HSPの転職活動はエージェントを使うべき。仕事選びからおすすめの転職エージェントまで解説


ライター:奥野 佑樹
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HSPとは、Highly Sensitive Personの略で、視覚や聴覚などの感覚に敏感で刺激を受けやすいという特徴を生まれつき持っている人のことを指します。

HSPは病気や障害ではないので、治療することはできません。
そのため、HSPとうまく付き合いながら生活しなければなりません。

ここでは、HSPの特徴を踏まえながら働いていくことについて、HSPの転職を踏まえて解説します。

 

最初に:働き続けるだけが答えではない

この記事を読んでいる方は、HSPで仕事に悩んでいるため、転職を考えているのではないでしょうか。

HSPでの職場の悩みで一番多いのは、環境によるストレスから同じ職場に居続けることが難しくなってしまうことです。

転職すればそのストレスがなくなると思っている人もいますが、転職すれば問題が解決すると思うのは大きな間違いです。

ストレスが蓄積してしまうと、普通の病気と同じで、治療と休養が必要になります。なので、仕事しながら治るようなものではありません。

転職してまた働き始めてしまうと、新しい職場にまで引きずってしまうこともあり、再度転職を繰り返す人も少なくありません。

そこで、もし今の職場でストレスに悩んでいるのであれば、一度退職して半年から1年ぐらい休養することも視野に入れてみてはいかがでしょうか。

そうなると、収入が途絶えてしまうので、その間どうやって生活していけばいいのか不安になりますよね。

実は、そのような方々を支援するために、「社会保険給付金」などのさまざまな給付制度があります。

社会保険給付金は傷病手当金や退職金に近いもので、退職後も給与の60~65%を受け取りながら休養をとることができます。

社会保険給付金には細かい条件がありますが、社会保険に1年以上加入していて、まだ申請していない人であれば、こうしたサービスを受けることができます。

さらに、ハローワークでは「雇用保険の基本手当(失業手当)」などの制度もあります。

ハローワークの雇用保険の基本手当(失業手当)の情報について

さまざまな制度を活用して、自分が頑張れるような環境を作る時間を設けてみてはいかがでしょうか。

HSPに向いている仕事とは

HSPならではの強みを活かす

HSPの方の特徴として、

  • 感受性が強く、想像力が豊かである
  • 一つのことを深く考えることができる
  • 物事の細部にまで気を配ることができる
  • 人の気持ちを理解し、寄り添うことができる
  • 人の気持ちを察することができ、共感力が高い

というのがあります。

その特性を生かし、HSPであることの負担を減らしながら仕事を続けられるような仕事を選ぶことで、同じ職場で働き続けることができるかもしれません。

HSPは周囲の影響を受けやすいので、まずは人と関わりながら仕事をするのか、少し距離を置いて仕事をするのかの2軸で考えてみましょう。

「人と関わりながら働く」場合のオススメ職種

・エンジニア
・プログラマー
・Webデザイナー

エンジニアやプログラマーの仕事は、綿密さに長けたHSPの方に向いている職種です。
細かいところに気づくことができるため、クライアントからも重宝される存在になれるでしょう。

また、HSPは、熱しやすく冷めやすいという特徴があります。そのため、同じような仕事を何度もするのは向いていません。
これらの職種であれば、さまざまなプロジェクトを渡り歩くことになるため、同じ業務を続けることが少なく、楽しんで仕事ができるかもしれません。

・カウンセラー
・介護士
・看護師
・整体師

HSPは他人の気持ちを敏感に察知し、深く共感できるので、人の心や体をケアするお仕事で特性が活かせます。
相手もお客様というより患者さんになるので、普通の接客業と違ってクレームを受けることも少ないですし、人に感謝されることが多いのでやりがいも感じられる職種です。

「人との距離を置いて働く」場合のオススメ職種

・作家
・ブロガー

これらの職種は基本的に自宅で仕事をすることになるため、人と直接接する機会はかなり少なくなります。
オンラインミーティングなどで人と接する機会はありますが、他人の目を気にしながら仕事をしたり、騒音の中で仕事をすることが無いので気が楽になると思います。
最近では様々な理由から職種を問わず在宅勤務の職種を増やしている企業も多いようなので、これらの職種に拘らず在宅ワークできる企業を探すのもいいかもしれません。

・イラストレーター
・ハンドメイド作家
・フラワーデザイナー
などのクリエイティブな職種

感受性が強く繊細なHSPは、創造力を発揮できるクリエイティブな仕事に向いています。
他人とあまり接触することなく、一人で黙々と作業することができ、想像力を働かせることもできます。

・ペットショップ
・動物園

HSPは動物や植物の状態にも敏感で、動植物と関わる仕事も向いています。
また、HSPには人と接するのが苦手な人が多いので、人とあまり接する必要がなく、動植物と接することができる仕事は天職と言えるでしょう。

HSPが絶対に避けた方がいい仕事・職種

接客業

接客業は、人と接することが多い仕事です。そのため、過度な刺激を受けやすいHSPには不向きです。

多くの人と接することは苦痛であり、やがて心身の健康に悪い影響を与えることになるので、全くオススメしません。

保険、不動産などの営業職

保険会社、不動産会社、商社など、ノルマがある営業職はHSPの方に不向きです。

成果主義の傾向が強い外資系企業も、HSPにかかるプレッシャーが大きく、精神的に疲弊しがちなのでオススメしません。

外資系企業や勢いのあるベンチャーの仕事

HSPはひとつのことを深く考えることができるという強みがある反面、行動や意思決定が遅いのが弱みです。

そのため、外資系企業やベンチャー企業など、企業自体の意思決定が早く勢いのある企業には不向きとなります。

また、HSPは共感性も高いので、競争の激しい業界にも向いていません。

なぜHSPの転職活動はエージェントを使うべきなのか?

転職活動は心身ともに疲弊する

そもそも、転職活動自体がHSPにとって非常に辛いものです。

さまざまな書類を作成しなければならない、応募する際は企業と直接やり取りしなければならないなど、転職成功までに心身ともに疲弊してしまうことが多くあります。

転職エージェントは、そういったHSPにとって辛い作業を肩代わりしてくれる存在です。

せっかく休養したのに転職活動で疲弊してしまっては意味がありません。HSPの方は、転職エージェントを必ず利用しましょう。

自分に合った仕事探しをサポートしてもらえる

転職エージェントのキャリアアドバイザーは、あなたの性格や好みを把握し、適職と思われる仕事を紹介してくれます。

HSPの方は、苦手意識や周りの目を気にしすぎて、どのように仕事を選べばいいのかわからない方も多くいらっしゃると思います。

転職エージェントを利用することで、転職エージェントが保有する多くの求人の中から、自分に合った職場や働き方を探してもらうことで、自分では思いつかないような仕事を見つけることができるようになります。

不安や悩みを相談できる

転職エージェントに登録すると、まずはあなた専任のキャリアアドバイザーからカウンセリングを受けることになります。

キャリアアドバイザーは、あなたと一緒に転職活動を行ってくれる心強い味方です。

繊細なHSPの方にも無理なく続けられる仕事を探す手伝いをしてくれたり、不安や悩みなどの相談にものってくれたりします。

もちろん、内定をもらうための細かいアドバイスもしてくれるので、自力で転職活動するよりも楽になります。

親身になって応援してくれる存在は、辛い転職活動の大きな支えになるはずです。

職場の環境を事前に確認できる

周囲の環境に敏感なHSPがストレスなく働くためには、職場環境は重要なポイントですよね。

転職エージェントを利用することで、職場の内情や環境について教えてもらえるかもしれません。

入社前に職場の雰囲気を事前に知ることができるため、転職に失敗する可能性が低くなります。

企業との交渉をコンサルタントが代行してくれる

HSPは、自分の希望に沿わない条件を提示されると断りづらく、威圧されると何も言えなくなってしまうこともあると思います。

一人で転職活動を行う場合、こういった交渉が出来ないと転職に失敗しやすくなってしまいます。

そこで、転職エージェントを利用することで、給与や採用時期などの交渉をキャリアアドバイザーが代わりに行ってくれるので、転職失敗のリスクを減らすこともできます。

適職・適性診断サービスを利用するのもおすすめ

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HSPにオススメの転職サービス

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ハタラクティブは、未経験募集が多く、転職サポートが手厚い転職エージェントです。

ハタラクティブに掲載される求人には3つのポイントがあります。

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②人柄重視
「20代若手を採用して長期的に育てていきたい」「幅広い人材を採用したい」企業が多いです。

③実際に取材した企業のみを掲載
ブラック企業は取り扱っていません。

ハタラクティブ独自に取材した企業のみを取り扱っているためブラック企業リスクが低く、掲載企業も人柄を重視した採用を行っているのが大きな特徴です。

HSPの方にも安心してお使いいただける転職エージェントとしてオススメです。

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