就職・転職活動の面接でも頻繁に行われるWeb面接。
Web面接はPCで参加するもの、とイメージされる方は多いと思いますが、スマホからの参加でも大丈夫なのでしょうか?
PC推奨だがスマホでの参加も可能
いくつかの点に注意すればスマホからの参加でも問題ありません。
自宅にPCがない方や、カメラを搭載していないPCをお使いの方などスマホから参加される方は多いようです。
しかし、PCでの参加の方が望ましいのは事実です。
実際にWeb面接に参加した方が、最も多く困ることは、
「Web面接では表情や雰囲気が分かりづらい。伝えづらい。」だそうです。
(引用元:転職サービス「doda」、20代・30代転職希望者の「Web面接」に対する意識調査)
スマホは、カメラやマイクの性能が低く、通信も不安定なため、PCでの参加よりも、映像や音声がはっきりと届きづらく、表情や雰囲気が伝わりにくいです。
この点で、スマホからの参加はPCからの参加に比べて、多少不利になってしまいます。
それでも工夫次第で、表情や雰囲気を伝えやすくすることは可能です。
今回はWeb面接にスマホで参加する際、表情や雰囲気を伝えやすくするために、気をつける点をご紹介していきます。
スマホで参加する際に気をつける点
スマホは横置きがベスト!
Web面接には、身振りをしっかり映すため、スマホを横向きにして参加します。
その際上半身がしっかり映る位置にスマホをセットしましょう。
画面越しでの会話では、表情の変化は伝わりにくいです。
そのため対面の面接よりも身振り交えた話が重要になってきます。
上半身がすべて映る位置で画面を横にすることで、腕などのジェスチャーが見切れないようにすることができます。
友人や家族に依頼して、事前にリハーサルを行い、スマホの位置を決めておきましょう。
スマホスタンドを利用する
スマホでWeb面接に参加する際に最も注意したいのが画面の揺れです。
スマホ自体の揺れが小さくても、撮影された映像は大きく揺れるものです。
必ずスマホスタンドを利用して、揺れを対策しておきましょう。
スマホスタンドを選ぶときは、スマホの固定方法と高さ調整機能をチェックしてください。
スマホの固定方法
スマホを立てかけるだけのタイプのスタンドは、揺れが伝わりやすいです。
画面の角度を調節するためにも、スマホを挟み込んで固定するタイプを選びましょう。
高さ調節機能
Web面接の際、カメラの位置は目線の高さに合わせます。
カメラの位置が低いと、上から面接官を見下ろす形になり、上から目線で話しているような印象になってしまいます。
逆にカメラの位置が高いと、常に上目遣いで話すことになります。
どちらの状態も面接官の印象はよくありません。
三脚やアームが付いているタイプのスマホスタンドを用いて、カメラの位置を目線の高さに固定しましょう。
この2点に気を付けて以下のようなスマホスタンドは選ぶようにしましょう。
スマホの設定。通知音だけでなくバイブにも注意
マナーモードにして、通知音が鳴らないようにすることまでは、多くの人が気を付けて面接に臨みます。
しかし案外忘れがちなのがバイブレーションの設定です。
スマホをマナーモードにした際に、バイブによる通知に切り替える設定をしている方もいるでしょう。
面接中にバイブ起こると画面はもちろん揺れます。
スマホの設置方法によっては騒音が面接官に届きます。
Web面接参加中は、必ずバイブ機能までオフにするように設定しておきましょう。
通信量や充電にも注意、他のアプリは閉じておく
面接中は他のアプリはタスクマネージャーから閉じておきましょう。
Web面接中は常に通信を行っているため、スマホの処理能力を要求します。
スマホの処理能力には限界がありますので、少しでも余裕を持たせ、通信を安定させるため、不要なアプリに処理能力を使わないようにしておく必要があります。
同様に、スマホの充電や通信量も大きく消費します。
充電切れや通信制限によってWeb面接が中断されてしまうと、面接官にも悪い印象を与えかねません。
Wi-Fiを使える環境を整え、コンセントやポータブル充電器に接続した状態で、参加するなどの準備はもちろん必要です。
そのうえで、Wi-Fiや充電器にトラブルがあった際の保険のためにも、他のアプリを閉じて、充電や通信量の節約をしておきましょう。
リハーサルをして事前に映り方をチェック
スマホを設置する位置を決めるために、友人や家族に依頼して、必ず事前にリハーサルを行いましょう。
背景や照明の位置なども考慮して、スマホをセッティングする位置を決め、当日はスマホを置くだけでWeb面接に参加できる状態にしておきましょう。
その他リハーサルでは、音声が問題なく聞こえるか、などもチェックする必要があります。
リハーサルでの確認事項を含めた、「Web面接参加までにすべきこと」をチェックリストでご用意いたしました。
万全の準備をしてWeb面接に臨みたいという方はもちろん、手早くやるべきことを知りたいという方もぜひご活用ください。
- 必要な準備が一目でわかる。事前準備の抜け漏れを防止
- 準備の際の注意点も確認。
- Excelが無くても大丈夫。Googleスプレットシート版で手軽に編集可能