出社日を調整し、きちんと有給休暇を消化して退職しよう


ライター:Sota Katakawa
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転職の前には有給休暇が余っている方がほとんどだと思います。
退職先と転職先双方に配慮しながら有給休暇を消化するにはどうすればよいでしょうか。

出社日は自分の意志で調整しよう

企業側は基本的にせっかちで、入社が決まったら一日でも早く来て欲しい!というオファーが多いと思います。

これから入社する立場としてこの期待感は嬉しいですのですが、転職Doでは給与の交渉の時と同じように、ここでもはっきりと自分の意志を示すべきと考えます。

1.有給は社員の「権利」です

あなたは今日まで有給休暇をきっちりと消化できていますか?(完全に有給が取得できるような職場の方はそもそも転職しようなどとは考えないものかもしれませんが・・・)

有給休暇は労働基準法で定められた我々会社員の権利ですので、前職の会社や次の職場に気を使う必要はありません、きっちり行使しましょう。

2.有給休暇を転職後に消化することはできない

次の職場に籍が移ったその日から(つまり出社初日から)前の職場から付与されていた有給休暇の権利は失われます。次の職場に出勤しながら前の職場から有給休暇分のお給料をもらう、ということは労働基準法上不可能なのです。

そのため転職先の会社とは出社日を調整する必要があります。

3.充電期間は重要

やる気をアピールすることは重要ですが、それは本来仕事そのもので示すべきものです。職場を移動するこの期間は今まで行けなかった長期の旅行に出かけたり、ご両親とゆっくり顔をあわせたりする絶好の機会。

ワークライフバランスという言葉もある通り、プライベートの過ごし方は仕事のクオリティに大きな影響を及ぼすと言われています。最近では転職経験者のうち3割以上が次の職場勤務までの休暇期間に旅行に出かけているという調査結果があり、転職旅行という言葉ができるほどに。

次の職場でこれから腰を据えてじっくり働くとなれば長期の休暇はそうそう取得できません。この充電期間を存分に活用してください。

内定を承諾する時に希望出社日をはっきりと伝える

ここまでの説明で有給休暇をきっちりと消化してお休みを取る重要性はご理解いただけたかと思います。
あとはいつ出社したいかをはっきりと企業に伝えるだけです。

条件面で合意がとれれば、「何日に出社できますか?」と聞かれますから、ここで「何日でも大丈夫です」などと曖昧な返事をせず、「有給休暇を消化したいので(実家の両親に報告したいので)、◯月◯日を希望します。」とはっきりと伝えてください。

ここで変に遠慮するのはとても損です。有給という権利を十分に満喫してしっかりリフレッシュしてから新天地での仕事に臨みましょう。

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