デンソーに転職するには?難易度や面接の口コミ・中途採用情報をチェック

はじめに

株式会社デンソーは、2019年12月17日にドイツのスタートアップ企業である「PiNTeam Holding(ピンチーム・ホールディング)」に、出資比率49%の出資をしたことが明らかになりました。近年、自動車の高性能化や高機能化に伴い、自動車に搭載されるECU(エンジンコントロールユニット)の数が増える一方です。高級車セグメントを例にとってみると、1台に80個以上ものECUが搭載されています。そのため、膨大なデータを処理しシステム制御できる高機能なベーシックソフトウェアが必要です。

そこで、これまでに培ってきたデンソーの車載電子システム制御の基盤技術や品質などの知見と、ピンチーム・ホールディングの先進的な組み込みソフトウェア技術を組み合わせることで、グローバルな基準で開発を行えるようになります。
(参考:株式会社デンソー公式企業サイトーニュースリリース

このように、常に高みを目指して世界へ挑戦し続けている「デンソー」へ転職したいという方は多いでしょう。この記事では、デンソーの転職情報や採用情報をお伝えします。

デンソーへの転職についてのまとめ

口コミからの総合評価
3.73

デンソーの転職レーダーチャート


デンソーの特徴

  • 世界トップクラスのシェアを誇る、自動車部品メーカーである
  • 日本企業のなかで、海外勤務者数がトヨタに次ぎ、30カ国以上に事業展開しているグローバル企業
  • 自動車部品の売り上げは、世界第2位を誇る
  • トヨタ自動車に属している
  • 平均年収「816万円」(運送用機器業界の平均年収は530万円)と非常に高い水準である

デンソーへの転職でおさえておきたいポイント

  • デンソー公式企業サイトを見てみると、多くのキャリア採用がされているが、圧倒的に技術職が多く事務職は少ない
  • 残業時間や有給取得率などは、配属部署によって大きく異なる
  • 非公開求人もあるかもしれないため、転職エージェントに登録することをおすすめする

デンソーの企業情報

企業情報

はじめに、デンソーとはどのような会社なのかを公式サイトを元に考察していきます。

基本情報

※スマホの方は横にスクロールしてご覧ください

事業内容 ・自動車関連分野
(パワトレイン事業、電子事業、熱事業、情報安全事業、小型モータ)
・生活関連機器分野
・産業機器分野
・デンソーの新事業分野
(エネルギーマネジメント、農業、コールドチェーン、セキュリティ、
情報ソリューション、ヘルスケア、バイオ、橋梁点検・測量サービス)
代表者 有馬 浩二
設立 1949年12月16日
資本金 1,875 億円(2019年12月末現在)
従業員数 連結 171,992人
単独 45,304人(2019年12月末現在)
所在地 〒448-8661
愛知県刈谷市昭和町1-1

企業理念やビジョン

デンソーの企業理念は、「デンソー基本理念」という言葉で掲げられています。

会社の使命
世界と未来をみつめ
新しい価値の創造を通じて
人々の幸福に貢献する

経営の方針
1、魅力ある製品で お客様に満足を提供する
2、変化を先取りし 世界の市場で発展する
3、自然を大切にし 社会と共生する
4、個性を尊重し 活力ある企業をつくる

社員の行動
1、大きく発想し 着実に実行する
2、互いに協力し 明日に挑戦する
3、自己を磨き 信頼に応える

(引用元:株式会社デンソー公式企業サイトー企業理念&ビジョン

デンソーでは、「デンソー基本理念」に基づいて全ての事業活動が行われています。デンソーは、新しい価値を創造して世界へ発信・挑戦することを目標にしていると言えるでしょう。また、行動指針として「デンソースピリット」を定めています。

【デンソースピリット】
・先進…先取、創造、挑戦
・信頼…品質第一、現地現物、カイゼン
・総智、総力…コミュニケーション、チームワーク、人材育成
(参考:株式会社デンソー公式企業サイトー企業理念&ビジョン

デンソー社員は、「世界を変革したい」と強い想いで働いていることが伺えます。デンソーに転職するには、自動車部品を通して人々を笑顔にし、10年後の未来を変革する想いで活動することをおすすめします。

デンソーの転職基礎知識

基礎知識

ここで、デンソーの転職基礎知識をご紹介します。口コミサイトなどからの情報を集めていますので、参考にしてくださいね。

平均年収

816万円(43.3歳)(四季報調べ)
運送用機器業界の平均年収:530万円と比較すると、約280万円も高いです。また、独自の安全技術を開発している競合他社の「スバル」の平均年収:652万円よりもまだ高い年収となっています。
(出典元:2019年版 業種別 モデル年収平均ランキング – マイナビ転職
(参考:四季報ースバル

世代別平均年収

続いて、世代別の平均年収を見ていきましょう。

※スマホの方は横にスクロールしてご覧ください

年代 平均年収 最高年収 最低年収
20代 400万円 500万円 350万円
30代 600万円 700万円 450万円
40代 800万円 1000万円 650万円
50代 1000万円 1200万円 800万円

(引用元:転職会議)

一般的に、20代の平均年収は346万円、30代は452万円、40代は528万円、50代は645万円となっています。
(参考:dodaー平均年収ランキング

デンソーの世代別年収と比較してみると、どの世代も平均年収が上回っていることがわかりますね。生産性を落とさずに、高機能・高品質な製品を作ることは非常に難しいですので、仕事量は多いと考えられますが、デンソーに転職できれば年収アップできるはずです。

労働環境

  • 働き方改革が進み、本社の事務部門では早く帰れる風潮がある。(ただし、工場勤務の技術系では働き方改革が進んでおらず、残業が多い部署もある)
  • フレックスタイム制がある
  • 会社全体で、20時までには退社するように指示が出ている
  • 男性が多い会社なので、女性にしかわからない悩みなどを相談しづらい環境である
  • 産休、育休制度もある
  • 部署にもよるが、節電のために昼間は電気を消して仕事をしているため暗いし、PCの性能も悪い
  • 工場が綺麗で女性も働きやすい

福利厚生

  • 選択型福利厚生制度(デンソーカフェテリアプラン)、持家取得のための住宅財形貯蓄制度、住宅資金貸付制度、デンソーの株式を購入できる持株制度
  • カフェテリアプランなどで、長期連休中に利用したい施設があるにもかかわらず、いつも予約が取れない
  • 福利厚生は手厚く、一般的な企業よりも手当額が多い
  • 1年間で7万円程度の自分で使えるポイント(カフェテリアプラン)が支給され、会社の食堂で利用したり保険料の支払いで利用したりできる
  • 会社直営の保養所が愛知県に何件かあり、定期的に修繕もされているため安くて綺麗な場所でリラックスできる

残業時間

口コミサイトでは、27〜29.3時間でした。
全体的な残業時間は決して少なくありません。また、事務職などの残業をしないようにできる部署もあるため30時間以内になっていますが、工場勤務の技術職はこれよりも多い残業時間が予測されます。残業代などはきちんと支払われますが、労働時間が長くなることは覚悟しておいた方が良さそうです。

有給消化率

口コミサイトでは、69.4〜71.3%と半分以上の取得率でした。
口コミサイトの書き込みを見ていると、やはり事務職などは希望した有給を取得しやすく、工場勤務などの技術職ではあまり希望は通らない様子です。生産性を保ちながらの労働になるため、繁忙期には有給休暇の取得は厳しいかもしれません。

デンソーの中途採用求人情報

求人情報

デンソーの中途採用情報をご紹介します。

デンソーにはどのような職種があるのか

デンソーには、9つの職種が存在します。

研究・開発 日本や世界6カ国のテクニカルセンターと連携して製品開発設計をする
生産技術 最先端の生産要素技術、加工技術、計測技術、システム開発など
営業 顧客に対する全責任を負い、価格交渉、システムや製品の理解をしてもらい、提案をする
生産管理 生産活動を円滑に導くために、品質・納期・コストを管理し、安定した生産を実現する
品質管理 様々な部署と協力してつくり込み、最先端のテクノロジーを取り入れて品質向上を目指す
調達 製品に必要な部品や原料を、適切な仕入先から適正な価格・品質でタイムリーに購入する
事業企画 事業の司令塔。各部署と連携を取りながら、事業戦略を練り上げていく
経理・財務 購買・開発・生産・販売に至るまで、すべて適正に行われているかをチェックし、
仕組みを構築、維持、発展させる
人事 採用、評価、処遇、人材育成、安定的な労使関係を築くコミュニケーション施策などを推進する

この9つの職種がデンソーを支えています。しかし実際の求人を見てみると、この職種のなかに、さらに細かな部署があるようです。まずは、自分がどの職種で働きたいのかをはっきりさせておきましょう。

求人の傾向・採用している職種

先にもご説明しましたが、デンソーの公式HPの求人情報を確認してみると、圧倒的に技術職が多いようです。(2020年1月時点)しかし、技術職が多いというだけで、事務職が全くないというわけではありませんので、事務職希望の方は倍率が高いことを覚悟して応募してみましょう。

実際の求人情報

実際の求人情報をご紹介します。

現在、事務職が9件、技術職が156件の求人が掲載されています。(2020年1月時点)

勤務地は、デンソーの本社(刈谷)や東京(品川)が多いようです。また、工場勤務の技術職は、西尾製作所・幸田製作所・高棚製作所・安城製作所などの勤務地でした。

(参考:株式会社デンソー公式企業サイトーキャリア採用募集職種

デンソーの採用方針

デンソーは、2017年2月23日に発表した「2018年度の採用計画」によると、以下のように積極的にキャリア採用を行なっています。

・事務職 2名
・技術職 125名

これは、あくまでも2018年度の採用計画ですので、確実な数字ではありません。しかし、キャリア採用を全く行なっていないわけではないため、倍率が高いものの転職は可能ということです。

デンソーの選考に関する情報

選考

それでは、デンソーへ転職する際の選考情報をご説明していきます。

デンソーへの転職難易度

デンソーは、大手企業なので応募者も多く、転職難易度が高いと言えるでしょう。応募者が多いということは、書類選考や適性検査で足切りされてしまう可能性もあります。

また、前述の通り、圧倒的に技術職の募集が多いです。そのため、デンソーの事務職に転職したい方は転職エージェントに相談して対策を立てることをおすすめします。

選考の流れ

キャリア採用の選考フローは、残念ながら公開されていません。そこで、企業口コミサイト「就活会議」で調べた新卒者の選考フローをご紹介します。

・総合職技術系…座談会・懇談会→エントリーシート→WEBテスト・SPI→1次面接→最終面接

・技術職…説明会・セミナー→WEBテスト・SPI→企業独自の選考→最終面接

・総合職…リクルーター面談・人事面談→リクルーター面談・人事面談→座談会・懇談会→1次面接→最終面接

転職は中途採用になるため、座談会や懇談会、または集団面接などはおそらくないでしょう。しかし、面接の回数などは参考になるはずです。キャリア採用の詳しい情報は公開されていませんので、転職エージェントに相談してみましょう。

筆記試験の有無、種類

前述の通り、WEBテストやSPI試験があるようですが、どのような内容になっているのかはネット上ではあまりはっきりしません。そのため、転職エージェントに相談して対策を立てることをおすすめします。

必須・推奨される資格

実際の求人票をみてみると、応募する職種によって必要とされる資格や経験は異なります。

技術系の職種ならば、その職種に精通する知識を持った人や経験が求められます。また、海外の事業所と連携を取りながら仕事を進める部署では、英語力(TOEIC510点以上)などが条件です。

また、事務職ならば一般的なPCスキル(Excel、Powerpoint、Windows Officeなど)が挙げられていました。

面接で聞かれること

企業口コミサイト「転職会議」では、以下のような質問があったようです。

  • 健康面は大丈夫ですか?
  • 同業他社が多くいる業界で、なぜ弊社を選んだのですか?
  • これまでのキャリアを、弊社でどのように活かしますか?
  • 寮は女性にとって辛い環境ですが大丈夫ですか?
  • 夜には強いですか?
  • タトゥーは入っていないですか?
  • 生きる意味とはなんですか?

このような質問がありました。少々変わった質問もあるようですが、基本的には「志望動機」「長所や短所」「成し遂げたいことは何か?」などの基本的な質問も多いようです。しっかりと面接対策をしておきましょう。

デンソーへの転職に関する口コミや評判

評判

最後に、企業口コミサイトから、デンソーの現社員や元社員の口コミをご紹介します。

企業評価(安定性・成長性)

・他メーカーと比べたら、会社が変わろうとしているため期待ができる。また業績に関しては、良くも悪くもトヨタに影響されるため、今の所は心配ない(30代・人事)

・古い事業も継続して行なっているため、配属される部署によっては将来性が見えにくいこともある(30代・人事)

・トヨタ系列の部品メーカーということで、安心感が強い(30代・事務)

・人員不足の問題に直面しているため、今後も継続的に新卒採用やキャリア採用が行われていくと予想される(30代・技術)

・将来的に自動運転技術が発達し、さらなる開発も必要とされるため、しばらくは安定だと思う(20代・技術)

給与・待遇

・給与面では不満はない。ただし、景気によってはボーナスの額が変動するため、年収にも影響がある(30代・研究開発)

・良くも悪くも年功序列な社風なので、30代くらいまでは誰しもが年収右肩上がりになっている(30代・人事)

・高卒枠の技術職で年収500万円をもらっているため、非常に待遇は良いと思う。今後も100万円くらいは上がるかもしれないため、常にやる気を持って働ける(30代・技術)

・派遣社員は賞与がないのに、派遣社員の目の前で平気で社員に賞与を渡している。気遣いができない職場(40代・事務)

・40代以降は、給与はほとんど変わらないため、必死にしがみつく社員が多い(40代・技術)

評価制度

・年功序列の社風が色濃く残っているため、自分なりに努力しても大きく変わることはない(30代・技術)

・希望のキャリアプランを上司と面談で話す機会があるが、現実は目の前の仕事をこなしていくのがやっとで、キャリアプランどころではない(20代・事務)

・上司との面談が1年で3回設定されているが、忙しい部署は面談したことにして1回もしないことも多い(20代・技術)

・部署によってはきちんと面談し、上司からのフィードバックを受けられる。透明性があり、公平に評価ができるようになっている(50代・技術)

・評価制度自体には気になることはないが、評価する役職のある人物のキャラクターによって、良好な人間関係が築けていないことがある(50代・技術)

仕事のやりがい

・会社がダイナミックに変わろうとしていることを強く感じられ、さらに実務者レベルの人間にも責任のある仕事を任せてもらえる(30代・人事)

・自分が成長したいと強く願うのなら、教育や検定の場が設けられているためキャリアアップするくことができる(30代・技術)

・命を乗せる自動車の製造部品を作っていて、多くの人から「高品質のデンソー」と評価してもらっているため、その名に恥じぬように働かなければと常に意識させられる(20代・事務)

・業務を習得していくごとに、任せてもらえる業務の幅が広がり非常にやりがいを感じることができる(20代・技術)

・女性目線に工場内を整えてくれている。例えば台を低めに設置してくれていたり、高いところに物を置かないようになっていたりなど。改善してほしいところがあれば、上司に相談すると改善してくれるため、女性にとって非常に働きやすい職場である(20代・技術)

デンソーの求人に応募する3つの方法

応募

【1】デンソーの採用サイトから「直接応募」する
オススメ度★★★☆☆

デンソーの自社採用サイトから応募する方法で、「直接応募」と言われます。採用サイト内に用意している応募フォームに学歴や職歴、志望動機などを入力してエントリーします。

■直接応募のメリット

・志望度や熱意の高さをアピールできる

直接応募には「その企業に対する興味関心があり、働きたい」という意欲や熱意を伝えやすいというメリットがあります。

・企業側は採用コストを削減できる

広告費や手数料がかからない自社サイトからの応募は歓迎されやすい傾向にあります。

■直接応募のデメリット

・自分にマッチした求人がないことも

いくらデンソーに転職したいと思っていても、自分のキャリアやスキルに適した求人が必ず募集されているとは限りません。直接応募の場合、エントリーできる求人がなければその時点でデンソーへの転職の道は閉ざされてしまいます。

・ライバルが多くなりやすく埋もれてしまう

デンソーほどの人気企業では多数の人が直接応募することが考えられます。並のエントリーシート(ES)では埋もれてしまい書類選考すら通過できない可能性が高くなります。

・職務経歴書などの書類や面接対策のサポートがない

一人で転職活動をする直接応募では、業界の知識や企業の内情といった選考を有利に進めるための情報が不足しがちです。

第三者の意見が得られないため自己分析も主観的になりやすく、客観的に評価する企業側との認識に相違が生まれることもあります。

・面接のスケジュール調整から待遇など条件面の交渉も自己責任

直接応募では企業との連絡はすべて自分で行う必要があります。特に在職しながらの転職活動では、自由に動ける時間も限定的なので面接のスケジュール調整ひとつとっても難航する場合があります。

さらに転職にあたって、特に気になる給与をはじめとした待遇に関する条件の交渉も自ら行わなければなりません。

【2】転職サイトからデンソーに応募する
オススメ度★★☆☆☆

リクナビNEXTやマイナビといった求人情報サイトでデンソーの求人情報をみつけて自分から応募する方法です。

■転職サイトを利用するメリット

・いつでも、自分のペースで転職活動を始められる

転職サイトは登録直後するだけで転職活動が始められることが最大のメリットです。
誰にも急かされることなく、自分のペースで転職活動を行うことが出来ます。

・地方でも利用しやすい

転職サイトは転職エージェントと異なり地方の求人にも強いです。デンソーほどの大手企業であれば求人票が掲載されている可能性も十分にあります。

・サイトによってはスカウトメールが届く

転職サイトに登録したあなたの情報が企業の求める人物像に近い場合、スカウトメールが届くことがあります。マッチ率は高くありませんが、自分にデンソー以外の志望企業を見つけられる良い機会になります。

■転職サイトを利用するデメリット

・転職活動のすべてをひとりでやりきらなければならない

転職エージェントと違い、すべてをひとりで対応しなければなりません。
履歴書の作成から、企業の応募や面接日程のやり取りまで。転職活動は細かな作業も多く、ひとりでやり遂げるにはかなりの労力を費やすことになります。

・客観的なアドバイスがもらえない

転職活動はなにかと客観的なアドバイスが必要になってきます。周りに協力してくれる方がいない場合は、転職エージェントの方を利用することをおすすめします。

・ブラック企業を避けにくい

転職サイトにはブラック企業の求人であってもそのまま掲載されているケースが多いです。
応募先がブラック企業ではないか、自分自身で判断する必要があります。

「リクナビNEXT」に登録する

【3】転職エージェントを通して応募する
オススメ度★★★★★

リクルートエージェントマイナビエージェントdodaといった転職エージェントサービスを利用して転職活動を行う方法です。

■転職エージェントを利用するメリット

・非公開求人に出会える可能性がある

転職エージェントは、企業の自社採用サイトや転職サイトには掲載されていないいわゆる「非公開求人」を多数保有しています。自社採用サイトや転職サイトで、エントリーできる求人情報がなくても、複数の転職エージェントに登録することでデンソーの求人がみつかる可能性が高くなります。

そもそもなぜ企業は求人を非公開にしたがるのかというと、主に以下のような理由があります。

  1. スキルや経歴など、採用条件に合う即戦力になる人だけを募集したい。
  2. 新規事業にまつわる人材や幹部・役員クラスの人材など、採用していることを他社に知られたくない。
  3. 企業内の別部署ではリストラを進めているなど、採用活動をしていることを自社の社員にも知られたくない

転職エージェントを使わずに転職活動をすることは希望する求人との出会いの可能性をみすみす逃していることになります。非公開求人を多数保有している複数の転職エージェントに登録して転職したい企業の求人有無を確認することは必須です。

・書類選考通過率アップ&面接対策も万全にできる

デンソーほどの企業であれば転職をサポートした経験があるキャリアアドバイザーがいたり、専任の担当者がついていたりすることも珍しくありません。企業の内情や業界の動向に通じたエージェントは選考を通過するために必要なポイントを熟知していますので、書類や面接でどう表現すればよいかなど、的確なサポートを受けられます。

・給与など待遇の交渉もおまかせできる

転職エージェントなら、個人ではやりにくい給与・年収はじめ諸条件の交渉を自分に代わって企業と調整してくれる可能性が高くなります。特に給与面で現職からのステップアップを目指すなら転職エージェントの利用は必須だといえます。

■転職エージェントを利用するデメリット

・意図しない転職をしてしまう恐れがある

転職エージェントのキャリアアドバイザーは、求職者に寄り添い転職の成功をサポートしてくれる心強い味方である一方で、転職エージェント社内では営業職に近い位置づけという側面もあります。求職者を企業に転職させることで手数料を得ているため、極端なことをいうと求職者を巧みなトークで誘導してどこかの企業に転職させれば仕事を果たしたことになるわけです。いざ転職してからこんなはずじゃなかった!とならないためにも、キャリアアドバイザーと適切にコミュニケーションをとりながら自分はなんのために転職したいのか、転職に求めているものは何かを整理し、自身の意思を明確にする必要があります。

・転職エージェントによっては「合わない」ことがある

担当するキャリアアドバイザーのキャラクターや知識は人それぞれですから、自分に合わない場合はかなりのストレスを抱えながら転職活動をすることになります。

・経歴・スキルの不足により求人の紹介を受けられないことがある

はじめて正社員を目指す場合や現職の年収が低い場合などは希望にあった求人案件を転職エージェントが紹介してくれない可能性があります。

デンソーへの転職を考えているなら必ず登録すべき転職エージェント

デンソーへの転職を本気で目指すなら、少なくとも以下3つの転職エージェントには必ず登録するべきです。
※複数の転職エージェントに登録する理由はこちら

■リクルートエージェント

リクルートエージェント

・転職エージェント業界でも最多の30万件を超える求人数

12/9現在、公開求人166,820件 / 非公開求人162,663件の合計30万件を超える求人数を掲載。年収アップや未経験職種への転職にもってこいの転職エージェントです。

・親しい人に最もおすすめしたいエージェントサービス第1位

NTTコムオンラインによるNPSベンチマーク調査で転職エージェント部門第1位を獲得(2018年)。利用者の満足度が高いこともオススメの理由です。

・独自のエージェントレポートは必見です

求人の見方、押さえたいポイントはなかなか自分だけではわからないものですよね。企業の採用支援のプロでもあるリクルートエージェントが実情を踏まえてまとめています。

「リクルートエージェント」公式サイトへ

■マイナビエージェント

マイナビエージェント

・都市圏の求人情報を網羅

他のエージェントに比べると少なくは見えますが、これは同社の求人が東京・大阪・名古屋など都市圏に集中しているためです。首都圏で転職するなら登録しておいて損はありません。12/9現在、公開求人19,335件 / 非公開求人21,494件 の合計4万件の求人数が、首都圏での転職を成功に導いてくれます。

・迷うことのない求人情報紹介

面談を担当したキャリアアドバイザーが厳選して、あなたの希望に合う求人情報しか紹介されません。なので、自分で探すひと手間が省けます。

・IT企業にも強いパイプを持つ

マイナビエージェントの強みはIT・Web・Tech系企業の求人に強いこと。大都市圏に集中して活動しているだけあって、成長性の高いスタートアップ企業やメガベンチャーとのパイプが太いです。

「マイナビエージェント」公式サイトへ

■doda

・豊富な求人数

12/9現在、公開求人77,420件 / 非公開求人118,419件、合計14万件の求人情報を保有。
人材業界ではNo.2の求人掲載数を誇る大手転職エージェントです。

・スキマ時間にアプリで手軽に転職活動

アプリを起動するだけで求人検索や選考状況をすぐに確認することができ、さらにプッシュ通知で新着求人も見逃しません。空いた時間に気軽に見れるため、利用者の満足度も高いです。

・キャリアアドバイザーとの連絡はLINEでOK

担当のキャリアアドバイザーとはLINEで手軽に連絡が取れるため、何でも気軽に相談することが出来ます。転職活動においては貴重な存在です。

「doda」公式サイトへ

転職エージェントを上手に使って転職を成功させるコツ

■転職エージェントへの登録

まずは転職エージェントに登録しましょう。

POINT
登録時の設問で「転職希望時期」を選択する場合はすぐにでも転職したいという項目を選びましょう。登録後の面談でも同様ですが、転職意欲の高さをアピールすることで転職エージェントのサポートもより手厚くなります。

前項でおすすめした

上記3つに登録しておけば間違いありません。
(3つ登録する理由は次の項目でお話します。)

■心構え キャリアコンサルタント、キャリアアドバイザーとの相性・関係性

転職エージェントに登録すると、必ず面談をすることになります。
面談では、

  • 今までの経歴
  • 希望する職種
  • キャリアプランの相談

など、あなたの今までと、これからのことについて深く聞かれることになります。
事前に履歴書やキャリアシートなど、各転職エージェントのフォーマットに沿ったものを用意しておくと、最初の面談がスムーズに進行します。

面談の際はキャリアアドバイザーとの相性も確認するようにしましょう。
少しでも自分と合わないな?と感じた場合は、すぐにキャリアアドバイザーを変更する申請を行うべきです(どのサービスでも担当変更は可能です)

転職活動を納得のいくものにするためには、キャリアアドバイザーとの相性が良くなければ難しいです。話の合うキャリアアドバイザーを見つけることも転職活動を成功させるコツになります。

最初に3つの転職エージェントに登録していれば、変更せずに済む可能性も高まります。

この3社はキャリアアドバイザーも質が高く、変更に至る可能性が低い転職エージェントです。しっかり登録しておきましょう。

■面談

いよいよ面談です。

自分の要望は素直にキャリアアドバイザーに伝えるようにしましょう。
面談後より、キャリアアドバイザーから求人票が紹介されるようになります。そこには、面談で得たあなたの希望の条件にマッチする企業の求人票のみ送られてくることになります。可能であれば職務経歴書やキャリアシートを持参するとその場で添削してもらえますから、スムーズです。

自分の要望が曖昧な場合、かなり手広い求人票が紹介されてしまうため、企業選定にも時間がかかってしまいます。自分の要望を全て伝えておくことで、そのようなミスマッチも起こりにくくなります。

■エントリー・面接

エントリーはキャリアアドバイザーを通じて行われることになります。
その後の書類審査の結果や、面談日程などもすべてキャリアアドバイザーに行ってもらえます。

企業との面談日程の調整も、キャリアアドバイザーが行ってくれるため、あなたは可能な日をキャリアアドバイザーに伝えるだけでOKです。

■内定後

内定おめでとうございます!
ここで忘れてはいけないのは、年収交渉です。
入社が決定した方の年収に合わせて転職エージェントの報酬も決まりますから、交渉には協力的になってもらえます。
内定をもらった後なので、取り消される心配もありません。可能な限り年収を上げてもらえるよう、キャリアアドバイザーに依頼しましょう。

おわりに

トヨタに属する自動車部品メーカー「株式会社デンソー」は、世界に挑戦する大手グローバル企業です。企業口コミサイトを見てみると、配属される部署によって労働環境に差があります。工場勤務では、残業時間も多く有給休暇も取りづらいようです。しかし、人の命を乗せる自動車の製造に携われるやりがいを強く感じることができます。

デンソーに転職したいと考えている方は、転職エージェントをうまく活用して情報を集め対策を立ててから応募してみましょう。

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