9月の求人・求職状況
トピックス
全体
7月の有効求人倍率が発表。求人倍率は1.15倍で前月からわずかに増加。先月は横ばいだった求人数は微増し、求職者数はわずかに減少。
産業別
先月に続き、前年同月で見た新規求人数が増加(8.3%増)。
なかでも増加傾向が続いている「製造業」が今月も大幅に増加しており、転職先の産業として有力な候補になるだろう。
業種別
全ての業種において求人倍率が増加。
「IT・通信」は求人倍率を緩やかに減少させていたが、今月は大きく増加したことで減少前を上回る水準となった。
また、「サービス」は今年3月から横ばいであったが、今月は大きく求人倍率を回復させた。
その他の業種も引き続き横ばいの「小売り・外食」を除いて、大きく求人倍率を増加させた。
職種別
全ての職種において前月比の求人倍率が増加。
前年同月比でも、「専門職」を除いたすべてで増加した。
全職種の中でも高い求人倍率を保っている「技術系(IT・通信)」「技術系(建築・土木)」「専門職」が緩やかに減少傾向を続けていたが、今月は大きく回復。次点の「技術系(電気/機械)」も今年3月からの増加傾向をキープ。
データ詳細
一般職業紹介状況(厚生労働省)
- 求人倍率は1.85倍、前月比-0.03pt、前年同月比-0.18pt、2019年同月比-0.68pt
- 求人数は前月の2.1%増、前年同月の16.2%増、2019年同月比16.0%減
- 転職希望者数は前月3.6%増、前年同月の27.2%増、2019年同月比14.6%増
(引用元:一般職業紹介状況(令和3年7月分)について - 厚生労働省)
求人数は前月月と比較してわずかに増加、求職者数は前月と比較してわずかに減少。
有効求人倍率は増加しました。
7月の新規求人数は前年同月と比較すると8.3%増となった。
また新規求人を産業別に見ると、
製造業(40.8%増)、サービス業(他に分類されないもの)(11.5%増)、運輸業・郵便業(10.6%増)で増加、宿泊業・飲食サービス業(0.9%減)、教育・学習支援業(0.4%減)は減少しました。
転職求人倍率レポート(doda)
【業種別】すべての業種で求人倍率が増加
求人倍率は、前月比では8業種すべてで増加、前年同月比では「IT・通信」「メディア」「メーカー」「商社・流通」「小売・外食」「サービス」の6業種で増加。
求人数は「小売・外食」を除きすべての業種で増加した。
前月比の求人増加率は「サービス」の8.8%が最大で「メディア」「メディカル」の6.8%が続く。
業種 | 求人倍率 | 前月比 | 前年同月比 |
---|---|---|---|
全体 | 2.15 | 0.29 | 0.54 |
IT・通信 | 6.41 | 0.88 | 1.71 |
メディア | 1.39 | 0.17 | 0.57 |
金融 | 1.49 | 0.14 | -0.37 |
メディカル | 1.59 | 0.19 | -0.03 |
メーカー | 1.82 | -0.26 | 0.66 |
商社・流通 | 0.95 | 0.11 | 0.25 |
小売・外食 | 0.75 | 0.01 | 0.24 |
サービス | 2.28 | 0.37 | 0.02 |
【職種別】すべての職種で求人倍率が増加
求人倍率は、11職種すべてが前月比で増加し、前年同月比では「営業系」「企画・管理系」「技術系(IT・通信)」「技術系(電気・機械)」「技術系(メディカル)」「技術系(化学・食品)」「技術系(建築・土木)」「クリエイティブ系」「販売・サービス系」「事務・アシスタント系」10職種が増加しました。
求人数は、すべての職種が前月比で増加した。
求人増加率は「営業系」の9.1%が最大で「技術系(電気・機械)」の7.3%が続く。
業種 | 求人倍率 | 前月比 | 前年同月比 |
---|---|---|---|
全体 | 2.15 | 0.29 | 0.54 |
営業系 | 1.92 | 0.31 | 0.53 |
企画・管理系 | 1.97 | 0.29 | 0.71 |
技術系(IT・通信) | 9.17 | 1.33 | 2.57 |
技術系(電気・機械) | 3.45 | 0.41 | 0.81 |
技術系(メディカル) | 1.74 | 0.23 | 0.38 |
技術系(化学・食品) | 1.01 | 0.18 | 0.19 |
技術系(建築・土木) | 5.21 | 0.80 | 0.97 |
専門職 | 5.86 | 0.74 | -0.09 |
クリエイティブ系 | 1.51 | 0.20 | 0.56 |
販売・サービス系 | 0.55 | 0.03 | 0.10 |
事務・アシスタント系 | 0.24 | 0.02 | 0.06 |
7月の転職ニュース
求人 マイナビ転職2021年7月の掲載数は、前年同月比129.1%
マイナビ転職、「2021年7月度 正社員求人掲載数・応募数推移レポート」を発表(PRTIMES)
(引用元:マイナビ転職、「2021年7月度 正社員求人掲載数・応募数推移レポート」を発表(PRTIMES))
『マイナビ転職』は、「2021年7月度 正社員求人掲載数・応募数推移レポート」を発表しました。
『マイナビ転職』に掲載された求人の2021年7月の掲載数は、前年同月比129.1%。応募数は前年同月比85.7%でした。
今年度3月以降、前年同月比の掲載数は100%を超える水準を保っており、企業の対応は安定してきている様子です。
一方で、この一年100%付近を推移していた応募数が前年同月比の85.7%と落ち込みを見せています。応募数が前年同月比で100%を下回ったのは今年2月の96.7%以来となります。
求人 経験者向け求人が増加の傾向続く
マイナビ転職、「2021年7月度 正社員の平均初年度年収推移レポート」を発表(PRTIMES)
(引用元:マイナビ転職、「2021年7月度 正社員の平均初年度年収推移レポート」を発表(PRTIMES))
株式会社マイナビは、『マイナビ転職』に掲載された求人の「平均初年度年収」を未経験・経験者求人別に調査し「2021年7月度 正社員の平均初年度年収推移レポート」を発表した。
調査によると、全国平均初年度年収は、455.2万円で前月から0.2%の増加、前年同月からは0.1%減少となった。
また、掲載求人のうち、募集条件に募集職種での経験を求めるものの割合は、新型コロナ感染拡大の影響を受けて昨年度に大きく増加した。
昨年の12月をピークに一度減少したものの、今年に入り緩やかな増加傾向が続いている。
副業 現在副業中の労働者の約4分の1が新型コロナ感染拡大以降に開始
パーソル総合研究所、副業に関する調査結果(個人編)を発表 副業を行っている正社員は9.3%。企業の容認は進むが、実際の副業者の割合はほぼ横ばい(PRTIMES)
(引用元:パーソル総合研究所、副業に関する調査結果(個人編)を発表 副業を行っている正社員は9.3%。企業の容認は進むが、実際の副業者の割合はほぼ横ばい(PRTIMES))
株式会社パーソル総合研究所は、副業に関する調査結果を発表した。
現在副業を行っている人が、初めて副業を始めた時期に関する質問では、2018年の厚生労働省によるモデル就業規則改定以降とする回答が52.3%で過半数。
昨年の新型コロナ感染拡大以降とする回答割合は25%で四分の一に及んだ。
新型コロナ感染拡大の影響を受けて昨年度に副業を始めた人は例年約1.5倍となったものの、今年度は半期の様子から例年並みと予想される。
企業の受け入れ態勢は徐々に整ってきているが、労働者全体の働き方に関する姿勢が大きく変化するには、もう少し時間がかかりそうだ。