常に基礎的な質問が多い。「今まで頑張ってきたこと」「挫折思想になったときにどう対処したか」など。
  • 基本的な志望理由の他にも、「数ある鉄道会社の中から、なぜJR東日本を選んだのか」を聞かれる。
  • 書類選考から面接まで1ヶ月ほどかかることもあり、内定までは時間を要する。
  • 会社自体の事業性はピカイチ。鉄道が存在する限り、絶対に潰れない会社。
  • 鉄道業をベースとして、他の事業にも舵を切り始めているため、他業種でも転職後に挑戦できるチャンスが与えられている。

JR東日本の企業情報

企業情報

基本情報

※スマホの方は横にスクロールしてご覧ください

事業内容 旅客鉄道事業、貨物鉄道事業、
索道業、旅行業、倉庫業、
駐車場業、広告業、
図書・雑誌の出版業、金融業など
代表者 富田哲郎
設立 1987年4月1日
資本金 2,000億円
従業員数 53,200人(2019年4月1日現在)
所在地 東京都渋谷区代々木二丁目2番2号

企業理念やビジョン

JR東日本における企業理念は、以下のように定義されています。

グループ理念
私たちは「究極の安全」を第一に行動し、グループ一体でお客さまの信頼に応えます。技術と情報を中心にネットワークの力を高め、すべての人の心豊かな生活を実現します。

日本の主要鉄道網を担っているJR東日本なだけあって「究極の安全」を第一に行動していくという理念があります。

グループでは様々な事業を展開していますが、根本にある鉄道事業で顧客を第一に考える姿勢は非常に魅力的であると感じます。

JR東日本の転職基礎知識

基礎知識

平均年収

715万円(39.4歳)(四季報調べ)
海運・鉄道・空輸・陸運業界の平均年収:517万円と比較すると、約200万円近く高い年収となっています。
(出典元:2019年版 業種別 モデル年収平均ランキング – マイナビ転職

世代別平均年収

※スマホの方は横にスクロールしてご覧ください

年代 平均年収 最高年収 最低年収
20代 400万円 466万円 300万円
30代 500万円 600万円 400万円
40代 650万円 800万円 523万円
50代 900万円 1000万円 600万円

(引用元:転職会議)

労働環境

  • ほぼ全ての社員がワークライフバランスを実現できる。
  • 年休は100%取得可能だが、1ヶ月以上前に申請しなければならない。
  • 現場では泊まり勤務など日によって勤務形態に差異があり、体力のない人には厳しい。
  • 有給の取得は非常にしやすい。部署によるが長期休暇を取得して、国内外に旅行にいくなど余暇を楽しむことは可能。
  • 現場業務でなければ、フレックスタイム制度が導入されているため、自由度は高い。
  • 部署により全く別の会社のようになる傾向がある。大企業ゆえの弊害ではあるが、異動配属によって左右される。

福利厚生

  • 福利厚生は非常に充実している。カフェテリアプランがあり社食のバリエーションも豊富。
  • 各地に社宅が完備されており、月1万円〜2万5千円程度で東京に住むことが可能。
  • 自社管内は運賃がかからず新幹線や特急券も半額で手に入れることができる。関連会社の割引も非常に多い。
  • 社宅や寮なども完備されており、昇給のチャンスも年に1回ほどある。
  • 自社線が無料で乗り放題となる。子供が2人以上いる場合は一般的なマンションと同等の社宅に入ることも可能。

残業時間

口コミサイトでの残業時間は、13~17時間であり他社と比べると、非常に少ないことが分かりました。
元国有の会社ということもあってか、ホワイト企業であることは間違いありません。
残業に対しては監査が非常に厳しく、残業時間も厳密に計算されているようです。

有給消化率

口コミサイトでの有給消化率は、82~83%でした。
他業種の大手企業と比べても、圧倒的に高い割合となっており、どの社員もほぼ有給を消化することが出来ます。
ただ、現場職につくと、なかなか休みが取れず忙しくなってしまうため、年末に一気に休みをとることも多いようです。

JR東日本の中途採用求人情報

求人情報

JR東日本にはどのような職種があるのか

JR東日本が募集している、中途採用の求人は以下のようなものがあります。

■エリア職(技術系)

メンテナンス(線路/土木)
列車制御システム・エネルギー・情報通信
車両
機械設備
土木(建設工事)
建築
駅・乗務員
国際事業
技術事務・事業用地管理

■総合職

国際事業
研究開発
営業・事業企画
IT
輸送・車両
機械設備
線路・土木構造物
建設プロジェクト
建築
列車制御システム・エネルギー・情報通信
法務

JR東日本では、様々な事業を展開しているため、用意しているポジションの種類も豊富にあります。
エリア職、総合職ともに配属される部署も様々であるため、異動や配属で仕事内容も大きく異なるでしょう。

求人の傾向・採用している職種

JR東日本で、積極的に採用している職種の傾向は特にありません。
非常に多数の事業を展開している会社であるため、どの職種も満遍なく採用している傾向があります。
近年は、鉄道以外の事業にも力を入れ始めているため、異業界からの転職を希望する方にも転職のチャンスは与えられているといえます。

実際の求人情報

実際にどんな求人があるのか、転職サイトのdodaを調査したところ、95件の求人がありました。
しかし、どの職種もグループ会社の募集が多く、JR東日本自体での求人は見受けられませんでした。
公式ホームページからのエントリーや転職エージェントに登録して非公開求人をチェックする必要があるでしょう。
募集時期も限定されているため、常に求人情報をチェックしておくようにしましょう。

JR東日本の採用方針

JR東日本では、以下のような採用方針を定めています。

会社の成長は社員一人ひとりの力です。JR東日本の事業を支え、将来の成長を確実なものとするのは社員一人ひとりの力です。「人物本位の採用を行い、人材をじっくり育て、一人ひとりの能力をしっかりと開花させていきたい」というのがJR東日本の人材に対する基本姿勢です。さまざまな挑戦をすることにより、自己実現を図り、成長を遂げていただくことを期待します。

大企業ではありますが、近年の事業拡大に伴ってチャレンジ精神のある人材を多数輩出していきたいと考えています。
教育制度も整っているため、中途採用の方でもキャリアアップへの気持ちがあれば、成長出来る環境は整っています。

JR東日本の選考に関する情報

選考

JR東日本への転職難易度

JR東日本への転職難易度は、比較的に高いです。
日本の交通網インフラを担っている企業であるため、事業自体の安定性から「安定して働きたい」という方が非常に多いです。
そのため、常に求人への応募数は多く競争率も高くなっています。

選考の流れ

マイページ登録→エントリーシート登録→書類選考→Webテスト→面接(3回実施予定)→内定
JR東日本の選考は、比較的長いスパンで行われることが多く、人によっては5ヶ月以上かかることもあるようです。
選考の流れを理解して、余裕を持って転職活動をすることを心がけましょう。

筆記試験の有無、種類

筆記試験はWebテストで行われます。
形式などは明示されていないため、書類選考に通ってから案内されることが予想されます。

必須・推奨される資格

JR東日本への転職で必須・推奨される資格などはありません。
ただ、募集している職種によっては、経歴や学歴が必要となるケースもあるため、自分が応募する各職種の募集要項を確認しておきましょう。

面接で聞かれること

JR東日本の面接で聞かれることは、

  • なぜ鉄道を志望したのか
  • 前職で1番苦労したことは何か
  • 会社の長所と短所を教えてください

などの基本的な質問が多いようです。
ただ、場合によっては、JRにまつわる質問・クイズなどを面接で質問されることもあるようです。
急に質問されてうろたえることがないように、あらかじめJR関連の基礎知識を頭に入れておくようにしましょう。

JR東日本への転職に関する口コミや評判

評判

企業評価(安定性・成長性)

・首都圏エリアや東日本に広がる新幹線という交通網を持っているのは大きい。(30代・技能工)

・少子高齢化の中、多数の社員を抱える鉄道部門をどのようにしていくか不透明。(20代・営業)

・会社の将来性は素晴らしいと思う。鉄道がなくならない限りは会社がなくなることはない。(20代・個人営業)

・首都圏等の路線は今後も売り上げがいいと思う。希望すれば海外にも行かせてもらえる。(30代・建設)

・組織が若干硬直しているため、実際にそこに異動できるのかは別の話。(30代・経理)

給与・待遇

・給料は非常に安定している。毎年6ヶ月分の賞与が出るのはすごい。(20代・施工管理)

・毎年定期昇給があるのは嬉しい。職名に応じて5千円から7千円程度。(30代・メカニック)

・全国平均くらい。基本給は少なめだが、ボーナスが大きいような気がしている。(40代・施工管理)

・年収には基本給プラスその他の夜勤手当などがつく。残業も1分単位でつけてもらえる。(20代・土木関連)

・年功序列で勤続年数に応じて着実に昇給していく。ただ、昇進試験に受かるか受からないかで年収は大きく異なる。(30代・電子機器)

評価制度

・社員間の競争はあまりない。評価も年功序列と昇進試験なので安定的。(30代・新規事業開発)

・年功序列式なので自己研磨せずとも給料は上がっていく。怠けている人も多い。(20代・運輸)

・評価制度は明確でない。昇進試験の結果も明示されない。透明性が皆無であり不当。(20代・技能工)

・特に頑張らなくても、それなりに給料は上がっていく。(20代・電気)

・管理職以上になると年収に大きく差が出てくるが、若いうちは我慢が必要だと思う。(30代・管理職)

仕事のやりがい

・毎日同じような作業の繰り返しなので、やりがいのようなものはあまりないのかも。(30代・エンジニア)

・事業自体が巨大であるため、大きな案件を任せてもらえる点はとても良い。(20代・土木)

・外の業界で通用する仕事内容ではない。やりがいは特に感じたことはない。(20代・駅員)

・鉄道事業という社会貢献性や人に影響を与える大きさなどを感じることができる。(30代・新規事業開発)

・大企業であるため、トップダウンな風潮は否めない。個々をちゃんと評価できていない。(30代・設備)

(引用元:キャリコネopenwork転職会議カイシャの評判

JR東日本に転職するには

JR東日本のような国内大手企業への転職ルートは特殊です。

国内大手企業の求人はとても貴重だからです。

大手企業が中途採用を実施するのは、「新規事業や事業拡大などで即戦力が必要になったとき」です。
実は、中小企業よりも大企業の方が即戦力採用を重視する傾向にあります。

専門知識
・能力
即戦力 離職者
の補填
人脈 新卒者が
取れない
関連会社
からの要請
その他
1000人以上 72.0% 79.0% 24.4% 22.5% 2.1% 10.8% 7.4%
300~999人 64.2% 70.7% 23.0% 17.2% 4.5% 11.3% 5.0%
100~299人 60.3% 77.6% 30.9% 18.0% 3.1% 6.9% 2.8%
30~99人 46.1% 64.3% 33.4% 16.1% 3.0% 9.1% 2.1%

(引用元:厚生労働省 平成27年転職者実態調査の概況

例えばヘルスケア事業に注力しようとしているコニカミノルタ株式会社は超音波診断装置の開発に携われる3D CAD/金型設計の経験者を募集中です。

また、2019年6月にドイツ気象庁の気象予測システムに採用されたことで話題になったスパコンのSX-Aurora TSUBASAを開発したNECは、2020年から着手される後継機(SX-Aurora TSUBASA 2(VE20))の開発に向けて、ユニットリーダー相当のポジションを募集しています。

ポイントは自分にマッチする即戦力求人を見逃さないこと

JR東日本への転職を目指すのであれば、「あなたのスキルが即戦力と判断される求人票」を見逃さないことです。

なにしろこうした求人は募集人数も少なく、すぐに締め切ってしまいますからあなたに合った職種での募集は大変貴重です。
これを見逃さないためには以下の2点が大切です。

  1. 常に公式サイトの求人票をチェックすること
  2. 競合などに配慮してクローズドに募集される非公開求人を受け取ること

この2つを簡単に満たしてくれるのが転職エージェントです。
転職エージェントは公式の求人票はもちろん、非公開求人もタイムリーにアナウンスしてくれます。

大手に強いのは大手のエージェント

JR東日本のような大企業への転職を目指すのであれば、大手と強いパイプをもった大手エージェントを選ぶのがおすすめです。

具体的にはリクルートエージェントマイナビエージェントが現実的な選択となります。

リクルートエージェント

リクルートエージェント

業界最多の30万件を超える求人数

人事部だけでなく事業部から非公開求人の依頼を受けているケースもあり、常時30万件以上の求人を掲載しています。営業所が多く、地方求人にも強いです。

利用者の口コミ

34歳 男性

最大手だけあって面談にいくといきなりすごい量の求人票を提出されます。

28歳 女性

やっぱり求人数は魅力的。期待を裏切らない内容でスムーズに転職できました。

30歳 男性

求人票はたくさんいただけるのですが数が多すぎて、吟味するのに少し時間がかかりました。

「リクルートエージェント」公式サイトへ

マイナビエージェント

マイナビエージェント

迷うことのない求人紹介

専属のキャリアアドバイザーが厳選した求人情報のみを紹介してくれます。

利用者の口コミ

32歳 男性

明らかに他のエージェントとはスタンスが違う。「とにかく転職してください!」という雰囲気ではない。

26歳 男性

職務経歴書作成の段階から手取り足取りサポートしてくれて、助かりました。サイトも他社のようにごちゃごちゃしておらずシンプルで使いやすいです。

29歳 女性

担当の方は熱心だったのですが、地方の求人にはあまり力を入れていない様子でした。

「マイナビエージェント」公式サイトへ

エージェントには志望企業と職種をはっきり伝えてしまいましょう

特に取り扱い求人数が多いエージェントの担当者には、希望する企業と職種をはっきり伝えてしまった方が話が早いです。

仮にそのタイミングで取り扱いがなくても今後の見込みをアナウンスしてもらえたり、関連企業の求人などを案内してもらえたりする可能性もあります。

おわりに

今回は、JR東日本に転職したい方に向けて、転職の難易度や口コミ、面接対策などについて解説してきました。
事業自体の安定性が抜群で、福利厚生も整っているJR東日本は、仕事の安定感を求めている人にはおすすめです。
ただ、仕事内容的には満足度が低く、あまりやりがいは感じられないという口コミもありました。
自分のやりがいよりも「安定したい」と考えている人にはぴったりな会社ですが、「若いうちから成長したい」という方には向きません。
JR東日本への転職を考えている方は、本記事を参考に、ぜひ一度自分がJR東日本に向いているかどうかじっくり考えてみてください。

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