5月の求人・求職状況
トピックス
4月の有効求人倍率が発表。
求人倍率は昨年4月からの緩やかな増加傾向が続いており1.23倍でした。求人数はやや減少したのに対し求職者数は増加しています。
先月に続き、前年同月で見た新規求人数が増加(7.5%増)。
産業別では、「製造業」は引き続き高水準を維持、「宿泊業・飲食サービス業」が49.6%増と大幅な回復を見せた。
2カ月続けて減少していた「教育・学習支援業」はやや回復。
データ詳細
一般職業紹介状況(厚生労働省)
- 有効求人倍率は1.23倍、前年同月の0.14p増
- 求人数は前月の3.3%減、前年同月の10.5%増
- 求職者数は前月の3.5%増、前年同月の1.0%減
(引用元:一般職業紹介状況(令和4年4月分)について - 厚生労働省)
求人数が減少したのに対し求職者数は増加しています。
また、有効求人倍率もわずかに増加しました。
4月の新規求人数は前年同月と比較すると12.3%増でした。
また新規求人を産業別に見ると、
宿泊業・飲食サービス業(49.6%増)製造業(21.9%増)サービス業(他に分類されないもの)(15.3%増)運輸業・郵便業(13.1%増)などで増加となりました。
6月の転職ニュース
労働環境 全体の8割が転職意欲あり?!
不満の4割近くが「給与」。転職への意欲高く「年収アップ」のパーソナルトレーニング需要高まる。(PRTIMES)
(引用元:不満の4割近くが「給与」。転職への意欲高く「年収アップ」のパーソナルトレーニング需要高まる。(PRTIMES))
株式会社カメレオンは、4月に現在の職場と給与への満足度についてアンケート調査を実施しました。
調査によると、「今の職場に不満がある」答えた人は77%で、「転職意欲はどのくらいあるか」という質問に対しては、「良い転職先があれば転職したい」が65.7%、「今すぐに転職したい」が22.1%を占めました。
「不満の理由」に関する質問では、「給与」が38%と最も多く、「労働環境」は2位の25.9%にとどまりました。
リモートワークの継続に関して、企業がそれぞれの対応をするなかで、労働者の望む働き方とのギャップが生まれていることが予想されたため、こちらはやや意外な結果となりました。
労働環境 フリーランスの案件獲得状況
【職場でのストレス】働いている方のうち26.5%が「かなりストレスが溜まっている」(PRTIMES)
(引用元:【職場でのストレス】働いている方のうち26.5%が「かなりストレスが溜まっている」(PRTIMES))
キャリアバイブルは、全国の会社役員もしくは従業員の男女1185人に「職場でのストレス」についてアンケートを実施しました。
調査によると、「かなり溜まっている」が26.5%、「少し溜まっている」が51%と、合わせて77.5%の方が少なからず職場でのストレスがあるという結果になりました。
その原因としては、「給与や待遇が悪い」「仕事量の多さ」「人間関係」などの方が多いようで、最近では「コロナ禍」が原因という方も少なくないようです。
また、「ストレスの発散はできていますか?」という質問では、「できている」と回答したのは、48.1%で、半数以上の方がストレスをため込んでいることが分かります。
発散方法の中には「運動」「カラオケ」などの回答が多くコロナ禍の影響が残ることが、十分に発散できない原因の一つとなっていると考えられます。