日立製作所に転職するには?難易度や面接の口コミ・中途採用情報をチェック


ライター:tomomi

はじめに

電気業界での売上高ランキングにおいて、堂々の1位の日立製作所。

電気機器業界 売上高
(引用:電気機器業界 売上高|Search.com

京都橘大学と日立製作所は、2019年12月24日にAIを活用した「緊急度判定支援システム」を共同開発することを発表しました。これは、豊中市消防局の協力を元に、119番通報時に知り得た情報からリアルタイムに病名と緊急度を予測するものです。近年、急速に進んでいる後期高齢化社会を背景に、救急車の出動が重なり到着時間などが伸びてしまっていることを懸念して行われています。
(参考:株式会社日立製作所ーニュースリリース

このように、様々な事業分野で社会貢献に努める日立製作所。大手企業しかできないモノづくりに携わりたいと考える方も多いでしょう。この記事では、日立製作所に転職したいと考えている人へ向けて、転職情報や採用情報などをお伝えします。

日立製作所への転職についてのまとめ

口コミからの総合評価
3.50

日立製作所の転職レーダーチャート


日立製作所の特徴

  • 電機メーカー業界では売上NO.1の日本のメジャー企業である
  • 平均年収894万円と、業界でも高い水準である
  • 海外にも数多くのグループ会社を持つ日立グループの中核企業
  • 平均残業時間は32.8〜40.9時間と、業界でも平均的である
  • 歴史が長い分、社内変革があまり行われず、年功序列な社風

日立製作所への転職でおさえておきたいポイント

  • 転職サイトにも技術系・事務系ともに求人が掲載されている
  • 職種次第では、残業や休日出勤があるため注意が必要である
  • 非公開求人もチェックするために、転職エージェントに登録することをおすすめする

日立製作所の企業情報

企業情報

ここで、日立製作所の企業情報を公式HPからまとめてみました。

基本情報

※スマホの方は横にスクロールしてご覧ください

事業内容 ・水
・エネルギー
・製造
・ライフ&エコノミー
・R&B(研究開発)
・交通
・都市開発
代表者 東原 敏昭
設立 1920年2月1日
資本金 458,790百万円(2019年3月末現在)
従業員数 単独:33,490人
連結:295,941人(2019年3月末日現在)
所在地 〒100-8280
東京都千代田区丸の内一丁目6番6号

(参考:株式会社日立製作所ー日立製作所について

企業理念やビジョン

日立グループの企業理念は以下の通りです。

優れた自主技術・製品の開発を通じて社会に貢献する

(引用元:株式会社日立製作所ー日立グループ・アイデンティティとは

また、これからの日立グループのあるべき姿として、次のようなビジョンを定めています。

日立は、社会が直面する課題にイノベーションで応えます。優れたチームワークとグローバル市場での豊富な経験によって、活気あふれる世界をめざします。

(引用元:株式会社日立製作所ー日立グループ・アイデンティティとは

日立製作所では、自社の優れた技術や製品で社会に貢献することを企業理念として立てています。そして、社会が抱える課題に対して、技術革新という手段を用いて解決していこうとしているのです。日立製作所に転職する際には、このような企業理念を理解しておくことが求められます。

日立製作所の転職基礎知識

基礎知識

次に、日立製作所の転職に関する基礎知識をご紹介します。

平均年収

894万円(42.1歳)(四季報調べ)
総合電機業界の平均年収:570万円と比較すると、非常に高い水準です。
(出典元:2019年版 業種別 モデル年収平均ランキング - マイナビ転職

また、総合電機業界の大手企業の平均年収と比較してみましょう。

会社名 平均年収
東芝 915万円
日立製作所 894万円
三菱電機 816万円
富士通 798万円
NEC 798万円
パナソニック 774万円

(参考:四季報)

このように、総合電機業界大手のなかでも、日立製作所の年収が高い水準であることがわかります。

世代別平均年収

日立製作所の世代別平均年収を確認してみます。

※スマホの方は横にスクロールしてご覧ください

年代 平均年収 最高年収 最低年収
20代 450万円 540万円 368万円
30代 600万円 655万円 500万円
40代 800万円 900万円 600万円
50代 950万円 1000万円 700万円

(引用元:転職会議)

転職サイト「doda」の「平均年収ランキング」と比較すると、どの世代も日立製作所の平均年収の方が上回っています。30代の一般的な平均年収は442万円とされているため、日立製作所の方が158万円も高いです。高額な給与は、働くやりがいに繋がりますので、転職してキャリアアップを目指しましょう。

労働環境

  • 一人で悩まずに、会社全体で仕事をシェアしていけるため、休みも取りやすい環境にある
  • 基本的には週休二日で、祝日は確実に休日になる。また、ゴールデンウィークも8〜10連休などは当たり前である。他の製造業よりも休みは多い印象
  • 働き方改革が推進されており、残業が多い人には原因を確認し改善するようにしている
  • 本社には診療所・カフェ・コンビニなどの施設が整っている
  • 備品など、一通り必要なものは揃っていて困らない

福利厚生

  • 満遍なく福利厚生サービス(レジャーや手当など)があり、社員への周知が徹底的に行われているため知らない人はいない
  • 必要なものは揃っているし、社員から福利厚生に関して不満を聞いたことがない。内容も度々リニューアルされていて、会社が改善している姿が見えているため良い印象
  • 年度始めにポイントが支給され、そのポイントの中で自由にサービスを利用できるようになっているものもある
  • 福利厚生がありすぎて、逆に覚えきれない、使いきれない。もっと整理してほしい
  • 支給されたポイントは、ローン返済にも当てられて便利である

残業時間

口コミサイトでは、32.8〜40.9時間とばらつきはあるものの、業界で平均的な時間でした。
若手社員の働き方改革推進により、残業時間が厳しくチェック・管理されているようです。しかし、残業時間を減らしているしわ寄せが、残業手当が含まれてしまっている管理職にいっているため、管理職のワークライフバランスが取れていないという声もありました。残業時間を減らす努力が会社全体でなされているものの、実際の仕事量は減っていないためにこのような状況に陥ってしまっているのだと推測されます。

有給消化率

口コミサイトでは、53.6〜56%と約半分の有休消化率となりました。
周囲との仕事調整次第で、有給休暇を取得しやすい環境のようです。これは、大きな部署であればあるほど調整しやすいため、少人数の部署は有給休暇を思ったように取得できていない場所もあります。配属される部署によって消化率が変動することを留意しておきましょう。

日立製作所の中途採用求人情報

求人情報

それでは、日立製作所の中途採用情報をご説明します。

日立製作所にはどのような職種があるのか

日立製作所では、大きく分けて「技術系」「技術・事務系」「事務系」の3種類の職種が存在します。

技術系 ・研究開発
・設計開発
・生産技術
・品質保証
技術・事務系 ・システムエンジニア
・営業技術
・知的財産マネジメント
事務系 ・資材調達
・生産管理
・営業
・人事総務
・経理財務
・法務
・広報・宣伝
・企画

(参考:株式会社日立製作所ー職種紹介

日立製作所の職種は、上記のように分かれていますので、ご自身が転職して働きたい職種をしっかりとリサーチしておきましょう。

求人の傾向・採用している職種

それでは、日立製作所の求人情報の傾向についてご紹介します。

現在、転職サイトdodaで検索してみると、日立製作所の求人は「62件」ヒットしました。(2020年1月現在)詳細は次の通りです。

  • 「SE・インフラエンジニア・Webエンジニア」…33件
  • 「組み込みソフトウェア」…12件
  • 「機械・電気」…7件
  • 「クリエイター・クリエイティブ職」…2件
  • 「医療系専門職」…2件

現在募集されている職種は、圧倒的に技術職が多い傾向にあります。

実際の求人情報

実際の求人情報を以下にまとめましたので、参考にしてください。

【仕事内容】
ソフトウェア・サービス開発におけるアーキテクト ※ソフトウェアで世界をリードする専門家集団

【対象となる人】
<学歴>
大学院、大学卒以上

<必要業務経験>
■必須条件:
複数言語(Go、Python、C++、Java等)での開発経験があって、AWSやGoogle Cloud、Azure MCSA、CKA等いずれかの資格をお持ちの方

■歓迎条件:
・アジャイル開発の経験(スクラムマスターなど)
・OSSの活用実績
・CI/CDが実現されたDevOps環境での開発経験
・クラウドネイティブのマイクロサービス開発の経験
・Docker、Kubernetesによるコンテナ環境での開発経験
・50名以上のチームでの開発技術の取りまとめ経験

<語学>
歓迎条件:英語上級

【勤務地】
戸塚事業所(転勤あり)

【勤務時間】
<標準的な労働時間>
8:50~17:20 (所定労働時間7.75時間)
休憩時間:45分(12:00~12:45)
時間外労働有無:有

【給与】
<予定年収>
500万円~800万円

<月給>
210,500円~
基本給:210,500円~

(参考:転職サイトdodaー2020年1月時点

日立製作所の採用方針

日立製作所では、数年前からリファーラル制度(社員紹介制度)の導入を開始しました。これは、新卒者を雇用しても長続きせず、すぐに人員不足に陥ってしまう状況を打破するために、近年では多くの企業が取り入れ始めた制度です。
(参考:中途採用・経験者採用に積極的な企業事例集ー経済産業省

現社員の知人を会社に紹介してもらい、その知人を雇用するというシステムで、効率的に経験者採用を進めたい企業にとっては導入価値のある制度だといえます。このように、日立製作所では中途採用を積極的に行なっているため、今後も求人募集が減ってしまうことはあまり考えにくいです。積極的に採用している今が、転職のタイミングだともいえるでしょう。

日立製作所の選考に関する情報

選考

次に、日立製作所の選考情報を考察します。

日立製作所への転職難易度

日立製作所への転職難易度は、高いと言えそうです。大手企業かつ優良企業である日立製作所に転職したい方は多く、ライバルがたくさんいることが予測されます。そのため倍率は高くなるでしょう。さらに、部署によっては海外のグループ会社や取引先とのコミュニケーションとして、職種に対する専門的な知識のほかに高い英語力が求められます。

ただし、転職難易度が高いとは言え、求人数もある程度は掲載されていますので、転職を希望している方は転職エージェントに相談してみてくださいね。

転職エージェントは数多くの転職事例から、企業ごと採用過程や面接の特徴なども情報を持っています。それらをもとに、履歴書の添削や面接対策も含めしっかりとサポートしてくれますので、転職エージェントを活用し万全を期して転職活動に臨みましょう。

日立製作所への転職の際には、大手企業やメガベンチャーとも強いパイプをもっているリクルートエージェントマイナビエージェントがおすすめです。
どちらも中途採用業界においては最大手のエージェントで、特に大手企業からの信頼は絶大なものがあります。さらに、人事部だけでなく事業部から非公開求人の依頼を受けているケースもあり、目当ての求人が得られる可能性が高いです。

その他の転職エージェントの詳しい情報は1106人に聞いた、口コミで評判のおすすめ転職サイト・転職エージェントが参考になります。

選考の流れ

日立製作所の中途採用選考フローは、以下の通りです。

公式HPでWebエントリー→書類選考→複数回の面接→内定→入社

(参考:株式会社日立製作所ー経験者採用・採用プロセス

日立製作所の公式HPにて、中途採用の選考フローが公開されています。書類や面接の内容など詳しくは書かれていなかったため、転職エージェントにて情報を集めておきましょう。

筆記試験の有無、種類

先にご紹介したような選考フローでは、筆記試験は行われていないようです。ただし、インターネット上には、「Webテスト」や「読書感想文」の提出などの情報もあります。地頭が良いのかを判断するようです。こちらについても、転職エージェントに登録して、詳しい情報を聞いておきましょう。

必須・推奨される資格

前述でご紹介したような求人内容にも記載されていましたが、応募職種によって求められる資格やスキルは異なります。ご自身が応募したい職種で求められる資格などを、しっかりとチェックしておきましょう。

また、多くの求人で共通して求められているスキルは「高い英語力」です。「中級以上」「TOEIC650点以上」などそれぞれにボーダーラインが設けられています。こちらも事前に確認しておくことをおすすめします。

面接で聞かれること

日立製作所の面接では、以下のような質問があるようです。
(参考:転職会議

  • 同じような会社が他にもあるなかで、なぜ我が社なのか
  • 日立製作所に入社して何がやりたいのか
  • 希望部署に配属できないこともあるが大丈夫か
  • 最近注目しているIT技術は何か
  • 海外でどのようなビジネスを打ち立てたいか
  • 学生時代に頑張ったことは何か
  • 10年後はどのように成長していたいか

このような質問がありました。日立製作所では、突拍子もない質問はあまりなく、基本的な志望動機・なぜ日立なのか・学生時代に頑張ったこと・失敗したことなどの質問が多くあるようです。転職のプロに相談しながら、面接対策を行っておきましょう。

日立製作所への転職に関する口コミや評判

評判

最後に、日立製作所の現社員・元社員の口コミや評判をまとめました。内側の様子がわかると思いますので、参考にしてくださいね。

企業評価(安定性・成長性)

・ブランド力も高く大企業なので、定期的に大型発注が入り安定していると思う(30代・技術)

・日本から絶大な信頼を得ており、今後数十年は国から仕事をもらえるし、その仕事に応えられるSEが多く在籍している(20代・法人営業)

・民間企業だけども、顧客の中には官公庁も多く安定した収益が見込める(30代・事務)

・事業範囲が広いことで、どこかの事業がダメになっても、他の事業で補えるため社員たちも安心している(20代・人事)

・事業範囲が広い分、管理が難しい(20代・人事)

給与・待遇

・良い意味でも悪い意味でも、年功序列が色濃く残っている(30代・エンジニア)

・事業や部署にもよるが、個人の頑張りが評価されやすく年収が高い(30代・システムエンジニア)

・基本給は少ないが、福利厚生が整っていて賞与月数も多いため年収が高い。色んなところにお金をかけたとしても、1年で70〜120万前後は貯金できる(20代・人事)

・ボーナスがゼロになることはなく安定している(30代・システム関連)

・年収には満足している。2年目でもボーナス6ヶ月分はもらえる。(20代・研究開発)

評価制度

・年功序列が根強く残っているため、40〜50代の課長クラスの割合が多く、30代の主任クラスの割合が少ない。典型的な逆ピラミッド型である(30代・営業)

・まだまだ上司依存が大きく、評価にムラが発生している。改善が必要(40代・エンジニア)

・目標設定は専用のツールが使われており、上司との面談は半期に2回行われている。評価された後は、その結果を受けて第三者が評価しているため、完全な成果主義である(40代・エンジニア)

・GPM面談と呼ばれる面談によって、仕事量と能力が正しく評価されるようになっていて、ボーナスに響く(20代・エンジニア)

・目標は基本的に定量的なものが求められる(30代・エンジニア)

仕事のやりがい

・企業経営の手助けとなるようなサービスに携われることがやりがいである(20代・法人営業)

・研修やトレーニングがしっかりなされており、新人の自分にも仕事を任せてもらえる(20代・ソフトウェア関連)

・グローバルな環境で働けるため、非常にやりがいを感じる。最近の若手社員は英語が堪能であるため、脅威に感じることもある(30代・法人営業)

・社会に欠かせないインフラシステムを顧客に提供している(20代・法人営業)

・国家相当の大きなシステムに携わり、自分の仕事が社会に影響を与えていることを実感できる(20代・ソフトウェア関連)

(引用元:キャリコネopenwork転職会議カイシャの評判

おわりに

日本を代表する大手総合電機メーカー「株式会社日立製作所」は、様々なフォールドで活躍するグローバル企業です。そんな日立製作所では、近年中途採用に力を入れているようですので、今が転職のチャンスだと言えるでしょう。もしも、日立製作所に転職したい方は、転職エージェントに相談しながら対策を立てることをおすすめします。

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