10月の求人・求職状況


ライター:LeoOkamoto

トピックス:業種では「メディア」職種では「営業系」がホット。

全体

9月の有効求人倍率が発表。先月に続き有効求人倍率の低下幅が減少。産業別では建設業が唯一の求人数増加。雇用は徐々に安定に向かう傾向か。

産業別

建設業」は新規求人数が前年同月比で唯一増加した。前月比では「宿泊業、飲食サービス業」が大きく新規求人数を伸ばした。

業種別

メディア」は求人倍率が前月比で唯一増加した。また「IT・通信」「商社・流通」は求人倍率の前月比での減り幅が小さく引き続き安定している。

職種別

営業系」求人倍率が前月比で唯一増加した。特に上記産業や業種の営業経験者はチャンス

データ詳細

一般職業紹介状況(厚生労働省)

一般職業紹介状況(厚生労働省)より

9月の新規求人数は前年同月と比較すると17.3%減となりました。

求人、給食及び求人倍率の推移
(引用元:一般職業紹介状況(令和2年9月分)について – 厚生労働省

  • 有効求人倍率は1.03倍、前月比-0.01pt、前年同月比-0.55p
  • 求人数は前月の0.1%減、前年同月の16.0%減
  • 求職者数は前月0.8%増、前年同月の13.6%増

求人数は6月以降増加傾向にあります。求職者数も3月以降増加を続けています。
そのため、有効求人倍率の低下率も5月から前月比で-0.12pt、-0.09pt、-0.03pt、-0.04pt、-0.01ptと低減しており、雇用は徐々に安定に向かっているといえます。

また産業別では建設業が唯一増加しており、5.9%の増加となっています。

生活関連サービス業・娯楽業(32.9%減)、宿泊業・飲食サービス業(32.2%減)、卸売業,小売業(28.3%減)、製造業(26.7%減)、運輸業・郵便業(25.1%減)などでは大きく減少しています。しかし、これらの減少幅も8月と比較すると回復に向かっています。

転職求人倍率レポート(doda)

転職求人倍率レポート(doda)より

  • 求人倍率は1.61倍、前月比-0.04pt、前年同月比-1.08pt
  • 求人数は前月の2.9%増、前年同月の33.2%減
  • 転職希望者数は前月5.4%増、前年同月の11.4%増

【業種別】求人倍率が伸びているのはメディア

求人倍率は、「メディア」のみが前月比で上昇、前年同月比はすべて低下しました。

業種別

業種 求人倍率 前月比 前年同月比
全体 1.61 -0.04 -1.08
IT・通信 4.90 -0.02 -2.95
メディア 0.86 0.05 -1.15
金融 1.61 -0.09 -0.35
メディカル 1.64 -0.06 -0.75
メーカー 1.14 -0.04 -0.91
商社・流通 0.66 -0.02 -0.52
小売・外食 0.49 -0.06 -0.52
サービス 1.73 -0.05 -1.30

求人数が前月比で増加したのは「メディア」「メディカル」「IT・通信」「商社・流通」「メーカー」「サービス」の6業種。

前月比の求人増加率は「メディア」の11.9%が最大で「メディカル」の6.7%が続きます。
前年同月と比して落ち込みが少なかったのは「金融」「IT・通信」でそれぞれ24.6%、26.6%の減少にとどまっています。

【職種別】求人倍率が伸びているのは営業系

求人倍率は「営業系」のみ前月比で上昇しました。

職種別

業種 求人倍率 前月比 前年同月比
全体 1.61 -0.04 -1.08
営業系 1.31 0.02 -1.25
企画・管理系 1.25 -0.01 -0.89
技術系(IT・通信) 6.67 -0.24 -3.66
技術系(電気・機械) 2.51 -0.12 -2.12
技術系(メディカル) 1.47 -0.03 -0.31
技術系(化学・食品) 0.84 -0.04 -0.64
技術系(建築・土木) 4.35 -0.25 -1.51
専門職 5.75 -0.24 -1.68
クリエイティブ系 0.99 -0.01 -0.89
販売・サービス系 0.45 -0.03 -0.63
事務・アシスタント系 0.15 -0.03 -0.14

求人数が前月比で「技術系(メディカル)」「営業系」「クリエイティブ系」「企画・管理系」「技術系(IT・通信)」「技術系(電気・機械)」「技術系(建築・土木)」「技術系(化学・食品)」「専門職」の9職種で増加しました。

求人増加率は「技術系(メディカル)」の7.1%が最大で「営業系」の7.0%が続きます。

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