10月の求人・求職状況


ライター:LeoOkamoto
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10月の求人・求職状況

トピックス

8月の有効求人倍率が発表。
求人倍率は昨年4月からの緩やかな増加傾向が続いており1.32倍でした。

コロナ禍で求人倍率の減少が始まった令和2年5月~3年4月の1年間の平均が1.08倍、令和3年5月~4年4月の一年間が1.17倍でしたので、減少前の水準(令和元年度平均1.60倍)に回復するまでにはさらに時間が必要ですが順調な増加傾向が続いています。

有効求人倍率が増加を続けるなか、求人数も長期的に微増を続けています、一方で、求職者数は今年2月から減少傾向が続いています。

また、前年同月で見た新規求人数も増加しています(15.1%増)。
産業別では、「製造業」が引き続き高水準を維持。「宿泊業・飲食サービス業」「生活関連サービス業・娯楽業」が大きく回復しています。その他の産業でも回復傾向が続いています。

データ詳細

一般職業紹介状況(厚生労働省)

一般職業紹介状況(令和4年8月分)について - 厚生労働省 - 2022年9月30日より

  • 有効求人倍率は1.32倍、前年同月の0.17p増
  • 求人数は前月の0.6%増、前年同月の14.0%増
  • 求職者数は前月の1.5%減、前年同月の0.7%減

2022年7月の求人求職状況
(引用元:一般職業紹介状況(令和4年8月分)について - 厚生労働省 - 2022年9月30日

求人数が増加した一方で、求職者数はやや減少しています。
有効求人倍率も緩やかな増加傾向が続いています。

8月の新規求人数は前年同月と比較すると15.1%増でした。

また新規求人を産業別に見ると、

宿泊業・飲食サービス業(51.1%増)、生活関連サービス業・娯楽業(28.9%増)、卸売業・小売業(18.7%増)、製造業(17.0%増)などで増加となりました。

10月の転職ニュース

職種 職種ごとの求人倍率の差は!?狙いは保健・介護職

職種別求人倍率

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(引用元:一般職業紹介状況(令和4年8月分)について - 厚生労働省 - 2022年9月30日

2022年8月の求人倍率を職種別に確認すると、全11職種中高いものでは、「建設・採掘の職業」で5.18倍、「サービスの職業」が2.90倍、「販売の職業」が1.84倍である一方で、最も低い「事務的職業」は0.42倍であり、職種によって求人倍率に大きな開きがあることがわかります。

事務的職業の求人倍率の低さは、有効求職者数が全10職種中最大であるにもかかわらず、有効求人数は少なく全体の6位にとどまっていることが原因です。
この傾向は、数年前から強まってきており、今後も買い手市場が続くと予想されます。

一方、求人倍率が高い職種として注目なのは、「医療・保険・介護系」の職業です。

高齢化及びコロナ禍の影響で需要が増加しており、いずれも求人倍率が3.00倍を超えています。売り手市場が続いいていることで、給与や待遇面での改善も見られ、期待の持てる職種といえます。

ITエンジニア 未経験からの転職者の約半数が学習期間は1年未満!

【未経験からITエンジニアになった人の意識調査】未経験でも48%が学習開始から「1年未満」でITエンジニアに(PRTIMES) - 2022年9月12日

【初心者からプログラミング学習を始めた人の意識調査】オンライン学習サイトや書籍などで学習を開始する独学派が多数(PRTIMES) - 2022年9月12日

ITエンジニアの学習期間

(引用元:【未経験からITエンジニアになった人の意識調査】未経験でも48%が学習開始から「1年未満」でITエンジニアに(PRTIMES) - 2022年9月12日

今後も需要が高まっていくことが期待されるエンジニアを目指そうと思うものの、「何から始めればいいかわからない」「本当に未経験からなれるか不安」「実際にはどのくらいの年収なんだろう」と転職活動や学習に踏み切れない人は多いです。

そうした不安を取り払うために、実際に未経験からITエンジニアになった方の動向を確認してみましょう。

プログラミングスクール「SAMURAI ENGINEER」を運営する株式会社SAMURAIは、未経験からプログラミングを学びITエンジニアになった方を対象にアンケート調査を行いました。

調査によると、学習開始からITエンジニアになるまでにかかった期間は、1年未満という回答が最も多く48%でした。

また、学習方法に関しては、64%が独学と回答しており、主な学習方法としては「オンライン学習サイト/サービス」「本・書籍」「Youtube」の順に実施している方が多かったようです。

就職・転職した年の年収については、300万円〜350万円の回答が最多という結果でした。今回の調査では、約80%が20代以下で学習を始めたと回答しており、比較的若い段階でエンジニアになられた方が多いようですので、この年収は低い値ではないでしょう。

多くの方が独学で一年以内にエンジニアになられたおり、年収も安定しているようです。

この結果を見るとエンジニアになるのはそこまで難しいことではないと思えますよね。不安に思う方もまずは一歩踏み出してみるとよいのではないでしょうか。

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